「俺は力など借りない!支配して、俺の物として使う!」
「俺の生き様、見せてやる!」
CV:山本涼介
スーツアクター:渡辺淳、藤井祐伍(コピー)、岡田和也(コピー)、高田将司(コピー)
概要
仮面ライダーゴーストに登場する2号ライダー。
深海マコトがスペクターゴーストアイコンで変身する。
ゴーストとよく似ており、素体状態の「トランジェント」は全身に心電図のような模様があり、各形態共有の角は2本ある。
また、同様に「クァンタムソリッド」と呼ばれる微小金属体が装甲や武器などに使われている。
初登場は第4話(ただ、第3話でも密かに斧眼魔との戦闘を監視していた描写がある)だが、アランが既にその存在を知っていた事から、少なくとも天空寺タケルが仮面ライダーゴーストになる前から活動していた模様。
戦闘力はゴースト以上であり、序盤ではゴーストに連勝して眼魂を奪った挙句タケルを一時自信喪失にまで追い込んでいる。また、バイクの操縦技術も高く、第11話では空を飛ぶグンダリの上に乗っかるという芸当をこなしている。
形態
ゴーストとは違いこの状態での名前(~魂)は無い。『スペクター魂』は便宜上の名前。
ツタンカーメンの魂が憑依した形態。基本カラーはターコイズブルー。
ハリー・フーディーニの魂が憑依した形態。基本カラーは群青色。
眼魔の世界で手に入れたディープスペクターゴーストアイコンを用いて変身する強化形態。基本カラーは銀&紫。
第5話でゴーストから奪ったもので変身。第6話にて使用。
劇場版、ネットムービー等に登場
「仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂」に登場
意識したのかいずれもスペクターの使用する偉人のアイコンとナンバーが同じである。
仮面ライダーWの魂が宿ったゴーストアイコンでチェンジする特別な形態。基本カラーは緑&黒。
仮面ライダーオーズの魂が宿ったゴーストアイコンでチェンジする特別な形態。基本カラーは赤&黄&緑。
仮面ライダーフォーゼの魂が宿ったゴーストアイコンでチェンジする特別な形態。基本カラーは白。
Vシネマ『RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』に登場
仮面ライダースペクターの最終形態。シンスペクターゴーストアイコンを使用して変身する。ちなみに、シンスペクターの「シン」は「罪(sin)」との事。
本編以外(ハイパーバトルDVD、ゲーム等)に登場
レジェンドライダーゴーストアイコンによる変身
仮面ライダーアギトの魂が宿ったゴーストアイコンでチェンジする特別な形態。基本カラーは金。
仮面ライダーディケイドの魂が宿ったゴーストアイコンでチェンジする特別な形態。基本カラーはマゼンタ。
その他のゴーストアイコンによる変身
ピタゴラスの魂が憑依した形態。基本カラーは金。
- その他
ガンバライジングでは、バッチリカイガン3弾より、ゴースト、ネクロムの各形態に変身することも出来る。
使用アイテム、ツール
スペクターに変身する為の変身ベルト。ゴーストも同じベルトを使う。
名前の通り腕を模した専用武器。
スペクターの専用バイク。スペクター同様、青いカラーリングが特徴。
フーディーニ魂時にはスペクターと合体する。
可変型サポートメカ達。この内のコブラケータイを使用している。
備考
スペクター(Specter)は、ゴースト(Ghost)と同じく「幽霊」・「亡霊」の意味があるが、こちらの場合は「妖怪」の意も込められている。
登場時期の直後に映画シリーズ007の新作「スペクター」が公開されているが、流行に敏感な東映だけあって、この映画の名前に合わせたネーミングをしたのかもしれない。
TV本編で使用したアイコンの偉人は全員「○○王」の別名を持つ点が共通している(ツタンカーメン:少年王、ノブナガ:第六天魔王、フーディーニ:脱出王、エジソン:発明王)。
登場は少し遅めでメインビジュアルも公開されていなかったが、変身前を山本涼介が演じる事、名前の両方だけは放送前の制作発表で明かされていた。
ファイナルステージでのスペクターの変身者
天下一英雄武道会に出場する為にゴーストのレギュラー陣が変身した姿。その他メンバーは仮面ライダーゴースト、仮面ライダーネクロムを参照。
ゲーム作品
ガンバライジング
バッチリカイガン1弾時点で玩具付属カードの先行登場を経て、バッチリカイガン2弾より本格的に参戦。
基本形態と同時にツタンカーメン魂とノブナガ魂もいずれも表面、バースト面にてLRで登場。
ゴースト同様、ゴーストアイコンとの連動によりゴーストチェンジ&能力アップと、ゲキレツ眼魂によるゲキレツゴーストアタックの発動もあり、現行ライダーとしての活躍が大いに期待できる。
バッチリカイガン3弾ではマシンフーディと合体した形態・フーディーニ魂が参戦したがLR枠は取れず・・・。
バッチリカイガン4弾ではネクロムゴーストアイコンに乗っ取られた形態であるネクロムスペクターが参戦したがまたもSR止まり・・・。更に『伝説!ライダーの魂キャンペーン』ではアギト魂、ディケイド魂、ダブル魂、オーズ魂、フォーゼ魂も参戦。
バッチリカイガン5弾では強化形態であるディープスペクターが参戦。同時に3弾ぶりにLRも獲得した。CPではディープスペクター ノブナガ魂も登場。
ゴースト最終弾であるバッチリカイガン6弾ではバーストすると親友とチェンジするLRT(レジェンドレアタッグ)枠で登場。またRでピタゴラス魂も登場。
他にプロモーションカードでシンセングミ魂も登場している。
また、上述の通りゴーストアイコンの連動を利用することでゴーストやネクロムのものも含めた各形態にチェンジすることが可能(ゴースト用アイコンに対応したのはバッチリカイガン3弾から)。
ノブナガ魂・ツタンカーメン魂・フーディーニ魂はディープスペクターにも対応している。
中でもBK2弾のLRの通常形態(スペクター魂)の表アビリティが、ND3弾のLR(EX)マッハの後継と呼ぶにふさわしいテクニカルゲージアップ(こちら側は毎ラウンドRPが5以下が発動条件なので戦況に合わせてRPを調整しながらバトルを進めていくのがおススメ)持ちである。しかもこちらはRP5以下の条件さえクリアすれば、これといったデメリットも無い上同時にバーストゲージも上げてくれる。更にトリッキータイプなので不利な時にはAPも伸ばせる、両面剣アイコンという具合にかなりの使い勝手の良さである。
ガシャットヘンシン5弾ではシンスペクターがSRで登場。
ズバットバットウ3弾ではアップデートでシンスペクター専用システム「シンダイカイガンルーレット」が実装(おそらく次弾のフライング)。
ズバットバットウ4弾ではシンスペクターがLRで登場し、スペクターとしては実に28弾振りのLRを獲得。新必殺技や新規音声も収録された。
バトライド・ウォー創生
DLC専用キャラとして参戦。フォームチェンジは無く、必殺技で一瞬だけノブナガ魂、ツタンカーメン魂になる。
ツタンカーメン魂のオメガファングはピラミッド状のエネルギーを爆発させる、オメガスマシュはガンガンロッドを巨大化させたようなエネルギー体で敵を薙ぎ払うなど、ゲームオリジナルの技になっている。
仮面ライダーゴーストと同じく「英雄の極意」というスキルを持ち、ゲージが溜まった状態で必殺技を使用すると能力が強化される。
超スーパーヒーロー大戦
作品内のゲームでもある『超スーパーヒーロー大戦』内でのトーナメント戦の決勝戦にてチームゲンムのチームメンバーの1人として登場し、アオニンジャー(手裏剣戦隊ニンニンジャー)と戦った。ちなみに当初はエグゼイドチームの候補にも挙がり、その実力を知っていた永夢も乗り気だったが、そこにアオニンジャーが割って入ってしまい候補から外されてしまった。
決勝戦でアオニンジャーと対峙した際は敗北寸前まで追い詰められるも、ガンガンハンド銃モードによる反撃で彼を倒し、辛うじて勝利をもぎ取った。
仮面ライダージオウ
初登場は第14話。ある事情からゴーストに変身しなかったタケルの元に駆け付け、スペクターに変身してゴーストと共に眼魔コマンドを蹴散らす。
第42話では仮面ライダーディエンドにより仮面ライダーブレイブと共に召喚され、アナザージオウⅡが呼び出したアナザーゴーストを撃破した。
ディエンドを含めて3人共に青色の2号ライダーという共通点があり、オマケにこの2人は「ディエンドに召喚される前に原典の変身者が登場している」「スーツアクターが同じ渡辺淳氏」「演者の所属事務所が同じ」「主役ライダーと同じ変身ベルトを使用する」「身体に負荷がかかる強化形態を持つ」「クールな性格」「3号ライダーと因縁がある」「愛する者を救う為に、一時期、主人公と敵対した経験を持つ」「もう一人の自分と対峙した経験がある」などの共通点もあり、他にも仮面ライダー平成ジェネレーションズで共演したこともある。
なお、カメンライドで召喚されたライダーの中では、再生怪人とはいえ何気にディエンドや他のライダーとの連携無しで初の単独での怪人撃破をしており、扱いとしては相当破格である(ディエンドの召喚ライダーは基本的に牽制や足止めがメインであるため)。
仮面ライダースペクター×ブレイズ
同じく青がメインカラーの2号ライダーである仮面ライダーブレイズと共闘する。
カノンが変身した仮面ライダーカノンスペクターとの兄妹の連携でマラー/眼魔ウルティマ・エボニーを撃破した。
関連タグ
仮面ライダーG3、仮面ライダーナイト、仮面ライダーギャレン、仮面ライダーバロン:いずれも本編登場以前から登場することが分かっていた仮面ライダー繋がり。ナイトとバロンはスペクター同様に主役ライダーと同じ変身ベルトを使用する。ギャレンもベルトこそ異なるがほぼ同じ機能の変身ベルトを使用する。
レジェンドライダー関連
○号ライダー