演:和泉史郎
スペック
走力 | 100mを2.8秒 |
ジャンプ力 | ひと跳び50m |
概要
ブライがドラゴンバックラーとドラゴンメダルで変身した緑のドラゴンの戦士。
弟のティラノレンジャーを初めとした恐竜戦隊ジュウレンジャーの基本メンバー5人よりも体力増幅装置が著しく倍加されている。その為、100mを2.8秒で走れ、50mのジャンプが可能と(アームドティラノレンジャーを除けば)スペックは6人中最高。さらにドラゴンアーマーとレンジャーアームレットの効果で攻守がより向上している。
基本戦闘スタイルはパワー戦法と剣。言うなればティラノレンジャーとマンモスレンジャーの持ち味を合わせたようなものだが後者のように投げ技も得意というわけではない様子で同じパワー系でもドラゴンレンジャーは攻撃力重視タイプといえる。
スーパー戦隊シリーズ初のレギュラー化した6人目の戦士であり、以降の作品の定番になった。さらに一度きりとはいえ、初の巨大化したレンジャーでもある。
個人装備・技
ドラゴンバックラー
ドラゴンレンジャーの変身アイテム。ダイノバックラーの色違いで銀と対を成す金が特徴。
金色の胸部装甲。タロンメタル製で装着者の攻撃力と防御力を上げる力を持つ。
作中では語られていないが本来はジュウレンジャーの真の勇者が継承するはずだったものを眠りにつく前のブライが神殿から盗み出したもの。
レンジャーアームレット
二の腕に付けている金色の腕輪。ドラゴンアーマーと同様タロンメタル製で装着者の力を増幅する効果がある。
フルートにもなる両刃短剣。鍔の左部分にマウスピースが持ち手の左部分に3つのボタンが付いている。
守護獣ドラゴンシーザーの召喚と指示、時の部屋への行き来にも用いられる。
第21話で命の精霊クロトから与えられた。
魔剣ヘルフリード
地獄最大の魔剣と呼ばれるショーテル。
野望を燃やした強力な執念を持つ者だけが手に出来る武器であり、第18話で魔女バンドーラの試練を受け、ヘルフリードの番人である鎧騎士と戦い、奪い取って入手。後に手に入れた獣奏剣との二刀流も披露。
第22話で改心したブライの涙で土となって消滅。
破壊弾
両手にエネルギーを集中して放つ青い衝撃弾。
第17話でジュウレンジャー5人と交戦した際に決め手になった。
ドラゴンビッグバン
設定のみに存在する技。ゆえにどのようなものなのは不明。
ドラゴンスラッシュ
獣奏剣で切り裂く技。
作中未使用だがドラゴンティラノスラッシュを踏まえると刀身にエネルギーを纏わせ、横一線に切り裂く技と推測される。
エンシェントプレイ
獣奏剣の刃部分から放つ光線。
単体での使用は第27話のドーラガズラーと第39話の巨大モンスター・ゴダの2回のみでいずれも巨大化中の相手に向けて放ち、ダメージを与えたことで仲間や子供のピンチを救っている。ちなみに後者では変身前の状態で使用。
スーパー戦隊バトル ダイスオーとスーパー戦隊レジェンドウォーズでは獣奏剣を吹いて、力を高めた後、ジャンプして放つ。
獣奏剣バリアー
獣奏剣を吹いて、ドラゴンアーマーの防御力を高めることで展開したバリアー。
第22話でティラノレンジャーのレンジャーガンを弾き返した。
ヘルフリード衝撃波
青い光を放ったヘルフリードを地面に突き刺して放つ衝撃波。
第18話でティラノレンジャー以外のジュウレンジャー相手に初使用。第19話ではゲキに第22話ではティラノレンジャー相手に放った。
獣奏剣・ヘルフリード・合体光線
獣奏剣とヘルフリードを交差させ、突き出す形から放つ光線。
第22話でゲキ相手に使用。
ヘルフリード・グリフォカリバー・合体光線
グリフォーザーとの合体技でグリフォカリバー4世とヘルフリードを交差させ、突き出す形から放つ光線。
第21話での大獣神との巨大戦で使用し、大獣神を倒した。
龍撃剣・獣奏剣・合体光線
ティラノレンジャーから借りた龍撃剣に獣奏剣を交差させ、突き出す形から放つ光線。
第29話で獣騎神キングブラキオンの試練を受けた際、サンダースリンガーの宝箱を回収する役を務めることにしたティラノレンジャーの頼みを受けて使用し、ブラキオンの注意を逸らした。
ちなみにドラゴンレンジャーもドラゴンアーマーをティラノレンジャーに貸したので互いにアイテム交換を行った。
パワーオブヤマト
ダイスオーでのオリジナル技。
レンジャーソードで右上からの袈裟斬り→左から右に横一線→前転で勢いを付けて、突きを繰り出す。
獣奏剣ではなく、レンジャーソードを使用したのは名称以外はティラノレンジャーたちと同じ技を使用することからの流用ゆえだがドラゴンレンジャーは第17話でプテラレンジャーのレンジャーソードを奪った形でレンジャーソードを使用したことがある。
スクラップブレイク
レジェンドウォーズで同じドラゴン戦士の仮面ライダークローズチャージのスクラップブレイクに獣奏剣を加えた合体技。
獣奏剣を吹いて、力を高めた後、浮遊突進し、すれ違いざまに左から右に切り裂く。
限定装備
レンジャーソード
第17話でジュウレンジャー5人と戦った際にプテラレンジャーから奪って使用。
第29話でティラノレンジャーと共に入手し、マンモスレンジャーたちのピンチに駆けつけた際、ゴーレム兵相手に使用し、ティラノレンジャーとの同時撃ちも披露。
第31話で現地に遭ったものでゴーレム兵相手に使用。この後、グリフォーザーに切断され、首を掴まれてしまうも腕を振り払い、両足キックで退ける。
丸太の件で自分が力の戦士であることに気づくのだが丸太を振り回す姿はシュールでもある。
合体技
獣奏剣がハウリングキャノンに合体できないこともあってか初期メンバーとの合同技は最後まで披露されなかったものの放送当時発売された超合金玩具にはドラゴンレンジャーを加えてのバベルアタックであるスーパーバベルアタックが紹介された。
実際に使用されなかった理由に関してはドラゴンレンジャーが三段目を担当することになる土台の構成に無理があってのことと思われる。
スーパー戦隊レジェンドウォーズでのビクトリーカードのスーパースキルでは個人武器を用いた連続攻撃・コンビネーションクラッシュにドラゴンレンジャーも加わっており、ティラノレンジャーと同時攻撃を放っている。
主な活動記録
封印を解かれ甦った直後は悪の戦士として、バンドーラ軍団と行動を共にし、ヘルフリードも手にして、ジュウレンジャーを圧倒。さらにバンドーラの力で巨大化して、大獣神も倒した。
バンドーラ軍団と決裂した後はクロトから与えられた獣奏剣でドラゴンシーザーを呼び出し、暴れまわるもティラノレンジャーとの兄弟対決の末に改心。6人目のジュウレンジャーとなる。
しかし、自身が封印中に起きた事故で一度死んでいたことから現在はクロトから与えられた仮初の命で生きているにすぎず、時が停止した空間である時の部屋での滞在を余儀なくされ、戦闘の場面にのみ少しだけ登場すること多かった(そのおかげで助っ人をより強調できたが)
最終的にはバンドーラに時の部屋を破壊され、ドーラガンサクを倒した直後に消滅するもその力と意思はティラノレンジャーに受け継がれ、ジュウレンジャーの勝利に謁見した。
他作品
第18話の伊狩鎧の回想シーンにて仲代壬琴/アバレキラー、タイムファイヤーと共に登場。
そして同作品の追加戦士、伊狩鎧/ゴーカイシルバーが変身することが多かった。
ドン17話にてドンドラゴクウがジュウレンジャーギアを用いてアバターチェンジしたことにより登場。
パワーレンジャーシリーズ
パワーレンジャーでは、トミー・オリバーが悪の魔女リタ・レパルサに洗脳された後にパワーを与えられ悪のレンジャー、グリーンレンジャーとして登場。
洗脳が解けた後は6人目のメンバーとして戦っていくがリタの策略でパワーを失ってしまい、第2シーズンで新たにホワイトレンジャーのパワーを手に入れる。以降、トミーはリーダー格として様々なレンジャーへ変身し、グリーンレンジャーとして再登場することはなかったが「パワーレンジャー・ダイノ・サンダー」において幻影として登場。
更に「スーパーメガフォース」と「スーパーニンジャスティール」にて久しぶりに変身して見せた。後者は過去に変身した姿へ豪快チェンジ出来る特別仕様のモーファーによるもの。
玩具
S.H.Figuartsではジュウレンジャーで最初に発売され、武器である獣奏剣はガチャやTAMASHII Lab(タマシイラボ)よりドラゴンシンフォニー獣奏剣として発売された。
余談
- スタッフは当初、ドラゴンレンジャー=ブライに佐藤健太(ターボレンジャーのターボレッド=炎力役)氏を起用したかったと言われている。
- 和泉史郎氏の児童テレビ誌のインタビューに拠ると、「当初は5話のゲスト」のオファーだったと聞いているそうだが、真偽は不明。(引用元・1993年講談社刊「超世紀全戦隊大全集」187P)
関連イラスト
関連タグ
恐竜戦隊ジュウレンジャー ジュウレンジャー 戦隊グリーン 殉職組
リュウレンジャー 次回作で竜をモチーフとした戦士。意味が一緒なのはツッコんではいけない。
- 黒騎士ヒュウガ(レッドの弟がいる6人目の戦士)
- アバレキラー タイムファイヤー(恐竜モチーフの追加戦士で殉職したキャラ)
- キョウリュウシルバー(初代)(恐竜モチーフで殉職したキャラ)
- シュリケンジャー(緑色の追加戦士で殉職したキャラ、ただし公式では生死不明扱い)
- デスリュウジャー(ドラゴンレンジャーをオマージュの1つにしている)
- チェンジペガサス(中の人繋がり)
- 愛野美奈子(実写版限定で、余命幾許も無く最後迄使命に殉じたつながり)