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ドライブ(仮面ライダー)の編集履歴

2024/04/30 15:38:10 版

編集者:kei21

編集内容:概要を修正。

ドライブ(仮面ライダー)

かめんらいだーどらいぶ

特撮番組『仮面ライダードライブ』において、主人公が変身する仮面ライダー。正式名称は「仮面ライダードライブ」だが、番組と同名であるためこちらの記事で別個に取り扱う。

「怪物ども、ひとっ走り付き合えよ!」

「俺は、いや…俺たちは仮面ライダードライブ!!」

『ひとっ走り、付き合いたまえ!!』

CV:竹内涼真

スーツアクター:高岩成二永徳(最終話)

変身者

泊進ノ介

概要

特撮テレビドラマ『仮面ライダードライブ』の主人公泊進ノ介変身する仮面ライダー。ライダーズクレストは額にあるデバイス「R-エンブレム」を模したもの。

左腕に装着したシフトブレスシフトカーを装填し、ドライブドライバー並びにトライドロンに信号を伝達することで変身する、ロイミュード用のパワードスーツ戦士

決め台詞はひとっ走り付き合えよ!

頭部が1つの車を模しており、複眼はライトをイメージしたものになっている。

また、フォームによって配置は異なるが体にタイヤが装着されている点が大きな特徴である。

なお、変身ポーズは複数存在し、最序盤で見られたイグニッションキーを機動させてからシフトレバーを倒すシンプルなタイプとそれにハンドルを回すような動きを加えたタイプ(こちらがもっとも使用された型となる)、タイプトライドロン登場以降に見られたポーズ、タイプハイスピード変身時のシックなポーズ、トライドロン運転時のサムズアップを加えた変身ポーズなど数えるだけでも平成ライダー屈指の数である。

ドライブへの変身にはなんらかの素質が要るようで、優れた体術を持つ霧子でさえも変身に失敗、仁良光秀が泊の代打を見つけてこいと無責任な発言をした際には本願寺課長が激昂。それほどまでにドライブになり得る人材は限られているのである。

変身ベルトそのものが意思を持ち喋るという前代未聞のライダーでもあり、同じ脚本家仮面ライダーWは「2人で1人の仮面ライダー」と称されたが、ドライブは「人機一体」という別の切り口でそれを体現してみせた。

公式人気投票30位(659票)

能力

ブレスに装填されたシフトカーを交換し「タイヤ交換」を行う事で、対応するタイヤが胸部(一部例外あり)の転移ポータルを通じてドライブの身体に装着され、そのタイヤに応じた様々な能力を発揮できる。この能力はブレスに装填されたシフトカーを3回以上操作する「シフトアップ」によって一時的に強化できる。更にシフトカーの力によって重加速の影響を受けない性質やロイミュードの本体であるコアを破壊できる能力等から、現時点でロイミュードに唯一直接対抗できる存在である。

第2話で交戦したアイアン・ロイミュードが放った最期の一言によって、ロイミュードの間では「仮面ライダー」の二つ名で知られている事が明かされている(ロイミュードにとっては憎き宿敵の異名)。後に第3話にて切っ掛けは物語開始半年前のグローバルフリーズでのプロトドライブの奮戦、第14話にて命名者はブレンだと判明した。

ちなみに第24話でのドライブドライバーことベルトさんの発言や超バトルDVDの描写、及びMOVIE大戦フルスロットルでの仮面ライダールパンとの戦闘にて、システムと変身者の心には密接な関係がある事が判明している。実際に一部のフォームチェンジには変身者の特定の感情が必要になっている他、仮面ライダールパンとのリベンジマッチでは変身者とベルトとの心の共鳴によって強大な力が発揮されている。

これら人間の持つ「感情」はロイミュード側にとっても物語中盤から大きな意味を持つ事となる

なお、第6話によるとドライブ自体も重加速を引き起こす能力を持っているとの事(ただし、劇中でこれを使用した仮面ライダーはマッハのみ)。

これは光式駆動機関「コア・ドライビア」の働きによるものだが、ドライブドライバーには重加速そのものを打ち消す力はないので注意。

タイプ(フォーム)

タイヤ交換とは別の「シフト(タイプ名)」のシフトカーを使用するフォームチェンジ。

フォームごとに相性のいいシフトカーが決まっており、シフトカーも対応するフォームごとに基本的な(主に足回りの)形状が異なっている。

本編登場

ドライブの基本形態。基本カラーは赤。

優れたスピードを持つ形態。

第6話より登場したパワーとタフネスに優れた形態。基本カラーは黒。

パワーの大きいタイヤを軽々と扱える。

変身に必要な感情はパッション(情熱)。

第9話から登場した形態。基本カラーは黄緑。

機械構造を瞬時に把握し使いこなす事が出来、精密射撃も得意とする。

変身に必要な感情はクールな心。

第16話から登場した特殊形態。マッハとドライブを混ぜ合わせたような姿をしている。

ハート・ロイミュードに対抗する為に開発された姿で、熱を帯びて爆発的なパワーを生み出すことが可能。

しかし限界が来ると胸部のタイヤが爆発して暴走状態に突入してしまい、敵味方関係なく襲い掛かったり動きが鈍くなったりする弱点がある。

第21話から登場した形態。基本カラーは青。

最速を誇るフォームである「風の戦士」。

3つの専用シフトカーによる武装とトレーラー砲による一撃必殺を武器とする。

第33話から登場した形態。基本カラーは赤。

進ノ介とベルトさんの心が1つになって生み出された仮面ライダードライブの最強形態。ベルトさん曰く「計算外の奇跡のドライブ」

ボディはトライドロンと融合しており、最強形態に相応しい能力を持っている。

劇場版、DVD・BD作品に登場

MOVIE大戦フルスロットル』に登場した仮面ライダー鎧武の能力を持つ形態。基本カラーは橙(オレンジ)。頭部のオレンジを模した編み笠が特徴。

鎧武の武器である無双セイバー大橙丸を扱う。

応募者全員サービスの超バトルDVD『シークレット・ミッション type HIGH-SPEED! ホンモノの力! タイプハイスピード誕生!』に登場した形態。基本カラーは銀。

タイプスピードの強化形態であるようだが…?

夏の劇場版『サプライズ・フューチャー』に登場した劇場版限定フォーム

基本カラーは黒で、黄色と青のラインが入っているのが特徴。

どことなくダークドライブと似た外観をしているが…。

ドライブの亜種

第3話の回想に登場したドライブのプロトタイプ。

現在のドライブと異なり、ロイミュードのコアを破壊する能力が備わっていなかった。

変身に使用するシフトスピードプロトタイプは後に修復されており、現在でも変身自体は可能と思われる。

夏の劇場版『サプライズ・フューチャー』に登場した劇場版限定フォーム。正式名称は「仮面ライダー超デッドヒートドライブ」。

基本カラーは赤と黒。タイプスピード・プロトドライブ魔進チェイサーを組み合わせた様な歪な外見をしている。

冬の劇場版『超MOVIE大戦ジェネシス』に登場した劇場版限定フォーム

基本カラーは黒で所々に赤色のパーツが存在するのが特徴。

タイプスピードとプロトドライブを組み合わせたような姿をしている。

劇場版に登場するダークドライブの形態名として登場。

玩具ではシグナルマッハを使用すると聞くことが出来る。

ちなみにシグナルチェイサーを使用すると「タイプゲットネクスト」となる。

『ドライブサーガ 仮面ライダーハート』にて、ドライブを模した変身の失敗例として登場。

ロイミュード5886との戦いで仮面ライダードライブを再現しようとしたが、頭がタイプテクニック、胴体がタイプスピード、下半身がタイプワイルドと滅茶苦茶な姿になってしまった。

ブレン曰く「青はやられたから嫌い」とのこと。

奇しくも、外見は現さんが目撃した「仮面ライダー」の外見を組み合わせたものになっている。

また、玩具版では劇場版のプレミア前売り券の付属品でシフトスピードワイルドテクニックが登場しているが、これは劇中には登場しない。

その他特徴

ドライブの全形態に共通する特徴として胸部に「コア・ドライビア-N」という動力源を持ち、エンジンの回転と振動を利用して重加速を打ち消すことができ、これにより重加速下でも活動できる(タイプデッドヒート超デッドヒートドライブの動力源もコレ)。

タイプトライドロンはこれの強化版である「コア・ドライビア-TN」、タイプスペシャルは旧型の200%以上の出力を持つ「コア・ドライブ-F」を搭載している(ダークドライブも同様の性質を持つ「コア・ドライビア-A」を有する)

必殺キックの名前も「〇〇ドロップ」で統一されているが(「レスキューダウン」などタイヤ交換系は例外あり)、パンチは「〇〇スマッシュ」で統一されているわけではない(例としてタイプワイルドのパンチ技は「パイルブレイク」となっている)。

また、タイプトライドロンタイプスペシャル(+ダークドライブ)を除いた形態はヘッドライトを兼ねたセンサー「マルチビームアイ」を受け継いでいる他、大多数の形態は口周りに排気用の「エアーエキゾーストパイプ」を保有する(劇場版限定形態では超デッドヒートドライブや[[タイプフルーツ」にも搭載)。

この他にもデフォルトで装備されているタイヤには以下の効果があり、過半数が高速回転で効果を発揮する。以下の能力のうち、タイプスピードは第1話でシフトアップで発動した他、タイプトライドロンはタイヤの高速回転なしに瞬間移動を発動し、フリーズ・ロイミュード(超進化態)を叩き落とした。

各タイヤが持つ能力

タイプスピード反重加速フィールド形成による高速移動
タイプワイルド格闘時の攻撃力を一時的に増大
タイプテクニックセンサー類を含めた全システムのフル稼働
タイプフルーツ鎧武の戦闘データを活かした剣技の発動
タイプデッドヒートエネルギーの循環を調整
タイプフォーミュラ気流のコントロールによる超高速化
タイプスピード反重加速フィールド形成による瞬間移動
タイプネクスト/タイプスペシャルプラズマフィールド形成によるバリアや必殺攻撃の発動

(以上、出典は「仮面ライダー図鑑」/「てれびくんデラックス 愛蔵版 仮面ライダードライブ超全集」(小学館)より)

ツール

ドライブドライバー

進ノ介がドライブに変身するための専用ベルト。自らの意思を持っており、進ノ介からは「ベルトさん」と呼ばれている。また、トライドロンや各ツールの制御を行う中枢システムでもある。

シフトブレス

左腕に装着するシフトカーを扱うためのツール。シフトカーをレバー状に変形させて装填し、レバー操作を行う事でそれぞれの特殊能力を発動させる。

シフトカー

本作のキーアイテム。ドライブを状況に応じた複数のタイプに変身させたり、タイヤ交換をすることでドライブに様々な能力を与える。

トライドロン

ドライブが使用するスーパーカー。本作の主人公であるドライブはバイクに代わり本機に搭乗する。ドライブ同様各種タイヤの能力を使用する事ができ、フォームチェンジに合わせて変形する能力を持つ。

ハンドル剣

ドライブが使用するS01合金の剣。ハンドル操作により急激にターンしながら斬撃が可能。

ベルトさんは進ノ介のネーミングセンスに呆れていた。

ドア銃

ドライブが使用するドア型拳銃。ドアを開閉することでリロードを行うが、半ドア状態だと撃てない。

ベルトさんはネーミングセンスの改善を要求していた。

トレーラー砲

ドライブが使用するレーシングトレーラー型大砲。普段はシフトカーのように自律で動いている。武器としてだけでなくタイプフォーミュラの力を制御する能力を持っている。

ベルトさんは既にネーミングセンスに関して期待する事を諦めていた。

余談

追田現八郎は幾度かドライブの姿を目にしているが、全体像ではなく体の各部しか記憶になかったため、顔は緑(タイプテクニック)・腕は赤(タイプスピード)・足は黒(タイプワイルド)といろんなフォームの姿が重なってしまい、最終的にこんな想像図が完成された。

また、一応本家仮面ライダーにも、このカラーリングの先輩はいることにはいる。

なお第21話でようやく本物のドライブの姿を目視できたが、他のフォームとマッハと含めて4人いると勘違いしている(TV本編では後にチェイサーゴルドドライブで結果的に4人揃うが)。その後、第25話ではドライブとマッハの変身者がそれぞれ進ノ介とであることを知ったため、誤解も解けたものと思われる。

ちなみに第20話ではロイミュード072マッハのような派手な名乗りを振られた際にはどこかで見たことあるポーズをやって見せた。偶然にも第20話の放送日が、元ネタの初回放送日と同じであったりする。

ちなみに、平成二期では新しいライダーの先行登場が当たり前となっていたが、ドライブのみ、唯一映画での先行登場がなかった。同じく映画での先行登場がなかった鎧武も『ウィザード』最終回で先行登場している。

ドライブ(仮面ライダー)の編集履歴

2024/04/30 15:38:10 版

編集者:kei21

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