概要
オリンポス十二神族とは、究極体デジモンで構成されている勢力。
pixivでは「オリンポス十二神」で登録されているタグが多い。
アニメでは色々と不遇な扱いを受ける事こそ多いが、公式設定によるとロイヤルナイツに匹敵する能力を持ちながら、デジタルワールドでの事変では中立のスタンスを取っていた模様。
当初こそわかっていた設定はこれぐらいだったのだが、近年わかった設定によれば、イグドラシルに管理されている我々の知るデジタルワールドとは別のサーバー『デジタルワールド・イリアス』を管理しているデジモン達との事。
このためロイヤルナイツは特にイリアスでの干渉を行わなかったらしいが、イグドラシルの意思や世界を覆うウィルスの襲来によってサーバーを超えて対面する日がいつかやってくるだろう。その時に共闘が待つか、対立が待つかは不明(あの人とかはこっち側に付く可能性も…)。
元ネタはギリシャ神話に登場する「オリュンポス十二神」(名称はローマ神話表記に由来)。
また、複合されている生物モチーフは基本的に元ネタの神格の眷属から選ばれているものの、中には神話と全く関係無いモチーフ(その神の性質をイメージさせる生物)から選ばれている事もある。
基本的にアニメ版では設定を無視されて登場している為、勢力丸ごと登場した作品はゲームを含めてあんまりなく、中途半端な扱いをされる事も少なくない。無論、活躍しなかった作品がないわけではないのだが…。その為に本格的にフィーチャーされた作品はロイヤルナイツよりも少なかったが、『デジモンクルセイダー』では彼らが主軸に据えられており、太古のタイタン族との因縁から続く戦いを描く。
不遇のように感じるかもしれないが、実はパートナーデジモン経験者もかなり多い勢力である。アニメ版ではただ一人メルヴァモンが天野ネネのパートナーとして登場(アポロモンも最終的にクロスハートに加わったが、パートナーデジモンというわけではない)、ゲーム版では『デジモンワールド3』でマルスモン、『デジモンストーリーサンバースト/ムーンライト』でアポロモン/ディアナモン、『デジモンクルセイダー』ではユピテルモンが主人公のパートナーを務めた。
一覧
別形態
形態名 | 対応デジモンと詳細 |
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グレイスノヴァモン | アポロモン+ディアナモンのジョグレス体 |
ラースモード | ユピテルモンの戦闘形態 |
ヒステリックモード | ユノモンの別側面 |
泥酔モード | バッカスモンの泥酔状態 |
メディウム | ケレスモンの本体 |
ウィスパード | アポロモンの暗黒面 |
ジェットメルヴァモン | メルヴァモンとスパロウモンのデジクロス形態 |
タイタン族
デジタルワールド・イリアスにおいて、太古の昔、オリンポス十二神族に敗北して支配権を奪われた種族。
ギリシャ神話におけるティターンに相当するが、筆頭格となっているのはティターンを滅ぼしたハデスモチーフのプルートモンとなっている。
一覧
余談
ギリシャ神話モチーフは他にも以下の数体が存在するが、一部を除き、この勢力との関連は不明。