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赤のセイバーの編集履歴

2022-11-04 19:56:59 バージョン

赤のセイバー

あかのせいばー

『Fate/Apocrypha』に登場する赤陣営における剣士のサーヴァント。

二度というな。次に女と呼べば、オレは自分を制御できん


プロフィール

真名モードレッド
クラスセイバー
性別女性
身長154cm
体重42kg
外見年齢16歳(『神聖円卓領域キャメロット』にて自己申告)
スリーサイズB73 / W53 / H76
出典アーサー王伝説
地域イギリス
属性混沌・中庸・地
イメージカラー
特技奇襲
好きなもの勝利・栄光・名誉・父上(Apo)、ドライブ(FGO)
嫌いなもの敗北・失墜・無視・父上(Apo)、父上(FGO)
天敵キングアーサー
ILLUST武内崇(SN)、近衛乙嗣(Apo、FGO)
CV沢城みゆき
甲斐千尋

概要

Fate/Apocrypha』に登場する「赤」陣営のセイバーサーヴァント

聖杯大戦にて、ユグドミレニア一族に対抗するために魔術協会に雇われたネクロマンサー獅子劫界離によって円卓の欠片を触媒に召喚される。


真名

モードレッド


アーサー王伝説における円卓の騎士の1人にして、不義の息子モードレッド

異父姉モルガンがアーサー王を陥れるため、魔術によってその血を引く者として産んだとされている「クローンホムンクルス」。モードレッド自身はアーサー王を尊敬し、それが父であることを誇りに思っており、モルガンの思惑通りには行動せず、父に認められる立派な騎士であろうとした。

円卓の騎士としては発声すると性別がバレるからかほぼ喋ることはなく、「寡黙のモードレッド」と呼ばれていた。


だが一向に父への反逆心を見せない彼女に業を煮やしたモルガンは、彼女に出生の秘密を伝える。ホムンクルスであるためモードレッドの成長は早いが短命であり、また予言によりブリテンを滅ぼす宿命を背負っているという事を。

彼女は王に出自を明かし、自身を後継者として推すも、王は後継者としても息子としても彼女を受け入れることを拒否。モードレッドは裏切られたと絶望し、遂にモルガンに与する。


彼女は諸侯を率いる戦場のカリスマとなった。彼女の命を燃やし尽くすような苛烈な戦い方は、他者を狂気のように戦場へと駆り立てたという。

最期は伝説の通り、カムランの丘にて相討ちになる形で王の槍に倒れた。

この相討ちは既に瓦解しつつあったブリテンにトドメを刺す結果となり、ブリテンは完全崩壊を迎える。


人物

センシティブな作品


一人称は「オレ」。いわゆるオレっ娘で粗暴な男性口調で話す。

物々しい鎧に身を包んだ20にも満たない少女剣士。

アーサー王と似た顔立ちだが、モルガンの因子が混じっているためアホ毛は無く、外見ではっきり判断出来る程度の差異はある。

見た目はどう見ても女性にしか見えないのだが、女扱いされると怒る。だからと言って男扱いしても怒る。同様にアーサー王の事も褒めようが貶そうが怒るという大変面倒くさいお方。


性格は自信過剰で好戦的という、良くも悪くも裏表のない不良気質の強い人物。

基本的に大雑把で自分本位、乱暴かつ攻撃的という振る舞いをするが、無責任というわけではなく、心を許した相手には気の良い悪友や懐いた大型犬の様に接してくる。また、根っからの反抗期でもあるため反骨心が強く、権力者に対しては割と反逆したがる。


騎士として教育を受けたため礼儀作法自体は身に付けており、絵に書いた騎士のように丁寧に振る舞うことも可能。父に対してもある程度丁寧な言葉を用いる…が、感情が爆発するとこの限りではない。


戦いにおいては暴力至上主義で、基本的に強引な戦術を好むため、それに巻き込まれるマスターの獅子劫は度々命の危険を感じている。

同時に「勝てば官軍」主義でもあり、卑怯な戦術や相手への侮辱なども平気でやるような所が目立つ一方、無関係な民草を犠牲にするのは嫌い、魂喰いもせず、それを行うサーヴァントや悪を憎む高潔な騎士としての一面も強い等、英霊に相応しい精神は間違いなく騎士王から受け継いでいる。


人間を「状況次第で善にも悪にもなる少しばかり賢いだけの獣に過ぎず、我欲に駆られ行動し、受けた恩は忘れ、恨みはいつまで経っても忘れない」と認識しており、「守ってやる価値は銅貨一枚もない」とまで吐き捨てているが、実際には自虐が混じっている他、人間の善性自体を否定しているわけではない事がわかる。


また、最終決戦の混乱に乗じてちゃっかり聖杯を掠め取るつもりでいる腹積もりだったり、生前でも諸侯を言い包めて反乱を成功させているなど、普段の暴れん坊な人物像に反し、頭の回転や勘の良さもかなりのもの。いざという時にはそれらの機転や判断力で危険な状況をうまく切り抜けることもある。


モードレッドセンシティブな作品


実体化を好んでいて、非戦闘時は獅子劫に買わせた私服で過ごしているが、その格好は男装ではなく、へそ出しのチューブトップに真っ赤なレザージャケットと結構な露出度である。

なお、彼女の服を選ぶ基準は「動きやすいかどうか」なので、他人から女性と見られるかどうかは特に考えていないらしい。

この私服姿は『FGO』と『Apo』のコラボイベント『Apocrypha/Inheritance_of_Glory』にて、イベント限定礼装トゥリファスにて』で登場し、復刻開催時にはモードレットの霊衣『トゥリファスの記憶』として操作キャラの方もこの服装になれるようになった。この他、『Apocrypha』アニメ版ではハーフアップ姿を披露。髪が伸びた分、可愛らしさが増している。


父に対する愛憎が具現化した宝具我が麗しき父への叛逆』には強い誇りを持っており、それを凌がれた時は強い怒りをあらわにした。というのも彼女の世界は全て父であるアーサー王を中心に回っており、彼女が騎士になったのも裏切ったのも全て父の気を引くためであり、ある意味究極のファザコンといえる。


そんな彼女の聖杯への望みは「選定の剣への挑戦」。

彼女は「オレが引き抜けないはずがない!」と豪語しており、剣を引き抜く事こそが「アーサー王に認めてもらう」証だと考えていた。しかし、黒のライダーから「どんな王になりたいのか」と問われた事で、その答えを持たない事に気付かされてしまう。その場では「暴君ではなく名君だ」と誤魔化したものの、この件により改めて「自身が望む王の姿」について考えさせられる事になる。


能力

剣士としての能力は非常に高く、型に嵌らないラフスタイルな剣術を操る。

ケンカ蹴りや飛び蹴りをかまし、肘打ちや膝蹴りは当たり前、挙げ句は剣をぶん投げ刺さった相手を圧し斬るなど、瀬戸際で“剣術”と言い得るが内容は喧嘩殺法も同然の格闘術に近い。

狂戦士」の如き獰猛さを見せる一方で、直感的に危ないと感じた場合には一歩引いて警戒する慎重さも併せ持っており、「剣士」のクラスに相応しい、全ての能力が極めて高く安定感のあるサーヴァントと言える。

また、放出する魔力は赤い雷のようなエフェクトで表現されている(ただし、モードレッドに雷の逸話はない)。


余談だが、後述の『FGO』では竜特性を持っている事が判明している。高い魔力放出スキルを持つのも父上の竜の因子を受け継いでいるからであろうか?


ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
獅子劫界離B+ABBDA
藤丸立香B+ABBDA

最優のクラスたるセイバーに恥じないパラメーター。

唯一のネックである幸運は、やはり生まれ落ちた星の悪さゆえか。


保有スキル

対魔力(B)魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
騎乗(B)幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自由に操れる。
直感(B)戦闘時に常に自身にとって最適な展開を"感じ取る"能力。視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
シガレット・ライオン(B+)『FGO』で「直感(B)」がランクアップしたスキル。意訳すると「獅子の煙草」となり、聖杯大戦時のマスターを連想させる。
魔力放出(A)武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。いわば魔力によるジェット噴射。かの騎士王と互角に打ち合うほどの力量を持つ。
戦闘続行(B)往生際が悪い。聖槍で貫かれてもなお諦めず、騎士王に致命傷を与えた。
カリスマ(C-)軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。希有な才能。モードレッドのカリスマは、体制に反抗するときにその真価を発揮する。

宝具

不貞隠しの兜(シークレット・オブ・ペディグリー)

  • ランク:C
  • 種別:対人宝具(自身)
  • レンジ:0
  • 最大捕捉:1人

モードレッド鎧ver


出自を隠すためにモルガンから与えられ、正体を明かすまでかぶり続けた兜。

装備している限り、固有スキルや宝具といった固有の情報はマスターでも見ることは出来ず、剣の意匠や戦闘での印象から正体を想起することも阻害する為、真名を推理することすら出来なくなる。

また、装備中は若干ではあるが、毒などの外部からの干渉を阻害する能力も持つ。


詳細は該当記事を参照。


燦然と輝く王剣(クラレント)

  • ランク:C
  • 種別:対人宝具
  • レンジ:1
  • 最大捕捉:1人

モーさん最終再臨記念


「如何なる銀より眩い」と称えられる白銀の剣。モードレッドの主武装であり、通常はこの状態で戦闘を行う。

元は王の戴冠式の為にウォリングフォードの武器庫に保管されていた剣だが、それをモードレッドが叛乱を起こした際に奪い取り、カムランの戦いで使用した。アーサー王の『勝利すべき黄金の剣』と勝るとも劣らぬ値を持つ宝剣であるが、モードレッドが本来の担い手の了承なくこの剣を強奪したため、ランクが低下している。

『神聖円卓領域キャメロット』では『我が麗しき父への叛逆』の詠唱に「星の怒り」が含まれており、神造兵装である可能性があるが、現在に到るまでそこら辺の掘り下げはない。

同章では上述のエピソードとモードレッドが獅子王側の騎士となった事からベディヴィエールに「汚れた聖剣」と称されている(つまり、元々は聖剣の一種である事が窺える)。


我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)

  • ランク:A+
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:1~50
  • 最大捕捉:800人


「ふんっ、それじゃあ蹂躙するか!」

「これこそは、我が父を滅ぼし邪剣――『我が麗しき父への叛逆(クラレント・ブラッドアーサー)』!!」


彼女が持つ父への憎しみにより、「燦然と輝く王剣(クラレント)」が血に染まった邪剣へと変わった姿。こちらを発動する場合「不貞隠しの兜」は外す必要があり、兜をしている間は本来の姿を保っている。


真名解放によって剣から赤い雷撃を放って一直線に攻撃する。これはクラレント本来の機能である「王の威光を増幅する能力」と彼女自身の魔力放出を組み合わせた応用技。

彼女にとって父の名を冠したこの宝具は誇りを超え、ある種の怨念と化している。

またアーサー王を害したエピソードゆえに、モードレッドの手で発動時にあるこの剣は「聖剣」ではなく、「魔剣」と化している。


詳細は該当記事を参照。


他作品での活躍

コハエース

なんだかんだでよく出るようになった追加レギュラーキャラ。

今作での愛称「モーさん」は型月ファンの間にもすっかり浸透したが、「モーさんは『コハエース』時空のモードレッドのみを指し、通常時とは別枠」という見解も見られる。


万年反抗期のファザコン娘として、ひたすら青セイバーに構い倒している困ったちゃん。もはや反抗期設定どこいったというレベルのパパっ子だが、肝心のアーサー王からは塩対応。しかし某ネズミの国には連れて行ってもらえたらしい。やったね!父上をディスる赤セイバーとは犬猿の仲。しかし桜セイバーはその戦闘における考え方から「母上」と慕い超懐いている。


性別はガッツリ女の子だが「息子」。そしてアーサー王も女性だが「父上」。これは暗黙の了解、絶対の不文律なのでツッコんではいけない。モーさんは誰が何と言おうと息子なのだ。

……まぁ後々ややこしい事が起きてしまうが


Fate/Grand Order

第四特異点『死界魔霧都市ロンドン』と共に実装。レアリティは父上と同じく最高の☆5(SSR)。同章のキーパーソンも務めており、主人公の味方となってくれる。

魔霧より限界した“はぐれサーヴァント”であり、この時代の碩学者ヘンリー・ジキルとともに致死性の不可思議な霧“魔霧”の謎を追っている。

ロンドンを古式に則り「ロンディニウム」と呼び、ロンドンを浸食する魔霧に対して「俺のモノに勝手に手を付けた(父であるアーサー王の治めたブリテン≒自分“だけ”が壊していいもの)」という、なんともモーさんらしい捻くれた理屈からロンドンの救済を決意した模様。


ちなみにこの状態での彼女は『Apocrypha』での記憶を有しているらしく、ストーリー中で再会したフランケンシュタインシェイクスピアについて言及している。また『Apocrypha』での顛末から性格もかなり丸くなっている様で、特にフランのことは妹のように可愛がっている。


第六特異点『神聖円卓領域キャメロット:では敵側として再登場。獅子王に仕える遊撃騎士として主人公達と敵対する。別個の召喚であるためロンドンでの記憶は引き継いでおらず、また性格もかなり剣呑。また、父への心情から『Apocrypha』よりも前の時系列から召喚された模様。

正式に聖都への滞在を許可されないものの、生前願っていた「憎まれたまま父王に仕える」という望みのままに敵対勢力の殲滅を行う。故に民草であっても殲滅を命じられれば容赦無いために、百貌のハサンをして「狂っている」とまで言わしめた(これがギフト「暴走」の影響によるものかは不明である)。

西の村での戦いではカルデア陣営に追い詰められ、ギフトを全解放して自爆を試みるが、アーラシュに勇士としての誇りが欠けていると指摘されると自分の身柄を見逃してもらう代わりに撤退を選んでいる。約定は違えない辺り、騎士としての矜持は残っていると思われる。


専用状態強化は「暴走」。毎ターンチャージゲージがMAXまでチャージされるというもので、早い話が毎ターン全体攻撃のクラレントがカッとんでくるというぶっ飛び振り。と言ってもMAXチャージが行われるのは敵の行動終了後なので自分のターンの間に呪術や吸血などでチャージゲージを削ってしまえば発射できなくなる(ただし、「不貞隠しの兜」で再チャージして撃たれる可能性あり)。

また威力もやや控えめで、ちゃんと育っているサーヴァントが耐性で受ければ即死はしない程度の威力となっている。


水着イベント『カルデアサマーメモリー』では、サーフボードを駆るライダーとして登場。

詳しくはモードレッド(水着)を参照。


2部3章では、ノウム・カルデア所属のサーヴァントの復活組第1弾として再召喚される。

霊基トランクの記録により、かつてカルデア側のサーヴァントとして戦った際の記憶をそのまま引き継いでいる。「叛逆三銃士」と銘打たれてスパルタクス荊軻と共に召喚に応じた。


5章後半の『星間都市山脈オリュンポス』では先にオリュンポスに侵入していた破神同盟の一人として登場。既にオリュンポスの神によって消滅させられていたため人工知能のアバターの一人として登場した。


なお、エクストラアタック時のセリフ「take that you fiend!」には「これでも喰らいやがれ!」という意味がある。


ゲーム上での性能

最大ATK11723
最大HP14680
カード構成Buster:2/Arts:2/Quick:1
宝具カードBuster
スキル1魔力放出(A) / 自身のBusterカード性能をアップ(1T)
スキル2直感(B) / スターを大量獲得
(強化後)シガレット・ライオン(B+) / ↑+自身のBusterカードのスター集中度をアップ(1T)+自身のクリティカル威力をアップ(3T・3回)
スキル3不貞隠しの兜(EX) / 自身の弱体状態を解除+自身の防御力を大アップ(1T)&NPを増やす(+20~30%)
宝具敵全体に強力な[アーサー]特攻攻撃+自身のNPを少しリチャージする

スキルは、アルトリアと同系統のスキルであるが、異なるのは、「カリスマ」が「不貞隠しの兜」になっている点。概念礼装と合わせれば宝具の早期解放が可能な他、弱体解除でデバフから回復したり、土壇場で守りを固めて粘る事にも使えるため、小技が利く便利スキルと言える。

また、強化クエストにより、とおなじく「直感」が強化され、他との差別化として、確実性の高いBusterでのクリティカルが可能という大きなセールスポイントを得た。


総じて、真価を発揮するのは対アーサー王戦であるが、攻守共にバランスの取れた能力による手堅さも併せ持っているという、彼女らしい性能で纏まっている。

ライバルとなるのはジークフリート及びシグルド。というのも、Fateシリーズにおけるアーサー王は「竜の因子を持つ」という設定から竜種に属するため、必然的に特攻範囲で劣る。

NPチャージスキル持ちゆえの宝具の撃ちやすさで差別化したい。


コラボイベント『Apocrypha Inheritance of Glory』の真っ最中であった2018年5月1日より、バトルキャラ、モーションと宝具演出のリニューアルが予告なしで行われた。

余談であるが、実はこの日については原典の『アーサー王伝説』におけるモードレッドの誕生日だという。公式が意識して合わせたのか、それとも偶然だったのかは定かではない。


人間関係

生前

アーサー王

親愛と憎悪を向ける父上。『Apocrypha』での経験から父上への気持ちに整理をつけることができたが、面と向かってだとまだ素直になれない様子。また、独白から彼女の苦悩を理解していなかったわけではなかった事を窺わせている。

ギャグ作品では割と仲良し(?)。ところどころで自身をアピールする一方、アーサー王からは塩対応で返されるのが定番だが、憎まれた事は一度もない。


モルガン

母上。モルガンがアーサー王を貶める道具として産み出され、使い潰された人生だったため非常に嫌っている。しかし、結局はその母の思惑通りアーサー王に反逆し円卓を崩壊させることとなってしまった。

なおモードレッドはアルトリアのクローンではあるが、母親であるモルガンの因子も混ざっているため髪質や顔立ちにアルトリアと差異が出ている。

後に異聞帯の方では有るが、モルガンからは自身の子供であるガウェインらと明確に区別されており、「出来の良い駒」などと称されている。これをモードレッド本人がどう思っているかは不明だが…

なおモルガンは異常なまでのコミュ障が発覚した為、「モードレッドの欲した愛とモルガンの与えた愛が違った」可能性がある。


ガウェイン

同じ母から生まれた異父兄であり、「忌々しい優等生」。伝承の通り、最後にはモードレッドが彼を討ち取る。その全方位イケメンドッグっぷりにちょっとイライラする。ガレスがいなかったら喧嘩売ってた。

『FGO』では生前の因縁から仲は悪いが、他の円卓の騎士がいないと口煩い兄貴として接してくるらしく、やはり苦手。


ランスロット

父を侮辱した相手。彼と王妃ギネヴィアとの不貞を暴いたことにより、ブリテンは崩壊を始める。

生前のランスロットはモードレッドの本来の性別を知らなかったため、カルデアで再会した時には驚いていた。

なお、原作者がサーヴァントを「戦闘機」と例えるFateシリーズにおいて、実際に劇中で戦闘機そのもの(ランスロットはF-15J、モードレッドはMiG-21)を駆る姿が描写されたサーヴァント同士でもある。


アグラヴェイン

異父兄であり、自身と同じく母モルガンによって送り出された刺客。

接点があまりあった訳ではないので親しくはなかったが、なんとなく気を使われていたのは察しているので、アグラヴェインはいいヤツ。たぶん。

ちなみに原典では円卓の騎士の調整役だったディナダンという騎士を彼の協力を得て殺害している。


ガレス

異父姉。ガウェインやアグラヴェインと違ってこちらは姉モード全開であり、態度の悪いモードレッドを口煩く叱っている。喧嘩もするものの生前から仲は良い方らしく、なんだかんだでモードレッドも彼女の言に従っている。


ベディヴィエール

『FGO』の第1部6章では主人公に味方し獅子王と敵対した彼を、反逆者の一人として始末しようとする。彼の騎士としての力量が自分や周りより劣っていることを馬鹿にしていたが、自身が切望した「アーサー王の最期」を見届けた彼に、羨望と嫉妬の眼差しも向けている。

カルデアに召喚後はアーサー王に対する心の整理ができていたためか、6章ほど態度は厳しくなく、彼の銀の腕を格好いいと評し、貸してくれとねだるなど、関係は良好な様子。


ギャラハッド

『FGO』の第1部6章ではマシュ・キリエライトの中にいる彼の残り香を感じ取り、獅子王の招集に応じず、叛逆者側に付いた事に対して疑問を感じる一方、彼の高潔さを思い出して納得している。

曰く、「今のアーサー王に正面から文句言えるのはテメエぐらいだろう」との事。

どうやら彼の清廉潔白さには一目置いていたようだ。


マーリン

『Apocrypha』ではセミラミスとの対決の際に見た選定の剣に挑戦する幻覚(白昼夢?)に登場。選定の剣を抜く事を渋ったモードレッドに話しかけていた。


Fate/Apocrypha

獅子劫界離

契約したマスター。

サーヴァントとの信頼関係を第一に置いていた彼とは文句なしのコンビであり、彼の実力と人柄双方に信頼を寄せている。彼の人柄や外見年齢差からか、主従関係というよりは若干親子感が出ている。

彼との交流はモードレッドに大きな影響を与えたようである。


ジーク

黒のライダーとの戦闘中に不意打ちを受けて、一度絶命させた相手。彼が復活した後に黒のセイバーの力を引き出した後は激戦を繰り広げる事に。

彼がセイバーの力を引き出し少しずつ強くなりつつあることや父の名を冠する宝具で殺せなかった事から、自らの手で殺すことを決心した。しかし後に戦況や彼の事情を考慮して止め、共闘関係を結ぶ。

同じホムンクルスとして思う所があったのか、彼を散々に罵倒したセレニケの首を撥ねた。


自分の行う選択に迷う姿はさながら異なる世界の聖杯戦争に参加した父の姿を思わせる。


黒のライダー

彼の真名及び性別に気づいていないため「雌犬」と呼ぶ。素の戦闘能力で大幅に彼を上回っている事や彼の持つ宝具の危険性を直感で察知して確実に回避出来る事から、戦闘では優位に立てる相手。

初対面時には円滑にコミュニケーションが取れていたが、黒のセイバーの最後を嘲笑ったり、戦う力のないジークを一度殺す等、騎士道精神に反する行いを連発した事で強い敵意を抱かれる。

結果的にセレニケから救ってくれた事もあってか、ジークに倣って一応和解した。


黒のバーサーカー

敵対し打ち倒したバーサーカー。

その時は彼女を弱いと挑発していたが、実は似た境遇なので内心気になる所もあったらしく、FGOではなにかと世話を焼き、友人関係を築いている。


ルーラー

交渉によって、ちゃっかり彼女の保有する令呪一画をもぎとった。


赤のアサシン

一応同陣営なのだが相性は最悪で、「クソババア」「カメムシ女」等と呼んでいる。

己の母と同じ匂いを持ち、その笑みも退廃的な雰囲気も癪に触る相手。マスターであるシロウも含めて「奸物」と見なしており、聖杯戦争序盤からいずれは敵対するであろうことを確信していた。


Fate/Grand Order

藤丸立香

この世界で契約したマスター。

自分が守ってやらないとどうにもならんと思っている一方で、「地に足のついた弱さ」、「担ぎがいのある阿呆」とかなり評価している。


ヘンリー・ジキル

1部4章『死界魔霧都市ロンドン』で同陣営として協力。以降もイベントや幕間の物語などで時々二人で出演している。

真面目な優等生と彼に絡みながらも懐いているヤンキーのような関係であり、微笑ましいやり取りも見られる。


アルトリア・リリィ

年下の父上」というロジックエラーを引き起こしそうな彼女だが、他の父上と違って向こうの面識がなく、純粋な性格もあって関係はとても良好。お互いに懐いている。リリィの服装を気に入り、同じものを買う予定。


アルトリア・オルタ(槍)

期間限定イベント『星の三蔵ちゃん、天竺に行く』で親子役で共演。アルトリア達の中でもモードレッドをちゃんと実子と認知しており、イベントで絡むと高確率でモーさんのテンションが高い。

ただ、カルデアの槍のオルタとの関係性は不明。


ナイチンゲール

期間限定イベント『星の三蔵ちゃん、天竺に行く』で親子役で共演。彼女の(お仕置きも兼ねた)治療でトラウマを植え付けられたが、それが"思いやるが故の行動"と理解しているので苦手だが母親として慕っている。

ただ、カルデアのナイチンゲールとは基本的に接点がない。


アーサー・ペンドラゴン

別世界の父上。直接の父親じゃない事もあってか割と気安く「男の父上」と呼んで慕っている。

ただし友達を紹介しようとお茶に誘った際無視されたことは気に食わなかったらしく「落とし前をつける」口実でジキルにくっついて来た。彼からの反応は「可愛らしい」との事(あちらのモードレッド本当にこちらのモードレッドが可愛く見えるぐらいの狂人である)。


エルキドゥ

彼の幕間2にて「父上」と「性別」に並ぶモードレッドの地雷である「モルガン」の話題をある意味最悪な形で問いかけられ、戦闘中でも軽口を絶やさない彼女が無言で殺しにかかる程に激高させた。

マスターの仲介と同行したレイシフトを経て和解し、前述の問いに返答を返している。


妖精騎士トリスタンバーヴァン・シー

新しく出来た兄妹の末の妹。

しかし「母に愛されなかった実子」(と思われている)のモードレッドとは真逆の「母に愛された養子」である。


余談

元々は男性という設定だったが、『Apocrypha』に出るに当って著者の東出氏が「(男の娘系だと)アストルフォと被る」と提言し、それを奈須武内両氏が受け入れた事で女性となった。

ただし、男性である世界線も引き続き現存はしている模様。


様々な場所で「アーサー王に愛憎を向ける不義の息子」と紹介されているが、『Apocrypha』にてその(一方的な)わだかまりは解消し、自身の感情と真の願いに納得している。

Fate/GrandOrder第1部4章やマイルームでも聖杯大戦の記憶を保持している事が窺えるため、彼女は自身の憎悪に折り合いをつけた模様。

ただし「父上に認めてもらいたい」「父上を越えたい」「納得はしたけどやっぱムカつく」といった燻りは残っているため、他の聖杯戦争にてアーサー王と対峙した際は一直線に襲い掛かるとの事。ギャグイベントにて騎士王と絡む際も、素直になれない面倒臭い反抗期のような態度で接している。


アニメ版『Apocrypha』では専用BGMを貰っており、その名も「The Knight of Rebellion」。不穏さを漂わせるトーンで始まり、終盤に向けて徐々に荒々しくなっていくストリングスとドラムスが彼女の戦いぶりを思わせる特徴的な曲である。



後に『FGO』でも『Apo』コラボで通常戦闘BGMとして採用されている。


『Apocrypha』の最終決戦で突入に使用したMiG-21近代化改修型「ランサー」は、ルーマニア空軍が運用する複座練習機型とあることからおそらくMiG-21UM「ランサーB」だと思われる。

なお、作中で彼女が「ランサー」の名を嫌ってこの機に付けた「セイバー」についてはその通りの公式愛称を持つ戦闘機も存在する。ただし舞台となるルーマニアでは運用されていない上に、設定年代の西暦2000年代にはスーパーの付く後継機まで含めてもうとっくの昔に退役しており、登場は難しかったと言わざるをえない。


関連イラスト

モードレッドMordred Saber of red モードレッド

センシティブな作品モードレッド

センシティブな作品センシティブな作品

眞紅モードレッド

OXO


関連タグ

Fateシリーズ Fate/Apocrypha コハエース Garden_of_Avalon

セイバー(Fate) サーヴァント

モードレッド(Fate/staynight) / 旧モードレッド:『Apocrypha』以前

プロトモードレッド:『Fate/prototype』及び『蒼銀のフラグメンツ』版

叛逆 裏切り 非嫡出子 俺っ娘

円卓組 ブリテン親子


リコ・タイレルPSOの登場人物。所持している武器の一つが「赤のセイバー」(PSP2iでゲスト出演した際の名称)

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