ここでは『ポケットモンスター』シリーズのとりポケモンを表記する。他はこちら➡️Pigeon
基礎データ
全国図鑑 | No.0017 |
---|---|
カントー図鑑 | No.017 |
ジョウト図鑑 | No.011 |
セントラルカロス図鑑 | No.018 |
ローマ字表記 | Pigeon |
ぶんるい | とりポケモン |
タイプ | ノーマル/ひこう |
たかさ | 1.1m |
おもさ | 30.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | するどいめ/ちどりあし(第4世代以降)/はとむね(隠れ特性)) |
タマゴグループ | ひこう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ピジョン | pigeon(英語で鳩) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Pidgeotto | pigeon(鳩)+-otto(イタリア語の指小辞) |
ドイツ語 | Tauboga | Taube(鳩) |
フランス語 | Roucoups | roucouler(鳩が鳴く)+coup(打撃) |
韓国語 | 피죤 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 比比鸟 | 日本語名の部分的な音写+鸟(niǎo、鳥) |
中国語(繁体字) | 比比鳥 | 日本語名の部分的な音写+鳥(niǎo) |
ロシア語 | Пиджеотто | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | पिजियोटो | 英語名の音写 |
タイ語 | พีเจียน | 日本語名の音写 |
ヘブライ語 | פידג'יוטו | 英語名の音写 |
リトアニア語 | Pidžeototas | 英語名より |
進化
ポッポ→ピジョン(lv.18)→ピジョット(Lv.36)→メガピジョット(メガシンカ、ピジョットナイト)
概要
初代『ポケットモンスター 赤・緑』より登場しているポッポの進化系。
体が大きくなり、頭の飾り羽根も伸びて来た。しかし、ピジョン(鳩)というネーミングに反して鳩には全く似ておらず、鳶やノスリのような小型の猛禽類を思わせる。
というか設定上の生態も猛禽類に近いらしく、百キロ以上の広い縄張りを持っており、発達した爪でタマタマなどを捕らえて巣まで運ぶという。タマタマは植物系ポケモンであるが草食性なのか?
……と思いきや、跳ねているコイキングを捕らえてそのまま連れ去ることもままあるらしい。
鋭い爪についての言及があるにもかかわらず、その爪を生かした技は見当たらない。ひっかけない。きりさけない。切札として爪を隠しているのかもしれないが。
ちなみに爪の数は時代やメディアによって異なり、大抵の場合2本であるが、アニメでは3本となっている時期があった。
ゲームでの特徴
初代・FRLG・ピカブイ
- 『赤緑青』では14ばんどうろ・15ばんどうろ・21ばんすいどう、『ピカチュウ』ではトキワの森といった序盤より、『FRLG』では13ばんどうろ・14ばんどうろ・15ばんどうろ・ナナシマの一部、『ピカブイ』では5ばんどうろより出現する。
金銀クリスタル・HGSS
- 本作では日中にしか登場せず夜は代わりにホーホーやヨルノズクが出現する形となっている。
- ストーリーにおいてはキキョウシティのジムリーダー・ハヤトの手持ちとして登場する。この際出して来る個体はLv.9なのであるが、第2世代・HGSSではトキワの森でLv.7(「ピカチュウ」ではLv.9)の個体が野生で出現する。またLv.7ピジョンは第2世代のみ2ばんどうろでも出る。
RSE・ORAS
- 『ORAS』ではピジョンのみサファリゾーンに出現する。
DPt・BW・BW2・XY・SM・USUM・BDSP
- 野生では出現せず、主にポッポより進化させる必要がある。
第8世代 -
- 第8世代『ソード・シールド』、『LEGENDSアルセウス』、第9世代『スカーレット・バイオレット』へは登場しない。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初代 | 63 | 60 | 55 | 50 | ※ | 71 | 299 |
第2世代以降 | 63 | 60 | 55 | 50 | 50 | 71 | 349 |
※第2世代以前の「特攻」・「特防」は「特殊」へ纏められていた。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
漫画版
番外作品
ポケパークWii
- ビーチゾーンへ登場し、バトルで勝てば友達となってくれる。
はねろ!コイキング
- ランダムイベント「天敵は突然に」で登場。
- 特訓帰りにきのみがなる木を見掛けると怪しげな選択肢が2回出て来て(2度目の選択肢は警告文とも取れる内容となっている)、きのみを取る行動を選択するとプレイヤーが育てたコイキングを連れ去ってしまうというポケモン図鑑の内容をそのまま再現したかのような鬼畜の所業をやってのける(確率は低いが、ピジョンが現れなかった場合はコイキングを一気に強化可能)。
- 連れ去られたコイキングは他ゲームでいうキャラロストと同じ扱いとなるので、プレイヤーは新たなコイキングを一から育て直す羽目になる。
- さらにピジョンの魔の手はこのイベントのみ留まらない。いけす画面で画面を1番上(陸地が見える所)までスライドしている際にコイキングをタップするとはねるアクションが見られるのであるが、何の気なしに何度もタップしてはねさせているとまたしてもピジョンがコイキングを連れ去っていく。イベント外でなおかつ育成画面でなら流石に何も起きないであろうと油断し切っていた所を、突然のアクシデントにより手塩に掛けて育てていたコイキングを失ったトレーナー達は何が起きたか分からないまま世代交代画面に突入することとなる。
- しかし、いつまでもやられっぱなしという訳ではなく、ピカチュウがいけすへ現れるようになってからは、特訓帰りのランダムイベントでピカチュウがピジョンを追い払ってくれる(コイキングはいつも通りはねるだけで何もしないが)。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
〈レギュラーの手持ち〉
- ゴウのピジョン
- 新無印第70話でショッピングモールの屋上にいたところをゴウにゲットされた(なお、ゴウは第6話や第68話では別個体のピジョンをゲットしようとしたが失敗している)。
〈ゲスト手持ちや野生個体等〉
- 無印81話の群れ
- 第1話でサトシと因縁があるオニスズメがオニドリルへと進化してボスへ君臨し、彼らの群れから脅かされていたポッポの群れのピジョン。しかし、サトシのピジョンがピジョットへと進化したことで撃退。ピジョットは群れを守るためにサトシと別れた。
- それから時が経ち…サトシの旅シリーズ最終話でサトシのピジョットと共にサトシの前へ再登場。群れのポッポ達が成長していたこともあり、ピジョットをサトシの元へと送り出した。
- シロウの父のピジョン
- 無印172話で森林パトロール隊隊長でシロウの父の手持ちとして登場。かぜおこしでレディアン達を訓練していた。
- ジンベイのピジョン
- AG90話で登場した技教えおじさんのポケモン。サトシのオオスバメへ「つばめがえし」の極意を教える。
その他
無印 | 65話・88話(ピンカン島のピンク個体)・196話(イメージ) |
---|---|
AG | 176話 |
DP | 10話・169話 |
BW | 144話 |
XY | 38話・40話・66話・77話・91話 |
SM | 42話 |
新無印 | 2話(映像)・6話・20話・26話・68話 |
劇場版 | ルギア爆誕・時を超えた遭遇・裂空の訪問者・波導の勇者・ディアルガVSパルキアVSダークライ・氷空の花束・超克の時空へ・ボルケニオンと機巧のマギアナ・キミにきめた!・みんなの物語 |
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
- 1話:モブで登場
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- 2章でハヤトの手持ちとしてピジョンが登場。ハヤトはこのピジョンとヨルノズクと共にエアームドの捕獲を試みた。
電撃!ピカチュウ
- サトシのポケモンとなるが、ハナダジム戦でいつの間にかサトシの元から離れていたことが判明するため、アニメ版と違い出番は少ない。
ゴールデン・ボーイズ
- 元ブラックの手持ちだったが捨てられ、体力が弱って瀕死状態になった所をゴールドに助けられたポケモン。ゴールドが用意したヒモ付きの木の実を常に身に付けている。旅の途中でピジョンへ進化した。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0016.ポッポ→0017.ピジョン→0018.ピジョット(メガピジョット)
序盤鳥中間進化
同複合タイプ
第1世代 | オニスズメ / オニドリル カモネギ ドードー / ドードリオ |
---|---|
第2世代 | ホーホー/ヨルノズク |
第3世代 | スバメ/オオスバメ チルット |
第4世代 | ムックル / ムクバード / ムクホーク ペラップ |
第5世代 | マメパト/ハトーボー/ケンホロウ(♂・♀) ワシボン/ウォーグル |
第6世代 | ヤヤコマ |
第7世代 | ツツケラ/ケララッパ/ドデカバシ |
第8世代 | - |
第9世代 | イキリンコ(グリーンフェザー/ブルーフェザー/イエローフェザー/ホワイトフェザー) |
関連ポケモン等
その他