基礎データ
ひらいしん:ダブル専用。でんきタイプの技が全て自分にくる
せいでんき:直接攻撃の技を受けた時、3割の確率で相手を「まひ」状態にする(バトル時)
手持ちの先頭にいるとでんきタイプの野生のポケモンに会いやすくなる(フィールド上)
マイナス:プラスか マイナスの 特性を 持つ ポケモンが 仲間に いると 自分の 特攻が 上がる。
進化
ラクライ → ライボルト(Lv.26) → メガライボルト(メガシンカ、ライボルトナイト)
概要
『ポケットモンスター ルビー・サファイア』(第3世代)に初登場したポケモン。
名前の由来は、恐らく「ラクライ(落雷)」
小型で4足歩行の肉食獣の様な姿をしたポケモン。後頭部に長い体毛がある。全身は薄い緑色をしており、鼻や眼元近くに
黄色の特徴的なラインが入っている。
空気との摩擦で電気を作り、発生した電気を全身の長い体毛に蓄積している。特に乾燥した季節や
嵐が近づくと、全身から激しく火花を散らす。また、体毛に蓄積した電気を使用して、足の筋肉に
電流を流し、爆発的な瞬発力を得て目にも止まらぬスピードで走る事が出来る。
ゲーム上の特徴
「とくこう」・「すばやさ」に優れているが、他のステータスは低い。またでんきタイプの技をLv20まで覚えず、でんきタイプの特殊攻撃を「かみなり」しか覚えず、しかもLv36で習得するという遅さなので正直辛い部分が目立つ。早い話が進化させた方が便利である。
一応タマゴ技で「かみなりのキバ」、「ほのおのキバ」、「こおりのキバ」といった「3色キバ」を覚えられるが、
どれも物理技の為、便利な半面微妙である。
DPのモーションは全ポケモンの中でかなり長く、モーションにおける寸止めプレイに定評があり、主に色違いのラクライを狙ってポケトレを使うプレイヤーを嫌な気持ちにさせた。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- テッセン(AG40話)
漫画版
- テッセン(ポケスペ)
アニメ版
- テッセンのラクライ
- AG40話でピカチュウにストレート負けして気落ちしていたテッセンの前に現れたポケモンで彼に懐く。ピカチュウや発電所のコイル達と一緒にロケット団に捕らわれたがピカチュウ達と檻を壊して脱出した。その後サトシ達と再会しロケット団を撃退した時にライボルトに進化した。
- DP42話
- 電気タイプのポケモン訓練センターで、ポケモンブリーダーのユースケと電気技のコントロールの訓練をしていたポケモンで登場。本来鳥ポケモンのブリーダーであるユウスケは電気タイプ専門のポケモン訓練センターに派遣された事に納得いかず、訓練にも本気になれずにラクライを落ちこぼれだと決めつけていた。
- しかしそのラクライが落ちこぼれどころか他の個体よりも強い力を持っていると気づいたタケシは訓練の手助けをしていく事にした。タケシのアドバイスやタケシのブリーダーとしての態度を見てユースケもラクライの訓練を真剣にやるようになる。そしてラクライの頑張りを見て感動したコジロウやニャースの手助けもあり、電気技のコントロールが徐々に出来るようになる。
- ムサシがラクライを捕まえようとしたその時ライボルトに進化。代わりにピカチュウを捕まえて逃げ回るムサシに対し完璧にコントロールできるようになった「かみなり」でムサシのメカに命中しピカチュウを助ける。
- そして戦いぶりを見ていたセンターの所長はライボルトを合格(卒業)とみなし、さっそく発電所への派遣を決め、ユウスケもブリーダーとしてライボルトの旅立ちを見送った。
その他
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 4章でテッセンの手持ちが登場。特性が「ひらいしん」であった為、キンセツシティの地下都市でカラクリのマシンが出す電気エネルギーを受け止め、サファイアによってカラクリの暴走を止める事ができた。
- 12章のラクライ
- ミアレシティの停電による電力不足を補うためのエネルギー源として、プリズムタワーに電力を供給していたでんきポケモンの中の1匹。プリズムタワーでフレア団の仲間であるミアレ出版編集長とのバトルでエックスのガル&コガルのメガシンカを目の当たりにし、自分もメガシンカを欲するようになり、彼の後を追う。
- ミアレシティ郊外の木の上にメガシンカのための「ライボルトナイト」を見付け、飛行服を着てスカイバトルの練習をしていたワイに頼もうとスーツを脱いで普段着に着替えようとしていた彼女の服を奪ったが、けろけろ(ケロマツ)に取り返される。しぶとくウイングスーツを着せようとした挙句、ワイの頭にしがみついたままライボルトに進化。結局その場に居合わせたシトロンの協力でメガストーンは発見できたが……