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サニゴーン

さにごーん

サニゴーンとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するポケモンの一種である。ソード/シールドから登場。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0864
ガラル図鑑No.237
ローマ字表記Sunigoon
分類さんごポケモン
タイプゴースト
高さ1.0m
重さ0.4kg
せいべつ25%♂・75%♀
特性くだけるよろい/ほろびのボディ隠れ特性
タマゴグループすいちゅう1/すいちゅう3

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語サニゴーンサニーゴ+gone(英語で亡くなった)+ゴルゴーン
英語・スペイン語・イタリア語Cursolacurse(呪う)+Corsola(サニーゴ)
ドイツ語GorgasonnGorgone(ゴルゴーン)+Corasonn(サニーゴ)
フランス語CorayômeCorayon(サニーゴ)+fantôme(幽霊)
韓国語산호르곤산호(サンゴ)+Gorgon(ゴルゴーン)
中国語(簡体字)魔灵珊瑚魔+灵(霊)+珊瑚(サンゴ)
中国語(繁体字)魔靈珊瑚魔+靈(霊)+珊瑚(サンゴ)

進化編集

Depressed Corals

初期最終
ガラルサニーゴサニゴーン(Lv.38)

概要編集

あらゆる生物から吸収したエネルギーを蓄積してきたガラルサニーゴが、霊力の高まりによって進化した姿。その結果、サニーゴだったものの上半分は完全に砕け、残骸から抜け出した魂が残った下半分から飛び出た半透明の霊体に覆われ繋ぎ止められているという、何とも言えない姿に変化した。


高さが倍近くになっているにもかかわらず重さは減少しているという珍しい特徴を持ち、このことから元あった上半分は本当に消滅していると推察される。



霊体に迂闊に触れてしまえば最後、たちまち石のように動けなくなってしまうので要注意とされている。

名前の由来はこの特徴から、英語で「死んだ」や「消えた」を意味する「gone」に加え、「ゴルゴーン」からと思われる。


ともあれこうなってしまってはサニーゴとしての身体は「失われてしまった」と言っても過言ではないが、サニゴーン本人は殻から解放され身軽になったことの嬉しさからか、そんなことは気にせずふよふよと彷徨っている。

しかし霊体の力では残った殻を持ち上げられないのか、ポケモンキャンプでは殻を引きずりながら移動する。


満月の夜にはサニゴーンたちが一か所に集まり、霊体の枝を切り離して空に飛ばすという、幻想的で美しい光景が見られる。

その行動の理由は「吸収したエネルギーの放出」や「一種のコミュニケーション」と諸説挙がっているが、未だ解明されていない模様。

ちなみに、サニーゴ系統のモデルとなったサンゴ満月の夜に産卵する習性を持つ種が多いことが知られており、この行動の元ネタはおそらくそのあたりから採られているものと思われる。



一度死んでいるためか、進化前同様「じこさいせい」や「ねをはる」といった生命力に関わるわざを覚えられなくなっている(輝石ガラルサニーゴとの兼ね合いもあるのだろうが)。


ちなみにギリシャ神話においては、英雄ペルセウスが海藻をゴルゴーン姉妹の一人メドゥーサの眼光または血で固めた物がサンゴになったという伝承がある。


性能編集

種族値編集

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ガラルサニーゴ60551006510030410
サニゴーン609550 145 13030510

身体が砕けてしまったからか進化前から防御が半分になってしまったが、それと引き換えにシャンデラに並ぶ特攻145という火力を得た。もともと高かった特防もさらに上がり、地味に攻撃もそこそこ高くなっている。HPと素早さは進化前共々変わっていない。

元々技範囲は尋常でなく広いため攻撃技自体には困らないが、ゴーストタイプの性か最大火力に欠けるため、高い特攻を持つにもかかわらずエースアタッカーとしては「めいそう」を積んだりしないと少々力不足。「メテオビーム」とパワフルハーブのコンボが可能なのでそれを使って特攻を上げるのもアリ。


そのためお膳立てをしてからダイマックスで無双するスタイルが考えられるが、メインウェポンとしては一致で撃てる「ダイホロウ」(「シャドーボール」)の他雨にして火力を上げる「ダイストリーム」(「ハイドロポンプ」)や先制技を封じつつエスパー技を強化する「ダイサイコ」(「サイコキネシス」)も候補になる。

あるいは高い特防を活かし、とつげきチョッキを持たせて特殊アタッカーに繰り出し負担をかけるのもあり。


そして何故か攻撃までも大幅に増えているが、覚えられるゴースト物理技は何と「おどろかすのみ。このため物理で戦うなら不一致技で無理矢理殴るしかない。見た目的にせめて「シャドーボーン」でも覚えてくれれば…。

後に新技「ポルターガイスト」を与えられたので、完全な物理型も実用的となった。実は「シャドーボール」より「ポルターガイスト」の方が高火力だったり。


しかし、特殊型ではポットデスギルガルド、物理型ではヨノワールの様にライバルも多い。

また、「しんかのきせき」が適用されるようになった進化前ガラルサニーゴも使い勝手が良く、対戦ではそちらの方が使われてたりする。いつぞやのこいつである。バランス調整からか「パワートリック」も「ワンダールーム」も覚えない。


とはいえサニゴーン自身が決して弱いわけではない。

直接攻撃を受けるとお互いを「ほろびのうた」状態にするという恐ろしい隠れ特性ほろびのボディを専用として有しており、敢えて触れさせた上で倒れるか、「だっしゅつボタン」を使用し「かげふみ」持ちと交代するという戦術が組めるようになる。

低い防御も「ちからをすいとる」「てっぺき」「おにび」等カバーする手段は豊富にあるので、立ち回り次第では物理アタッカーを相手にするのも不可能ではない。


使用トレーナー編集

オニオンくんと色々ログ2


アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

  • 新無印106話:1シーンのみオニオンと一緒にいた。

余談編集

名実ともに「生気を感じない」ポケモンであるが、預かり屋に預ければ全く問題なくタマゴが発見されるし、キャンプを開けば全く問題なくカレーを頬張り満面の笑みを浮かべる。


実は一度死んで蘇ったポケモンというのはさほど珍しいものではなく、挙句の果てにあの世とこの世を自由に行き来するポケモンすらも存在している。

サニゴーンもあれで案外本人は平気…だったりするのかもしれない。


関連イラスト編集

サニゴーンサニゴーン

サニゴーン骸



関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン ポケモン剣盾

ポケモン一覧 ゴーストタイプ

サニーゴ ガラルサニーゴ


0863.ニャイキング0864.サニゴーン→0865.ネギガナイト


第8世代追加進化編集


その他編集

AKUMA:レベル1の姿が類似している。また死体から成長する点も共通している。

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ガラルサニーゴ がらるさにーご

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