ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:七篠権兵衛
編集内容:第2期の第10話の編集

電撃G'sマガジン発のメディアミックス『ラブライブ!』の一環で製作されたテレビアニメ。このアニメを機に『ラブライブ!』は大きな知名度と人気を得ることになる。

なお、2期10話のサブタイトルが主役アイドルグループと同じなため、サブタイトルを指すタグとして活用できないので、本項にてあらすじや関連イラストを掲載する。

ストーリー

東京千代田区、秋葉原と神田と神保町の狭間にある伝統校「国立音ノ木坂学院」は、少子化とドーナツ化現象によって生徒数が激減し、3年後の統廃合計画による廃校の危機に瀕していた。 そんな中で、2年生の高坂穂乃果は学校存続のために1つの秘策を思いつく。

わたしたちの大好きな学校を守るために――わたしたちができること。それはアイドルになること!!

それは生徒自らがアイドルになって、学校を世に広くアピールすることで、入学希望者を増やして廃校を回避しようという荒唐無稽な計画だった。

この計画に8人の生徒が賛同し、穂乃果達9人はスクールアイドルグループ「μ's」(ミューズ)を結成、手探りでアイドル活動(アイ活)を開始する。

叶え!わたしたちの夢――

登場人物

ヒフミトリオ

主題歌

第1期

オープニングテーマ「僕らは今のなかで(第1話~最終話)

歌:μ's

エンディングテーマ「きっと青春が聞こえる(第2話~最終話)

歌:歌唱クレジットは当該記事へ

第2期

オープニングテーマ「それは僕たちの奇跡(第1話~第12話、第1話のみED)

歌:μ's

エンディングテーマ「どんなときもずっと(第2話~第8話、第10話~第11話)

歌:歌唱クレジットは当該記事へ

挿入歌

第1期

ススメ→トゥモロウ」(第1話、第13話)

歌:高坂穂乃果(CV:新田恵海)・園田海未(CV:三森すずこ)・南ことり(CV:内田彩)(第1話) / μ's(第13話)

愛してるばんざーい! 真姫弾き語りver.」(第1話)

歌:西木野真姫(CV:Pile)

START:DASH!!」(第2~4話、第7話、第13話)

歌:西木野真姫(CV:Pile)(第2話) / 高坂穂乃果(CV:新田恵海)・園田海未(CV:三森すずこ)・南ことり(CV:内田彩)(第3・4・7話) / μ's(第13話)

これからのSomeday」(第6話、第8話)

歌:高坂穂乃果(新田恵海)、南ことり(内田彩)、園田海未(三森すずこ)、星空凛(飯田里穂)、西木野真姫(Pile)、小泉花陽(久保ユリカ)、矢澤にこ(徳井青空)

僕らのLIVE 君とのLIFE」(第8話)

歌:μ's

Wonder zone」(第9話)

歌:μ's

No brand girls」(第11話)

歌:μ's

Private Wars」(第1~3話、第11話)

歌:A-RISE

第2期

「これまでのラブライブ!~ミュージカルver.~」(第1話)

歌:μ's+ヒデコ(三宅麻理恵)、フミコ(山本希望)、ミカ(原紗友里

ススメ→トゥモロウ」(第1話)

歌:μ's

ユメノトビラ」(第3話)

歌:μ's

Love wing bell」(第5話)

歌:星空凛(飯田里穂)、西木野真姫(Pile)、小泉花陽(久保ユリカ)、絢瀬絵里(南条愛乃)、東條希(楠田亜衣奈)、矢澤にこ(徳井青空)

Dancing stars on me!」(第6話)

歌:μ's

Snow halation」(第9話)

歌:μ's

KiRa-KiRa Sensation!」(第12話)

歌:μ's

僕らは今のなかで」(第12話)

歌:μ's

ススメ→トゥモロウ(instrumental)」(最終話)

愛してるばんざーい!(ピアノMix)」(最終話)

歌:μ's

Oh,Love&Peace!」(最終話)

歌:μ's

Happy maker!」(最終話)

歌:μ's

Private Wars」(第1話)

歌:A-RISE

Shocking Party」(第3話)

歌:A-RISE

2期10話の概要

最速放映日:2014年6月8日

小ネタ

  • 初詣が描かれるが、晴れ着を着ていたのは真姫のみだった。
    • 続編2期10話も元旦のエピソードで、そちらではAqours9人並んでの晴れ着姿を拝める。

関連イラスト

原作・漫画版との相違点

アニメが放送する2013年1月より前に『電撃G's magazine』等で展開されていたイラストストーリー・漫画との相違点として、

  • 音ノ木坂学院の統廃合が単に「廃校」とされている
  • 全国的にスクールアイドルが存在している(専門の雑誌やグッズ販売を行うショップが存在する)
  • 「ラブライブ!」がUTX学園主催ではない

という設定になっている。「ラブライブ!」のルール内容についてはスクールアイドルを参照。

キャラクターに関しても大幅な変更(設定改変)が施された。

これまで担当が明確にされていなかった、アイドル活動に必要な作業(作詞作曲、衣装制作、振り付け考案)が各メンバーに割り振られ、各メンバーはそれぞれの道のスペシャリストという属性がついた。そうでないメンバーも、並みの女子高生とは思えない習得力を発揮しており、例えば第1期第3話では(商品展開上・作劇上の都合とはいえ)、活動間もないμ'sがプロと遜色ない歌唱とダンスを披露しており、公園の広場をステージに私服でA-RISEのコピーをやり、ダンスも失敗して通行人に嘲笑された漫画版とは対照的である。

また性格についても改変されており、例えば矢澤にこは可愛らしくも周囲を翻弄する策士的なキャラクターから、横柄なボケキャラながらも熱血なリーダーシップを発揮するキャラクターに、西木野真姫は自意識過剰でおだてられやすいお嬢様キャラから、クールで達観しつつも世間知らずな面もあるキャラクターになっている。

これらキャラクター周りの設定変更について、シリーズ構成担当の花田十輝は、アニメ版のテーマの都合であると述べている。

テーマ的には、廃校阻止という『ラブライブ!』の原点に忠実な漫画版とは対照的に、監督・京極尚彦の意向により、アニメ版はグループ内での仲間同士の衝突と結束の変化、そして個人のコンプレックスなどを描く、成長ストーリーであることを重視している。

その象徴ともいえるのが、1期中盤でのラブライブ!出場断念・廃校問題解消であり、元々の目的が達成されてもアイドルを続けるのか、そしてそれは9人でいられなくなった(3年生が卒業した)あとも続けられるのか、といった問題に、主人公たちは直面していく。

従来のアニメ化であれば、こうした設定変更はサブカルファンから批判されるものである(実写版デビルマンガッチャマンなど)が、本作の場合、原作がアニメ・ゲーム専門月刊雑誌の連載&DVD付CD販売という展開で、一般のアニメファンに知名度がなかったこと、そしてテレビアニメ版の評価が予想外に高かったことから、批判は生じなかった(たとえあったとしても、存在しないも同然のレベル)。

それを受けて運営も、雑誌連載のイラストストーリーや漫画、そしてのちに展開した小説版(SID)に、アニメ版の設定を逆輸入してしまったため、2012年以前の設定の『ラブライブ!』はほぼ終了(消失)してしまったと言える。

放送局

2013年1月~3月に、TOKYO MX読売テレビテレビ愛知BS11にて放送された。第1期では読売テレビ関連会社の読売テレビエンタープライズ(YTE)が関与しており、エンドロールのスタッフクレジットに協力としてYTEの社員がクレジットされている。(第2期はYTE不関与)

時系列は一期が穂乃果が二年生に進級した4月から夏休み明けの9月まで、二期が9月もしくは10月から三年生組が卒業する翌年の3月までとなっている。

2013年10月~12月にTOKYO MXおよびBS11で再放送されたほか、サンテレビでも放送されているが、この際関西では初めて単独の番組として放送された(読売テレビでの放送時は「MANPA」で他の番組と一括りにされていたため)。

2014年4月~6月に1期本放送時と同じ放送局で第2期が放送された。

完全新作劇場版の制作が決定され、劇場版に合わせて2015年1月からは1期・2期の本放送を実施した各局で1期と2期の再放送を行うほか、東北放送中国放送TVQ九州放送信越放送静岡放送新潟放送テレビ北海道で1期と2期が初放送を実施。さらに2015年4月からはとちぎテレビでも放送された。

2016年1月から3日までNHKEテレでも第1期が放送された。1月の放送分は土曜昼4時台(場合によっては昼3時台もかぶる)に放送された。なお、土曜昼4時台はEテレの「特番枠」に当たるそうだ。

なおNHKでの放送に際し、エンディングクレジットの「協力」の部分にはゲーマーズ神田明神がロゴでクレジットされているが、前者は存在を消され、後者は通常の文字でのクレジットになっている。またNHK東京以外では中継回線の関係上、どこか古臭い画質に見えるそうだ。

さらに…2016年4月から同年7月にかけて再びEテレにて第2期が放送された。

そしてそのEテレにて2016年12月4日(日)から4週連続でアニメ2期の再放送が実施された。

更にそのフィナーレとしてお正月の三が日にあたる、2017年1月3日(火)午後5時より劇場版ラブライブ!が放送された。同作品は公共放送でかつ地上波初公開というある種稀なケースであった。

BDスペシャルCM

テレビアニメ2期Blu-rayシリーズの最終巻である第7巻の発売を前にスペシャルテレビCMが製作、放送された。このスペシャルCMは大阪会場を除くファンミーティングツアーが開催される都道県の県域テレビ局で放送され、地域ごとに担当メンバーが異なるという物である。担当と放送局は以下のとおり。

地域担当オンエア局表示文字
長野高坂穂乃果テレビ信州
千葉絢瀬絵里チバテレビ
北海道南ことりテレビ北海道
愛知園田海未テレビ愛知
福岡星空凛TVQ九州放送
神奈川西木野真姫tvk
兵庫東條希サンテレビ
広島小泉花陽広島テレビ
宮城矢澤にこミヤギテレビ
東京μ's全員TOKYO MX

ちなみにこのCM、最後の場面で画面の右上に文字が表示されるのだが、これを全部集めて並べると「かなえ!みんなのゆめ」になる。

余談

  • 1期第10話「先輩禁止!」では西木野家が保有する別荘で合宿を行うため、μ'sが東京駅の丸の内北口改札に集合するが、この時絵里の背後に列車の発車案内が映る。案内をよく見ると行先が「名古屋」、「浜松」、「名古屋」と表示されており、これが東海道新幹線のものだと判断できる。なお新幹線の浜松行きは1日1本限り、東京駅を21時43分に発車するこだま703号しか存在しない。(発車時刻は放映時期に近いJR時刻表2013年3月号による)
  • 2期のオープニングアニメーションをよく見ると1期BDのパッケージイラストが元になったシーンが含まれている。
  • BDスペシャルCMに関しては、5大都市圏以外のCMオンエア局が全て日本テレビ系列局である(アニメは5大都市圏以外ではTBS系列局で放送)。アニメは放送してもBDスペシャルCMの放送がない地域がある一方、高坂穂乃果の声優である新田恵海が長野県ご出身からなのか、テレビ信州でのスペシャルCM初回放送時間は19:53~19:58頃とゴールデンタイムど真ん中で破格の待遇となった。ちなみにファンミーティングツアーの関西地区会場はグランキューブ大阪だが、スペシャルCMが放送されたのは大阪府域局のテレビ大阪ではなく兵庫県域局のサンテレビだった。
  • 2期11話でμ'sのメンバーが品川山手線から東海道線に乗り換えた際に乗車した車両(復路も同じ)が、顔がE231系先頭車横と中間車両と内装がE233系だった。2015年3月に行われた上野東京ライン開通関連ダイヤ改正でE231系とE233系の併結運用が始まったことからTwitterでそのことを予言したという呟きが相次いだ。
  • こちらのサイトの記事によれば、中国のアニオタの間での(ネタ的な意味での)通称は「邪教」。従来このジャンルのアニメは中国ではヒットしにくいと言われていたが、見事開拓に成功しその高い人気とファンの布教活動の熱心さ故の呼称だとか。
  • 公式ホームページのBlu-ray情報ページである場所をクリックまたはタップすると、キーワード入力画面が表示され、そこであるキーワードを入力すると特製壁紙が貰えるイースターエッグが仕込まれている。少なくとも2期BD第7巻がリリースされる頃から存在していたと思われる。
  • NHKEテレにおける第2シリーズ「再々放送」の最終回の放送は、編成上の都合により、2016年7月16日までずれ込んだのだが、その結果、「後継者」が2話消化された時点でやっと最終回、と言う事態になってしまった。
  • モブの設定資料が公開された(流出?)ためミカが2年2組だということが分かった。これに伴い、穂乃果は同じクラスメートなので所属しているクラスが2年2組だということが分かった。
  • モブキャラのキャストについては一期・二期通して美名村中知の起用が多い。一期ではほとんどの話に何らかのモブで出演していた内山夕実が二期では一度も出ておらず、二期ではブリドカットセーラ恵美の露出が増えている。その他有名所には一期8話で橘田いずみが、二期と劇場版では雨宮天(TrySail)が出演している。高森奈津美のように一期からモブ役で出ていたキャストが続編で続投された数少ないキャラに昇進した例もある。

動画

1期

2期

関連記事

親記事

編集者:七篠権兵衛
編集内容:第2期の第10話の編集