泣ける艦これ
なけるかんこれ
ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』において、提督(プレイヤー)の使役する艦娘は、被弾によるダメージを受けると衣装や装備が損壊していき、そして耐久値が0になると「轟沈」となり、手持ちリストから消滅する。沈んだ艦娘は二度と帰ってこない。
レア度、レベルの高い艦娘も例外ではなく、入手や育成の手間が全て水泡に帰す為、ゲーム的な意味でも大ダメージであるが、問題はその演出である。
沈みゆく艦娘は悲壮感漂う台詞と共にその身を散らしていくのである。この為、うっかり艦娘を轟沈させてしまった場合、提督にとって決して小さくないトラウマとなり得る。
また、敵である深海棲艦は、過去に沈んだ艦娘が怨念に憑かれたものである…という説がある。
この説に則れば、敵として倒している深海棲艦も元は艦娘だった可能性がある。
よって、深海棲艦は襲って来ているのではなく、ただ仲間や提督のもとに帰ろうとしているだけという解釈もできるわけである。
そもそも、史実においては、彼女らのモチーフとなった多くの艦は、激しい戦闘の末に壮絶な最期を遂げ、沈没している。かろうじて戦後まで生き残った艦も、その扱いは必ずしも良いものではなかった。
国内に残存していた艦の多くは解体処分され、賠償艦として他国に渡った艦の多くは他国でも持て余されて標的艦や練習艦にされ、不要として即座に沈められた艦や係留されたまま朽ちていった艦もある。
終戦時に残存した最大の艦である長門は、酒匂やプリンツ・オイゲン、そしてかつて敵でもあった米軍の一部の艦らと共にビキニ環礁でアメリカ軍の核実験「クロスロード作戦」に用いられ、悲しい最期を遂げた。
艦これに実装されている艦で、戦後も軍艦として活躍する機会に恵まれたのは2017年12月現在で、中華民国へ渡った雪風と対馬、ソビエト連邦へ渡った響と占守の計4隻のみ。
「軍艦防波堤」としてではあるが現在国内に残っている艦として2017年の秋イベントにて涼月が実装された。
あとは2016年2月に艦これ改に先行実装された、米海軍の当時最新鋭の艦で現在もアメリカに実艦が残るアイオワとイントレピッドがいるくらいである(現在、記念艦として公開されているアイオワ級の他の艦やエセックス級空母、U-505ほかの保存されているUボート、そして太平洋戦争時の日本海軍では唯一の現存艦である宗谷をはじめ海上保安庁で活躍した艦はいずれも未実装)。
その他、このゲームにおいてある種の悲哀を感じさせるシステムに、轟沈以外にも「近代化改修」と「解体」が存在する。
前者では、ある艦娘を強化する為に別の艦娘を「素材」として扱う。強化が終わると、素材とされた艦娘は消える。
後者では、艦娘を鋼鉄・弾薬などの資源に変えてしまう。当然、ここでも艦娘は消える。
ただ、公式インタビューでは解体や近代化改修について具体的にどんなことが行われているか(そもそも艦娘自体どんな存在なのか)定義していない一方で、プロデューサー個人としてはは普通の女の子が武装した物をイメージしていると発言している。
その為、この考えにのっとって「解体や近代化改修の素材となった艦娘は装備を外して普通の女の子になる」という解釈がファンの間では比較的好まれている。(近年のアップデートで改修=艤装合成という言葉が使われる)
だが、その場合でも兵器としての存在意義を失った娘達がどのように暮らしていけるかには不安が残る上、同じ姿の女の子が何人も存在することになる為、やはりネガティブな想像をしてしまいがちである。
素材とされたり解体される運命を知らず、健気に頑張る艦娘がいたとしてもおかしくはない。
逆に、これらについて深く考えずにネタとして笑い飛ばそうという傾向もある。
挙句の果てには未成年お断りネタに昇華してしまった例も。
参照→五十鈴牧場
以上のように、沈みゆく艦娘や艦娘の兵器としての側面を強調した、提督達の涙を誘うイラストに付けられるのがこのタグである。
が、時には悲劇以外にも戦中、雷のように敵兵を救った事や、生存艦たちが従事した戦後の復員作業という最後のお仕事など、成し遂げられた幸いな事にも注目していいだろう。
昨今のブラウザゲームの中では珍しく、キャラクターのロスト要素がある『艦これ』だが、慎重なプレイと、失いたくないキャラの選定を心がければ、大事な艦娘を失うことが無くなるよう設計されている。
轟沈については様々な憶測が飛び交っているが、大破状態で進撃しなければ(疲労や残りの資源・弾薬に関わらず)絶対に轟沈しないという考えがやや一般的。
※中破で進撃したら轟沈したという報告は文書のみではいくつかあるものの、決定的な証拠動画などは今のところ存在しない。
また「以前は中破で進撃しても轟沈したが、アップデートによって現在は轟沈しないように変わった」という可能性もある。
だがこれも確定ではなく、結局は提督自身の判断に任されている。
2013年8月26日のアップデートでは、戦闘途中で旗艦が「大破」状態になると戦闘終了後夜戦突入なしで強制撤退させられるようになった。
これにて無茶な出撃によるレベリングが不可能に(ブラック鎮守府対策だが、これには賛否両論の声あり。また、抗議の為に艦娘を次々と解体・轟沈させまくるという外道動画を上げる心無い提督も現れ始めた)。
『艦これ』においては、「轟沈には明確なルールがある」と公式サイドから明言されており、万全の状態から艦娘がロストさせられてしまうような理不尽な状況は存在しない。
「誰かが大きめのダメージを食らったら即撤退」で轟沈は確実に回避できる。
提督が「あと一戦くらい」と欲を出した時あるいは戦闘結果をよく見ず、誰かが大ダメージを受けていることに気付かなかった時、彼女たちは海底へと消え逝くのだ。
また艦これのサービス動作条件(Windows NT系(※1)または Mac OS X(※2)で、ブラウザはInternetExplorer、Safari、FireFox(※3)、Chrome(※3))以外でログインする行為(公式アプリを介さないAndroid端末(※4)やiOS端末、運営側では現在チート行為としている初期の非公式専用ブラウザ、APIハックなど)をやっていると轟沈抑止が働かなくなるという報告がされている。これがバグなのか運営側の意図したものなのかは不明。
- ※1:サービスイン時はWindowsXp、Windows7、Windows8、Windows8.1が対象。CPUの基本アーキテクチャがx86-32及びx64(x86-64)以外のバージョンはすべて非対応。後、Windows10に対応する一方、WindowsXpはMicrosoftのサポート終了に伴い2014年5月でサポート環境から外された。
- ※2:PowerPC版には非対応。
- ※3:FireFox、Chromeについては、派生ビルド(WaterFoxなど)でも現在のところ問題は報告されていない。
- ※4:Android用公式アプリは正式稼働中。
着任間もない新米提督達に、同じ悲しみを繰り返して欲しくないという願いも込めて、かの日本海軍・木村昌福提督の言葉を贈る。
新米だった頃に下してしまった決断の結果と後悔…過ちを繰り返さない為、先達の提督達はこの言葉を何度も口にするのである。
ちなみに、艦これアーケードにおいては「轟沈=lost」の概念に非ず。600GP(200円分)払うか、レベルダウンのペナルティーを受け入れるかすれば艦娘は帰港させてあげられる。保留も可能であり、その期間も決められてはいない(次回以降プレイ時に毎回聞いてくる)。
ホロりとしたいときにこのタグで検索していると、こういうイラストにも出くわすので注意。
とりあえず龍驤の胸ネタは「RJいじめ」をマイナス設定すればほとんどなくなる、はず。
だが他にもブービートラップは無数に仕掛けられていると思われる。
最近は彼女らの食生活に涙を拭う提督も。→秋月にたらふく食べさせ隊
彼女らの出現もまたその一つである。
コラボ海域で酷使される彼女の明日はどっちだ。
事前の掃海と腹筋への覚悟は念入りに。
しかし何も『泣ける』のは悲しみばかりではない、2017年秋季イベントと2018年冬季イベント。この2つのイベントのモチーフとなっているのは、アノ「レイテ沖海戦」である。
しかし、史実でのレイテ沖海戦と異なっているのは「海戦の時には既に没していた者も、あの時は敵同士だった者も皆、仲間としてここにいる」という点である。同様に史実の運命の乗り越えた「AL作戦/MI作戦」の時と同じか、或はその時以上に「運命を乗り越える」というなみなみならぬ決意と意思が込められている。
特に「前篇」となった2017年秋季イベント「捷号決戦!邀撃、レイテ沖海戦(前篇)」では「西村艦隊」の面々には【決戦ボイス】や【決戦グラフィック】が実装されるの等、尋常ではない意気込みが否応無く伝わってきた。特に最終海域のモチーフとなった「スリガオ海峡夜戦」で唯一生き残ってしまった「時雨」に実装された「ボイス」は「悲痛」としか言いようのないものであった。
そして、最終海域を突破した時「西村艦隊」の「扶桑姉妹」と「時雨」との特殊ボイス流れる。
その時、ずっと「時雨」の心に降り続けていた「雨」が上がった事を全ての提督は目にする。
「提督。止まない雨はない。僕は…信じていたよ。ありがとう。」
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