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LPLEの編集履歴2020/09/21 10:56:01 版
編集者:Grass Lily
編集内容:ニンテンドースイッチのリンク先統一。体→匹(原作の正しい単位)に修正。

LPLE

れっつごーぴかちゅうあんどれっつごーいーぶい

正式名称は『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』。2018年11月16日発売のポケットモンスターシリーズ作品。公式略称は『ピカブイ』。

キミと一緒に、懐かしくて新しいポケットモンスターの世界へLet's Go!

概要

シリーズ原点であるカントー地方が舞台。

第1世代の『ピカチュウ』(以下、オリジナル版)をベースにしており、初代のリメイクゲームとしては『ファイアレッド・リーフグリーン』(以下、『FRLG』)以降2度目となる。

『Let's Go! ピカチュウ』(以下、『ピカチュウ』版)ではピカチュウ、『Let's Go! イーブイ』(以下、『イーブイ』版)ではイーブイを相棒として冒険に出ることとなる。

ハードは据置・携帯に切り替え可能のハイブリッド機である『Nintendo Switch』。ジョイコンを使いシリーズ初の2人同時プレイが可能。

ポケットモンスター』シリーズの新作が11月の第3金曜日に発売されるのは、3年連続となる。

なお、本作とは別の完全新作を2019年後半の発売をめざして開発中であることもアナウンスされている。そして、ついにポケモン23周年の2月27日のポケモンダイレクトにて、第8世代となる完全新作が発表された。

特徴

タイトルは本編シリーズのように「ポケットモンスター」となっており、増田順一氏はオーバーラップ出版の攻略本において「本作は、スピンオフではなく本編である」と答えている。

ただし、本作は徹底して原作未プレイのライトユーザー向けに振り切った内容となっているのが大きな特徴。

『ポケモンGO』で初めて『ポケモン』ゲームに触れた方が、つぎに遊ぶ『ポケットモンスター』シリーズのタイトルになってほしい」とも語られており、実際、『ポケモンGO』と本家シリーズの中間とも言えるゲームシステムとなっている(本作をプレイ後、その先にある開発中の新作をプレイしていただきたいとも語られている)。

完全な新要素は新ポケモン『メルタン』とその進化形『メルメタル』の存在のみとなっており、システム面でも本編シリーズと異なる点が多いなど、実際はスピンオフの位置付けに近い。タマゴや持たせられるどうぐ特性等の第2世代以降の主な要素は除外されている(ただし性別や性格、あくはがねフェアリータイプなどは存在する)。『FRLG』で登場したナナシマにも行くことができない。

それ以外に登場するポケモンは第1世代の151種のみ(第2世代以降に進化形が存在するポケモンは進化できない)だが、該当するポケモンのアローラのすがた及びメガシンカは入手することができる。また、イーブイ版ではイーブイがエーフィ、ブラッキー、グレイシア、リーフィア、ニンフィアの技を得る事が可能。

野生ポケモンもこれまでのランダムエンカウントからシンボルエンカウント方式になっている。

捕獲画面は上述の理由もあり『ポケモンGO』(以下、『GO』)のものに近く、手持ちポケモンとの戦闘はせずにモンスターボールを投げつける。

ただし、カビゴン三鳥ミュウツーといった、オリジナルでシンボルエンカウントだったポケモンについては、時間制限つきのバトルに勝つことでゲットチャンスがやってくるというシステムである(『GO』ユーザーならお馴染みのレイドバトルに近い)。

一方、トレーナー戦は一般的なシリーズと同様に存在する。

登場するポケモン達に対しても第1世代から変更が加えられている。

覚えるわざやそのレベルが大きく変更され、全体として比較的低いレベルですべてのわざを覚えられるようにまとめられている。本編で遺伝でしか覚えられなかった有用なわざが自力で覚えられるようになっている種族も存在する。

わざマシンもオリジナルの通し番号から全て変更され、中には「じゃれつく」のように初のわざマシン入りを果たした技もいくつかある。

また、「すいとる」「メガドレイン」「ソーラービーム」「ゴッドバード」の威力が本編第1世代よりも上昇している。

もちろん土台は本編第7世代準拠であるため、例えば「きゅうけつ」は威力80である。間違えないように。

また『GO』と連動でき、『GO』で捕まえた(リージョンフォームを含めた)カントー地方のポケモンを連れて行くことができる。また、上記のメルタンおよびメルメタルを入手するには『GO』からなんでも良いのでポケモンを1匹転送して「ふしぎなはこ」を入手した後、『GO』側でメルタンおよびメルメタルをゲットしてから本作に転送することになる。

勿論、メルタン系列以外のカントーの伝説ポケモンも連れていくことができるので、通常のプレイではストーリー上1匹しか手に入らないポケモンたちを『GO』から連れてくることでもう1匹入手したり、通信交換による進化でしか入手ができないゲンガーフーディンカイリキーゴローニャアローラゴローニャを、連動させて連れてくることで通信交換なしで手っ取り早く入手したりといった荒業も可能である。

ただし、イベント限定の帽子ピカチュウ花飾りイーブイシャドウポケモンからリトレーンしたライトポケモン連動に対応していないので注意。

オリジナル版同様、相棒となったピカチュウ・イーブイは進化させることができない(野生で捕獲した別のピカチュウ・イーブイを進化させることは可能)。

その代わり、その2匹には着せ替えや髪型の変更、ポケリフレのような触れ合いが行える。

その他、彼らしか覚えない幾つかのオリジナル専用わざ「相棒わざ」や、秘伝わざの代わりとなる「ヒジュツ」が搭載される。加えて種族値が大幅に強化されていることが検証で判明している。

ピカチュウやイーブイとのふれあいはプレイヤーの任意のほか、ジョイコンを振ってほしいサインが画面左下に出たり、ポケモンが『!』サインを出した時にも可能。その際は特殊な行動やボイスが見れるためプレイヤーたちは次々と骨抜きにされている。

しかしゲームに夢中になるあまり上記のサインにゲーム終盤近くまで気づかず(あるいはなんなのか理解できないまま素通りし続け)、実況動画や知人・ネットなどから情報を得てショックを受ける人も続々と出ている模様。特に振ってほしいサインが画面左下ということでなかなかどうして気づかれにくく「あれ?こんなのいつから出てた?」となる人はかなり多い。

画面全体や、NPCとの会話、ジム中/ジム終わりなど、その都度何かあるたび確認すると萌え萌えの波が味わえる。

『ピカチュウ』版・『イーブイ』版の違いは相棒として選べるポケモン以外に、野生で出現するポケモンの違いがある(『赤・緑』の関係と同じ)。

対となる野生ポケモンはナゾノクサマダツボミなど『赤・緑』で対になっていた組み合わせと大体同じであるため、初代プレイヤーなら感覚で推理できるだろう。

なお、ピカチュウの鳴き声(CV:大谷育江)に引き続き、イーブイの鳴き声も声優によるボイス(CV:悠木碧)が流れるようになった。相棒はもちろんライバルのイーブイや野生のイーブイも悠木ボイスで鳴く。またこの2匹以外のポケモンも、『ハートゴールド・ソウルシルバー』(以下、『HGSS』)のように連れ歩くことが可能で、イワークのような大型のポケモンには乗ったまま移動することができる。

また、ポケモンの世界観が固まりつつある事から、初代や『FRLG』にはあった現実世界準拠の描写が削除・変更されている。

登場キャラクター

主要人物

主人公とライバルは完全新規のキャラクターが採用されている。

PVなどで使われている名前は、サブタイトルの『Let's Go!』を意識したものだと思われる。

ご存知プレイヤーの分身であるポケモントレーナー。

『赤・緑』のリメイクである『FRLG』同様男女から選べ、さらに人種を4種類の中から選択できる。『X・Y』や『サン・ムーン』(以下、SM)および『ウルトラサン・ウルトラムーン』(以下、USUM)同様に着せ替えも可能だが、これらの作品とは違い簡易的な物のみに留められている。

PVではカケル/アユミの名前が使用されており、ファンからもこの通称で呼ばれる。

シリーズ初となるデフォルトネームが存在しないライバル

そのため、ファンからは主人公と同様にPVで使用されたシンという通称で呼ばれている。

最初に入手するポケモンは『ピカチュウ』版ならイーブイ、『イーブイ』版ならピカチュウ。

これらはパートナーでは無く通常の仕様。

原典同様、ポケモン博士の役割を担う。

お馴染み初代ライバル。本作での服装は初代準拠。

オーキド博士の孫で、原作とは違い先輩トレーナーとして登場する。

ロケット団

原典にも登場したロケット団のボス。

オリジナル版同様、アニポケでもお馴染みのラブリーチャーミーなあの二人も登場。

オリジナル版では名無しだったが、今作では名前をしっかりと名乗っており、出番と台詞も大幅に増加。さらに当時は無かったダブルバトルを仕掛けてくる。

今作は常にニャースもボールから出ており、かつ非戦闘ポケモンとなっているため、よりアニポケに近くなっている。アニポケとは違い本作では喋らない……が?

金・銀・クリスタルバージョン』(以下、GSC)のリメイク版『HGSS』に登場した、ロケット団の最高幹部。本作ではオリジナル版における名無し幹部と入れ替わる形で登場し、他の団員と同じように黒い衣装を身に纏う。

ジムリーダー

使用するポケモンは概ね『赤・緑・青』準拠となっているが、一部変更もある。

また、殿堂入りすると再戦できるようになった。

四天王

殿堂入り後の再挑戦時はセリフが変化し、チャンピオン戦も『SM』や『USUM』のように防衛戦扱いとなる。

その他

当時の攻略本向けに「三つ巴の構図にするため」に作られたキャラクターがまさかの登場

デザインは攻略本のものに『FRLG』の女主人公の要素を混ぜるなどのアレンジを加えたもの。

お馴染み初代主人公。グリーンと同じく、初代の服装で登場。

とある条件を満たすと現れ、『GSC』や『HGSS』のように最強の相手として立ちはだかる。

ゲスト出演

『SM』および『USUM』からのゲスト出演。

同作に登場するレッドやグリーンと同様に、時系列に合わせる形で幼い姿となっている。

略称について

英語とポケモン名が入り交じると言う、ポケットモンスターシリーズのタイトルでは初の試みがなされており、略称が用いられる事が多い当シリーズでは様々な議論がされていた。

公式の略称は『ピカブイ』。pixiv上ではピカチュウとイーブイのカップリングタグとして先に使われているが、検索の際は2つの略称の併用が推奨となっている上に、部分一致の仕様上マイナス検索も入れなければならないのが実情である(理由は関連イラストを参照)。

その他にも『LGPE』(海外ではこちらの方が多いようだが、『リーフグリーン』/『FRLG』と被る)などが存在する。

また、イーブイ(Eievui / Eevee)のスペルの優先順位(e、v、i)についても色々な意見があり略称の決定と統一が困難な状態が続いたが、完全攻略本などの公式書籍の発売に関わるオーバーラップがURLに『LPLE』を使用し、事実上略称論争に終止符が打たれている。

関連イラスト

以下の理由により、「LPLE OR ピカブイ -helpless」での検索を推奨する。

  • 「LPLE」の部分一致では「helpless」というアレなタグが含まれてしまうため
  • 登録されているタグが「LPLE」と「ピカブイ」で二分化されているため
  • 完全一致では「OR」が使えないため

本作品のゲームパッケージに、色んなポケモンを当てはめたパロディイラストも存在する。

関連動画

【公式】『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』 紹介映像

(「ポケモン公式YouTubeチャンネル」より)

関連タグ

ポケモン ポケットモンスター

ポケモンシリーズ一覧

RGBP ピカチュウ版

ピカチュウ イーブイ

ニンテンドースイッチ ポケモンGO

ピカブイ:公式略称。pixivではLPLEとタグが二分化されている。

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL:本作のゲームデータが保存されている状態でプレイすると、特定のスピリッツをいち早く入手できる。

レッツゴーピカチュウイーブイポケモンやーている生主による本作に合わせたDAPUMPのUSAの替え歌

その他のシリーズのタグ

外部リンク

公式サイト

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