「届け! みんなの組曲! スイートプリキュア!」
概要
正式なタイトル表記は『スイートプリキュア♪』であるが、Pixivのタグとしては「♪」を省略したこちらの方が多い。
2011年(平成23年)2月6日 - 翌2012年(同24年)1月29日まで、ABC(朝日放送)・テレ朝フルネット系列で放送された。全48話。
モチーフは「音楽」。
世界観やストーリー全体に音楽の要素がちりばめられているのみならず、プリキュア達のコスチュームや戦闘アイテムのデザインも音楽記号や楽器を元としている。
「心にハーモニー、響かせよう!」
タイトル名「スイート」は「組曲」「ひとそろい」を意味する"Suite"であり、甘いといった意味を持つ"Sweet"ではないが、後に実現した。
なお、主人公の1人・南野奏はパティシエールを目指す女の子なので、お菓子の方の「スイーツ」も作中には頻繁に登場する。そういう意味ではダブルミーニング。
スタッフ
関弘美企画部長体制における3代目にして最後のプリキュア。プロデューサーは前作に引き続き梅澤淳稔が担当。
前作『ハートキャッチプリキュア!』では馬越嘉彦氏によるデフォルメが利いたデザインが特徴的だったが、今作では従来作の様な少女漫画調の絵柄に戻る。
SD(シリーズディレクター・監督)には『ONEPIECE』アニメシリーズで初期から演出として長年参加して来た境宗久が抜擢される。
シリーズ構成は大野敏哉。本作までは実写ドラマの脚本や演劇演出を行っており、アニメは全く未経験であったが、唐突のシリーズ構成抜擢となる。大野は本作から様々なアニメ作品に関わる様になる。
シリーズとしての特色
※ネタバレ含む。
- 過去作より強めの鬱展開(トラウマ要素は控え目)
- シリーズ初の敵味方死亡者ゼロ(同じ「癒しプリキュア」でありながら20年代プリキュア第1号とは真逆の結末)。
- 後述の通りTV本編に限った場合。
- プリキュアの両親への呼称のほとんどがパパ/ママ(お父さん/お母さんと呼ぶプリキュアが1人もいない、エレンのみ両親が未登場)
- サブタイトルを読むのは主人公ではなく、妖精(しかも語尾にニャ♪が付く)。
テーマ
本作のストーリー上のテーマとなっているのは「音楽と友情」。
友情というテーマは本作に限らずプリキュアシリーズそのもののメインテーマのようなものでもあるが、本作は今まで以上に友情の大切さを強調するため、メインキャラ達の人間関係描写がかなり複雑なものになっている。
登場する主要キャラは1人残らず、自分の大切な誰かと健全な人間関係が形成されていないという悩みが発生している。喧嘩や裏切り等の鬱展開も従来のシリーズよりも色濃く強調して演出された。
主人公・響&奏の関係でさえ例外ではなく、2人は分かりやすい親友同士ではない。寧ろ、第1話時点では相互不信による絶交状態にあった。そんな状態で2人共が強引にプリキュアとされて一緒に戦うことを強いられてしまう。
物語序盤はしょっちゅう喧嘩もしていたため、従来のファン層の中からはプリキュアらしくないと敬遠する声も少なからずあった。
ただし、人間関係がギスギスしている描写が多いのは悲劇を描きたいからではなく、どんな相手とも真正面から向き合えば友達となれるというテーマを徹底させるためである。
事実、本作は主人公同士に限らず、敵味方含めた全キャラが最終的に分かり合うことが出来た。
みんなに優しいプリキュア
プリキュアシリーズにおいて敵味方問わず本編における殉職者ゼロである(映画版ではそれとは逆に敵役を全員撃破している。プリキュア映画で複数の敵キャラを撃破したのは『5GoGo』映画版以来)最初の作品であり、2014年(平成26年)まではスイートのみであった(敵組織上層部殉職者ゼロは3作後の『ハピネスチャージプリキュア』も翌2015年(平成27年)で成就している(ただし、劇場版に登場した敵を除く)。これは音楽で皆を癒すのが目的で、実際に敵であったキャラを救っている。基本的にプリキュアは優しい人間がなるが、とりわけスイートのメンバーは敵味方関係なく優しさに溢れているプリキュアである。
ただし、本作では「優しさを貫くには痛みが伴われる」ということが徹底的に強調されており、相手を許せば自分だけでなく他人に犠牲が出ることが分かっている状態で、その相手を倒そうとしないのはプリキュアという「正義の味方」にふさわしいのかという重い展開が節目節目で繰返された。
最終回ではラスボスさえ倒せば全ての不幸は断ち切られてハッピーエンドという児童向けアニメの定番ともいえる構造を否定し、プリキュア達は善も悪も全てを慈悲の心で受入れる。「不幸を否定するのではなく、痛々しくても現実を受入れる」という本作究極のテーマをあれからまだ1年も経たないうちに児童アニメでやり切った。これは、物語作劇に関して、"他人に優しく"をコンセプトに、"身近な人達への愛と思いやり"を大切にして欲しいというスタッフの願いが込められた為である。
スイプリのハッピーエンドの出来事は10年後トロピカル〜ジュ!プリキュアでも発生してSNSで話題になる。
あらすじ
セイレーン編
メイジャーランドは幸せな音楽を司る国。
歌の妖精・ハミィはそこで「伝説の楽譜」を奏でようとしていた。
だが、そこに悲しい音楽の国・マイナーランドの王・メフィストが楽譜を書換えようと乱入する。
メイジャーランドの女王・アフロディテは、伝説の楽譜」に書かれていた音符達を人間界にばら撒くという奇策によって楽譜書換えを阻止した。
しかし、その代償として楽譜が真っ白となったお陰でメイジャーランドも幸せな音楽を奏でることが出来なくなる。
そのため、メイジャーランドは音符を集め直すために妖精・ハミィを人間界に派遣。一方、マイナーランドも音符を集めるために妖精・セイレーンを派遣した。こうして善悪二大勢力による音符争奪戦が始まった。
一方、人間界は加音町の私立アリア学園中学校。
北条響は親友であった南野奏と入学式の日に行き違って以来、仲直りが出来ないでいた。
そんな折、人間界にやって来たハミィ&セイレーンに出くわす響。
「伝説の楽譜」の音符の1つは偶然にも、奏の思い出のレコードに隠れていた。しかし、セイレーンは音符をレコードごと怪物「ネガトーン」に変えてしまう。ネガトーンと戦えるのは、伝説の戦士「プリキュア」のみ。
その時、ハミィは響・奏に伝説の戦士・プリキュアとしての資質を見出した。2人はプリキュアに変身すると、息の合わなさを乗越えてネガトーンを浄化し、レコードを取返す。
それが元で2人の交流が始まり、誤解が解けて仲直りを果たした後、些細な言い合いはするものの喧嘩する程仲が良い関係となる。それ以来、音楽嫌いとなっていた響は父の真意を知って次第に音楽系一家の娘としての自覚を取り戻して行く。
そんな2人の前にキュアミューズという名前の仮面のプリキュアが現れる。彼女はメイジャーランド側にもマイナーランド側にも音符を集めさせまいとする謎の第3勢力で、ある時は敵、ある時は味方になる捉え所がない存在であった。
2人はキュアミューズの正体を掴もうと情報収集を始める。しかし、一行に手掛かりがない状態であった。
そんな時、セイレーンがハミィに和解を申込み、響・奏に内密で自分が持っている音符とハミィは持っている音符を合わせて2人で幸福のメロディを歌おうと誘う。
しかし、ハミィの行動を不審がった2人が後を追うと、何とセイレーンはハミィを騙して響達が集めた音符を横取りしようとしていた。そのことに気付いた2人はハミィは騙されていると説き伏せるが、ハミィはセイレーンを信じて音符を常時収納しているフェアリートーンごと渡してしまい、案の定ハミィとフェアリートーンはセイレーンとトリオ・ザ・マイナーに捕らえられてしまう。
音符はメフィストが持つ楽譜に収まり、セイレーンは不幸のメロディを歌おうとする。2人はそんなセイレーンを止めようとするが、フェアリートーンもハミィも人質に取られているために変身や戦うことは出来ない。それでもハミィはセイレーンを信じ、セイレーンもハミィの説得に心を動かされプリキュアに覚醒。フェアリートーンもハミィもメフィスト達の手から解放され、2人は彼が召喚したネガトーンを浄化し、メフィスト&トリオ・ザ・マイナーは撤退するのであった。
メフィスト編
セイレーンは過去の行いからの迷いの末、黒川エレンという人間の少女として生き、キュアビートとして戦って行くことを決意する。その頃マイナーランドに逃げ帰ったメフィストはセイレーンの裏切りに腹を立てて、トリオ・ザ・マイナーをパワーアップさせて、大量の音符を奪っていった。
絶体絶命のプリキュア達3人は妖精・クレッシェンドトーンの導きでハミィ達と共にメイジャーランドに赴き、「魔響の森」に封印されていたヒーリングチェストを得る。
3人の戦いはより有利となったが、あるバザーでそのヒーリングチェストを謎の人物に奪われる。それはトリオ・ザ・マイナーではなく、キュアミューズであり、そのヒーリングチェストはどういう訳か奏の弟・奏太の同級生・アコの手に渡っていた。拾ったといって返却した彼女であるが、実は彼女こそキュアミューズの正体であり、アフロディテの実娘でメイジャーランドの王女であった。
その上、アフロディテの父にしてアコの祖父は調べの館の老人・音吉であり、さらにメフィストの正体はアコの父・アフロディテの夫に当たるメイジャーランドの王であった。
メフィストはヒーリングチェストを取りに魔響の森に行ったが、そこで何者かに悪のノイズを吹込まれ、メイジャーランドの三銃士とセイレーンに同様のノイズを浴びせて陣営を築いていたのである。アコはアフロディテによって人間界に逃げ込み、音吉の元で身を寄せていたが両親の争いを止めるためにプリキュアとなることを決意。しかし両親に心配が掛からない様に別の衣類で変装し、謎のプリキュアとして動いていたのであった。
しかし、響達の説得を受けて仲間に入ることを決意。人間界に侵攻して来たメフィストを奪還することに成功。そんな中、トリオ・ザ・マイナーの内の1人・ファルセットが傲慢なリーダーとして豹変、バスドラ&バリトンを連れてメフィストの前から姿を消した。
ノイズ編
メフィストを取り返したプリキュアは、ファルセットや彼によって巨大な生物にパワーアップしたバスドラ・バリトンのトリオ・ザ・マイナーと本格的な死闘を繰り広げる。
そんななかアコは1羽の小鳥を拾う。『ピーちゃん』と名付けて飼うのだが、その日から響たちの集めた音符が一気に消えてしまう。
そして雨の日、初めてピーちゃんを見た音吉は険しい顔をする。音吉はかつてメイジャーランドの戦士でクレッシェンドトーンと共にノイズという怪物と戦い、ノイズの力を弱めることに成功した。しかしその代償にクレッシェンドトーンは魔響の森に封印されてしまい、残った音吉は使えるだけの力を振り絞り、彼を封印したのだ。そのノイズが鳥のような姿をしている事からピーちゃんがノイズと疑うも、クレッシェンドトーンは「心が読めない」とピーちゃんを判定できなかった。ところがピーちゃんの異変に気付いた響が完成間近のパイプオルガンを弾くと、ピーちゃんの正体がノイズと発覚する。
ノイズはファルセットの完成間近の不幸のメロディの披露で復活するも、まだ不完全だった事から小鳥の姿をしていたのだった。
本性を表したノイズは最後の音符を奪うと、トリオ・ザ・マイナーと共に逃走。
最後の音符を楽譜に入れてこれで全ての音符が揃ったと思いきや、4つのト音記号が突然消えてしまった。実はその4つのト音記号は音吉が作った偽物で、本物は響たちのキュアモジューレに潜んでいるのだった。しかもそのト音記号には悪の心を浄化する能力があり3人は触ることができない。3人はアフロディテを人質に取り、そのト音記号を楽譜に入れるよう取引する。プリキュア達は不幸のメロディの完成及び変身能力喪失という苦渋の決断を下すが、メフィストの決死の努力でバスドラとバリトンは奪還された。
そしてクリスマスの夜、ファルセットはその不幸のメロディでノイズを完全復活させ、加音町の住民を石に変えて音符がない楽譜をネガトーンに変え、メイジャーランドに旅立つ。しかし4、人の諦めない気持ちで新たなト音記号が生み出され、プリキュア達は変身能力を取り戻してネガトーンを浄化し、メイジャーランドに向かう。
メイジャーランドではノイズやファルセットの襲撃が起こり、事態は大混乱。そこにプリキュア&音吉が現れて最終決戦にとるが、音吉とクレッシャンドトーンはノイズによって石板に封印され、最後に残った部下のファルセット、メフィストに救われたバスドラとバリトン、そしてハミィを吸収してノイズはさらなる変形を遂げ、メイジャーランドの住人達を石に変えてしまう。
それでも諦めないプリキュアは吸収されても彼の体内で歌い続けるハミィの協力を得て、8体のフェアリートーンが合体したクレッシェンドトーンでノイズを倒す。
しかし、その直後に三銃士の姿に戻ったバスドラ達は石にされ、ハミィは眠りについてしまう。
エピローグ
ノイズを倒した後、眠っているハミィの傍で響達は歌を歌う。ハミィは彼女達の歌声で目覚めると幸せのメロディで音吉とクレッシェンドトーンの封印を解き、メイジャーランドや加音町の住民を元の姿に戻すのであった。
戦いの後、加音町に帰還した響達の前に1羽の白い鳥が現れる。それは何と倒される間際に優しい心に触れたノイズが転生したピーちゃんであった。こうしてピーちゃんはアコのペットとして改めて受入れられ、人間界で暮らして行くこととなったのであった。
そして4人のプリキュアもまた自分達の夢に向かってそれぞれの道を歩んで行く…
登場人物
プリキュア
メイジャーランド
妖精
[-[ディーバ>ディーバ(プリキュア)]](CV:渡辺久美子)
マイナーランド
黒幕または首領
傀儡
幹部
- セイレーン/エレン(CV:豊口めぐみ)
トリオ・ザ・マイナー
モンスター
- ネガトーン(CV:大林洋平)
プリキュアの家族
北条家
南野家
調辺家(メイジャーランド王家)
アリア学園中学校
音楽王子隊
その他の人物
- ありさ(CV:中村知子):第2話に登場した桃園ラブと似た幼女。
- レナ(CV:ゆりん):第2話に登場した来海えりかと似た幼女。
- マモル(CV:折笠愛)
- 北条サクラ(CV:豊口めぐみ)
- ゴーレム(CV:乃村健次)
- ピーちゃん(CV:中尾隆聖)
- 恵(CV:楠見藍子):第8話に登場。
劇場版のキャラ
メイジャー3
呼称表
が/に | 響 | 奏 | エレン | アコ | ハミィ |
---|---|---|---|---|---|
響 | 私 | 奏 | エレン | アコ ※1 | ハミィ |
奏 | 響 | 私 | エレン | アコ ※1 | ハミィ |
エレン | 響 | 奏 | 私 | アコ ※2 | ハミィ |
アコ | 響 | 奏 | エレン | 私 | ハミィ |
ハミィ | 響 | かにゃで | セイレーン | アコ | ハミィ |
※1:第36話まで「アコちゃん」
※2:第36 - 37話前半のみ「姫様」
アイテム
詳細は当該項目も参照。
変身アイテム。変身後はブローチの様に装着される。プリキュアシリーズでは唯一変身後も露出しているアイテム。
武器
- ミラクルベルティエ(キュアメロディ専用)
- ファンタスティックベルティエ(キュアリズム専用)
攻撃用強化アイテム。両者を合体させると合体武器・クロスロッドに変化する。
- キュアビート専用の武器。物理タイプはこちら。
後半からのアイテム。オルゴールの様な形をしている。
※キュアミューズの個人技による攻撃はキュアモジューレを使用。
主題歌
OP
- 『ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪』(第1 - 23話)3:25
作詞:六ツ見純代/作曲:Marhy/編曲:久保田光太郎/歌:工藤真由(キュア・カルテット)
◇第24 - 48話は『UNLIMITEDVer.』に変更。
ED
- 『ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!』(第23話まで)3:42
作詞:六ツ見純代/作曲:高取ヒデアキ/編曲:籠島裕昌/歌:池田彩
- 『#キボウレインボウ#』(第24話以降)4:09
作詞:六ツ見純代/作曲:山崎燿/編曲:Mine-Chang/歌:池田彩
スタッフ
- 企画:西出将之(ABC)/三宅将典(ADK)/関弘美(東映アニメーション)
- プロデューサー:松下洋幸(ABC)/佐々木礼子(ADK)/梅澤淳稔(東映アニメーション)
- SD:境宗久
- シリーズ構成:大野敏哉
- キャラデザ:高橋晃
- 音楽:高梨康治
- 製作担当:額賀康彦
- 美術デザイン:増田竜太郎
- 色彩設計:佐久間ヨシ子
- 連載:なかよし/たのしい幼稚園/ひめぐみ/おともだち/おともだちピンク
- 製作・著作:東映アニメーション/朝日放送株式会社/ADK(アサツー ディー・ケイ)
放送リスト
関連タグ編集は皆様にお任せします。
話数 | サブタイトル | 備考・関連タグ等 | 放送日程 |
---|---|---|---|
1 | ニャプニャプ~!スイートプリキュア誕生ニャ♪ | 北条響・南野奏・ハミィ・フェアリートーン・セイレーン(エレン)・アフロディテ・メフィスト・トリオ・ザ・マイナー初登場/響・奏初変身 | 2月6日 |
2 | ガガ~ン!早くもプリキュア解散の危機ニャ! | 響&奏の仲違いの理由判明/メロディ・リズム初戦敗北→次戦初勝利 | 2月13日 |
3 | ジャジャ~ン!響は音楽嫌いニャ? | 北条団初登場/響の音楽嫌いの理由判明 | 2月20日 |
4 | モグモグ! 奏が見せる気合のレシピニャ♪ | 南野夫妻初登場 | 2月27日 |
5 | ドタバタ!テレビレポーターに挑戦だニャ♪ | パッショナートハーモニー失敗バンク/北条まりあ初登場/エレンのサンバコスチューム | 3月6日 |
6 | ガミガミ! お説教が生んだミラクルベルティエニャ♪ | 調辺アコ・南野奏太初登場/ミラクルベルティエ出現 | 3月20日 |
7 | テッテケテ~! 音吉さんの秘密に迫るニャ♪ | 調辺音吉初登場/怪しい外人に扮する響&奏 | 3月27日 |
8 | チャララ~ン!セイレーンのニセ親友大作戦ニャ! | 北条サクラ登場 | 4月3日 |
9 | ハニャニャ? 奏に足りないものって何ニャ? | ファンタスティックベルティエ出現 | 4月10日 |
10 | ウッホッホー! 響先生、幼稚園で大奮闘ニャ♪ | ゴリラ響 | 4月17日 |
11 | ギョギョギョ!謎のプリキュア現るニャ! | キュアミューズ(黒ミューズ)初登場 | 4月24日 |
12 | リンリーン♪キュアミューズのこと教えてニャ! | フェアリートーンにいじられるハミィ/ミューズの指導によりメロディとリズムがセパレーションを会得する | 5月1日 |
13 | ムムム~ン! セイレーンとハミィの秘密ニャ♪ | ハミィ&セイレーンの過去判明/再洗脳されたセイレーンがエレンとなってプリキュアを襲撃 | 5月8日 |
14 | アワワワ~!ミューズ対ミューズ、本物はどっちニャ? | ミューズ同士の戦い/ひびかな百面相 | 5月15日 |
15 | メロメロ~! 奏のラッキースプーンニャ♪ | 奏とエレンが痴話喧嘩?/アンラッキースプーン | 5月22日 |
16 | ピンポーン! 交換ステイでベストフレンドニャ♪ | スーパーカルテット | 5月29日 |
17 | ウルルン! ママはいつでも子供の味方なのニャ♪ | 平和の敵北条響 | 6月5日 |
18 | フワワ~ン!音符集めも楽じゃないニャ♪ | 音符集めをする響&奏/集めた音符を逃がすミューズ | 6月12日 |
19 | グニャグニャ~!プリキュアに変身できないニャ! | 響&奏がセイレーンの作戦で分断される | 6月26日 |
20 | アアアアア~♪セイレーン、最後の作戦ニャ! | セイレーンがフェアリートーンを強奪 | 7月3日 |
21 | ドックン!奇跡のプリキュア誕生ニャ!! | セイレーンがキュアビートになる | 7月10日 |
22 | ララ~♪魂の調べ、その名はキュアビートニャ!! | エレン初変身/ラブギターロッド出現 | 7月17日 |
23 | ザザ~ン!涙は世界で一番ちいさな海ニャ! | ヘアギター | 7月24日 |
24 | サンサン!お砂のハミィで友情の完成ニャ! | OP・ED・アイキャッチがリニューアル/海回(※水着なし)/変身バンク3人バージョン初登場 | 7月31日 |
25 | ヒュ~ドロ~!エレンの弱点見~つけたニャ! | 夏祭り回/エレンのお化け嫌い発覚 | 8月7日 |
26 | ピポパポ♪フェアリートーンの大冒険ニャ♪ | トリオ・ザ・マイナーがパワーアップ | 8月14日 |
27 | カチッカチッ!30分で世界を救うニャ! | ハイキングに行くのに重装備をするエレン/トロイの木馬作戦 | 8月21日 |
28 | ドキドキ!エレン初めての学校生活ニャ! | エレン初登校/フェアリートーン倒れる | 8月28日 |
29 | ハラハラ!メイジャーランドで宝探しニャ♪ | プリキュアがメジャーランドへ/魔響の森/モアイゴーレム/クレッシェンドトーン登場/ヒーリングチェスト出現 | 9月4日 |
30 | ワオーン!ヒーリングチェストの不思議ニャ! | クイズ回/和音ファンにとっての神回 | 9月11日 |
31 | ワンツー!プリキュアキャンプでパワーアップニャ! | 響・奏・エレンがパワーアップのためにキャプを行う/トリオがパワーアップのためと称して色々大食い/プリキュア・スイートセッション・アンサンブル | 9月18日 |
32 | オロオロ~! ヒーリングチェストが盗まれたニャ! | トリオ・ザ・マイナーの女装/ヒーリングチェストがトリオに強奪された上にミューズに横取りされる | 9月25日 |
33 | ホワワ~ン!みんなの夢はプリキュアの力ニャ | 変装する響/響・奏・エレンが自分の夢に悩む | 10月2日 |
34 | ズドド~ン!メフィストがやって来ちゃったニャ! | メフィストが再度加音町に来襲する/ミューズがメフィストを庇う | 10月9日 |
35 | ジャキーン!遂にミューズが仮面をとったニャ! | メフィストがネガトーン化/ミューズが正体を明かす | 10月16日 |
36 | キラキラーン!心に届け、ミューズの想いニャ! | メフィストが再度ネガトーン化し、加音町に3度目の来襲/アフロディテ降臨/アコ初変身/メフィスト浄化/ファルセットショック | 10月23日 |
37 | ワクワク!ハロウィンでみんな変身ニャ! | ハロウィン回/キャプテン・ヒビキ(ゴーカイメロディ)/変身バンク4人バージョン初登場 | 10月30日 |
38 | パチパチパチ♪不思議な出会いが新たな始まりニャ! | オープニング・エンディング・アイキャッチが一部変更/ピーちゃん初登場 | 11月13日 |
39 | フギャー!音符がぜーんぶ消えちゃったニャ! | プリキュアとトリオの音符争奪戦 | 11月20日 |
40 | ルルル~!雨音は女神の調べニャ! | ピーちゃんの正体発覚 | 11月27日 |
41 | ファファ~♪最後の音符はぜったい渡さないニャ! | 最後の音符争奪戦 | 12月4日 |
42 | ピコンピコン!狙われたキュアモジューレニャ! | 和音&聖歌先輩が操られる | 12月11日 |
43 | シクシク……不幸のメロディが完成しちゃったニャ! | アフロディテが捕らわれる/不幸のメロディ完成/プリキュア変身不可能 | 12月18日 |
44 | ドレラド~♪聖なる夜に生まれた奇跡ニャ! | ハートのト音記号出現でプリキュア変身再可能/調べの館空中要塞化/プリキュアが再度メイジャーランドへ | 12月25日 |
45 | ブォーン♪ノイズの好きにはさせないニャ! | 音吉&クレッシェンドトーン封印される/次回作とのコラボエンドカードその1 | 2012年1月8日 |
46 | ズゴーン!プリキュア最後の戦いニャ! | メイジャーランドより音が消滅/次回作とのコラボエンドカードその2 | 1月15日 |
47 | ピカーン!みんなで奏でる希望の組曲ニャ! | クレッシェンドプリキュア/ノイズ浄化/次回作とのコラボエンドカードその3 | 1月22日 |
48 | ラララ~♪世界に響け、幸福のメロディニャ! | 最終回/幸福のメロディが歌われ、世界が浄化される/戦闘シーンなし(※変身シーンあり) | 1月29日 |
備考
関連商品について
日本水産はプリキュアシリーズのソーセージを発売しているが、今作も同様に発売継続。
山崎製パンはプリキュアパンシリーズ4作目として発売。
バンダイのTPETS(ティーペッツ)は『ハートキャッチプリキュア!』に続き、2作目となる。
データ放送連動システム
『ハートキャッチプリキュア!』よりシステムを継承したカードゲームとなっている。
今作はゲーム中に任意の名前を入力可能。
また、関西地区は甲子園で中止されて延期となったその日もデータ放送連動が実施される。
コミカライズ
これまでのプリキュアシリーズ同様、『なかよし』(講談社)では上北ふたご氏、『たのしい幼稚園』(同社)ではにあれい及び相棒・ひろかねこによるコミカライズ版が連載されている。
なお、『なかよし』連載版には同誌に連載出来なかった最終回ストーリーがムック本(『スマイルプリキュア!&スイートプリキュア♪おはなしブック!』)及び単行本(プリキュアコレクション)に収録されている。
放送中止・休止
2011年3月13日に放送予定であった第6話が後述の理由で翌週に放送延期。同年6月19日に全英オープンゴルフで放送中止となった。
関西地区以外は8月7日(第25話)・14日(26話)・21日(27話)を通常通り放送するが、関西地区は同月21日に25話、3日語の同月24日に26・27話がそれぞれ放送となった。
11月6日は駅伝のため中止。
ゲーム
- 『スイートプリキュアメロディコレクション』
2011年8月25日にバンダイナムコゲームスよりニンテンドーDSソフトとして発売。
- アーケードゲーム『データカードダス プリキュアオールスターズ』
『Part4 スイートスイーツコレクション』より登場する。
年末年始について
同年12月25日(第44話)放送でこの日はクリスマス当日である。
第45話は翌年1月8日に放送された。
東日本大震災の影響
2011年(平成23年)3月11日、日本未曾有の大地震となった東日本大震災が発生。これにより約1週間、報道関連番組が編成され続けたため、同月13日に放送される予定であった第6話が1週順延に。以降の放送スケジュールも変更され、話数は全49話予定から1話短縮されることとなった。
この震災は作品内容にも大きな影響を及ぼし、作品のテーマの1つ「身近な人への愛の思いやり」は震災があったからこそのものでもあった。震災発生前から「愛」をテーマにすることは漠然と決定していたが、明確に現在のテーマに決定したのは震災の影響が大きかった。
SD(監督)・境宗久氏曰く、「意図的な部分も無意識的な部分も含め、多分に震災の影響が盛り込まれていたと思います」。
放送スケジュール変更に伴い、単独映画の内容も大幅に変更されることとなった(詳細は当該記事を参照)。
映画
2011年3月19日公開のプリキュアオールスターズ映画『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』でスクリーンに初登場(キュアメロディ・キュアリズムがプリキュア映画初登場)。
また、同年10月29日に本作の単独劇場作品『映画 スイートプリキュア♪ とりもどせ!心がつなぐ奇跡のメロディ♪』が公開された(キュアビート・キュアミューズがプリキュア映画初登場)。
小説
2016年(平成28年)11月22日に小説版が発売される。
シリーズ構成を務めた大野敏哉が執筆、イラストはキャラデザイナー・高橋晃が担当する。
あらすじ
2011年2月 - 翌2012年1月まで放映していた、プリキュアシリーズ8作目。音楽がテーマのプリキュアで、幼なじみの2人から始まり、3人目は敵方、4人目は小学生がプリキュアに変身する、プリキュアシリーズの中でも話題が多い作品です。2016年10月末映画公開中のプリキュアノイズが多いタイミングに合わせて、小説プリキュア文庫第5弾として刊行します。アニメの翌年、中3になった主人公・キュアメロディこと響(ひびき)がドイツに音楽留学するための準備に入っているところから物語はスタートします。幼馴染のキュアリズムこと奏(かなで)もパティシエ学校受験準備にまい進し、キュアビートことエレン、キュアミューズことアコもそれぞれの道にいそしんで、響は孤独を感じています。ある日、響や奏が憧れている王子先輩が行方不明になり、犯人さがしが始まり、2人が住む加音町に不穏な空気が広がります。同時に黒い雲が立ち込め、その雲が加音町の人々を吸い上げ、町に人がいなくなり、最後に響&奏が取り残されてしまいます。黒い雲の正体は何か、響&奏・エレン&アコはプリキュアとなって皆を救うことが出来るのか。全編、響の1人語りで綴られる物語は、読みやすく、思春期の女の子の気持ちにグイグイと読者を入り込ませる構成です(Amazon_HPより)。
関連動画
関連イラスト
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