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なみのりの編集履歴

2023-08-30 21:20:48 バージョン

なみのり

なみのり

ポケットモンスターシリーズに登場する技の一種。

技のデータ

初出第1世代
タイプみず 
ぶんるい特殊
いりょく95(〜第5世代)→90(第6世代)
めいちゅう100
PP15
直接×
範囲敵全体(第3世代)→自分以外(第4世代~)
効果ダイビング中の相手には2倍ダメージ
洞窟における野生ポケモンとの戦闘において、画面の奥に長い岩が見えている時にこの技を使ってから相手を倒すと進化石or天候岩が手に入る(第6世代)
英語名Surf

概要

初代から存在する技。大波を起こして全てを押し流す。

威力・命中・PP全てが安定したみずタイプの技。微妙な性能が多いひでんマシンの中でトップクラスの性能を持っていたため、御三家ではみずタイプのポケモンを選んだ人も多いことだろう。

単純に威力重視ならより威力が高いハイドロポンプの方が優先されるが安定性では勝っているのでバトルでも採用されることが多い。


波乗りだけあって水辺や海に関係するポケモン…と思いきやみずタイプなら殆どのポケモンが習得できる。さらにどういう理屈からかカビゴンバンギラスハリテヤマボスゴドララムパルドドサイドンベロベルトオノノクスサザンドラまで習得できる。何か色々おかしい。


他の修得者に目を向ければケンタロスオオタチマニューラミルタンクマッスグマザングースムーランドタブンネホルードホルードゴーゴートゴロンダトリミアンエレザードシルヴァディのような陸生動物型も該当する。彼らは泳ぎが得意という事で納得ができる。

特にムーランドは海難事故での救助活動に駆り出されるという設定がある他、ケンタロス水辺でも問題なく活動できるように適応した種が確認されたので特に違和感はないし、ツンベアーに至ってはシロクマなのだから習得は必然か。


ただし、泳ぎが得意あるいは水上を泳ぐグラフィックがあるからとはいえ、誰もがなみのりを覚えるわけではない。

パモ系やブースター以外のブイズにはSVで泳ぐモーションが追加されたが、ブイズでなみのりを覚えるのはシャワーズだけ、サーフボードで水上を滑るサーフゴーはおろか(似た能力を持つアローラライチュウは覚える)、SVでの事実上のなみのり要員であるコラミラも習得不可である。


これら以上に綿飴がモチーフのペロッパフも習得対象なのだが、溶けたりしないか心配である。


ちなみに特別なイベントで入手できるピカチュウ覚えている事もあった(第7世代まではわざマシンや教え技や遺伝で覚えることが不可能だったので狙ったプレイヤーも多い)。

ちなみにポケモンスタジアムではピカチュウはどこからともなくサーフボードを取り出し、ポケモンスタジアム2では進化後のライチュウは尻尾をサーフボードがわりにしてなみのりするという固有モーション付きである。

どちらもかなり可愛い。

なみのりぴかちゅう


タイプ違いの似たようなわざであるかえんほうしゃ10まんボルトと比べ追加効果がなかったが、ダブルでは敵全体を攻撃できるようになり第3世代ではだくりゅうを涙目にしてきた。

が、第4世代では味方も攻撃対象になるようになり、だくりゅうと差別化され、ダブルでは採用しにくくなった。ダブルで採用するならもう一体の特性がちょすいかんそうはだのポケモンにするあるいはみきりまもる等を使ってフォローすることをお勧めする。また対戦では使いにくかったそらをとぶあなをほるも活用できる。


第6世代では特殊技の調整を受けかえんほうしゃや10まんボルトと共に威力が90に低下した。

しかしシングルバトルでは非常に安定した性能をもっている事は変わっていないので少しでも火力と安定性を求める場合はまだまだ採用価値がある。

やけど状態によるスリップダメージを狙うねっとうとは上手く差別化できているだろう。


フィールドで使用すると水の上を移動できるようになる。

例えどれだけ小さなポケモンであってもトレーナーを乗せて海を渡る姿は涙を隠し得ない。

とはいえ、むしタイプで海を渡るのは無理と判断されたためか、トレーナーの尻に敷かれる(物理)絵面は回避された。その後、オニシズクモグソクムシャといった大型虫を経て、SVではとうとう小型のアメタマ系も習得対象に入ったが、「SM」や「SV」では彼らの背中には乗れない。


ちなみに、第6世代では一部のポケモンになみのりした時の特別グラフィックが用意されていて、「X・Y」ではラプラスのみ、「オメガルビー・アルファサファイア」ではホエルコカイオーガサメハダーが該当。特にサメハダーで波乗りを使用すると、速く移動する事が出来るがデメリットとして釣りが出来なくなるので、釣りをする際は注意すべし。

ちなみに、第2世代での波乗りのグラフィックはラプラスで固定だった。


▼比較動画


第7世代ではひでんマシンが全廃され、水上の移動はポケモンライドラプラスサメハダーに引き継がれた。

長らくひでんマシン03の技だったが、わざマシン94に変更され、続く第8世代でもわざレコードとして登場し更にレベルアップで習得できるポケモンが相次いで現れ、続く第9世代ではねっとうが事実上の廃止となった事で再びこの技をメインで使うポケモンが増えた。


ポケモンGOでは威力65の2分割ゲージ技である。

ジム・レイドではアイアンヘッド並みに弱いが、PvPでは必要量40と少なめであるため使いやすく、現状はPvP専用の技という評価に落ち着いている。

ハイドロカノンの完全下位互換ではあるものの、習得者の範囲では勝っている。


アニメでは、DP編のタッグバトル大会でサイドンがこの技を発動している(しかもタッグパートナーのブーバーまもるで身を守るなど、かなり連携が取れていた)。SM編のスイレンアシマリ(現在はアシレーヌ)も使用。


アニメ『ポケットモンスター THE ORIGIN』でニドクインが使用した際には手に発生した水球を敵に叩きつける螺旋丸方式になっていた(一番近い技は赤緑当時にはなかったみずのはどうか)。なみのりなのになみのらないとはこれいかに。

おそらくは放送コードの関係で大波を発生させることができなかったが為の苦肉の策なのだろう。


関連タグ・項目

ポケモン みずタイプ ポケモン技一覧 だくりゅう

わざマシン一覧 ひでんマシン

ラプラス:この技を代名詞としている

うのミサイル:この技かダイビングを使うと発動する特性

たきのぼり:秘伝技全盛期はこの技とのつながりを抜きにしては語れないが、なみのりを覚える=たきのぼりを覚えられるポケモンではないので注意。なお、ミュウツーなみのりが使えないが、ダイビングは使える。

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