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フサイチパンドラ(ウマ娘)

うまむすめのふさいちぱんどら

メディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するキャラクター「ウマ娘」の一人。モチーフは2000年代中期に活躍し、大種牡馬サンデーサイレンスのラストクロップ(最終世代)にしてGIエリザベス女王杯を繰り上げではあるものの3歳で制し、繁殖牝馬としても九冠馬「アーモンドアイ」号の母としても知られる競走馬「フサイチパンドラ」号。
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「あたしもやれるかな。明日の『桜花賞』……うんっ!できる!きっと!だってあたし、天才だし♪」

プロフィール編集

キャッチコピー-
誕生日2月27日
身長165cm
体重いーかんじ♡
スリーサイズB92・W61・H86
靴のサイズ-
学年-
所属寮栗東寮
得意なこと-
苦手なこと-
耳のこと-
尻尾のこと-
家族のこと-
マイルール-
スマホ壁紙-
出走前は…-
得意科目-
密かな自慢-
よく買う物-
ヒミツ-
自己紹介-
CV佳原萌枝

生まれた時から周りに『天才』と褒めそやされ、すくすく健やかに、身も心も自信も成長したラブリーウマ娘

入学後もその自信と素質が陰ることなく、のびのびと過ごしているが…… ちょっぴり自分に甘すぎるのかもしれない。 嫌いなものは反省会。

(公式ポータルサイトより)


概要編集

フサイチパンドラは、メディアミックスプロジェクト『ウマ娘プリティーダービー』に登場するキャラクター「ウマ娘」の一人。

モチーフは実在の競走馬繁殖牝馬フサイチパンドラ」号。

2024年9月20日に公開されたメインストーリー第2部中編『盛夏の星、晩秋の華』にて初登場。9月27日配信の「ぱかライブTV Vol.45」で正式に発表、公式ポータルサイトにキャラクターが追加された。


前触れもなく唐突に登場したことに加え、初の「フサイチ」。また、前述の通り名牝アーモンドアイの母親の登場で、アーモンドアイのウマ娘化の布石か?という話題性でネット界隈は盛り上がった。


サンデーサイレンス産駒の牝馬のウマ娘化はエアメサイアデアリングハートスティルインラブビリーヴに次いで5人目。

また06世代の競走馬のウマ娘化はカワカミプリンセスに次いで2人目。


ゲーム版編集

アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』編集

「あっ、コラ!カメラ抜くな!こんなとこ撮るな!ざけんなし〜!うぅ…天才ナメんな~!次こそイケる!次こそ…!」

上述の通り、メインストーリー第2部中編『盛夏の星、晩秋の華』にて初登場。


メインストーリー編集

第2部中編ではラインクラフトが出走する阪神ウマ娘ステークスを観戦しており、翌日の桜花賞に向けて意気込みを新たにした。


…のだが、まさかの桜花賞では着外という惨敗。彩Phantasiaのウイニングライブ中にも内心レースでのミスを猛省する場面が見られた。

何気にウイニングライブの振り付けは通常と変わらないが、途中から視点がフサイチパンドラ本人の物になるという演出がなされている。アプリゲーム版やアニメ版も含めて、ウイニングライブ中に踊っているウマ娘、それも着外であるバックダンサー側の視点から描写されたのは異例と言える。


競走馬『フサイチパンドラ編集

2003年2月27日生まれの栗毛の牝馬(06世代)。

サンデーサイレンス、母ロッタレース、母父ヌレイエフという血統。

父サンデーサイレンスは言わずとしれた大種牡馬であるが、フサイチパンドラ誕生の前年に死去しており、フサイチパンドラは父の最終世代(ラストクロップ)となった。

母は世界的な名牝系ベストインショウ系の出身であり、伯父にはエルグランセニョールトライマイベストがいる。祖母の半妹にはケンタッキーオークス、サンタスザナステークス等の優勝馬Brush with Pride 、その孫にJazil、Rags to Ritches、Peeping Fawn、カジノドライヴらがいる。


馬主は1996年東京優駿日本ダービー)馬フサイチコンコルド等のフサイチ冠で知られる関口房朗氏。

管理調教師はウマ娘にも登場しているスペシャルウィークアグネスデジタルで知られる白井寿昭調教師(現競馬評論家)。


2005年11月12日京都競馬場で行われた新馬戦で角田晃一騎手(現調教師)を背にデビュー戦勝利を挙げる。

続く2戦目はいきなりGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズに挑むもテイエムプリキュアに敗れ3着。

続く条件戦(500万下)は単勝1.3倍の圧倒的な1番人気に推されるもシェルズレイの3着に敗れ、2歳シーズンを終える。


年明け初戦はエルフィンステークス(OP)でここでも単勝1.7倍だったが今度は6着に敗れた。

続くきんせんか賞(500万下)で2勝目を挙げるが、GⅢフラワーカップキストゥヘヴンに敗れて2着。

そして迎えた桜花賞は2番人気に推されながらも、キストゥヘヴンが勝利したその陰で14着と惨敗。この敗戦で角田は主戦の座から降りることとなった。

新たに福永祐一騎手(現調教師)を迎えて挑んだ優駿牝馬は、桜花賞には出走しなかったカワカミプリンセスの後塵を拝する2着。


秋は中京開催のGⅡローズステークスから始動するもアドマイヤキッスの3着。

続く秋華賞はカワカミプリンセスの二冠を許す3着に終わった。


その後エリザベス女王杯へ出走し、このレースでも1位で入線したカワカミプリンセスに続き2位入線するも、カワカミプリンセスが最後の直線でヤマニンシュクルの進路を妨害したとして12着に降着、フサイチパンドラは繰り上がりで優勝が決まりGⅠ初制覇となった。またこの勝利により父サンデーサイレンスは全世代の産駒でGⅠ馬を輩出する快挙を達成した。


その後は中一週でジャパンカップに出走。ディープインパクトに敗れはしたもののこの年の牡馬クラシック二冠馬のメイショウサムソンらに先着する5着とここでも優れたパフォーマンスを披露した。


古馬となっての初戦はダートグレード競走のエンプレス杯に出走し初のダート戦ながら2着に入るが、以後しばらく不振に陥り、夏まで4戦して最高5着という成績だった。しかし9月2日の札幌記念(※)で、初騎乗の藤田伸二騎手を背に逃げきりで優勝し、きんせんか賞以来の1位入線、エリザベス女王杯以来の復活勝利を果たした。その後エルムステークス11着を経て、エリザベス女王杯に出走。2年連続の2位入線で、ダイワスカーレットに続く2着となった。以後ジャパンカップで9着となったのち、有馬記念での引退が発表される。しかしレース前日に左寛跛行を発症し、出走取り消しとなり、そのままレースに出走することなく現役引退となった。


引退後はノーザンファームで繁殖生活に入り、2009年2月20日に初仔となる父シンボリクリスエスの黒鹿毛の牡馬を出産。以後、9頭を出産したが、2017年10月28日に死亡。14歳没。


遺した9頭の内7番仔アーモンドアイが2018年のシンザン記念を勝利し、産駒初の重賞制覇を達成。続く4月8日の桜花賞も制し、GⅠ馬の母となった。その後アーモンドアイは優駿牝馬、秋華賞をも制し史上5頭目の三冠牝馬に、更に11月25日のジャパンカップも制しGⅠ4勝目を達成。その後2019年のドバイターフ、天皇賞(秋)、2020年のヴィクトリアマイル、天皇賞(秋)2勝目、引退レースのジャパンCで同年の無敗三冠馬2頭を抑え2勝目、それまで最多であったシンボリルドルフらの7勝を超えJRA史上最多となる芝GⅠ9勝を挙げ「九冠女王」と呼ばれた。


※本来は8月最終週に行われる競走だが、この前週に発生した馬インフルエンザにより当週に延期された。また、フサイチパンドラ自身もインフルエンザ陽性と診断されていた。


関連タグ編集

ウマ娘プリティーダービー ウマ娘

フサイチパンドラ


同期(06世代(ウマ娘))編集


白井寿昭厩舎編集


鞍上繋がり編集

角田晃一

福永祐一

藤田伸二


史実での交配相手編集


その他編集

サムソンビッグ(ウマ娘):モデル馬の母とサムソンビッグは同じ牧場出身。(閉鎖とともに売却&譲渡)

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