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デーヴァ(デジモン)の編集履歴

2022-02-05 00:38:30 バージョン

デーヴァ(デジモン)

でーゔぁ

デーヴァとは、デジタルモンスターに登場する12体の完全体デジモンで構成されている四聖獣の部下達。

概要

干支をモデルとした12体の完全体デジモン四聖獣に仕えており、四聖獣1体につき3体の部下がいる。


名前の由来はサンスクリット語でを意味する「デーヴァ」。

語源はラテン語デウスと同じとされる。

テイマーズでは明確に由来と関係づけられており、見方の違いで変わる善と悪の二面性に絡めて語られた。


モデル

仏教薬師如来に仕える天部十二神将を原形とする。名前の由来こそ十二神将だが、あくまで元ネタに対応した干支が割り当てられた為、モチーフになった神将に関係した動物が割り当てられている訳では無い(マコラは蛇神であるが、デジモンでは猿をモチーフとしたマクラモンに、安底羅大将は猿を使いとしているが、ウサギモチーフのアンティラモンになっているなど)。



四聖獣と配下のデーヴァの表


登場作品

ここでは組織としてのデーヴァが登場した作品のみを述べる。デーヴァとは無関係の設定で登場した作品は個別項目を参照のこと。


デジモンテイマーズ

本作ではスーツェーモンがデータの残骸から作り出した存在で、全てのデーヴァがスーツェーモンの部下として登場。(上記の理由から、今作で登場したデーヴァは戦力を増やすために揃えた偽物ではないかと考察されている。)

一部を除き進化のカギを握るクルモンを狙い、人間世界に侵攻してきたが、最終的にデジタルワールドに残存、帰還したものも含め事実上全滅した(ただし、アンティラモンはシウチョンのパートナーになって生存した)。

干支がモチーフであるためか、劇中では年賀状のサンプルに描かれた十二支のイラストと、それまで出現したデーヴァを関連付けた上で、残りのデーヴァの存在をテイマーズが推測するシーンも描かれた。



デジモンリアライズ

公式設定通り、四聖獣の配下。

デジタルワールドの危機に四聖獣に派遣され、人間を快く思っていないプライドの高い性格という設定は『テイマーズ』と同じであるが、単なる敵というわけではなく、デジタルワールドを守りたい気持ちは本物であり、自分たちとは無関係な筈のデジモン達の為に戦おうとするテイマー達の姿を見て進化に必要な力を託すなど柔軟な一面を見せている。やはりというか喋れる個体とそうでない個体が存在する。

現時点ではクンビラモンヴァジラモンミヒラモンアンティラモンマジラモンサンティラモンパジラモンマクラモンシンドゥーラモンチャツラモンヴィカラーラモンが登場している。



余談

進化ルート

カードゲームを見る限りではアンティラモンを除いてデジモンアドベンチャー02のパートナーデジモンが進化したアーマー体から進化している事が多く、モチーフの共通したアーマー体が進化前に据えられている傾向にある。

  • デーヴァ(干支/動物)
  • アーマー体(古代種×デジメンタル)
  • 備考
ネズミとネズミ科のプレイリードッグがモチーフのデジモン
両方とも牛がモチーフのデジモン
ネコ科の虎とオオヤマネコがモチーフのデジモン
両方とも兎がモチーフのデジモン。通常はトゥルイエモンから進化するが、アーマー体ベースだとこちらになる
ドラゴン系のデジモン同士ではあるが、デザインの系統が全く異なる
蛇がモチーフのデジモン
どちらも馬の要素を持つ幻獣がモチーフのデジモン
どちらも羊がモチーフのデジモン。後者は弓を持った半人半獣のデジモン
※引いて挙げるとしたら哺乳類同士
どちらも鳥類モチーフのデジモン
どちらもイヌ科関連のデジモン(後述)
どちらも猪がモチーフのデジモン

しかし、中には完全に一致しないパターンもあり、ミヒラモンが同じネコ科のランクスモン、シンドゥーラモンが同じ鳥であるスワンモンクンビラモンが同じ齧歯類であるプレイリモンから進化と可能な限りデーヴァのモチーフに近づける努力はされているパターンや、チャツラモンがライドラモン、マクラモンがオポッサモン進化前とモチーフが全く一致しないパターンもある(ライドラモンガルルモン系と関係がある為、そこからの連想だったのだろうか?それにしたってオポッサムから猿に進化は無理があるような…同じ猿であるセピックモンではダメだったのか)。


チャツラモンシーサモンシンドゥーラモンコカトリモンマクラモンハヌモンから進化した方が正統派っぽいのでは?という気もするが…。


しまいにはスワンモンからマクラモン、ゴートモンボアモンからチャツラモンと全く関係ないモチーフから進化するパターンもあったりする。


デジモンアドベンチャーでは四聖獣ファンロンモンの大元がアグモンガブモンゴマモンピヨモンテントモンとなっている為、同じようなノリで進化前に02のパートナーが大元になっているのかもしれない。


自分たちを「神の使い」と称し、クルモンを自分たちがより高みに進化するための存在だと捉えているが、今の所、デーヴァで特別な究極体に進化するのはケルビモンの進化前であるアンティラモンぐらいである。


バイタルブレスの周辺機器「DimカードセットEX2 デジモンテイマーズ」(販売中止)によれば、テイマーズのパートナーデジモンの進化形態に据えられる予定だった模様。対応しているデジモンは次の通り。

デジモン進化先(干支/四神)
ギルモンヴァジラモン(丑/玄武)、ミヒラモン(寅/青龍)、マジラモン(辰/青龍)、サンティラモン(巳/朱雀)
テリアモンアンティラモン(卯/青龍)、パジラモン(未/朱雀)、マクラモン(申/白虎)、シンドゥーラモン(酉/白虎)
レナモンクンビラモン(子/玄武)、インダラモン(午/朱雀)、チャツラモン(戌/白虎)、ヴィカラーラモン(亥/玄武)

また、旧カードゲームではアーマー体の進化元を現行のパートナーデジモンにされる風潮があったが、それの逆を行くように悪の闘士が進化元に据えられた事があった。特別な立ち位置にあるダスクモンはともかく、なぜかグロットモンがハブられている。




なお、バトルスピリッツでは十二支モチーフである事を反映して、十二神皇が持つ系統「神皇」に数えられる。また、バトスピ本家の十二神皇と属性が同じであり、効果も似通っている。(例えば、「辰」であるマジラモンは「辰の十二神皇ウロヴォリアス」と同じ紫属性であり、似た効果を持つといった具合。ただし、アンティラモンは少しばかりイレギュラーなのはここでも同じであり、「卯の十二神皇ミストラル・ビット」と似た効果を持ちながら、属性は黄色と緑の混色となっている(ミストラル・ビットの属性は緑単体))。



関連動画


関連項目

デジタルモンスター 完全体(デジモン)  四聖獣(デジモン)

十二神将

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