はじめに
本記事では特に断りがない限り「公式」は「ウマ娘プリティーダービー」のことを、「本作」は「最強の継承者」のこと、作者はS.SHIMIZU氏を表しています。
本記事および作品を読む前の注意点
まず、作者のS.SHIMIZU氏が投稿するたびに貼っているキャプションをここでも展開する。
『この物語はフィクションです。登場する団体・名称などは全て架空であり、実在するものと一切関係ありません。なお、この作品はアニメ「ウマ娘」を踏襲しながらも、独自の新設定で創作しておりますのでご了承下さい。更に、テレビアニメ続編を予期せず制作した為、第二期シリーズ以降でプラスされたウマ娘達に関しましては、当方が本作品用にあらかじめデザインしていたキャラクターを優先させて頂きますのでこちらもご了承下さい。』
そのうえで本作は公式とは異なるS.SHIMIZU氏によるオリジナル作品という点を踏まえ、以下の点を守ってください。
- 作者がオリジナルで登場させたウマ娘が公式側でも出た場合、「〇〇が公式で追加された」等の指摘をコメント欄で行なうのはお控えください。
- 「ウマ娘プリティーダービー」第二期制作前に作者があらかじめキャラ設定を行なっており、また作者の拘りからあえて第二期制作以降に登場したウマ娘を公式のデザインに寄せていません。そのため「公式の〇〇と違う」等の指摘もお控えください。
- さらに「史実通りに寄せたい」との作者の拘りから全体的にオリジナル設定にしているため、本作は公式と異なる内容となっています。この点についても留意願います。
コメント欄で上記のマナー的問題が確認され、また第32R以降の投稿でコメント欄がオフになっていることから、今後の投稿に支障をきたす可能性があります。以上を踏まえ、S.SHIMIZU氏が支障なく作品を投稿できるよう協力をお願いします。
概要
ウマ娘プリティーダービーのBNW3人を主軸とし、S.SHIMIZU氏によって独自の世界観および設定で2020年7月6日に第一話が公開され、以降不定期で新しい話が追加されている。(確認できる限りでは)第2期アニメ放送開始前より二次創作としてシリーズ化された唯一の長編漫画である。
「ウマ娘プリティーダービー」との違い
キャラ設定などは基本的には「ウマ娘プリティーダービー」を踏襲しているが、「最強の継承者」は「ウマ娘外伝」としており、「ウマ娘プリティーダービー」とは別世界という扱いである。そのため後述の相違が見受けられる。
キャラクターについて
- 基本的にBNWが活躍した1990年代前半までのウマしか登場しない。公式は時系列にばらつきがあるが、本作は時系列に忠実となっている。これは作者のこだわりで、第3Rの最後でも「BNWが活躍した時期に産まれていないウマたちが出ることはない」としている。
- 第1期アニメ(2018年春アニメ)およびBNWの誓い(2018年12月発売)にて登場したウマ娘はほぼ公式に沿ったデザインのオリジナルウマ娘、第2期アニメ(2021年冬アニメ)以降やアプリ版から登場したウマ娘は公式とは異なった作者デザインのウマ娘が登場する。これについて作者は「(第2期アニメ以降は公式に合わせることなく)予め自分がデザインしたウマ娘を踏襲する」意向を示している。
- 公式では未発表のウマ娘が多数登場している(ベガやレオダーバンなど公式では権利上の都合で名前が変えられているウマ娘も本作では名前を変えずに登場している)。
- 上記の理由から寮の部屋割りも大きく異なる。BNWのルームメイトは以下の通り。
- 公式よりも牡馬(ボ)と牝馬(ヒン)は実力差がはっきりしており、その証拠に第一回ジャパンカップで敗れた際に「それも敗れたのはヒン馬だ」という台詞がある。
トレセン学園について
- トレセン学園に入学する条件は公式では体力測定、筆記試験、面接で好成績を得られれば入学できるが、本作では「ファーム学園カップで好成績」「里の推薦」「チームの推薦」のいずれかが必要である。これらがない場合はセリ市に出てスポンサーを探すか抽選での入学になる。セリ市からの入学はスポンサーに賞金の15%を支払う必要があり、抽選入学組にいたっては学園に賞金の25%を支払う必要がある。
- 公式では「中等部」「高等部」に分けられてるが、本作は区別なく一貫教育である。1年次は各地の分校に通い2年次の4月から本校に入学。1月で進級となり、2年がジュニア、3年がクラシック、4年以降がシニアとなっている。また学年によってリボンの色が異なる。
- 3年のクラシックから成績に応じてクラス分けがされる。オープン戦以上がA組、1勝クラスがB組、未勝利がC組、未出走がD組で、外国産駒はこれらとは別の区分で「G組」となっている。D組に関しては、この中で最底辺として扱われており、学び舎が校舎から極端に離れていたり(校舎の南の端。それも森の中)、食事がA~C組と違って給食(栄養を偏らせないようにする目的もある)に代わっていたり、寮はなく地下室で雑魚寝と制限されている。
- 公式では生徒会の管理・監視のもと治安が行き届いているが、本作はカツアゲ行為やケンカが行われるなど治安が良いとは言えない。
- 年功序列が公式に比べて厳しくなっている。また学年も公式では混在しているが、本作ではデビュー年に合わせている。
- 制服は公式とほぼ同じであるが、靴下は公式が学校指定のニーソックスなのに対し本作は自由である(柄は勝負服に合わせてるパターンが多い)。作中ではハイソックスが多いが、公式のようなニーソックスもいればルーズソックスを履いている者もいる。
競技について
- 公式ではチームに入ればレースに出場できるが、本作ではチームに入るだけでなく筆記、ゲート試験、模擬レースからなるプロテストに合格しなければならない。
- グレード制は公式は現在(2018年以降)に合わせているが、本作は当時(1990年代前半)に準じており、レース名も当時の名称を使用している(例:大阪杯は公式ではGⅠだが本作ではGⅡ、GⅠ高松宮記念は本作ではGⅡ高松宮杯など)。
- GⅡ以下のレースでの服装は公式では体操服であるが、本作では自転車自転車ロードレースに似た競技用衣装で、重賞は上半身のみGⅠの勝負服に準じた仕様となっている(下半身は競技用衣装のまま)。またゼッケンも衣装に縫いつけられている。
- 蹄鉄について公式は靴の裏に装着するスタイルであるが、本作のウマ娘は足の裏に蹄があり、そこに蹄鉄をはめ込むスタイルとなっている。
- 本作では馬券購入や実際の競馬に準じた賞金が出ることがはっきり描かれている(公式では馬券購入や外れ馬券の紙吹雪の描写はなく、また賞金にも触れられていない)。
- 公式ではレース中のラフプレー描写はないが、こちらではある程度認められているためやってくるのもいる。芝を蹴り上げて飛ばすといったムービースターがやった行為は高等技術であり、主役のハヤヒデも第16Rで体当たりを仕掛けていた。逆にエルウェーウィンのようにそれを逆手に取ったカウンターを仕掛ける者もいる。流石に第12Rでのマーベラスクラウンの行為は露骨過ぎた上に気性難化も相まって審議になった。
- レース後のステージライブの内容が異なっており、公式では「全レースが対象かつ3着までがライブを披露(アプリでは4着以下もバックダンサーで登場)」であるが、本作では「GⅠレースのみが対象で、ライブを披露するのは1着のみ」となっている。
ウマ娘の誕生について
本作ではウマ娘でも牡馬(ボ)と牝馬(ヒン)の性別的な差が明確に分けられており、「ボ」のウマ娘は引退後「ダーレー」「ゴドルフィン」「ダイアリー」の三種類の樹に自らの能力を「種付け」して実を作り、その実の種を子宮を持つ「ヒン」のウマ娘が食べて子を宿すことでウマ娘が誕生するようになっている。種の形は「ボ」のウマ娘ごとに形が違っており、血液型を調べると誰の種かはすぐにわかる。誕生したウマ娘には古代のウマ娘文字が刻まれており、これが彼女たちの名前となる。誕生から二年は人間の5倍の速さで成長する。
「ダーレー」「ゴドルフィン」「ダイアリー」は三大始祖であるダーレーアラビアン、ゴドルフィンバルブ、バイアリータークをモデルとしている。なお、公式では詳細な生殖の仕方は触れられておらず、三大始祖については学園内に三人の女神像として置かれており、アプリ版ではサポートAIである「三女神」として登場している。
「外国産駒」について
本作では外国産駒について公式以上にはっきり区別されている。
- 外国産駒は出生地の公用語(英語など)が主体で、日本産駒と基本的に言葉が通じない(但しそれだと本作の物語に影響が出るので、母親がイギリス産駒のビワハヤヒデが英語が得意で会話可能という設定にしている。)
- 本作の基準では5大クラシック(皐月賞、桜花賞、日本ダービー、オークス、菊花賞)および天皇賞(春・秋)には出走できない。但し2001年頃から順次緩和され出走可能となっている(ちなみに先述の通り公式は放送時点の基準を適用していることから、この外国産のウマ娘が日本ダービーに出走している)。
「セン」について
「ボ」のウマ娘は気性難を発する者もおり、出走に影響が出ることもある。抑制剤で気性難を抑えることはできるが副作用で勝つことができなくなるため、センを受けて気性難を克服する場合がある。
ただセンを受けると「種付け」の能力を喪失してしまい、さらに以下のレースに出走できなくなる。
- 「ボ」「ヒン」限定のレース。
- 「ジュニア」「クラシック」といった年齢制限があるGⅠレース(GⅡ以下は出走可能)。
- 天皇賞(春・秋とも。2008年に緩和され、現在では出走可能。)
また本作の特徴としては耳に付けるリボンが無くなり、幼児退行で当面の間走る気力を喪失する。
登場キャラクター
公式ウマ娘をモデルにしたオリジナルウマ娘
容姿は公式のウマ娘をモデルにしているが、設定や性格などは作者のアレンジが入っており、定義上は「公式モデルのオリジナルウマ娘」となっている。
本作の主人公。幼少の頃ナリタブライアンを助けるため足を負傷。大事には至らなかったがそれがトラウマで全力で走れなくなっていた。以後は走りたい夢を押し殺しながら、知恵の部分で周囲のウマ娘を助けていたが、ひょんなことから参加することになった学園カップに出場して優勝し、トレセン学園の分校を経て本校に編入される。
容姿は公式そのままで、頭が大きいことを気にしているところも同じである。一方で性格は頭でっかちと揶揄される一方で意外とノリがいい点、またバナナが大好物なところは一緒だが、本作では若干青臭い部分や未熟な面が残っており、また公式は体調が悪い状態でも無理して走ろうとするほどの強メンタルを誇ってるが、本作では初めて負けた後タテガミ変色症を発症させるほどメンタルが弱い。
ビワハヤヒデの妹。幼少の頃からやんちゃである。公式の硬派で頑固な一匹オオカミっぷり比べると活発な妹らしさが強調されており、姉と一緒に走れることを夢見ている。第38Rより本校へ編入。
第4Rより登場。入学前は矯正施設に入れられていたが、エイジによって連れ出されトレセン学園に入学する。入学式早々カツアゲ犯を返り討ちにし、あわや処分を受けそうになった(その後カツアゲ犯が捕まり不問)。ビワハヤヒデと同じ部屋になり、後に刀走法をエイジから教わり、注目されるようになる。容姿は公式に準じており、性格は生意気な部分は一緒だが、公式が「拒絶」の部分が強いのに対し本作は「反抗」の部分が強い。
第4Rより登場。快活で泣き虫なところは公式に準じているが、自分のことを「ボク」という点と同年代では絶対的な能力を持っている故か力のないとされるウマ娘に関してはやや冷淡なところがあるといった点が異なる。入学式の日にビワハヤヒデと一緒にカツアゲ犯を撃退。練習では全力で走らないなどその脚力を隠している。
第4Rより登場。トレセン学園の生徒会長。生徒の不祥事に対しての処分も下している。
第5Rより登場。ビワハヤヒデがトレセン学園に入学したころには既にメディアに追いかけられるほどのスターウマ娘。春の天皇賞でトウカイテイオーに勝利するもその無理が祟り骨折してしまう。
第5Rより登場。春の天皇賞でメジロマックイーンに敗れる。公式では描かれなかった93年の秋の天皇賞とジャパンカップの出走が本作では描かれ、秋の天皇賞は7着、ジャパンカップは優勝している。
第5Rより登場。坂路の申し子で4本目をそつなくこなす。なおトレーナーは公式の黒沼トレーナーではなく実馬の調教師である戸山為夫をモデルにしたドヤマトレーナーとなっている。菊花賞ではライスシャワーに敗れ三冠馬の夢が断たれる。
第7Rより登場。頭に「サクラ」が付くウマ娘たちで結成された「サクラ軍団」上級生。公式のようなおバカな様子は一切なく、後輩たちを厳しく鍛えている。
第10Rより登場。3着に入ることが多いことからブロンズコレクターと称され、学園祭で小さいブロンズ像を売っていた。93年の秋の天皇賞では4着。
第10Rより登場、学園祭の5人対抗リレーでその名前がある。菊花賞でミホノブルボンに勝利し1着となる。容姿は公式に準じているが、普段から表情がよどんでおり、「ブラック走気」によってイメージが悪いとされている。
第12Rより登場。本作では理事長を務めている。93年の秋の天皇賞ではヤマニングローバルを気にかけていた。
第38Rより登場。容姿は公式に準じているが、アメリカ育ちのため日本語は喋れるがカタコトである。制服もへそを出して袖を破いた状態である。
オリジナルウマ娘
作者がデザインしたウマ娘を記述する。
チームカストル
ビワハヤヒデが所属するチーム。所属するウマ娘は全員ハヤタの里出身。
トレーナーのハマギシ自身は若手だが、比較的有力なウマ娘が多い。
- マーベラスクラウン
第2Rより登場。トレセン学園の本校へ同じ時期に編入される。ハヤタの里の中ではブライアンの次に素質がある勝気なウマ娘。ビワハヤヒデの第2戦に共に出走した際レース中にとねっこ競走以来だった気性難が発生してしまう。この問題を解決するためセンを受けることを決意。第26Rで手術を受けた。
- ペガサス
第7Rより登場、ビワハヤヒデと同期であるが先にデビューし、新潟で重賞勝利する。
- ジンクタモンオー
第7Rより登場、ビワハヤヒデの先輩。ゲート内引きこもり病を発症してしまい、以来倉庫に籠っている。ちなみに、それ以前は重賞勝ちをしている。
公式でも登場しているウマ娘
上述でも述べた通り公式では第2期以降に登場しているが、本作とデザインが異なるウマ娘(但し、一部デザインが酷似しているウマ娘もいる)。なお、モデルらしきウマはいるが公式で改名されてるウマ娘については「その他のウマ娘」で取り扱う。
- イクノディクタス
第7Rより登場。ビワハヤヒデが右足を負傷した過去を見抜き、蹄鉄の重要さを教える。公式のイクノディクタスとは容姿(本作は眼鏡をかけておらず、後ろ髪も結っていない)や性格(公式はノリのいい真面目系であるが、本作では冗談が通じない)など大きく異なる。入っているチームも公式のチームカノープスではない。一方メジロマックイーンに対しては史実夫婦繋がりでマクイクの描写がある。
- メジロパーマー
第7Rより登場、メジロの里出身。骨折して帰郷したマックイーンに宝塚記念を託される。公式のメジロパーマーとは髪を結んでいるかの違いぐらいでデザインに大差ない。
- ロイスアンドロイス
第7Rより登場。ウイニングチケットと同じチーム「マルス」に所属。公式のロイスアンドロイスと違い、走る目標が希薄なのかウイニングチケットから心配されることも。
- ダイイチルビー
第8Rより登場。「華麗なる一族」と呼ばれ、昨年もGⅠレースを2勝している。公式のダイイチルビー同様高貴であるが容姿が大きく異なり、そそっかしいダイタクヘリオスに対しても公式での塩対応ではなく本作では怒って口論をしている。
- ダイタクヘリオス
第8Rより登場、そそっかしい性格でダイイチルビーとぶつかって怒られる。公式のダイタクヘリオスはメッシュの入ったツインテールだが、本作は髪を後ろに結っただけで、ギャル語も発していない。一方本作では「笑うウマ娘」と称され、そそっかしい。なお、メジロパーマーとは公式での爆逃げコンビと異なり、本作ではいがみ合っている。
- マチカネタンホイザ
第10Rより登場、学園祭の5人対抗リレーで転倒して鼻血を出していた。菊花賞でライスシャワー、ミホノブルボンに次ぐ3着に入っている。髪型などは公式のマチカネタンホイザに準じているが衣装がオリジナルである。
- ツインターボ
第26Rより登場、公式のツインターボ同様ツインテールかつぐるぐる目の部分は一緒であるが、まとめている部分がロール状に巻いており、またギザ歯ではない。何事も全力疾走である。
- ノースフライト
第30Rより登場。入学が遅かったためD組スタートだが、実力は即レースで勝てると評されるほどのウマ娘。公式のノースフライトと比べて髪が短く、帽子の位置も異なる。
- サクラローレル
第38Rより登場。ナリタブライアンらの入学式が終わった後の夜にトレセン学園へ到着。公式のサクラローレルと比べて髪が長く、月桂樹を被っている。
BNWと同期のウマ娘
- ベガ
第4Rより登場。ウイニングチケットと同じ部屋になる。
- アンバーライオン
第4Rより登場。目立ちたがり屋でテレビに映ろうとテレビカメラを探している。クラシックになってからはツインターボに弟子入りする。第27Rでは、ナリタタイシンに勝って重賞ウマ娘になり、クラシック出場権を得る。
- マイシンザン
第5Rより登場。三冠ウマ娘シンザンの血統。模擬レースでビワハヤヒデが遅れたことに余裕を見せるも、ペース配分で巻き返したビワハヤヒデに最後刺されて敗れる。ビワハヤヒデと同じくバナナが好き。第27Rでは緊張のため、13着と大崩れしてしまう。
- ガレオン
第5Rより登場。脚を保護するため常にブーツを履いている。通称「レースの壊し屋」と呼ばれ、模擬レースではビワハヤヒデとは別のグループで1着になるも負傷者が出て合格になるも1日の停学を受けてしまう。
- ステージチャンプ
第5Rより登場で、ガレオンとルームメイト。(トレセン学園ではペット禁止であるが)子猫を飼っている。母親は大女優のダイナカール。
- ダンシングサーパス
第8Rより登場。伝説のウマ娘ダンシングブレーヴの血統。芦毛を敵視している。ビワハヤヒデのデビュー戦で大音声で他のウマ娘を蹴散らすもビワハヤヒデに吹き飛ばされ3着に敗れる。
- ダンツシアトル
第8Rより登場。ビワハヤヒデに襲い掛かったダンシングサーパスを制止している。その後は登場していなかったが、第20Rよりエルウェーウィンと一緒に登場している。外国産のため基本英語だが、英語が得意なビワハヤヒデとは会話ができる。
- ニホンピロスコアー
第8Rより登場。ビワハヤヒデと共にデビュー戦に挑んだときは彼女を差し置いて1番人気になるほどのウマ娘。ラフプレーが得意だが、ダンシングサーパスの大音声で他のウマ娘共々蹴散らされる。ビワハヤヒデとは朝日杯3歳ステークスでも再戦するが、坂に対応できずここでも彼女より先着できてない。
- テイエムハリケーン
第15Rより登場。セリ市組であるが、札幌ジュニアステークスの覇者。デイリー杯でビワハヤヒデと競い、急速な配置転換でビワハヤヒデの平衡感覚を狂わせるが、自身の脚にも負担がかかる行動で、正気に戻ったビワハヤヒデに敗れる。
- エルウェーウィン
第20Rより登場。外国産駒であるが、朝日杯3歳ステークスは出走可能のためビワハヤヒデと対戦することになる。術で身体を硬くしてテイエムハリケーンの山嵐を防ぎ、終盤はピッチ走法を駆使して第22Rではビワハヤヒデに初黒星をつける。
- マイヨジョンヌ
第23Rより登場。タイシンと同チームのデネブ所属。タイシンにとってトレセンに入って初の友人といってよく、会話をしたり第25Rではホープフルステークスに出る彼女を応援していたことも。
- マルカツオウジャ
第23Rより登場。ラジたん・シンザン記念共にタイシンの刀走法の餌食になっており、特に後者ではついていこうとして脚を負傷し、1年を棒に振ることになる。
- スエヒロジョウオー
第26Rより登場。小型ながら阪神ジュニアヒン馬ステークス(阪神3歳牝馬ステークス)勝者。
- シクレノンシェリフ
第30Rより登場。ビワハヤヒデがD組に屋根かわりしたときに会ったウマ娘。ハヤヒデからは危機感が薄いと見られたが、彼女の「今を大事に走る」という考えは伝わったらしく、彼女の顔にある程度輝きを取り戻させる。なお、このときの競走で1着になりB組に昇格(但し部屋のクリーニングのため当面はD組のまま)。第37Rでは2戦目となる毎日杯でも勝利し、一気にA組入りした。
- メジロランブール
第31Rより登場。名門メジロ家の一族且つマックイーンの妹ということから1番人気で新馬戦に挑んだが、シクレノンシェリフに敗れる。
- ケントニーオー
第35Rより登場。腕を高速回転させて気流を作り走りやすくする水車走法を使ってくる。若葉ステークスではビワハヤヒデに次いで2位に入り、皐月賞の出走権を得る。
- マルチマックス
第37Rより登場。スプリングステークス勝者。躓き癖がある。
その他のウマ娘達
- パシフィカス
第1Rに登場するビワハヤヒデとナリタブライアンの母。イギリス出身。
- テトラ
第2Rより登場。ファーム学園の競走部キャプテンなのだが、あまり評判は良くない。なお、名前付きのウマ娘では唯一架空のウマ娘になる。
- メジロデュレン
第5Rより登場。メジロマックイーンの姉で、走行教官を務める。
- ビゼンニシキ
第5Rより登場。トレセン学園の副会長で、シンボリルドルフとは同期。
- レオダーバン
第7Rより登場。ハヤタの里出身でビワハヤヒデの先輩であるがチームカストルには入っていない。公式ではレオダーバンがモデルのリオナタールが登場するも、容姿が異なる(本作では髪型が公式のタイキシャトルを模している)
- ヤマニングローバル
第10Rより登場。イクノディクタスが「大けがを負った友人」と語ってたウマ娘。脚をボルトで固定しながらも学園祭の3ハロンレースに飛び入り参加し、ビワハヤヒデに勝利する。GⅠレース未勝利であるが、GⅡレースは3勝している。93年の秋の天皇賞では3着。
- ユーセイフェアリー
第10Rより登場。ナリタタイシンの姉で芦毛。タイシンが母親に連絡しないことを咎める。
- ホワイトストーン
第12Rより登場。GⅠレース未勝利であるが日本ダービー3着、菊花賞2着と善戦しており、大阪杯(当時はGⅡ)に勝つなどナイスネイチャやイクノディクタス、ヤマニングローバル同様善戦ウマ娘の位置付けである。
- ムービースター
第12Rより登場。オープンに上がったが一時期降級するなどの苦労ウマである。そのためラフプレーには慣れており、ヤマニングローバルの反則行為もものともしなかった。93年の秋の天皇賞は最後レッツゴーターキンにかわされ2着。
- カリブソング
第12Rより登場、ムービースターとは同期。芝とダート双方に出走し、92年の秋の天皇賞では2着に入っている。93年の秋の天皇賞は16着。
- レッツゴーターキン
第12Rより登場。臆病で、レース中でもビビりながら走っている。但し臆病が極限になると発する「一閃脚」は強烈で、93年の秋の天皇賞は最後飛んできたカラスに怯えてムービースターとヤマニングローバルをかわして1着になっている。
- セキテイリュウオー
第26Rより登場。ビワハヤヒデがクラシック期にシニアの中山金杯を制している。
- エルカーサリバー
第26Rより登場。ビワハヤヒデがクラシック期にシニアの京都金杯を制している。
トレーナー及びコーチ
- ハマギシ
チームカストルのトレーナー。幼少の頃からビワハヤヒデに注目し、トレセン学園への進学を勧める。名前の元ネタは史実でビワハヤヒデに関係する浜田光正調教師と岸滋彦騎手を合わせたものと思われる。
- エイジ
第4Rより登場。ナリタタイシンのトレーナー。実はルドルフにも一目置かれる存在。タイシンに刀走法を教えた人物であるが、かつての約束どおり第24Rでトレーナー業を退職することになる。元ネタはタイシンにも騎乗したことがあり、トウメイとテンメイで親子天皇賞二代制覇をした騎手清水英次と思われる。
- マサ
第8Rより登場。この時点では、顔見世程度だったが、第18Rのウイニングチケットがトレセン学園に入るまでの話では主役といっていい程の扱いになっている。元ネタはダービーへの拘り、名前、寿司が好き、ロッチテスコを手掛けた等からして柴田政人と思われる。
- イナミ
第20Rより登場。エルウェーウィンのコーチ。第22Rで名前が明らかになり、タマモクロスをコーチしたこともある実力者と判明。元ネタは名前とタマモクロスのコーチという点からして南井克己と思われる。
第22Rより登場。トレーナーとしては初のアニメ版からの輸入キャラ。イナミのことを知っているが、現段階(第22R時点)ではどのウマ娘のトレーナーかは不明である。
- ユウタ
第26Rより登場。本格登場は第27Rで、「天才」と呼ばれているだけあって一目でタイシンの敗因を見抜いた実力者。実はエイジの依頼できている。元ネタは「天才」、名前、若い見た目からして武豊と思われる。
- オカ
第31Rより登場。元シンボリルドルフのコーチで、ビワハヤヒデが3歳時はニホンピロスコアーのコーチをしていた。ハマギシの熱意に負けビワハヤヒデの臨時コーチに就任する。モデルは4歳児からビワハヤヒデに騎乗していた岡部幸雄と思われる。
関連項目
ウマ娘プリティーダービー オリジナル オリジナルウマ娘 ウマ娘プリティーダービーの二次創作作品一覧
公式での関連作品
ウマ娘シンデレラグレイ:本作同様時系列が史実基準にしており、オグリキャップ世代以降のキャラクターが登場しない。なお、本作では第22R時点でオグリキャップ世代のキャラクターが登場していない(シンボリルドルフで出ているがオグリキャップと世代が異なる)。