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本記事、及び人物個別記事は単行本最新刊までのネタバレを多分に含みます。閲覧は自己責任でお願いします。



秀知院学園高等部生徒会編集

生徒会ーー!!

左からミコ、石上、白銀、かぐや、藤原


CV:古賀葵 / 演:橋本環奈

本作の主人公の1人。秀知院学園高等部2年→3年、生徒会副会長。身体的特徴:美少女

総資産200兆、四大財閥の1つと称される「四宮グループ」の本家本流のご令嬢。

芸事、音楽、武芸、いずれの分野においても華々しい成績を修めたまさに万能型の天才。

長い黒髪を後ろに纏め、リボンで結っている。慎ましいお胸である。

四宮家教育方針の影響もあり、プライドが高くナチュラルに人を見下し利用しようとする。しかし、その性格の悪さがコンプレックスであり、性格の悪さを受け入れてくれないと思ってる事からなかなか告白できないでいる。

生徒会に入る前は人と関わることも避けていたが現在は違うようだ。

箱入りで育ったために、一部情報(性関連・世間・デジタル関連など)に疎い。

白銀を「告らせた」暁にはあんなことやこんなことをしようと妄想を膨らませているが、その実恋愛や男女間の行為についてはよく分かっていない。ハーサカもそのあたりの教育は匙を投げているらしい。

よく白銀の脳内イメージにて「お可愛いこと」と愛情や嘲りや勝者の余裕など様々な要素を含んだ微笑を浮かべている。

元ネタは竹取物語かぐや姫


CV:古川慎 / 演:平野紫耀(King&Prince)

本作のもう1人の主人公。学園高等部2年→3年、生徒会会長。身体的特徴:目つきが悪い

学園内では少数派の「混院」と呼ばれる外部入学者である。

偏差値77前後の秀知院学園の模試において不動の1位、全国でも頂点を争い天才たちと互角以上に渡り合う猛者。

多才なかぐやと異なり、勉学1本で畏敬の念を集める。1日10時間の勉強を欠かさない努力型の天才である。

勉学に加え会長としての執務、さらには空いた時間にバイトもこなすなど、いつ寝てるか分からない生活を送っている。ストイックを絵に描いたような人物だが、一方でかぐやを「告らせた」暁にはドエロい事をしようと妄想を膨らませている。

3時間おきにカフェインを取らないと電池切れのように寝てしまうほどの中毒者。

自負によりプライドが高いが善良な人間であり、相談毎は誠心誠意付き合い、困った人を見つけることにも長けている。中等部に通う妹がいる。

完璧に見えて実は弱点もとても多い(知ってるのは、藤原書記を始めとするほんの限られた人間のみ)。

元ネタは竹取物語でかぐや姫に難題を申し付けられた5人の貴公子の1人、大伴御行。


CV:小原好美 / 演:浅川梨奈

本作のヒロイン。学園高等部2年→3年、生徒会書記。身体的特徴:ゆるふわ巨乳

政治家一族の娘であり、曽祖父は元総理大臣、叔父は現職の省大臣を務める。

外国語と音楽が得意で学業もやれば出来る子なのだが、周囲の戦略の影響の煽りを受けじわじわ落ちてきている。

過保護だが愛のある家庭で育ち、明るく朗らかで少々?天然気質である。意外と強かでもある。

セミロングのウェーブのかかった髪に通称「極黒リボン」と呼ばれるリボンをつける。かなりの巨乳。

他人を寄せ付けず孤立していた頃のかぐやにも寄り添ってきた唯一の友人。

だが、かぐやからの扱いはしばしば酷いことが多い(千花本人は気づいていない)。

白銀とも高い信頼関係で結ばれており、彼をある意味唯一理解し、守護っている人物である。非常に面倒見がよく、彼女の白銀の弱点克服に付き合う「特訓シリーズ」は人気が高い。

かぐやと白銀の恋愛バトルに気づいていないほぼ唯一の人物であり、天然鬼畜ぶりと相まってかぐや達の立てた戦略を無自覚に踏みにじってしまうことがしばしばある。かぐや曰く「IQ3くらいしかない」「何回か呪っている」。

元ネタは竹取物語の5人の貴公子の1人、車持皇子及びそのモデルとされる藤原不比等


CV:鈴木崚汰 / 演:佐野勇斗

本作の裏主人公。学園高等部1年→2年、生徒会会計。身体的特徴:根暗前髪

零細玩具メーカーの次男。学習意欲は低く成績も下の下だが、得意分野…とくにデータ処理には滅法強く、生徒会も彼がいなければ破綻してしまうと白銀は頼りにしている。

類稀な人間観察力を持つが、それと気づかず地雷を踏みぬくという哀しい気質を持っている。

かぐやのダーティーな部分を見抜いているため彼女を畏れているが、彼女の秘めた想いにもそこはかとなく気づいている。

不登校児だった彼を白銀が引っ張り出し、そのまま生徒会にスカウトされた。

ネガティブで体育会系やカップルに並々ならぬ憎悪を抱き、偏ったラブコメ知識を有する。

白銀と二人の時はやや饒舌(毒舌だが)になるなど友人関係でもある。

元ネタは竹取物語の5人の貴公子の1人、石上麻呂足


CV:富田美憂 / 演:影山優佳(日向坂46)

本作の裏ヒロイン。学園高等部1年→2年、生徒会会計監査。身体的特徴:低身長

第65話より登場。裁判官の親を持ち、真面目で品行方正な優等生。風紀委員も兼ねる。

学業では入学以来1年主席を納める才女。融通が利かない真面目な性格は美点でもあり弱点でもある。

背は小柄だがお胸はそれなりにある小型犬系美少女。

「正しさ」の裏返しか、その趣向は坊主フェチから始まり、乙女的思考に怪しい癒しボイス愛好家などやや危険な領域に足を突っ込んでいる。

第68期生徒会選挙で白銀と争うも敗れたが、その後第2次白銀生徒会にスカウトされた。生徒会では特に尊敬している藤原に懐いており、かぐやと白銀にも友好的と言える。

しかし石上に対してのみ恐ろしく辛辣である。影では彼を助けていたりもするが、別に絆とかそういうアレではないらしい。

ギャグ回では絶妙に誤解しかしないタイミングで生徒会室に入ってくるのがお約束であり、いわゆるオチ要員である。

元ネタは竹取物語の5人の貴公子の1人、石作皇子


秀知院学園高等部編集

東京都港区にある秀知院学園(幼稚園~大学)の高等部。偏差値は77前後。

1700年代、江戸幕府によって開かれた習学所が始まりで、のちに士族、貴族の子息が通うステータス的役割をになう。

初等部から進学していく「純院」に対して、中途入学者は「混院」と呼ばれ、格差、溝が存在する。

現理事長はかぐやの異母兄・四宮黄光。


2年生→3年生編集

かぐや、白銀、藤原と同学年。

早坂愛

CV:花守ゆみり / 演:堀田真由

2年A組→3年A組所属で、かぐやのクラスメイトである。アイルランド人とのクオーター。

その真の姿は四宮グループ幹部の娘であり、かぐやの幼き頃からの使用人・侍女・支援者・工作員。

性格や姿名前を場面や状況により使い分け、普段はクールであるが、学友の前ではギャル風であり、本来はかぐや曰く「臆病で泣き虫」らしい。

かぐやとは以心伝心の中で、彼女が素の自分を出せる数少ない相手であり、姉妹のようでもある。

元ネタは竹取物語で帝が不死の薬を燃やしてしまうよう使いとして出された調石笠(つきのいはかさ)。


柏木渚

CV:麻倉もも / 演:池間夏海

2年B組→3年A組所属で、白銀や藤原とは2年からのクラスメイトである。ボランティア部の部長。父は大手造船会社会長、祖父は経団連理事であり、VIP枠の一人である。眞妃とは幼等部の頃からの親友。

生徒会室に恋愛相談に訪れたことがきっかけで、彼氏のことや部活関連で度々生徒会室に顔を出すようになる。その際かぐやと親交が生まれ、彼女の数少ない友人となった。学内では(早坂を除くと)唯一早いうちからかぐやと白銀の互いへ向ける想いを知っていた人物であり、純情なかぐやの恋愛相談を一手に引き受け、さりげなくかぐやの背中を押したり二人に振り回されたりしている。

自身の恋愛に関しては、彼氏の浮気を疑い勝手に携帯を盗み見たり探偵を雇ったり、その相手の眞妃へ彼氏とのラブラブを見せつけたりするなど黒い面を窺わせる。かぐやからは面倒くさくて重いと思われているが、実のところ柏木とかぐやの恋愛観はほぼ一緒である。主体性に欠ける一面があり、それゆえに芯の強い眞妃に対して強い憧れを抱いている。

読者からは、「柏鬼」「柏木神」「サタン」「2か月と40秒の女」などとと呼ばれている。


CV:八代拓 / 演:ゆうたろう

2年B組→3年A組。ボランティア部に所属。病院の院長の息子であり、医者志望。

柏木のことが好きで、白銀に相談し壁ダァンという技を伝授され、結果告白に成功。以後、事あるごとに生徒会室に恋愛相談にやってくる。夏休み明けに唐突にチャラくなった。

初登場は6話であり、以降の登場回数も決して少なくないが、名前が判明したのは11巻109話(初登場から104話も経っている)であり、苗字は18巻170話でようやく明かされた。四宮家お抱えの医師であるゴッドハンド・田沼正造の孫である。


ツンデレ先輩

CV:市ノ瀬加那

2年B組→3年A組。柏木に勧誘されボランティア部に加入。四条家は四宮家の分家で、眞妃にとってかぐやは再従祖叔母にあたる。ただし、両家は壮絶な争いの末に離反した過去がある事から非常に仲が悪く、その延長から眞妃はかぐやのことを同年代ながらおば様と呼んでいる。柏木とは親友。

初登場は6話で、その後名前も判明しないまま主に単行本の幕間で度々登場、初メイン回で名前が判明したのは10巻98話であった。その後は本編にも度々登場しかぐやや石上などと絡んでいる。つばめ先輩を誘う勇気が中々出ない石上の背中を押すなど、いい人。

翼のことが好きであるものの翼は柏木と付き合ってしまい、以後度柏木と翼のラブラブを見せつけられて良く酷い目にあっている。校庭の道端に倒れて泣いてたところを白銀が踏みつけてしまい、以降白銀と石上に愚痴を吐くようになる(それまで相談できる相手がいなかったらしい)。高飛車で素直でないところなど、かぐやと言動が非常によく似通っている。スペックもかぐやとほぼ同等だとか。

家同士の確執から幼いころにかぐやを拒絶したことがありそれ以来近からず遠からずの距離感だったが、上述のことで徐々に関わりが増えていき、最終的には一緒にエッチなビデオを鑑賞してわだかまりが解けた。めでたしめでたし。


かれんちゃ!!

CV:朝日奈丸佳

2年C組→3年A組。マスメディア部に所属。出版社社長の娘。

エリカとは幼馴染で、よく二人で行動している。スピンオフ『かぐや様を語りたい』の主人公の一人でもある。白銀×かぐやで、隙あらば二人の妄想を展開し、ナマモノ同人誌を描き溜めている。稀に二人の決定的瞬間を目撃している。


CV:朝井彩加

2年C組→3年A組。マスメディア部に所属。大手味噌メーカー社長の娘。

かれん・柏木・眞妃とは仲が良い。スピンオフ『かぐや様を語りたい』の主人公の一人でもある。かぐやの信者であり、かぐやを目の前にすると興奮のあまり挙動不審になることがある。

お茶の代わりに味噌汁を振る舞い、ストレス解消に味噌を磨り潰すなど、重度の味噌押し。


CV:小野将夢

2年B組→3年A組。野球部に所属。

白銀の友人。かつて白銀と熾烈な成績争いを繰り広げたことがあり、学年テストでは常に安定してTOP10圏内にいる秀才。糸目であり、本気を出した時だけ目が開く。

スピンオフ『かぐや様を語りたい』では、かれん・エリカと度々絡みがあり、かれんと脈ありだと勘違いしている。


CV:岡野友佑

2年B組→3年A組。謎の倶楽部「11」(イレブン)に所属している。

白銀の友人。外部入学生であり、失踪した兄の手掛かりを追って秀知院に入学してきた。思いつめた様子だった白銀を息抜きにと合コンに誘った。

スピンオフ『かぐや様を語りたい』では、かれん・エリカと度々絡みがあり、エリカと脈ありだと勘違いしている。


ヤクザ家族の娘

CV:早見沙織

2年C組(→3年生)。天文部の部長。広域暴力団「龍珠組」組長の娘で、学園VIP枠の一人であり、秀知院が誇る無理難題女子の一人でもある。(他は大仏こばち、子安つばめ、不知火ころも)

前生徒会(第66期)の時に会計を務めており、白銀と親交がある。昔白銀が何らかの恩を売ったようであり、ウルトラロマンティック作戦の下準備を手伝わされていた。

名前の由来は、竹取物語でかぐや姫が大伴御行に要求した龍の首の珠であると思われる。


CV:森嶋優花

2年A組→3年A組。某有名IT会社社長の娘。

早坂と同じギャルグループのひとり。修学旅行では早坂、かぐやと同班だった。


CV:貫井柚佳

2年A組→3年A組。広告代理店代表の娘。

早坂と同じギャルグループのひとり。修学旅行では早坂、かぐやと同班だった。


  • 本郷勇人 (ほんごう はやと)

2年C組(→3年生)。第68期生徒会選挙にて当初は白銀・伊井野と共に立候補していたのだが、かぐやからの圧力を受けて出馬を取り下げる。

スピンオフ『かぐや様を語りたい』ではその後が描かれており、クラスメイトのかれん・エリカの(半ば個人的な)選挙取材に協力させられている他、演説の様子から「参加していれば危うく空気化する所だった」と安堵している。


  • 小林マサル

CV:天﨑滉平

2年C組(→3年生)。文化祭実行委員の経理。

つばめ狙いで、石上とマウント合戦(低レベル)を繰り広げる。


四条眞妃双子の弟。実は、第4話の全国模試で白銀をも上回るトップランカーとして名前が出ている。

元々は近所の公立高校へ通っていたが、3年進級に伴い秀知院へ転校、かぐや、白銀等と同級生となる。

冬休みに突然インド旅行を決行した姉に同行するように姉想いであるが、扱いはぞんざいであり余計なツッコミを入れては足蹴にされている。

親の心配を跳ね除けるために全国模試1位を取り、所属するサッカー部を弱小チームからインターハイ出場へ導くなど文武両道の天才とされるが、転校直後にボッチ化しないか不安に思っていたりと割と平凡なところもある。

全国模試で一度敗れた事から白銀は一方的にライバル視していたが、彼の方はその時以外はトップを取り続けていた白銀を尊敬しており、その縁で友人となる。

ただ、眞妃は「馬鹿だが、政治は上手い」と評しており、彼の転校には四条グループの思惑も絡んでいるようである。


1年生→2年生編集

伊井野、石上と同学年。

無題

CV:日高里菜

1年B組→2年A組で、石上や伊井野のクラスメイト。風紀委員に属している。伊井野とは小等部からの親友であり、暴走しがちな伊井野を見守っている。生徒会長選挙の時は伊井野の応援演説を務めた。

洞察力に優れており、石上の優しい本質を理解しており彼の噂や周囲からの扱いに疑念を抱いている。応援団の団長たちに石上のフォローをお願いするなど、気配り上手。

文化祭の準備で知り合った元応援団長風野と交際していたが、筋トレが生理的に無理とかでフった。分厚い丸眼鏡をかけているため読者からはその容姿を窺い知ることはできないが、かぐや様作中はおろかヤンジャン始まって以来の美少女とのもっぱらの噂、らしい。

両親は共に芸能人でこばちもかつては子役タレントして活動していたが、母親による不倫スキャンダルが暴露され、周囲から浮いた存在となってしまった。

名前の由来は、竹取物語でかぐや姫が石作皇子に要求した仏の観石の鉢


マッキー先ハイ

CV:高野麻里佳

1年A組→2年A組。TG(テーブルゲーム)部の永久部長。

文化祭のお化け屋敷の準備にかこつけて伊井野を弄り倒すなど、Sっ気の持ち主。部活でのあだ名は"マッキー先ハイ"(罰ゲームで'先パイ'の゜を奪われた)。上級生にも普通にタメ口。

藤原曰く酷いアニオタさん。

成績優秀者では10位内に常に名を連ねる才女。

実はEQ値(emotional intelligence quotient=心の知能指数)が測定値上限に達するほどに人間関係に対しては敏感。そのため過去にひどい人間不信に陥ったこともあるが、TG部に入ったことによって明るくなり、今に至ったようである。


麗ちゃん、おめでとう!

CV:高田憂希

1年B組→2年A組で、石上や伊井野のクラスメイト。ラクロス部に所属。有名ジュエリーブランド社長令嬢。

体育祭では応援団に参加し、文化祭では実行委員を務めている。思ったことをそのまま口に出して言う少しキツめの性格。周囲の評判が良くない石上や伊井野に対して偏見を抱いていたが、応援団を通じて石上を見直す、キャンプファイヤーを実現しようと尽力する伊井野に手を貸し仲良くなるなど、周りの噂との付き合い方を模索している。


不知火ころも その2 Remake

1年→2年A組。以前から「妖精」とも呼ばれる学内屈指の美少女として話題となっていたが、2年進級の際に石上や伊井野のクラスメイトとして登場。

この顔出し後しばらくは出番が無かったが、石上がギガ子主催のサーバーでのFPSへと参加した事で交友を持つようになる。

今の所石上をどう思っているのかは不明だが、男子と話すこと自体がレアである事から周囲が騒いでいる。

名前の由来は、竹取物語でかぐや姫が阿部右大臣に要求した火鼠の衣と思われる。

また、赤坂先生原作の『【推しの子】』には、同じ名字で芸能活動をしている「不知火フリル」という人物がいるが、彼女とは姉妹である。(ころもが姉、フリルが妹)


  • 田中哲平

CV:小林千晃

1年F組(→2年生)文化祭実行委員の広報班。

京都大学のを参考に、文化祭のスローガンを提案する。


3年生→卒業生編集

「12時17分」

CV:福原遥 / 演:福原遥

3年A組→卒業生。新体操部に所属。体育祭では応援団副団長、文化祭では実行委員長を務めている。推薦で外部の体育大学に進学が決まっている。

相手が誰であろうと素で優しく接することのできる人当たりの良い美少女。3年のマドンナ的存在で、石上をはじめとして多くの生徒から好意を寄せられている。「付き合ったら相手のことしか見えなくなる」と発言しており、恋愛的には多少重いところがあるようで本人もそれを自覚している。

名前の由来は、竹取物語でかぐや姫が石上麻呂足に要求した燕の子安貝


  • 風野 (かぜの)

CV:村田太志 / 演:板橋駿谷

3年B組→卒業生。ラグビー部に所属。体育祭で赤組の応援団長を務めた事からその後も「団長」と呼ばれている。

筋肉質な見た目通りの体育会系で、筋トレにも詳しい事から石上やエリカを指導している。文化祭実行委員会にも参加し、その間に大仏との交際を始めたのだが、お試し扱いですぐにフラれてしまう。結構マジだったらしく、傷心のショックからドルオタに染まりつつある。


CV:本泉莉奈

3年A組→卒業生。TG(テーブルゲーム)部の最年長にして創設者。

元々のあだ名は「テラ子」だったが罰ゲームで降格し、2学期期末試験時にはさらに「メガ子」に降格していたものの、卒業後は「ギガ子」に戻った。(TG部以外の人からは一貫して「ギガ子」呼び。)藤原曰く酷いアニオタさん。

卒業回になって1度留年している事や校長の孫娘である事など怒涛の情報公開が行われた。


  • 前生徒会長

前生徒会長

CV:島﨑信長

3年A組→卒業生。華道部に所属。白銀の前(第66期)の生徒会長で、本名は不明。学帽を被った古風な容姿をしている。

外部入学生ゆえに孤立していた1年の頃の白銀を生徒会に勧誘した人物であり、彼がかぐやに見惚れる切っ掛けを与えたとも言える。

本人は嫌われ者と言っているが、白銀を始めとした当時の生徒会メンバーからは慕われている。


CV:加隈亜衣

3年→卒業生。オカルト研究部の部長。宗教法人「神社本院」浄階一級の孫娘で、学園VIP枠の一人。

黒髪ロング糸目、さらには巨乳が特徴。

カップルを見るとからかわずにはいられないとの事だが、その内容は直球の下ネタによるセクハラである。

文化祭ではかぐや・白銀を占ったが、「今日が運命の日」と核心を突く内容であった。

つばめから恋愛相談をされたが、「性欲は魂の声」とアドバイスしている。

キューバリファカチンモ」の項も参照。


  • 朝日雫 (あさひ しずく)

3年→卒業生。マスメディア部の部長。新聞社局長の娘。生徒会に偏重するかれん・エリカを窘めているが、過去にかぐやから助けられた事もあって、生徒会選挙の際には裏取引していたりする。

阿天坊と共につばめから恋愛相談をされたものの、「共感ポイントが一つも無い」とバッサリ切った。


  • 佐藤ダイキ

CV:佐藤元

3年A組→卒業生。文化祭実行委員の安全管理。

つばめ狙いで、石上とマウント合戦(低レベル)を繰り広げる。


教職員編集

  • 校長

CV:山本格 / 演:徳井優

フランスの姉妹校より異動してきた。普段は所かまわずポ●モンGOをしているなど緩い人物であるが、フランス校との姉妹校交流会の際は白銀の生徒会長としての器を試す、石上優の停学の理由を知っているなどを侮れない部分もある。(高校入学を認めるよう主張する伊井野ミコの意見を教職員が遮る中、彼の一声でミコの意見が通されるという発言力抜群。)

本名はAdolphe Pescarolo。かぐやの置かれている状況も正確に把握しており、彼女を守れるような人材が偶然にも周囲にそろっていたのは彼の功績。


  • 大林ヒカル (おおばやし ひかる)

3年A組(新)の担任教師。元々は公立校に務めていたが、校長のスカウトを受けて秀知院へ移ってきた。

基本気だるげな雰囲気で、校長からの指示もあってかぐやをそれとなく気に掛けている。


  • 町田恋鞠 (まちだ こまり)

2年A組(新)の担任教師。大林と廊下の曲がり角でぶつかり、なんかフラグっぽいものが立つ。


主要人物の家族編集

白銀家編集

Hello, Way of the sword!

CV:鈴代紗弓 / 演:深尾あむ

白銀御行の妹。秀知院学園中等部の2年B組で、生徒会会計を務めている。萌葉とは中等部生徒会の仲間であり、大親友でもある。藤原家に何回か行ったことがあり、千花とも仲がいい。

家の外ではしっかり者であるが、家では反抗期真っ盛りであり、特に口うるさい兄には厳しく必要事項と暴言以外ほとんどしゃべらない。だが兄の恋バナは気になるご様子で、兄が落ち込んでたりスマホに向かって一喜一憂している時などは近くでストレッチしながら様子を窺っている。なんだかんだ兄のことは好きなようで、萌葉などにはよく罵倒を装った自慢をしているとか。

かぐやには以前から強い憧れを抱いていて、距離を縮めようと苦心しているのだが、かぐやの前では照れて中々素直におしゃべりできない。


  • 白銀の父

CV:子安武人 / 演:髙嶋政宏

御行と圭の父。本名は不明。工場経営に失敗し、7年前に妻が出奔。以降、職業不定で男手一つで息子と娘を育てている。(基本的になにもしていない。)なお、妻とは一応離婚はしていない。(子供たちからはいい加減諦めて判を押せと言われているが、未練があるとの事で抵抗し続けている。)

息子と同様に資格マニアで、キャリアコンサルタントの国家資格も所持している。

体育祭にかぐやと出会った際に御行への想いを聞き出し、以降度々かぐやの前へ姿を現してはかぐやを弄り倒している。かぐやの天敵ともいえる人物。

最近はYouTuberも始めており、波乱万丈な人生経験と高いトークスキル、娘が映るだけで投げ込まれる大量のスパチャによって収益化に成功している。

正確な年齢は不明だが学生時代にニンテンドウ64ゴールデンアイにハマっていたため三十代後半から四十代と思われる。


  • 白銀の母

御行と圭の母。回想にのみ登場。

白銀父とは大学のゼミで知り合った。曰く「それはそれはモテる子だった。」

結婚後しばらくは上手くいっていたが、白銀父の会社経営失敗をきっかけに関係が破綻。決定打はリストラさえすれば工場経営は立て直し可能だったのに白銀父が従業員の雇用維持にこだわったため見切りをつけた模様、もっとも白銀父の会社経営失敗は黄光による陰謀であったため白銀父の判断がどうであれ経営立て直しは不可能であったと言える。

子どもたちに過度な期待をしたが御行はその期待に応えられず、7年前にだけを連れて家を出て行ってしまい、それが御行の深いトラウマとなっている。

圭との生活も上手くいったわけではないようで、「問題のある場合は逃げても良い。」とある人から諭された圭は、白銀父の元に戻っている。

外見は老い始めているが健在。「たぶん年下の男と仲良くされてるし」と白銀父は語っているが、実際のところは不明。


藤原家編集

センシティブな作品

CV:小澤亜李

千花の妹で三姉妹の末っ子。秀知院学園中等部の2年B組で、生徒会副会長を務めている。圭の大親友。

圭のことを「一生地下牢に閉じ込めて可愛がってあげたい感じ」、かぐやのことを「食べたいランキング1位」というなどややサイコパスな発言が目立ち、クリパのプレゼントは手錠だった。圭から兄の罵倒風自慢をいつも聞いており、中等部の文化祭で御行を見かけた際に一目ぼれする。高等部の文化祭を訪ねた際に御行にハートのキーホルダーを渡して告白しようとするも渡しそびれている。クリパのプレゼント交換の際に策を弄そうとするかぐやを牽制しており、姉と違って鋭い面を持っている。


センシティブな作品

CV:小松未可子

千花の姉で三姉妹の長女。千花をも超える爆乳。体育祭の観戦に露出度の高い服装で来る、クリスマスツリーと門松を悪魔合体させて藤原家のクリスマスと正月が混じった奇祭の原因を作った挙句「ウチのクリパなんかキモイ」と言ってのけるなど自由奔放な性格をしている。スプラッター映画が大好き。妹と同じく美味しいものに目がないようで、エジプト旅行から帰ってきた時も食事の話しかしてなかった。


  • ぺス

藤原千花

CV:石狩勇気

藤原家の飼い犬。目つきが悪く毛並みが明るいなど、どことなく白銀に似ている。ちんちんが変。(※鎮座を語源とする犬の芸。)


CV:掛川裕彦

藤原家の父親。政治家。不在がちな妻に代わって娘たちを育てている。

サブカルチャー(特に恋愛要素が絡むもの)に対して厳格な規制を敷いているのだが、その結果娘たちはそれぞれ抜け穴を探し出し、マニアックな趣味へ走ってしまっている。


藤原家の母親。外交官という仕事柄家を空けがちなため、最近までかぐやと面識が無かった。

ちなみに、娘たちと違って胸はあまり無い。藤原家の巨乳因子は父方由来だった…?


  • 藤原の祖父

CV:佐々健太

藤原家の祖父。

孫を溺愛しており、両親に内緒で孫(千花)に秘匿性の高い裏金=お小遣いを上げている。

今は好々爺だが、内閣総理大臣。藤原千花曰く「私はおじいちゃんの一番弟子」。


四宮家編集

CV:津田英三

かぐやの父で、四宮家本家の総帥。普段は京都の本邸で暮らしている。

息子三人と娘は全員母親が異なり、長男を恋人と別れさせて自分の指定した相手と結婚させるなど旧態然とした価値観の持ち主であり、現四宮家の問題の殆どの元凶(四宮家の伝統でもあるが)。

かぐやへの愛を一切感じさせず、早坂からは「くたばれクソ爺」と憎まれている。かぐやの心に大きな影を落としている人物である。実際のところは親子両者ともに互いに愛情を抱いているのだが極めて分かりづらい。

歳を取り死期が近づいたことで多少丸くなったらしく、作中終盤の御行の行動にドン引きして恐怖を感じた。


四宮家の長男にしてかぐやの異母兄。四宮家の跡取りの筆頭候補。秀知院学園の理事長でもある。

四宮家の伝統に従い、古い考え方の持ち主であるが、話が通じないわけではない。日本有数の財閥の経営者の一族として多数の家の部下や会社の社員の生活や命を背負っている責任感もある。

対立関係にある四条に対しても彼本人は先祖が作った過去の因縁より守るべきは家族や社員だと思っており、四条眞妃、四条帝ともに秀知院学園に入学させている。

最低三人の女性と関係を持って子を産ませた父親が水商売の女性と関係を持って産まれた子な上に本当に父親の子かの検査もしないという複雑な家庭環境ながら、かぐやのことは彼なりに妹として大事に思っている(早坂に生活を監視させるなど、あくまで日本有数の財閥における責任や義務などの中であるが)。

自分が学生時代に自由恋愛を許されず父親に別れさせられた経験から、情け心でかぐやには学生時代の自由恋愛は許可している一方で、恋人が海外の大学に行くからという理由での大学進学は許可せず、将来は自分が選んだ四宮家とかぐやのためになる人物との結婚をさせる気でもいる。

実は白銀の父の工場を倒産させたきっかけとなった人物で、詳細は不明だが白銀父と揉めた結果会社に会社に圧力をかけ、リストラなどの経営再建せざる得ない状態に追いやった(結果として白銀父は経営再建の手段に失敗したため倒産した)。

物語終盤では雁庵が倒れ四宮が弱まったところを狙い四条が共倒れ覚悟の攻撃を四宮に加える中で、日本中の部下や社員を守るために奔走する。しかし、四条帝の持ちかけた四宮かぐやとの結婚で両家の和解を実現する案に納得し賛同したことで、白銀をはじめとした生徒会役員からはすべての元凶であり最大の悪かの如く扱われることとなった。最終的にかぐやが具体的な将来の夢を語り、四条との和解案とそれでも駄目な時は義務と責任を果たす気があることを提示したことで納得し、和解した。


かぐやの異母兄であり、四宮家の次男。女癖が悪く都合の悪いことは権力と金で問題をもみ消してきた。

家やグループを継ぐ気概は無く、兄の腰巾着と評される。


かぐやの異母兄であり、四宮家の三男。後妻の子である為、後継者としては立場が弱く、脅迫・恫喝による恐怖政治でそれを補っている。

早坂愛がかぐやの従者を辞めると聞きつけた事から、自陣への引き入れか拉致監禁を目論んだが、兄のスパイであった事をバラされてもかぐやが庇った事で計算が狂ったため、今後も手出ししないと約束して手を引いた。

かぐや曰く、長男・次男に比べれば善人とされており、約束を絶対視する契約主義者である所や早坂家・四条家を裏切り者と嫌悪する所はかぐやに影響している。単行本幕間での紹介曰く「生徒会に入らなかったかぐやのような存在」とも。


がぐやの母親。故人で回想にのみ登場。元の姓は「清水」。

俗に言う夜職の女性だが、一晩酒を注いでもらうだけで100万は飛ぶような超VIP嬢。

田沼医師曰く「教養があり知性が溢れた優しい女性…だがどこか狡猾な面もあり…」

雁庵もそんな彼女に入れ込んでいたが、先天的に心臓に病があったため離職。

次に雁庵のもとに現れたときにはかぐやを身ごもっていた。

「貴方の子供です」という名夜竹に、雁庵はまわりの反対を押し切って受け入れたうえに遺伝子検査も拒否。かぐやを生んでひと月も経ずして彼女は亡くなっている。

「四宮」姓ではあるが、かぐやは「妾の子」として通っており、最終的に名夜竹の籍がどのような形となったかは不明である。

なおかぐやの「ルーティーン」は、実は名夜竹が生まれたばかりのかぐやにしていた行為が基になっている。




早坂家編集

CV:行成とあ

早坂愛の母。かぐやの乳母のような存在でもある。

普段は雁庵の側で仕えており、娘と顔を合わせる機会は少ない。三者面談には雁庵の名代として現れた。白銀の父にからかわれているかぐやを見て「お金払えるくらい面白いじゃない」というなど、ちょっと性格が悪い一面もあるようである。


早坂愛の父。奈央の夫。長らく雁庵の秘書を務める側近のひとり。


ラーメン四天王編集

正確には「都内ラーメン四天王」。

学期休み毎に藤原千花がラーメン店で遭遇するが、話の本筋にはほぼほぼ関係ない。(「藤原千花は超食べたい」シリーズ)

しかしそのビジュアルのインパクトから人気キャラとなり、アニメでは「ラーメン四天王監修」なるなぞのスタッフがEDでクレジットされることに。

さらには、アニメ3期O.A.は前に裏キービジュアルまで担当した。(※エイプリルフール企画)


小田島三郎 かぐや様は告らせたい

CV:佐藤晴男(学生時代:山口祟浩

都内ラーメン四天王の一人で、"渋谷のサンちゃん"の異名を持つ。

2年生夏休みの頃、偶然同じ店にやって来た藤原のことを最初は侮るも彼女の計算された(?)食べ方とニンニクを全く気にせずにぶち込む豪快さを見て一人の『ラーメン喰い』と認め、完飲後サムズアップで彼女の健闘を称えた。

中々お目に掛かれない素材を使ったラーメンが出ると聞きつけて秀知院学園高等部の文化祭にも来ており、その際かぐやが淹れた紅茶を『恋の味』と称した。何気にかぐやの白銀への想いを見抜いた数少ない人物の一人である。


都内ラーメン四天王の一人で、"巣鴨の仙人"の異名を持つ。

若い頃は「ラーメン王」と呼ばれもてはやされていたが、今は年金で近所の新作ラーメンを食べ歩いてはSNSに投稿するインスタグラマーである。

2年生冬休みの頃、偶然同じ店に居合わせた藤原と共に激辛ラーメンへ挑戦するが、想像を超える辛さに苦戦し昇天しかけながらも、どうにか完食した。なお、当の藤原はアイスを食べて攻略していたため、卑怯者と評している。


都内ラーメン四天王の紅一点。本名は不明。

その細身のからだからは想像もつかぬ喰いっぷりに、「ラーメンバキュームカー」「ラードに愛された女」と称されたフードファイター

3年進級前、J系インスパイアのラーメン店でうっかり大盛り(通常のメガ盛り)を注文、現物を前に青ざめる藤原…それを見てほくそえむ店主に立腹して、さらに上を行く総重量5kgの「マシマシチョモランマ」を注文。

店主の強い信念、その想いごと飲み干し、食べ尽くし、時間内に見事完食。大盛りを完食した藤原も記念写真に収まることになった。(その後の藤原は・・・。

かつて小田島三郎と恋仲であったが、ラーメンスタイルが対極であったがために別れを告げられた悲しい過去がある。


CV:丸山壮史

都内ラーメン四天王の一人で、本名は不明。

職業は個人タクシー運転手。かぐやたちを幾度となく乗せている。

秀知院学園高等部文化祭にも登場、かぐやのクラスで渋谷のサンちゃんと相席となっている。

登場回数は多いが、ラーメンを食べている描写はなかった…が、原作も最終盤の261話に登場。

3年夏休みの藤原と満を持して相席となり、「ラーメン四天王編完結」にふさわしい戦いを繰り広げる。


その他の人物編集

  • ベルトワーズ・ベツィー(ベツィー)

CV:天城サリー

秀知院学園の姉妹校であるフランス校の生徒会副会長。(のちに生徒会長)

人格否定をも辞さぬ論理展開で仏ディベート大会で2年連続優勝。相手を再起不能にまで追い込むことから"『傷舐め剃刀』のベツィー"の異名を持つ。

校長の命を受けて交流会で白銀に対してあらん限りの罵倒、侮辱を行うが、フランス語を解さない白銀にはまったく効果がなく、逆にかぐやからの逆襲を喰らい、ひどいトラウマを負う羽目になる。


CV:森田順平 / 演:佐藤二朗(※ナレーションとの兼役)

四宮家お抱えの医師。『世界の名医十選』に選ばれ、小児心臓バイパス手術の第一人者としてしられるゴッドハンド。倒れて運ばれてきたかぐやを診察し、「恋の病」と診察を下し、それに不服なかぐやの気持ちを最先端医療機器を駆使して暴いた。白銀が倒れて搬送されてきた時も担当し、過労の原因を「恋の病」と診断している。

前述の通りの確かな腕とユーモアを併せ持った名医であるが、かぐやからはヤブ医者呼ばわりされている。昔かぐやの母を診察したことがあり、それゆえにかぐやを気に掛けている(描写からして最期を看取ったものと思われる)。

若いころは女と遊びまくっていたそうで、17歳で子供ができた。更に息子も17歳で出来ちゃった婚をし、孫も今年17歳で戦々恐々としているらしい。通称「17歳の呪い」。


CV:上田麗奈 / 演:松風理咲

石上の中学時代のクラスメイト。

当時も周囲から避けられ気味だった石上にも気さくに接していたが、彼氏の荻野に対して暴力沙汰を起こした事から、彼女も石上に非難の目を向けた。

高校は秀知院ではなく別の女子校に進学したが、これは単に成績が悪かったためで、事件とは関係ないらしい。

彼女自身は事件の裏に隠された真実を知らず、それゆえに秀知院の体育祭を訪れた際に再び石上を非難していたが、深く恨んでいる訳では無い。

子安つばめとも親交があったが、後につばめから石上に関する真実、自身が萩野に嵌められていたことや石上が自分を守ろうとしていたことを知らされて激怒、つばめの言葉に耳を貸さず喧嘩別れになった模様。


CV:河西健吾 / 演:高橋文哉

石上の中学時代の同級生。

演劇部に所属し、表向きはクラスでも人気者と持て囃されていたが、裏ではよくない遊びに手を染めていた。

石上は偶然その連絡をしている所を目撃した事から、裏を取った上で「バラされたくなければ大友と別れろ」と切り出したが、大友を交渉材料に持ち出した事にキレて殴られたため、それを逆手にとって石上を「大友のストーカー」に仕立てた。

もっとも、本心ではかなりビビっていたようで、大友とは騒動の直後に別れ、停学が明けても復学しない石上に怯えていたという。よくない遊びで新たな犠牲者を出すことも躊躇していたらしく、皮肉にも自身の陰謀で皆からの信用を奪われてしまった石上が復学しないことに怯え続ける結果となった。

なお、真相を知ったかぐやによって部活連へ素行がリークされた事で秀知院から転校させられた模様。


四宮雲鷹の側近。雲鷹に精神的に支配されているがために、その目的のためには非道な手段をとらざるをえず、またそれをいとわない。


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かぐや様は告らせたい

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