概要
手持ちのペロリームがセレナが作ったポフレを食べてしまった事がきっかけで、サトシ一行と知り合う。
その時「ペロリームがまあまあだって言ってる」と言った事、お詫びとしてあげたポフレが一行のポケモン達に好評だった事でセレナと対立し、ポフレコンテストで対決する事になる。
コンテストではお互いに優勝し損ねたものの、ロケット団を協力して撃退したことでお互い握手できるほど態度が軟化し打ち解けている。
セレナをからかっている節もあるが、じゃれ合うのを楽しんでいるようで本来の性格は後述のように気丈に振る舞いセレナを激励する等優しい性格である。
ちなみにセレナのポフレを酷評したりするが「ポケモンの好みに合わせるのがポフレ作りの基本」等と言ったりとポリシーがあるようである。
サナやネネと違って最初からポケモンパフォーマーをめざしていた訳ではなく、「ポフレ作りが得意」というゲストキャラから、再登場した際にはセレナのライバルのキャラクターとして路線変更されている。
作中でセレナのサトシへの好意に早期に気づいた人物の一人でもある。
主人公に友好的なキャラクターの多いアニポケXY編においてはややツンデレなキャラであり、どちらかといえばDP編のウララやBW編のラングレーに近しいタイプ。ただ、ミルフィは彼女らとは異なり、他者をからかう事さえ除けば問題行動は全く起こしてない為、比較的マイルドな印象である。
ロケット団の妨害によってきのみが入手できなくなると共に森へきのみを探しに行き、最終的にはセレナが譲歩する形で関係は軟化した。
なお、ポフレコンテストの方は両者共に決勝まで行ったものの優勝を逃し、優勝以外の順位付けもされなかったので決着はつかなかった。
ラストでは「ボーッとしてるとサトシをもらっちゃうわよ」と恋の宣戦布告宣言ともとれる発言をセレナにしたが、サトシに惚れたような描写が具体的になかったため本気だったのか冗談だったのかは長い間不明だった。第80話でサトシへのアプローチ描写が全く見られなかった割には「あっちの対決(サトシの恋愛対決)は負けないから」と発言しているあたり、興味本位でセレナの恋路を見ているだけかもしれない。
また、出会いがしらイメチェンしたセレナに対し「サトシに振られちゃったとか?」と、ロケット団よろしく「断髪=失恋」ということを尋ねている。
担当声優である林沙織氏の引退などもあり、再登場は絶望視されていたが、担当声優が真堂圭氏に変更された上で、7月2日放送の80話に再登場した。
この回では新たにニャオニクス(♂)が手持ちに加わっている。
トライポカロン・フウジョ大会ではセレナと再会もまもなくからかう。
得意のポフレ作りで予選を突破するも決勝でセレナに敗れた。
XY&Z編12話では、ピエール主催のダンスパーティに出席。ダンスの部ではサトシとペアを組んだものの、彼のあまりの下手さに呆れていた。タッグバトルの部でコジロウとペアとなり、サトシとセレナのペアに戦いを挑んだ。初めはピカチュウ・イーブイ相手に優勢だったが、セレナのイーブイがニンフィアに進化し、逆転負けした。
XY&Z編19話ではトライポカロンマスタークラス・グロリオ大会への出場を果たしている。
当初はサトシに対し「どっちを応援する?」「ちょっとは進展したの?」といったきわどい質問でセレナをやきもきさせたりと、いつも通りの調子を見せていた。(ちなみにサトシは両方応援すると答えたが、セレナを引き合いに出されると自信満々に「セレナを応援するぜ」と断言した)
初戦からセレナと当たり「お互いに恨みっこなしよ」と勝負の舞台に上がるがセレナには及ばなかった。
悔しさに耐えきれず涙をこぼすが、それでも気丈に「絶対クイーンになりなさいよね」とネネと共にセレナを激励し、自分達の思いを託した。
ポフレ大会(最終審査敗退)、トライポカロン(フウジョ大会最終審査敗退・マスタークラス初戦敗退)、ポケモンバトル、更にはサトシとのやりとり等、数々の場面でセレナと張り合っていた。
マスタークラス閉幕後は別れ際に「あっちの方(サトシのこと)も進展させなさいよ」と囁き前述のような宣戦布告発言を撤回し、サナやネネ達と共に次の大会での再会を誓った。
声優について
25話では林沙織氏が声を担当していたが、本人の事情により、再登場の80話以降は真堂圭氏が担当している。
真堂氏がその後、次回作のヒロインの一人の役を担当することになるとは誰も予想していなかったであろう。
また、真堂氏はその次回作の次回作である新無印にてメインキャラのゴウの幼少期の声を担当したりジョーイや新ヒロイン・コハルのイーブイを演じたりしている(劇場版のキミにきめた!・みんなの物語・ココの3作品では脇役のポケモン役で演じている)。
手持ちポケモン
関連イラスト
関連タグ
ポケモンパフォーマー トライポカロン カロスゲスト ライバル
サナ(トレーナー) ネネ(トレーナー) アメリア(トレーナー)
セレナ(アニポケ) シトロン(アニポケ) サトシ(アニポケ) ユリーカ(アニポケ) ミアレ兄妹
共通点があるトレーナー
- リーリエ(アニポケ):サン&ムーンのメインヒロインで、ミルフィとは中の2代目の人が一緒。
- シュウ(アニポケ):アドバンスジェネレーションのヒロインのライバル。ヒロインを挑発するほど口は悪いが問題は一切起こしていない、後々ライバルを認め出していく…という点が類似している。
- シンジ(アニポケ):前々作のサトシのライバル。性格がキツかったがその分アドバイス上手で後々性格が丸くなりライバルの事も認め出していく、猫ポケモン(マニューラ)と進化条件が通信交換であるポケモン(エレキブル他)を連れている…という点が共通している。
- ウララ(トレーナー):前々作のヒロインのライバル。ツンデレである所が共通しているものの、最後までライバルを認めなかった。
- シューティー:前作のサトシのライバル。口は悪いが問題は一切起こしていない(このことはヒロインのライバル繋がりのシュウやラングレーにも該当する。)、後々ライバルを認め出していく、手持ちに性別によって姿が異なるポケモン(プルリル)とスイーツ然とした見た目のポケモン(バニプッチ)がいる…という点が類似している。
- ラングレー(トレーナー):前作のヒロインのライバル。登場当初は性格がキツかったものの後々丸くなってライバルを認め出していく、手持ちにスイーツ然とした見た目のポケモン(バイバニラ)がいる…という点が類似している。
- サイトウ:ソード・シールドに登場するジムリーダー(アニポケではサトシのライバルも務める。)。登場当初は性格がキツかったものの後々丸くなってライバルを認め出していく点が共通する。
- ビート(トレーナー):ソード・シールドから登場したライバルトレーナー。こちらも初期は性格がキツイ(ポケモン以外に対して)人物だったものの後から丸くなる、メンバーにフェアリータイプ(ニンフィア)がいる…という共通点があり、回を追うごとにライバルを認め出していく点も共通する。
その他
- 北崎(ドラゴンオルフェノク):ある一人の人物を散々嫌がらせるいたずらっ子繋がり。本質は異なって凶悪。
- アグネス・ギーベンラート:ある一人のヒロインの彼氏を独り占めすることから彼女とは犬猿の仲にある口の悪いライバルヒロイン繋がり。ミルフィとは対照的に、彼氏が欲しいのを理由に敵対勢力に寝返るという問題を起こしてしまう。
- リーバル(ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド)、蒼沼キリハ(デジモンクロスウォーズ):イメージカラーが青かつツンデレで後々ライバルを認め出していくという点が似ている。ただし、キリハのキャラクター像はどちらかといえばミルフィよりシンジに近い。