概要
人気ゲームポケットモンスターシリーズでは、対戦がメインコンテンツの1つとして楽しまれており、その対戦において強力なポケモンの組み合わせが研究されている。結論的に勝率を上げやすい組み合わせが結論パと呼ばれる。
オンラインのリアルタイム対戦が実装された第4世代からこのワードが使われるようになったが、対戦バランスの調整が進んだ第5世代以降はこのワードが使われる機会が減少した。
初代、第2世代、第3世代でもオンライン対戦が存在せずとも、ポケモンの種類が限られていたこともあり、対戦環境で使用されるポケモンにも偏りが見られた。特に第2世代のカビゴンが顕著である。
各世代における結論パ
第1世代
第2世代
第3世代
第4世代
- 固定されているメンバー
- 上の5匹に加え、あと1匹の候補となるメンバー
第5世代
隠れ特性の実装に伴い、ポケモンの構築の多様性が強まった。そのため、総合的な結論パは登場しなかった。
- 対面構築における結論パ
ボルトロス、キノガッサ、カイリュー、マンムー、ウルガモス、スイクン、ハッサム
第6世代
2回攻撃が可能なメガガルーラの登場により、上述の第2世代のカビゴンのように一強となるポケモンが登場した結果、結論パが完成した。
- 第6世代の結論パ
ガブリアス、ガルーラ、ゲンガー、ボルトロス、バシャーモ、スイクン
第7世代
強力なフェアリーが増えたことで長年トップを張り続けてきたガブリアスの時代がここで終わりを告げる。
- 第7世代の結論パ
ミミッキュ、ランドロス、カプ・レヒレ、ゲッコウガ、ボーマンダ、リザードン
上記6匹に加え、ダブルではガオガエンやカプ・コケコ等が猛威を振るう。
第8世代
この世代からは参加できるポケモンが限られることとなり、DLCによる追加を始めたり、終盤には禁止伝説参加可能がデフォルトとなったため、良くも悪くもそれまでとはスタイルも環境も大きく変わることとなる。
- 第8世代初期結論パ
ズキュントスを参照。
- 鎧の孤島結論パ
エースバーン、ゴリランダー、ポリゴン2、トゲキッス、ドラパルト、ミミッキュ
また、上記のポケモンが参加禁止になった際は、ギャラドス、カバルドン、ダブルではフシギバナとイエッサン、バンギラス、エルフーンもそこに名を連ねる。
- 冠の雪原結論パ
サンダー、エースバーン、ミミッキュ、ランドロス、カプ・レヒレ
他にもゴリランダー、ポリゴン2、ウーラオス、ウツロイドなどが上位に出入りした。
- 竜王戦ルール結論パ
ザシアン、サンダー、ランドロス、メタモン、ポリゴン2、ヌオー
…というか、とにかくザシアンがあまりに強すぎたため、ザシアンと組めば相性が良いポケモンやザシアン対策になるポケモンが増えていった。基本的に禁止伝説は1パーティに1匹だけであったが、他にもホウオウ、カイオーガ、イベルタル、バドレックスなどが活躍した。
第9世代
- 第9世代初期結論パ
BIG6(ポケモン)を参照。
- 碧の仮面結論パ
上記のBIG6に加えオーガポン、赫月ガチグマ、テツノツツミ、ランドロスなどが上位10匹を上下している。
関連タグ
参考文献
とにかくいろいろやってみるブログ 【ポケモン】第四世代・第五世代・第六世代の結論パ考察とメガガルーラが最強である理由
2023年10月11日閲覧