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ラジオの編集履歴2021/09/23 21:50:26 版
編集者:寒立馬
編集内容:超長波の標準電波追加。

ラジオ

らじお

無線通信により音声を送受信する技術、機器、それを用いたサービス、あるいは無線通信一般を指す。

概要

英語ではradio。

送信所から発送された電波を受信しに変える通信技術、またはそれを通して提供される音声による放送サービスのことをいう。

インターネットラジオのように有線・無線の別を問わず主に音声だけで配信される番組一般をさすこともある。

AM中波ラジオは無線通信のうちで初期に発明され、現在に至るまでおよそ100年の間ほぼ形式を変えずに放送されている。

聞きたい局の周波数にあわせてチューニングダイヤル(ツマミ)やアンテナをぐりぐりしよう。

ちなみにメイン画像のようなラジカセやそこらの家電量販店で売ってる受信機の本体から飛び出してるアンテナは大抵FM専用なのでAMの入りが悪いからといって動かしても意味はない。

まだ、アナログ用のTVアンテナが残っているようなら一途望み、TV端子からFMを受信できる。

イラストの場合下側がVHF-LO(1-3ch)向けでFMが受信できる期待は大幅に増える。

AMの場合木造家屋はどれもアンテナになる。(テレビアンテナの同軸ケーブルの網組(UHF/デジタルでも)アルミサッシの外枠(ねじのところにリード線を))取り出したリード線はラジオに5回くらいバーアンテナに平行になるように巻くだけでよい(ポケットラジオは簡単です))

AM用の外付けアンテナも販売されているが、外部アンテナジャックを必要とするなどの制約があります。

なお鉄筋やプレハブ工法の家屋はシールドの中にいるようなものですから、サッシの隙間からリード線を出してエアコンの屋外機から離し物干しなどを利用しリードアンテナを作ります。

ラジオ放送の種類

・変調による分類

 FM放送(周波数変調)・AM放送(振幅変調)・SSB放送(振幅変調)

 ただし日本においては地上波で実施されず衛星放送のみ(現状は放送大学のみ)である。サテラビューも衛星放送を用いたデータ放送だった。

ノルウェーなどヨーロッパ諸国で導入されているDABはデジタル変調+MPEG Audio Layer2(所謂MP3)である。

・周波数による分類

  • 長波放送

 148.5-283.5kHz、ただし日本国内では音声放送として利用局なし 標準電波としてJJYが福島県浜通りからA1B 40kHz 50kW 佐賀と福岡の県境付近からA1B 60kHz 50kW の超長波で運用(電波時計で国内や韓国での標準時となっている)台湾は受信可能だが受信すると-1時間の誤差が生じる。このため台湾への出張や旅行の腕時計は国内向け電波ウォッチではなくチープカシオなどの従来品が賢明である。

なおインターネット標準時NTPサービスもある。PCの時刻同期にtime.windows.com ではなくntp.nict.jpを設定すると同期失敗が少ない。

(またこの帯域近辺である73~360KHzにATSなど鉄道保安システムが割り当てられている(高周波利用設備としてで出力は弱い))

 526.5-1606.5kHz、一部地域では2300-2498kHzを用いている

 2300-2495kHz、3200-3400kHz、3900-4000kHz、4750-5060kHz、5900-6200kHz、7200-7450kHz、9400-9900kHz、11600-12100kHz、13570-13870kHz、15100-15800kHz、17480-17900kHz、18900-19020kHz、21450-21850kHz、25670-26100kHz。飛び飛びなのは他の用途に使用する周波数をまたぐため。また、一部の国では利用していない周波数も存在する

  • 超短波放送

 30MHz以上300MHz未満、日本では76-95MHz、外国では87.5-108MHz、なお日本においては60MHz台を市町村同報無線として用いる事例が存在する、衛星放送によるラジオもこれに含まれる

 デジタルラジオに割り当てられているのは先述のDABの場合地上波で174~240MHz(概ねアナログテレビの4チャンネルより上)である。

・ネットラジオ

 インターネットなどの回線を用いて音声放送を行う形式。radikoもこれに含まれる。

・防災ラジオ

行政の各自治体から配布される事が多い、防災無線が受信できるラジオ。機種によっては文字情報も表示可能。

電源が二系統あり、通常はACアダプタからの外部電源がメインとなっており、停電時は乾電池で動作する。FMラジオ用のアンテナと防災無線受信用アンテナが別々に付いている。

自治体のエリア別に内部で設定されているらしく、例えば同じ市内でも住んでいるエリアで受信できる内容が違う事もある。その為、同じ市内で引っ越す場合は行政に相談して引越し先のエリア設定された防災ラジオに変える必要がある。通常は受信試験も兼ねた行政からのお知らせ放送がされる事もある。

ラジオにまつわる珍現象

  • ラジオから手を離すとノイズ交じりになるのは、人体が電気を通してアンテナの役割を果たすから。
  • AM放送は夜になると、他地方や海外の放送局といった昼間には聞くことができない局の放送が聞こえることがある。その影響等で本来聞いている局の音声に交じって周波数が近いなどの別の局が混ざって聞こえる場合がある。これを混信といい、大型のラジオやカーラジオで起こりやすい。(放送局を選ぶ性能(選択度)が劣る安物ラジオ(回路が明らかに手抜きだったりフィルター回路が適切でない)の場合はこれに関係なく混信する場合もある)

※詳細は専門書に譲るがFMでは原理上混信が起きにくい。あくまでAM受信時の問題。

  • ラジオの送信所では遠くまで電波を届けるため大出力の電波を発している。そのためAMラジオの送信所のそばではトタン板(鉄板亜鉛をめっきし、さびにくくしたもの)などの金属板が強い電波の影響を受け振動し、図らずもラジオの受信機として働いてしまうことがある。

ラジオタグ

ピクシブ百科事典に存在するラジオ記事の一覧。※五十音順

地上波ラジオ(SW)

過去の放送

玉音放送

…など。

ネットラジオ

タレント・声優系

※文化放送関係は文化放送の記事を参照。

愛称

BCL(Broadcasting Listeners)の流行の時に愛称が与えられたが真空管時代のラジオからあった。

SONY:ポケッタブル(和製英語として英米で通った) スカイセンサー ワールドゾーン

ICF-5800の例            ICF-5900の例

National:ワールドボーイ(BCLブーム直前の高性能ラジオの愛称) クーガー プロシード

銀色のラジオがクーガ115(RF-1150)

センシティブな作品

東芝:うぐいす、かっこう、かなりあ、めじろ(真空管ラジオ 愛称の後_x(S)がつけられたSはSW付。なおラジオの大きさと鳥の大きさは異なる かっこう、めじろは高性能大型 うぐいす、かなりやは一般形)

   サウンドナナハン TRY-X

三菱電機:JEAGAM(ラジカセと同じ)

日立:ハイフォニック(トランジスタラジオ) サージラム

サンヨー:ナイター号(MW-SWの真空管ラジオ:当時野球のナイター中継はラジオ局のネットワークが不十分で、NSB(現ラジオ日経)が中継しぼぼ全国をカバーしたが、MWバンドだけのラジオ用に後付けされた(キットの)ものは一般には改造に不都合であり、かつ低感度であったことから感度の良い安価なラジオが求められ、当時1万円程度したものを、ケースや回路の簡略化により6000円程度にしたラジオ。

     パルサー(ラジオ全般)

ゼネラル(現 富士通ゼネラル):黒獅子(トランジスタラジオ) BCL時代には撤退していた。

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