概要
ゲスト参戦の概念はシリーズ3作目の『X』からで当時はコナミのスネークと、セガのソニックの2人を指していた。
第4弾(4・5作目)の『for』ではソニックに加え、カプコンおよびカプコンUSAのロックマンとリュウ、バンダイナムコのパックマン、DLCにて参戦したスクウェア・エニックスのクラウド、プラチナゲームズのBAYONETTAシリーズよりベヨネッタ(下述参照)が参戦(スネークは参戦出来ず) 。
最新作の『SP』で他社組の第一弾だったスネークが10年ぶりにスマブラに復帰しそれに加え、同じくコナミの悪魔城ドラキュラよりドラキュラ退治の一族『ベルモンド家』からシモンとリヒターの2人が新規参戦。そしてストリートファイターより、格闘ゲームにおける元祖ダッシュファイターとも言えるケンの参戦が決まった。
さらにDLCで新たにペルソナ5のジョーカー、ドラゴンクエストシリーズの歴代勇者、バンジョーとカズーイの大冒険のバンジョー&カズーイ、餓狼伝説のテリー、Minecraftのスティーブ(+アレックス、ゾンビ、エンダーマン)が加わり、Minecraftはインディーゲームから初参戦を果たし、そしてFF7からクラウドに続きセフィロスが参戦した。
パックマン以降バンナム作品のファイターが新規で現れる事が中々無かった中、参戦が難しいと思われていた鉄拳シリーズからカズヤがとうとう参戦した。
スマブラSP最後のDLCファイターとしてキングダムハーツシリーズからソラが電撃参戦。特にウォルト・ディズニー・カンパニーに版権がある事で一番参戦が困難と言われたキャラクターであったが、困難を乗り越えついに参戦を果たした。
参戦キャラ
「SP」のファイター番号順に表記。☆はDLCとしての参戦。
No | ファイター | 出典作品 | 会社名 | X | for | SP |
---|---|---|---|---|---|---|
31 | スネーク | メタルギアシリーズ | コナミ | ○ | × | ○ |
38 | ソニック | ソニックシリーズ | セガ | ○ | ○ | ○ |
46 | ロックマン | ロックマンシリーズ | カプコン | × | ○ | ○ |
55 | パックマン | パックマンシリーズ | バンダイナムコ | × | ○ | ○ |
60 | リュウ | ストリートファイターシリーズ | カプコン(カプコンUSA) | × | ☆ | ○ |
60' | ケン | ストリートファイターシリーズ | カプコン(カプコンUSA) | × | × | ○ |
61 | クラウド | ファイナルファンタジーⅦ | スクウェア・エニックス | × | ☆ | ○ |
63 | ベヨネッタ | BAYONETTAシリーズ | セガ(プラチナゲームズ、任天堂) | × | ☆ | ○ |
66 | シモン | 悪魔城ドラキュラシリーズ | コナミ | × | × | ○ |
66' | リヒター | 悪魔城ドラキュラシリーズ | コナミ | × | × | ○ |
71 | ジョーカー | ペルソナ5 | セガ(ATLUS) | × | × | ☆ |
72 | 勇者※1 | ドラゴンクエストⅪ | スクウェア・エニックス | × | × | ☆ |
73 | バンジョー&カズーイ | バンジョーとカズーイの大冒険 | Microsoft(レア社、任天堂) | × | × | ☆ |
74 | テリー | 餓狼伝説シリーズ | SNK | × | × | ☆ |
77 | スティーブ/アレックス※1 | Minecraft | Microsoft(Mojang) | × | × | ☆ |
78 | セフィロス | ファイナルファンタジーVII | スクウェア・エニックス | × | × | ☆ |
81 | カズヤ | 鉄拳シリーズ | バンダイナムコ | × | × | ☆ |
82 | ソラ | キングダム ハーツシリーズ | ディズニー(スクウェア・エニックス) | × | × | ☆ |
コナミ | セガ | カプコン | バンナム | スクエニ | マイクロソフト | SNK | ディズニー | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 3 | 3 | 2 | 3 | 2 | 1 | 1 | 17 |
※1:カラーバリエーションとして他キャラも登場している。
ちなみに『for』から参戦しているシュルク、『SP』に参戦したホムラ / ヒカリは他社ハードから作品の発売歴があるゼノシリーズのキャラクターだが、他社ハードで発売された作品には登場しておらず、スマブラでは『ゼノブレイドシリーズ』のみを持って任天堂作品として扱われている。
また『SP』に参戦したベレト/ベレスの参戦元であるファイアーエムブレム風花雪月は開発にコーエーテクモも関わっているが、作品自体はこれまでのシリーズと同様に任天堂とインテリジェントシステムズのみが版権を保有しており、コーエーテクモはクレジットされていない。
上記ファイター以外のアシストフィギュア・コスチューム・スピリッツ・ステージギミック・背景等で登場する他社キャラクターは分割記事「他社組の一覧」を参照。
他社組枠のきっかけ
話は『DX』の頃に遡る。当時、桜井政博氏にコナミ在籍(当時)の小島秀夫氏から「スマブラにスネークを参戦させてほしい」との打診があった事がきっかけもしくは遠因だったとされる。この時は諸々の事情で実現はできなかったが、『X』でようやく実現。これが後に『for』からの本格的なクロスオーバー参戦にまで繋がっているのである。
『X』の頃に明かされた参戦条件が「任天堂のゲーム機で発売され、そのハードに貢献した作品」であり、スネークはメタルギアシリーズが任天堂のゲーム機では3本だけであったが採用を果たしている。実は『DX』で最も参戦が望まれていたのがソニックだった事も明かされている。
『for』ではそれに加え「将来新作の可能性があるシリーズタイトル」「世界的に著名なゲームタイトル・キャラクター」の参戦が見られる。例外として、DLCでスクウェア・エニックスから途中参戦したクラウドに関しては、2つの条件を当てはまらずに参戦が出来たが、その先駆けだったスネークは諸事情があったらしく不参戦に終わっていた。
『SP』では基準などは現時点では不明だが、シモンとリヒターが参戦出来たのは、前作の『for』で行なったスマブラ投稿拳で、ユーザーの人気が多かったものから厳選して参戦出来たとのこと。
ソラは参戦要望が特に高いキャラクターだったが、まさかのディズニーでありソラはディズニー社に版権がある為、そのしがらみにより極めて困難とこれまで目されてきた。
参戦要望のアンケート投票が行われたが、投票結果によって各メーカーに迷惑がかかる危険があるとの事で非公開だった事も明かされている。
関連イラスト
スマブラX
スマブラfor
『for』関連のイラストでは、ロックマン、ソニック、パックマンの3人が任天堂を代表するキャラクターであるマリオとセットで描かれたものが多い。
スマブラSP
関連タグ
スマブラ関連
作品 | 参戦キャラクター |
---|---|
X | スネーク、ソニック |
for | ロックマン、パックマン |
for(DLC) | リュウ、クラウド、ベヨネッタ |
SP | ケン、シモン(リヒター) |
SP(DLC) | ジョーカー、勇者、バンジョー&カズーイ、テリー、スティーブ/アレックス、セフィロス、カズヤ、ソラ |
会社関連
コナミ(ハドソン) セガ(プラチナゲームズ、ATLUS) カプコン バンダイナムコ スクウェア・エニックス Microsoft(レア社、Mojang) SNK ディズニー