シンボリクリスエス(ウマ娘)
うまむすめのしんぼりくりすえす
「――与えられた使命は勝利。――それを遂行する。」
プロフィール
キャッチコピー | 海外生まれの、寡黙な任務遂行者 |
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誕生日 | 1月21日 |
身長 | 170cm |
体重 | 圧巻 |
スリーサイズ | B91・W58・H88 |
靴のサイズ | 左右ともに27.5cm |
学年 | 高等部 |
所属寮 | 美浦寮 |
得意なこと | プロテインドリンクを作ること |
苦手なこと | 裸足でいること |
耳のこと | 自分と似た耳のウマ娘は目で追ってしまう |
尻尾のこと | 専用シャンプーでゴシゴシ洗っている |
家族のこと | 朝は家族全員、ブラックコーヒー |
ヒミツ | ①写真を撮られる時よく半目になってしまう / ②日本語のオノマトペが好き |
自己紹介 | ――シンボリクリスエスだ。シンボリ家には恩がある。その1人として、掲げた目的も与えられたmissionも――遂行するのみ |
CV | 春川芽生 |
感情の起伏に乏しく、寡黙で、レースに関しては効率と勝率を最重要視する海外からの留学生――『仕事人』ともいうべきその風格から怖がられてしまうことも多いが、彼女が結果にこだわるのは、自身に関わった者たちへの義を果たすため。
つまりは、気高い精神の持ち主なのだ。
(公式ポータルサイトより)
ソロ曲
Just get over myself 成し遂げるまで
『THE SUPER STRONG S』
作詞・作曲・編曲:武宮 健
概要
シンボリクリスエスは、メディアミックスプロジェクト『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。2000年代前半に活躍したアメリカ生まれの競走馬・種牡馬「シンボリクリスエス」をモチーフとしている。
2022年5月5日の『ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! 横浜公演 DAY2』においてタニノギムレットと共に実装がアナウンスされる。10月、2022年秋アニメ『うまゆる』でタニノギムレットと共にメインキャラクターの一人として登場、ゲーム版『ウマ娘』では2023年3月20日に育成実装。
外国生まれの留学生。寡黙で感情の起伏に乏しく、仕事人気質でクールな性格。口数が非常に少ないことに加えて大柄で厳ついルックスが災いして、『うまゆる』においてもウオッカには「ものすごいオーラ」と称されるほどの威圧的で近寄りがたい雰囲気を無意識に出しているため、他のウマ娘から怖がられることも多いが、単に口下手なだけであり、普段は穏やかで鷹揚かつ気高く義に厚い人物である。
事実、『うまゆる』EDや本編でギムレット以外にも、ツルマルツヨシと共にグラウンドで練習したりファインモーションと談笑する様子が描かれるなど、他のウマ娘とのコミュニケーションが不得手というわけではない。
その一方でシンボリルドルフのお世辞にも上手いとは言い難いダジャレを「jokeまで━完璧とは」と言ってる辺り、相当のド天然の可能性が高い。
かなりのストイック気質で鍛練を怠らない生真面目さもあり、日々のルーティーンはこまめに守るタチ。また、口下手な留学生という背景ゆえかセリフの多くで「——」と言葉を選ぶように伸ばし、さらに言葉遣いに英語も入り交じることもある。「責務」や「任務」を何よりも重要視している節もあり、「任務の遂行に無関係なactionは必要ない」とまで言及している。この事は生まれつきの体質の弱さに起因している様子で、負荷をかけすぎないようにトレーニング、休憩時間、食事、余暇の時間や内容などを徹底的に自己管理しているからである。
なお、ゲーム版ではRサポートカードの説明文やその他のイベントから「シンボリ家」に大きな恩があることも明かされており、彼女の走る理由の一つになっている。
「恩がある」というのは、彼女が「師匠」と仰ぐシンボリ家のスカウトのことで、世界と比較して大きく開きがある日本のレースのレベルを上げるため、将来有望なウマ娘を探してアメリカまでスカウトに来ていた。体力面で優れないクリスエスは自分が選ばれない事を悟っていたが、「結果があればそれを評価する者は必ず現れる」という師匠の教えを信じぬいて自己管理を徹底。
そんなクリスエスの様子を師匠はありのままに肯定し、帰国に際して語った「日本のレース界に革命を起こす」という師匠の『使命』を知り、「その『使命』の結果になりたい」として鍛錬を続けていた。
そうして鍛錬を続け、「師匠」から話を聞いていたシンボリルドルフからの招致を受けて来日。そして彼女は『日本のレースに革命を起こすウマ娘になる』事を自らの使命とした。
また、誕生日のホーム会話では誕生日にパーティーを開いてもらったりしているので、シンボリ家との関係は続いている様子。
シンボリルドルフについて上記のように「jokeまで完璧とは」と言っているので彼女同様「笑える側」である様子。またルドルフと確執のあるシリウスシンボリについては会話や後輩の指導の相談をするくらいには仲は良好であり、対等の立場で会話できる存在。
寮のルームメイトはメジロラモーヌ。互いにレース中心のストイックなタイプゆえか、不干渉で気を使わないという関係の様子。
アニメ版
ゲーム版
2022年6月20日実装のスイープトウショウの育成ストーリーにて、ゼンノロブロイの電話相手として名前が登場、併走の約束をしていた。ロブロイにはその多くは語らず実力で背中を見せつける姿から尊敬されているらしい。
同年12月12日実装のゼンノロブロイの育成ストーリーでは、ゼンノロブロイの憧れの先輩で練習の併走相手、そしてライバルとして全面に登場、勝負服も実装された。ロブロイとは昵懇の仲で、自身の誕生日には好みのミネラルウォーター(ペリエ=共通の鞍上オリビエ・ペリエ騎手)をプレゼントされていた。
ちなみに史実ではシンボリクリスエス号とゼンノロブロイ号は同じ藤沢和雄厩舎所属の僚馬で併走相手、ゼンノロブロイは一世代下の後輩だった。
サポートカードとしては2022年10月19日に初実装。
2023年1月21日には誕生日用のホーム会話が追加。誕生日トークが追加されたウマ娘はこのクリスエスが初めてとなる。
同年3月20日にはイベント『アグネスタキオンの因子研究』の開催などとともに育成ウマ娘として実装がされた。
育成ウマ娘
- ☆3[Onyx Soldier]シンボリクリスエス
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|
85 | 95 | 102 | 84 | 84 |
+0% | +15% | +15% | +0% | +0% |
バ場適性 | 芝 | A | ダート | G |
距離適性 | 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 |
G | E | A | A | |
脚質適性 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
G | A | A | D |
- ☆3[Jetblack Automaton]シンボリクリスエス
サポートカード
- SSR[A Win Foreshadowed]シンボリクリスエス
2022/10/19にイベント「ウマさんぽキャンペーン」の開催等と同時に実装されたSSRサポートカード。タイプはスタミナ。
差し・長距離専用の貴重な加速レアスキル「無我夢中」を持っていて他のノーマル加速スキルも所持している。
反面スタミナボーナスが無く固有も含めて根性ボーナスが2もあるのが特徴。
回復スキルも一応はあるがヒント次第なので、自前で回復スキルを持ち長距離・差し型のマチカネタンホイザとの相性が良い。
- SSR[Unyielding resolve]シンボリクリスエス
2nd Anniversaryキャンペーンにて、ログインボーナスと記念ミッション第2弾の報酬として配布されたSSRサポート。タイプは根性。
クリスマス動画にてゴールドシップの「メリークリスエスって言ってくれ」という無茶振りに対しても忠実に任務を遂行し、やらせた筈のゴルシすら困惑させる程の活躍を見せた。案外ノリは良い方らしい。
なお、ゲーム版では「何人かに相談してこれで少しは雰囲気が和らげると言われた」らしく、この呼び方は乗り気で採用したことが言及されている。「何人か」ということでゴルシ以外にも一応相談を受けたことがうかがえる。
一体どこのシンボリ何ルフなんだ…
他には「ギムレットの迷い」にてクリスエス本人は登場しないが柵太郎という柵が参戦している。なお、柵太郎の中の人はクリスエスと同じ春川氏だったりする。
競走馬「シンボリクリスエス」
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『漆黒の帝王』
- JRA「ヒーロー列伝」より
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『ここへきた理由』
何故ここにいるのかと
問われた若者は
相手に吠えかかろうとする
練達の師が彼の肩に手を置く。
止まらなかった身震いが
自然とおさまっていく。
そうだ言葉ではなく
結果で教えてやればいい。
君がここへやってきた
たった一つの理由を。
- JRA「名馬の肖像」2019年天皇賞(秋)より
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1999年、アメリカ合衆国・ケンタッキー州生まれの外国産馬(02世代)。馬体重520kg以上という威風堂々とした黒鹿毛の巨体を持つ牡馬で、「ボリクリ」のニックネームで知られる。
父クリスエス、母ティーケイ、母父ゴールドメリディアンという血統。父クリスエスは競走馬としては目立つ成績を残せなかったものの、種牡馬入り後は数々の活躍馬を輩出して北米のリーディングサイアーにまで輝いた名種牡馬。
オーナーはシンボリルドルフやシリウスシンボリなどで知られるシンボリ牧場。父そっくりの姿をしていたことから、馬名は冠名の「シンボリ」にクリスエスの名を組み合わせた「シンボリクリスエス」となった。
誕生当初は期待されておらず、幼駒セリに出されるも売却に失敗して主取り(買い手がいないので売り手が自ら価格を付けて買い戻すこと)になってしまう。そこでシンボリインディ(1999年NHKマイルカップ優勝馬)と共に日本でデビュー予定だったものの、移動前に死んでしまった別の馬の代わりとして選ばれ、日本で競走馬としてデビューすることとなった。
アメリカで育成が施された後、日本に移って美浦トレーニングセンターの藤沢和雄厩舎に入厩。馬体に見合わず体質は弱く、藤沢調教師が「強い調教を課す段階になっていなくても疲れが出たため、デビュー前の調教は遅々として進まなかった」と述懐するようにあまり調教できなかったが、陣営は精神的なデメリットを考慮して調教を仕上げ切ることなくデビューさせることを決定。2001年にデビューする。
新馬戦で勝利した後に3連敗するなど当初はあまりぱっとしなかったが、3歳時(2002年)に重賞初出走となった青葉賞(GⅡ)で好位からの先行策により2馬身差付けて快勝。続いて前年より外国産馬の出走が解禁された日本ダービー(GⅠ)に挑戦する…の前にひとつ。青葉賞の後、鞍上の武豊騎手はシンボリクリスエスについてこう語った。
武「この馬秋には強くなりますよ。」
藤沢調教師「秋かよ!」
というやり取りがありつつ日本ダービーに出走するのだが、武騎手が跨るタニノギムレットの鋭い末脚の前に1馬身差の2着と敗れた。ちなみに上の武騎手のコメントは「秋になったら乗せてください」ということだったらしいが、彼がシンボリクリスエスに乗ることは二度となかったという。そりゃそうだ。
しかし武の予言通り、秋になるとその実力を発揮し始め、始動戦の神戸新聞杯(GⅡ)を2馬身半差で制して重賞2勝目を挙げる。これで優先権を確保できたのだが、陣営は菊花賞(GⅠ)ではなく、東京競馬場の改修工事に伴い中山競馬場での代替開催となった古馬混合戦の天皇賞(秋)(GⅠ)を選択して出走。
- 後に藤沢調教師が語ったところによると、「距離が延びても押し切れるだけのパワーも持っていたが、明らかに2000mがいい馬で、古馬相手でも天皇賞の方が勝てる可能性は高い」と考えていたという。
前年の牝馬二冠馬・テイエムオーシャンや古強者の菊花賞馬・ナリタトップロードなどが出走する中、3歳馬として唯一の出走だったが、最終直線で末脚を発揮して抜け出すと、追い込むナリタトップロードに4分の3馬身差でゴールイン。GⅠ初制覇を果たすと共に、ハツピーマイト(1937年)・バブルガムフェロー(1996年)以来史上3頭目となる3歳馬による天皇賞優勝を成し遂げた(※1)。
続くジャパンカップ(GⅠ)では1番人気に推されるものの、ゲート内で暴れたことによる出遅れが響いて3着に。陣営は当初これで3歳シーズンを終える予定だったが、予定を変更して有馬記念(GⅠ)に出走することを決定。ファン投票ではナリタトップロードに次ぐ第2位に選出される。
これがラストランとなるナリタトップロードの他、無敗でこの年の秋華賞・エリザベス女王杯を制したファインモーション、前年の日本ダービー馬ジャングルポケット、この年のチャレンジカップをコースレコードを叩き出して制したタップダンスシチーなど錚々たる面子が揃う中、2番人気に推されて迎えた有馬記念では最終直線で末脚を発揮して逃げるタップダンスシチーを捉え、半馬身差でゴールイン。外国産馬としてはグラスワンダー以来となる史上2頭目、馬主のシンボリ牧場にとっては1985年のシンボリルドルフ以来となる有馬記念制覇を成し遂げた。
この成績から、この年のJRA賞において年度代表馬に選出される。
有馬記念後はシンボリ牧場で放牧となり、迎えた4歳シーズン(2003年)。陣営は宝塚記念(GⅠ)・天皇賞(秋)・ジャパンカップ・有馬記念に出走した後、有馬記念を最後に引退・種牡馬入りすることを発表。
予定通り宝塚記念から始動し、本番では1番人気に推される。が、最終コーナーでタップダンスシチーと競り合うものの、外から追い込むヒシミラクルやツルマルボーイに交わされ5着に敗れる。
そして次走は改修工事を終えた東京競馬場に戻って実施される天皇賞(秋)。絶対不利とされる大外枠に回されるが、それでも1番人気に推される。本番ではローエングリンとゴーステディによるハナ争いを見ながら中段でレースを進め、直線で進路を内に切り替え末脚を発揮。失速していく2頭を追い抜き、大外から追い込むツルマルボーイの追撃を1馬身差で振り切ると、コースレコードとなる1分58秒0で優勝。
史上初となる天皇賞(秋)連覇(※2)を達成した。
1番人気に推されて出走したジャパンカップでは単騎逃げを敢行するタップダンスシチーの前に9馬身差の3着と敗れるが、ファン投票で第1位となってラストランとなる有馬記念に出走。
1番人気に推されて迎えた有馬記念本番。タップダンスシチーの他に同じ厩舎の後輩・ゼンノロブロイなどが出走する中、2周目の第3コーナーで逃げるリンカーンを捕まえると、直線で交わして「借りは返す」と言わんばかりに9馬身差をつけてゴールイン。このことからこのレースは俗に「9馬身返し」と呼ばれることもある。
時計はコースレコードとなる2分30秒5。史上4頭目となる有馬記念連覇を達成して見事有終の美を飾った。
JRA賞では最優秀4歳以上牡馬に選出されるとともに再び年度代表馬に選出され、2年連続で年度代表馬の栄光を手にして引退した。
引退後は予定通り種牡馬入り。
産駒としては菊花賞とジャパンカップを制し、種牡馬としても史上初の無敗三冠牝馬・デアリングタクトや2021年年度代表馬のエフフォーリアなどの父となったエピファネイア、ダート戦線を舞台にGⅠ級競走を3勝し、引退後は東京競馬場の誘導馬としてその枠に留まらない人気を集めたサクセスブロッケン、同じくダート戦線でGⅠ級競走4勝を挙げたルヴァンスレーヴなどがいる。
牝馬からは目ぼしい成績を上げた馬は出なかったが、母父としては障害GⅠ9勝を挙げた「障害競走の絶対王者」ことオジュウチョウサンをはじめ、2017年日本ダービー馬のレイデオロ、マイルチャンピオンシップ南部杯2連覇のアルクトス、2021年エリザベス女王杯勝ち馬のアカイイト、2022年の安田記念を制したソングラインなどを輩出した。
2019年の種牡馬引退後はシンボリ牧場にて功労馬として余生を送っていたが、2020年9月に蹄葉炎を発症。治療が行われたものの病状は悪化し、同年12月7日に起立不能の状態となったことから、やむを得ず12月8日に安楽死措置が執行されこの世を去った。21歳没。
- ※1:シンボリクリスエス以降、3歳馬による天皇賞(秋)制覇は、直系の孫(ボリクリはエフフォーリアから見て父方の祖父)に当たるエフフォーリアが2021年に達成するまで長らく出なかった。ちなみにエフフォーリアはこの年は皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念とGⅠを3勝しており、シンボリクリスエスと同じ票数(277票)で年度代表馬にも選出されるなど「シンボリクリスエスの再来」として話題となった。ちなみに翌2022年にはイクイノックスが達成し2年連続で3歳馬が天皇賞(秋)を制した(その後イクイノックスも年度代表馬に選出)。
- ※2:2022年現在、シンボリクリスエスの他にはアーモンドアイ(ロードカナロア産駒、2019年・2020年)のみが達成している。
余談
公式発表以前の「シンボリクリスエス(ウマ娘)」タグ
先に登場しているシンボリルドルフ、シリウスシンボリの史実馬と馬主が同じであるため、シンボリクリスエスも登場が予想され、正式実装前からオリジナルウマ娘のカテゴリーで多数の作品が投稿されていた。そのため、ウマ娘化が発表された2022年5月4日以前に投稿された二次創作(オリジナルウマ娘)にも本タグが使用されていることに注意されたし。
着差について
概要に書いた通り、グレード制導入以降では2003年の有馬記念での9馬身差がGⅠの最大着差だが、それ以前の八大競走時代だとテスコガビーの桜花賞の着差が『大差』(10馬身差以上)だったりとこれ以上の着差がついたこともある。
ちなみに国内GⅠでのタイ記録を持つのは2003年ジャパンカップで9馬身差の着差を記録したタップダンスシチー。海外のGⅠ競走を含めると、2016年に開催されたフランス・イスパーン賞でエイシンヒカリが2着に10馬差をつけて優勝している。
特にタップダンスシチーとはジャパンカップ、有馬記念の双方でクリスエスと激突しているため有馬記念でのクリスエスの勝利は「9馬身返し」として語り草となっている(あくまで2着との着差でありジャパンカップのクリスエスは3着、有馬記念のタップダンスシチーは8着である)。
まさかの人選
CVを担当する春川芽生氏はニコラの専属モデルを経て、女優としても活動しており、特に最近では『ウルトラマントリガー』に登場する防衛組織「GUTS-SELECT」の隊員であるナナセ・ヒマリを演じたことが記憶に新しい。そのため、特撮界隈からは以下のイラストのようにファルコン繋がりでの絡みを期待する声も上がっているとか。
ちなみに、春川氏にとってもゲームへの出演はこれが初となる。また、固有スキルではクリスエスがライフルを撃つという演出だったことやこれまでの特撮作品で度々拳銃を発砲する姿から中の人にも共通点で反応されたりもした。
なお、春川氏のモデル時代の同期には藤田ニコル・池田エライザ・古畑星夏・松井愛莉等がおり、モデル卒業後も交流関係は続いている。ウマ娘トレーナーやファンにはニコラの愛読者も少なくなく、モデル時代から知っているファンからは驚きと感動の声で迎えられていた。
関連イラスト
関連項目
シンボリ牧場繋がり
シンボリルドルフ(ウマ娘):開業前の藤沢和雄調教師が調教助手として担当していた。有馬記念連覇繋がりでもある。
シンプトンダッシュ(アイルトンシンボリにあたるアニメオリジナルウマ娘)
ツルマルツヨシ(ウマ娘):生産がシンボリ牧場で行われている。
タイキシャトル(ウマ娘):外国産馬同士、父系がヘイルトゥリーズン系の流れを汲んでいる繋がりのほか、共通の騎手が騎乗している(岡部幸雄、横山典弘)。
ゼンノロブロイ(ウマ娘):史実では同厩舎の1年後輩で、シンボリクリスエスの引退レースとなった有馬記念で対戦経験がある。クラシック期に青葉賞1着からダービー2着入線を経て神戸新聞杯を優勝、4歳時にオリビエ・ペリエ騎手を鞍上に天皇賞(秋)・有馬記念を優勝など共通点が多い(ペリエ、岡部、横山の三騎手のほかに、武豊・ケント・デザーモの両騎手が騎乗している)。
血統繋がりのウマ娘
デアリングタクト(ウマ娘):史実では直系の孫(息子エピファネイアの娘)にあたる。
スペシャルウィーク(ウマ娘):史実では同駒の娘シーザリオとの間に息子エピファネイアを設けており、人間で言う婿舅の関係に有る。『うまゆる』では食堂の最後の一皿だったにんじんハンバーグのにんじんだけ平らげてシンボリクリスエスに渡していた(このシーンについては「にんじん=キャロットファームのクラブ馬である娘のシーザリオはあげません!」ではないかと推測する説もある)。その他に母父・スペシャルウィークのシンボリクリスエス産駒のJRA重賞馬には、ユールシンギング・サンライズソアがいる。
有馬記念2勝繋がり(史上6頭)
《2連覇(史上4頭)》
※上記のシンボリルドルフ(84年、85年)を除く
グラスワンダー(ウマ娘)…98年、99年
《隔年で2勝(史上2頭)》
オグリキャップ(ウマ娘)…88年、90年(無口キャラ属性繋がりもある)
同じ02世代のウマ娘
タニノギムレット(ウマ娘)…武豊・横山典弘の両騎手が騎乗、種牡馬時代に社台グループで繋養された繋がりもある。
ファインモーション(ウマ娘)…武豊騎手が騎乗している繋がりもある。