「うぉぉぉおおおおおんんんん! 感動じだぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
プロフィール
キャッチコピー | 思いっきり笑って泣いて!感情全開の正直娘 |
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誕生日 | 3月21日 |
身長 | 157cm |
体重 | 増減なし |
スリーサイズ | B88・W57・H85 |
靴のサイズ | 左右ともに21.5cm |
学年 | 高等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | 全力応援、全力感動 |
苦手なこと | 全力を出さないこと!!!!!! |
耳のこと | 親友曰く『耳の動きすら鬱陶しい』 |
尻尾のこと | 喜怒哀楽が見て取れるほどの表現力 |
家族のこと | ダービー観戦は、何よりも大事な家族行事 |
ヒミツ | ①インナー選びにはかなりこだわる / ②いろいろなスポーツのルールに詳しい |
自己紹介 | アタシ、アタシ!ダービーウマ娘になるのが夢なんだ!あとは…あーっ!!名前!!!!ウイニングチケットです!よろしくねーッ! |
CV | 渡部優衣 |
いつでも大声で、共感したままに熱く叫ぶ超ストレートなウマ娘。スポーツ全般が大好きで、中でも夢が1番詰まっているのは日本ダービーと考えており、なんとしてでも出て勝ちたいと思っている。
(公式ポータルサイトより)
(リニューアル前)
純朴で素直で感情むき出しのウマ娘
喜ぶときも悲しむときも全力で感情表現をし、何にでもすぐに感動してしまう。
底抜けのお人よしであり、誰でもすぐに信頼する。
夢はトレーナーのために、日本ダービーを制すること!
緊張すると持病のジンマシンがでてしまうのが悩み。
概要
ゲーム『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘で、実在した競走馬『ウイニングチケット』をモチーフとしている。
ナリタタイシン、ビワハヤヒデと合わせて「BNW」と呼ばれる三人の一人。
クールで斜に構えることもあるタイシン、頭でっかちな思考だが理知的なハヤヒデに対して、元気印で感情豊かなチケットと三者三様。各媒体で登場する際は彼女らとの仲が良い絡みが多く描かれる。タイシンが一人でいる場所を見つけ出すのが得意な様子。またハヤヒデへのいたずらには知恵が働くらしく、『うまよん』では「地獄の背走サンタ」を生み出した。
合宿先の農家のおばちゃんと仲良くなってカブトムシが取れる場所をすぐに聞き出したりと、コミュ力が高い一面も有る。
三女神などのオカルトはあまり信じていない一方で「視える」側のようで、ユキノビジンについていた白い子猫がこの世ならざるものであることをマンハッタンカフェに指摘された際は困惑していた。
容姿・デザイン
- 勝負服(原案)
胸元には水色、両脇と両腕には縦に黄色のラインが入っているえんじ色のスポーツジャケットで、現実のウイニングチケットの勝負服(太田美實氏。赤服、水色一本輪、黄縦縞袖)とカラーリングはほぼ同じ。ボトムスはスパッツでスカートは飾り程度の活動的なデザインだった。
- 勝負服(リニューアル版)
トップスは白いフードがついたえんじ色の袖なしパーカーに、水色のスポブラとかなり肌面積が増えている。スカートは左前がベルトとクイックバックルで繋がっているのみの飾りで、インナーのスパッツが露出している。
アニメ版
Season1
愛称は「チケゾー」(または「チケ蔵」)。(この呼び名は実際に担当厩務員から呼ばれたものである。)
7話にて天皇賞(秋)に出走。緊張してジンマシンが出たのか、地下バ道で痒がっていた。
11話では、メジロライアン、ナイスネイチャと共に登場し、サイレンススズカの快復を祝った。
オリジナル新作アニメ「BNWの誓い」にもBNW揃ってメインキャラとして登場。
Season2
OPのライバル登場シーンで登場。
アニメ本編では9話より登場。
9話では日本ダービーでの戦いがダイジェストで描かれ、ビワハヤヒデ、ナリタタイシンに競り勝ち、ダービーを制した。
11話ではトウカイテイオーの有望株調査対象として登場。座右の銘は(史実の母親がパワフルレディであることからか)「パワフルなレディ」との事。
12話では菊花賞に挑むも、コースレコードを更新したビワハヤヒデの走りに敗れる。
13話では有馬記念に出場。優勝は逃したものの、見事に復活を果たしたテイオーを他のウマ娘たちと共に祝福した。
ゲーム版
育成ウマ娘としては☆1、サポートカードとしてはR・SSRでゲーム配信当初から登場。
性格などはアニメに準拠するが、とにかく感情豊かで感激屋。泣ける映画の開始1分、プロローグを見ただけで号泣するほど。
育成などでもことあるごとに「ト゛レ゛ー゛ナ゛ー゛さ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん゛!」と号泣しながら感情をうったえてくる。周りに感謝を忘れずとにかく全力でものごとに猪突猛進に突撃していく姿はあぶなっかしさはあるものの元気を与えてくれる。
あまり勉強はできないようで、トーセンジョーダンとテストの点数がゾロ目というだけで盛り上がっていた。
しかしながら潜在能力は極めて高いようで、勝負服を着用して小テストに臨んだ際には100点を叩き出し、思い込みの力に恐れをなした教師には以降勝負服の着用禁止を言い渡されている。
メインストーリー3章ではチームシリウスに加入。
幼少期からの憧れを叶えるべくダービー制覇を目指す。
育成ウマ娘
- ☆1[Go To Winning!]ウイニングチケット
サービス開始当初から実装されている☆1の育成ウマ娘。
詳細は当該項目から。
- ☆3[Dream Deliverer]ウイニングチケット
ストーリーイベント「鉄翼蒸気奇譚」の開催と同時に実装された☆3育成ウマ娘。
詳細は当該項目から。
中~長距離の差しウマ娘。☆3まで才能開花すれば勝負服が解放される。
育成に関しては目標は中距離と長距離のみ、長距離は2回なので因子かスタミナを上げて対策しよう。
差しタイプはある程度の慣れが必要なので、ウオッカで慣れてから始めても遅くはない。
☆1~2のウマ娘としては一番癖のない素直な差しウマで、自前で良バ場、差しコーナー、迅速果断、垂れウマ回避と汎用性が高く距離を選ばないスキルを習得できる。固有スキルも1周年バランス調整でかなり出しやすくなった。
サポートカード
- SSR[B・N・Winner!!]ウイニングチケット
リリース初期からサポートカードガチャにて入手可能なSSRサポート。タイプは根性。
- SSR[夢はホントに叶うんだ!]ウイニングチケット
メインストーリー第3章のクリア報酬として登場したSSRサポート。タイプはパワー。
度々スペシャルウィークの「あげません!」でネタにされるレアスキル「全身全霊」を連続イベントで確定入手できる他、差し用スキルや良バ場も最大でヒントLv3で入手出来る。
その代わりにイベントでの消費体力が大きい、友情トレーニング以外の効果が低いなどがある。
幸い初期絆ゲージが優秀かつヒント率もそれなりなので友情トレーニングまでは早め。
- SSR[全力!タントラムッッ!]ウイニングチケット
ストーリーイベント「あの娘が水着に着替えたら ウマ娘夏物語」の開催と同時に実装されたSSRサポート。タイプはスタミナ。
競走馬「ウイニングチケット」
93年 日本ダービー
瞬きさえ許さない、3つのプライドの激突。
熱狂の2分25秒。
最後の直線を制した、その馬の名は…
―2012年JRA日本ダービーCMより
「明日への切符」
夕焼けに大望を掲げ
星影に希望を語り
だがほとんどの場合
夢は眠りの中に消える
それでも諦めるな、人よ
決して絶やすな、心の灯を
挑み続ける者だけが
新たな朝を迎えられるのだ
闘志の尽きぬ者だけに
明日への切符は届くのだ
- 『名馬の肖像』2023年東京優駿(日本ダービー)より
1990年生まれの黒鹿毛の牡馬(93世代)。父は1990年代の種牡馬御三家の一角トニービン、母父マルゼンスキーという血統。
1993年、ビワハヤヒデ・ナリタタイシンら「BNW」の一角として、同年の牡馬クラシック三冠路線を牽引。ナリタタイシンが一冠目の皐月賞を、ビワハヤヒデが後に三冠目の菊花賞を獲る中、ウイニングチケットはこの2頭との競り合いを制して二冠目の日本ダービーを奪取。
「ダービーに勝てたら騎手を辞めてもいい」と執念を燃やしていた鞍上の柴田政人騎手に、19回目の挑戦にして悲願の日本ダービー勝利をプレゼントした。正に名が体を現したと言える。
※95年に柴田騎手が出演したJRAのCMでも、出演者からの「一番印象的な馬は?」の質問に、ウイニングチケットの名前を挙げている。
しかし、その後は京都新聞杯(当時は菊花賞トライアル、2000年より開催時期を変更して現在に続くダービートライアルに衣替え)を勝利するもなかなか勝ち切れない日々を送ることになる。
翌年の1994年でも重賞勝ちに恵まれず、結局ビワハヤヒデと対決した天皇賞(秋)において、共にレース中に屈腱炎を発症して引退に追い込まれた。
引退後は1995年から種牡馬入り。産駒が目立った活躍を残せなかったBNW3頭の中で唯一重賞勝ち馬を出し、母母父(母方のひ孫)からは2021年の大阪杯の勝ち馬レイパパレを輩出。
前年に揃ってこの世を去ったビワハヤヒデとナリタタイシンともども、種牡馬としての無念を晴らす結果となった。
2005年から亡くなる2023年までは北海道の浦河町で余生を過ごしていた。
1990年代および20世紀のダービー馬では最後まで存命の馬だった。(次に長寿なのが2002年のダービー馬タニノギムレットで24歳。)
2021年8月にスナックズンコちゃんねるにアップされた当時の様子。
2023年時点で33歳という超高齢(人間換算でおよそ104歳ほど)であるにもかかわらず、繋養先のうらかわ優駿ビレッジAERUのスタッフの努力もあってか、異様なほどの健康体であることで有名であった。
大抵の場合、馬は歳を取ると内臓の機能が衰えて食が細くなるため、痩せ細ってしまうのが普通(末期のアグネスデジタルなどは肋骨が浮き出るほどガリガリにやせ細ってしまい、ファンからよく心配されていた)なのだが、チケットは腰こそ落ちて窪んでいるものの、最晩年まで肉付きは良いまま黒光りする精悍な馬体を維持しており、AERUの公式Twitter等では元気よく牧場を駆け回ったり、おやつのニンジンを丸ごとバリボリ食べたり、砂浴びで寝転んだ状態から素早く立ち上がったりしている様子を見ることができる。
体調によっては栄養斑点すら浮き出るほど(馬の栄養状態が絶好調で体調も最高の時に出る斑点模様。コレが出ると言うことは消化、吸収能力がまだまだ元気ということを指し、他には35歳のナイスネイチャもちょくちょく出している)であり、亡くなる直前まで健康体のまま過ごせていたことが窺える。
人間にも他の馬にも友好的で、大変懐っこく素直で陽気な性格だった。
その一方で繊細なところがあるのか、人間に叱られると管理面で支障が出るレベルでイジケてしまうため、担当者の間では「とにかく褒めて可愛がってやれ」との指示が回っていたとのこと。
ウマ娘での分け隔てない社交的で明るい性格や泣き虫なところは恐らくこのへんが元ネタなのだろう。
ちなみに本人(本馬)はケンカ嫌いの平和主義的な気質の持ち主であるにもかかわらず、馬目線では厳つい見た目をしているのか、周囲からなんとなくボス馬にされてしまうことが多々あったという。
2022年6月にはウマ娘の方の中の人とも会い、元気な姿を見せていた。ちなみにBNWの中の人達3人で会いに行ったそう。
なお、3つ下のロイヤルタッチという半弟がおり(父はサンデーサイレンスで血統面ではスペシャルウィークと共通)この馬もチケットと同じく伊藤厩舎(馬主もチケットと同じであった)からJRAデビューを果たし、デビュー戦から無敗で重賞2レースを制したことでハヤヒデ・ブライアン兄弟に次ぐ兄弟GI制覇を期待されていた。
しかしながら、クラシック三冠本番やGI戦線ではイシノサンデーやダンスインザダーク、エアグルーヴ、バブルガムフェローなど同世代のライバルたちの後塵を拝することとなり、結局重賞すらもろくに勝てないまま現役生活を終えている。
関連イラスト
関連項目
トニビアンカ:ウマ娘シンデレラグレイに登場。父トニービンがモデルとされている。
マルゼンスキー(ウマ娘):母の父。
トーセンジョーダン(ウマ娘):ルームメイト、モデル馬がトニービンの血を継いでいる共通点がある。
イナリワン(ウマ娘):主戦が柴田政人騎手繋がり。
ミドリマキバオー:凱旋門賞馬の父と母の父マルゼニスキー(マルゼンスキー)、と血統のモデルと言われている。この縁から「走れウマ娘」を歌っている。
伊藤雄二厩舎所属馬モデル繋がり
エアグルーヴ(ウマ娘):モデル馬がトニービン産駒同士。
マチカネタンホイザ(ウマ娘):'93ジャパンカップ・有馬記念、94天皇賞(秋)で対戦経験あり。牝系がスターロッチ系繋がりでもある。
なお4頭とも武豊騎手が騎乗した共通点もある。
ウイニングチケットと対戦経験がある馬がモデルのウマ娘
※☆はそのレースの勝馬。既出のマチタン除く。
- 2歳上(1988年生まれ)
トウカイテイオー(ウマ娘):'93有馬記念☆
ナイスネイチャ(ウマ娘):'93ジャパンカップ、'93有馬記念、'94高松宮杯☆
- 1歳上(1989年生まれ)
ライスシャワー(ウマ娘):'93ジャパンカップ、'93有馬記念
- 同い年(1990年生まれ)
ナリタタイシン(ウマ娘):'93皐月賞☆、'93東京優駿、'93菊花賞
ビワハヤヒデ(ウマ娘):'93皐月賞、'93東京優駿、'93菊花賞☆、'93有馬記念、'94オールカマー☆、'94天皇賞(秋)
BNW(ウマ娘)…上記2人とのトリオタグ
チームWメンバー繋がり
※テイオー除く。
アイネスフウジン(ウマ娘) スペシャルウィーク(ウマ娘)☆ アドマイヤベガ(ウマ娘)☆
☆スペとは弥生賞・京都新聞杯両方制覇している繋がり、アヤベとは京都新聞杯を制覇している繋がりがある。
史実の勝ち鞍繋がり
- 日本ダービー勝利馬モデル繋がり
※チームWメンバーを除く。◎は三冠馬。
ジャングルポケット(ウマ娘):モデル馬がトニービン産駒同士。
- その他制覇した重賞レース繋がり
※モデル馬がクラシック3冠レース未勝利または出走していない、またはダービー以外の3冠のいずれかを勝利している場合のみ。
メジロライアン(ウマ娘):弥生賞・京都新聞杯両方制覇
フジキセキ(ウマ娘)、ナリタトップロード(ウマ娘)、アグネスタキオン(ウマ娘)、サトノクラウン(ウマ娘):弥生賞のみ共通(スぺ以外では、チヨノオーが同重賞・ダービー両方制覇している)
カツラギエース(ウマ娘)、ヤエノムテキ(ウマ娘)、マチカネフクキタル(ウマ娘):京都新聞杯のみ共通(ネイチャ、スぺ、アヤベ、ブルボン除く)
引退後
ハルウララ(ウマ娘)、タニノギムレット(ウマ娘):競走馬引退後に参加したソフト競馬で対戦したことがあり、ウララにとっては数少ない史実公式戦(一応)での対戦経験があるウマ娘の1人。また、史実におけるハルウララの父であるニッポーテイオーとは引退後に同じ放牧場で一緒に過ごしていたという縁の繋がりもある。