ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

昆虫の編集履歴

2019-05-11 15:53:20 バージョン

昆虫

こんちゅう

六脚亜門・昆虫綱に属する節足動物の総称。虫として広く知られ、種数が最多に誇る動物群である。

節足動物門・六脚亜門・昆虫綱に属する動物の総称。


いわゆる『虫』として最も一般に知られる動物であるが、全ての虫が昆虫であるとは限らない。

詳細はの項を参照の事。


概要

体は頭部・胸部・腹部の3部に分かれ、頭部には1対の触角、3節からなる胸部には3対のがあるのが原則。


他の節足動物と同様、脱皮を通じて段階的に成長する。昆虫における未成年個体は「幼虫」といい、成年個体は「成虫」という。その間にあたる明らかな姿の変化は「変態」と呼ばれる。有翅類の場合、終齢幼虫ないし蛹から成虫になる過程は「羽化」という。


古典的な分類によりますと下記の2群に分かれる:

無翅類

元から翅を欠き変態しない原始的な昆虫。シミイシノミが属する。

有翅類

基本としてを有し、変態する。大部分の昆虫を含む。


そして有翅類は更に下記の2群として大別できる:

不完全変態を行う群:

幼虫と成虫の姿はやや異なるものの、基本の構造は共通している。

完全変態を行う群:

幼虫と成虫の姿は大きく異なり、その間は「」という特殊な成長段階がある。


全世界でおよそ100万種が知られ、これは地球上全動物の実に四分の三、全生物の半分以上を占める

まだ未発見の種が多数存在すると言われる。大部分が陸生で、陸上なら地中から空中まであらゆる場所に分布しているといっても過言ではない。淡水産種も少なくないが、海生の種は非常にわずかしかいない。


六脚亜門

六脚亜門(六脚類)とは昆虫綱と内顎綱(トビムシ、カマアシムシ、コムシ)をまとめた上位分類である。かつて、六脚亜門という分類はなく、内顎綱の仲間は昆虫綱に所属とされた。どちらも頭・胸・腹からなる体と6本の脚をもつだが、昆虫綱の顎は外に露出し、内顎綱は名前の通り顎を頭の中に隠すなど根本的な違いによって、両者がのちに区別されるようになった。


系統

昆虫綱

┗┳━イシノミ

 ┗┳━シミ

 「有翅類」

  ┗┳┳━カゲロウ

   ┃┗━トンボ

   ┗┳┳┳━ジュズヒゲムシ

    ┃┃┗━ハサミムシ

    ┃┗┳━カワケラ

    ┃ ┗┳━直翅目バッタコオロギキリギリスなど)

    ┃  ┗┳┳━カマキリ

    ┃   ┃┗━ゴキブリ目(ゴキブリシロアリ

    ┃   ┗┳┳━カカトアルキ

    ┃    ┃┗━ガロアムシ

    ┃    ┗┳━シロアリモドキ

    ┃     ┗━ナナフシ

    ┗┳┳━アザミウマ

     ┃┗━半翅目カメムシアブラムシセミなど)

     ┗┳━咀顎目チャタテムシシラミ

     「完全変態類」

      ┗┳━膜翅目ハチアリ

       ┗┳┳━広義の脈翅目ヘビトンボウスバカゲロウなど)

        ┃┗┳━ネジレバネ

        ┃ ┗━コウチュウ目(甲虫

        ┗┳┳━トビケラ

         ┃┗━鱗翅目チョウ

         ┗┳━シリアゲムシ目+ノミ

          ┗━双翅目ハエアブガガンボなど)


関連タグ

生き物 生物 動物 節足動物

insect:英語表記

トビムシカマアシムシコムシ:同じく六脚亜門の仲間

甲殻類:近縁

多足類クモ綱ダンゴムシ:昆虫と同じく「虫」扱いとされ、よく昆虫として誤解される方々

 

触角 脱皮 孵化 羽化

虫擬人化 昆虫擬人化 ぴく虫 ロリ昆


成長過程完全変態の場合):

幼虫芋虫/いもむし/イモムシ 毛虫 /蛆虫 孵化 脱皮

/さなぎ/サナギ 羽化

成虫 飛行 産卵


分類群および昆虫名タグ

 ▲付きは他の意味に多く使われる


完全変態

鱗翅目(ガ目、チョウ目):

/▲ /チョウ ・・・それぞれの項目にまとめ有り


甲虫目(コウチュウ目、鞘翅目):

甲虫 ・・・タグまとめ有り


膜翅目(ハチ目):

/ハチ▲/はちミツバチスズメバチ

/アリ/あり


双翅目(ハエ目):

/

/ハエ

/アブ

ガガンボ ブヨ ユスリカ チョウバエ


広義の脈翅目(アミメカゲロウ目):

ウスバカゲロウ アリジゴク/蟻地獄 クサカゲロウ ツノトンボ カマキリモドキ

ヘビトンボ ラクダムシ


シリアゲムシ目:

シリアゲムシガガンボモドキ


ノミ目:

ノミ/のみ/


トビケラ目:

トビケラ


ネジレバネ目:

ネジレバネ


不完全変態

半翅目(カメムシ目):

カメムシアメンボタガメタイコウチマツモムシミズカマキリ

セミ/せみ/アブラゼミクマゼミツクツクボウシヒグラシ

ツノゼミ ヨコバイ ウンカ/雲霞 ハゴロモ

カイガラムシ コナジラミ トコジラミ 南京虫

アブラムシ/あぶらむし雪虫/ゆきむし


直翅目(バッタ目):

バッタトノサマバッタショウリョウバッタイナゴ

コオロギ キリギリス スズムシ/鈴虫 ケラ オケラ カマドウマ クツワムシ マツムシ ウェタ リオック


トンボ目:

トンボ/蜻蛉/とんぼ赤とんぼオニヤンマイトトンボ


カゲロウ目:

カゲロウ(昆虫)/カゲロウ▲/蜉蝣


ナナフシ目:

ナナフシコノハムシ


ゴキブリ目:

ゴキブリ シロアリ


カマキリ目:

カマキリ/蟷螂/かまきり


ハサミムシ目:

ハサミムシ


カワゲラ目:

カワゲラ


咀顎目:

チャタテムシ シラミ/


アザミウマ目:

アザミウマ/薊馬


シロアリモドキ目:

シロアリモドキ


カカトアルキ目:

カカトアルキ/マントファスマ


ガロアムシ目:

ガロアムシ


ジュズヒゲムシ目:

ジュズヒゲムシ


無翅類

シミ目:

シミ/衣魚/紙魚


イシノミ目:

イシノミ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました