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副都心線の編集履歴2023/02/18 07:34:23 版
編集者:ゆうくん
編集内容:少し追加。

概要

東京メトロ地下鉄路線。埼玉県の和光市駅〜東京都の池袋駅を経由し、渋谷駅までを結ぶ。路線の記号はF、ラインカラーはブラウン。和光市〜池袋間は有楽町線と重複するが、小竹向原〜池袋間は地下鉄では珍しい複々線区間【上下二段式】。和光市を除いた全ての副都心線の駅が東京都に位置する。

和光市からは東武鉄道東上線小川町駅まで、途中小竹向原からは西武鉄道西武有楽町線を介し同社池袋線飯能駅まで・狭山線西武球場前駅まで・S-TRAINに限り西武秩父線西武秩父駅まで、渋谷からは東急電鉄東横線、その先の横浜駅からは横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街駅まで、いずれも相互直通運転を行う。

2023年からは、新たに開業する東急新横浜線を介して相鉄新横浜線本線いずみ野線とも直通開始が予定されている。

1994年に小竹向原〜池袋(当時は新線池袋駅)間が有楽町新線として開業し、2008年6月14日に渋谷まで開通し現在の名称となる。駅ナンバリングについては、副都心線自体は開業時点で導入済み、2012年3月17日には東武東上線にも導入され、東横線・みなとみらい線、西武線でも導入。そのため、ホームにある路線図は駅番号だらけになってスペース不足気味。東京スカイツリー開業に合わせて案内類が更新された半蔵門線よりも多い。

開業時期が比較的最近という事もあり、副都心を通ってはいるにはいるのだが他の路線よりもやや外れの位置にホームと改札が位置している場合が多い。新宿副都心に関しては新宿駅はなく新宿三丁目駅だが、それ以上に池袋駅が池袋副都心中心部の外れに位置している(立教大学生にはありがたい配置ではあるが…)。渋谷は離れすぎている訳ではないがB5Fとかなり深い階層にあるので地上に出るまでが遠い(京王井の頭線銀座線は地上からさらに上がった高架上に駅がある。(前者は地上2F、後者は地上3F)これは渋谷の地形に起因している)。一応池袋・新宿・渋谷いずれも中心部に地上に出ず行ける地下ルートは確保されている。

将来的には池袋~雑司が谷間に東池袋駅の新設も予定されており、すでに用地は確保されている。

実現すれば東横線方面や小田急線方面の客は池袋駅に向かうことすらなくサンシャインシティに大幅に時間を短縮して行くことが出来るようになる。

走行ルートがJR山手線とほぼ並行している事もあり他の鉄道路線との乗り換え駅が非常に多く、副都心線としての単独駅はわずか2駅(西早稲田駅北参道駅)だけである。

ちなみに池袋 - 渋谷間の所要時間は普通列車の場合、山手線とほぼ変わらない(16分)。

また自動列車運転装置(ATO)によりワンマン運転を行っている。

現在の時点において、東京メトロとして最後の新規開業地下鉄路線である。

なお、かつて東京メトロがラブライブ!のミニユニットとコラボレーションした際は、各々のパーソナルカラーやそれに近い色がμ'sメンバーに割り振られたが、ピンク系統は都営地下鉄(東京都交通局)が独占しているため、矢澤にこだけはμ'sにも唯一該当メンバーが存在しないブラウンのこの路線を割り当てられることになった。

運行形態

副都心線内

線内の行き先は主に和光市行きと池袋行き、新宿三丁目行き。渋谷行きは終電のみ。

一部時間帯を除き急行運転をしている。通勤急行は平日の朝と夕方以降のみの運行で、和光市~小竹向原間は各駅に停車する。2016年3月26日ダイヤ改正以降、日中の副都心線急行には「Fライナー」の列車愛称が与えられ、該当列車は『F急行』と種別表示されている(一部、副都心線内急行でありながらもFライナーでない運用もある)。

Fライナーは直通先の種別も固定となり、東急・みなとみらい線内は特急、西武線内は快速急行、東武線内は急行(※)となる。

急行及び通勤急行は10両編成、各停は8両編成又は10両編成で運行される。

一方で緩急接続のできる駅は渋谷、東新宿、小竹向原と限られており、このため急行の二本前の各停に乗れば副都心線内に限ってはそちらの方が早い場合もある。

また土休日限定で座席指定列車のS-TRAINが運行されている。

東武線との直通形態

有楽町線と異なり、副都心線は小川町までの直通。

種別も普通のみではなく、急行と快速急行が追加されている。日中の急行はFライナー(※)。

行先は志木行き、川越市行き、森林公園行き、そして小川町行きが設定されている。このうち8両編成は志木までの直通で、Fライナーはほとんどが森林公園行きとなる。

西武線との直通形態

こちらは有楽町線と似通っている。

種別は各停の他準急快速、そして快速急行とS-TRAINが設定されている。

行先は石神井公園行き、保谷行き、清瀬行き、所沢行き、小手指行き、飯能行き、西武球場前行き、そしてS-TRAIN限定の西武秩父行きが設定されている。

大きな違いとしては快速急行がFライナーとして日中でも多く運行されること、そしてS-TRAINが西武秩父駅まで乗り入れる点。

有楽町線への直通は準急が多いのに対し、こちらは快速が多め。

東横線・みなとみらい線への直通形態

東横線とはほぼ一体化しており、副都心線の渋谷止まりはほぼなく東横線へと直通する。

種別は各停、急行、通勤特急特急とS-TRAINが存在。日中の特急はFライナー。

行先は元町・中華街行きがほとんどであり、日中に数本武蔵小杉行きと菊名行きが存在。また早朝や深夜のみ、元住吉行きや横浜行きも存在する。

東横線の駅ホーム有効長から、各停は全車8両編成で運転される。

これに加え新横浜線や相鉄線への直通が開始されれば、運行形態はかなり複雑になると思われる。

※2023年のダイヤ改正より、Fライナーの東上線内での種別は快速急行へ変更される。

駅一覧

和光市~小竹向原間は有楽町線と線路を共用する。

※座席指定列車「S-TRAIN」は土・休日ダイヤに限り副都心線へ乗り入れ。小竹向原駅にて乗務員交代のため、運転停車を行う。

停車駅=● 通過駅=レ 各駅停車は全ての駅に停まるため割愛。

駅番号駅名通勤急行急行&Fライナー急行S-TRAIN乗り換え路線
東武東上線小川町駅まで直通運転
F01和光市東武東上線成増池袋方面
F02地下鉄成増
F03地下鉄赤塚
F04平和台
F05氷川台
西武有楽町線経由西武池袋線飯能駅西武狭山線西武球場前駅(西武秩父線西武秩父駅)まで直通運転⇨
F06小竹向原有楽町線新木場方面・西武有楽町線練馬方面
F07千川有楽町線
F08要町有楽町線
F09池袋●(注)
  1. 丸ノ内線/有楽町線
  2. JR山手線/埼京線/湘南新宿ライン
  3. 西武池袋線
  4. 東武東上線
F10雑司が谷都電荒川線(鬼子母神前停留場)
F11西早稲田
F12東新宿都営大江戸線
F13新宿三丁目
  1. 丸ノ内線
  2. 都営新宿線
F14北参道
F15明治神宮前〈原宿〉
  1. 千代田線
  2. JR山手線(原宿駅)
F16渋谷
  1. 銀座線/半蔵門線
  2. JR山手線/埼京線/湘南新宿ライン
  3. 東急田園都市線
  4. 京王井の頭線
東急東横線経由みなとみらい線元町・中華街駅まで直通運転

(注)S-TRAINは池袋駅では上下列車とも降車専用で乗車はできない

使用車両

メトロ・東武・西武車は有楽町線と共通。

いずれも和光検車区所属。全般検査は千代田線綾瀬検車区で行う。

直通先の車両

  • 相鉄20000系 相鉄線直通開始と同時に乗り入れ予定で、既に副都心線内試運転が開始されている。

このうちメトロ、東急の10両編成は全区間(更には有楽町線も)入線可能。8両編成は路線によっては運用範囲が制限される他、東武車が西武線に、西武車が東武線に入ることはない(但し西武車の和光市行きは存在)。

過去の車両

有楽町線開業当初=1974年登場と、副都心線開業時点で既に40年近く活躍していた。副都心線開業に際し対応工事を施工され、過半数が8両化された。

老朽化が進んでいたことから、17000系の導入により本系列は2022年4月を以て全車運用を終了した。トップナンバーの01Fは新木場車両基地で動態保存されている。

備考

有楽町線で活躍していた07系は、小竹向原駅に設置するホームドアと客扉幅が合わないことからまず2006年に4本が東西線に転属。残った2本もホームドア設置と時を同じくして運用離脱、その後東西線へ移籍している。この為副都心線の運用に07系が就くことはなかった。

副都心線の編集履歴2023/02/18 07:34:23 版
編集者:ゆうくん
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