「サンダーゲイル!」
「Come on!サンダーゲイル GO! Come on!サンダーゲイル GO!」
ジョージ「HEY HEY HEY HE~~~Y!!!」
「仮面ライダー!リバイス!」
ジョージ「サンダーゲイルッ!ア~メイジング!」
大二「遅いよ……ギリギリすぎるだろ…!」
アノマロカリス・デッドマン「悪魔と一体化か…貴様も俺と同じじゃないか」
リバイス「「違うな。俺たちは悪魔じゃない……“リバイス”だ!!!」」
概要
サンダーゲイルバイスタンプをリバイスドライバーに押印して変身する仮面ライダーリバイスの強化形態。第28話より登場。
使用スタンプから「サンダーゲイルゲノム」と言う名称と誤解、または通称する視聴者も多いが、この形態の正式名称は「仮面ライダーリバイス」である。
つまり、「仮面ライダーリバイス(作品名)」に登場する「仮面ライダーリバイス(コンビ名)」の「仮面ライダーリバイスと言う名の形態」と非常にややこしい名称となってしまっている。
中間フォームでは初の4つ目となる(ビルドのは2つで1つのアイテムだったので)。
リバイとバイスが文字通り一心同体となった姿であり、ジャックリバイスの変身にも用いたローリングバイスタンプは引き続き武器として使用する。
ジャックリバイスの暴走問題を完全に克服しつつ出力の向上も実現させており、「狩崎のゲノムラボラトリー」ではリバイスシステムの完成形とまで呼称される程の高性能化を果たしている。
2022年2月26日に「DXサンダーゲイルバイスタンプ」の情報が解禁されたことで存在が発覚した。
直接変身、他形態から変身する際にはジャックリバイスを経由してからこの形態に変身する。
初変身時は仮面ライダー1号に似た変身ポーズを取っている。
なお、決め台詞は「一気に…いや、一緒に行くぜ!」となっている。これは恐らくバイスと一輝が一心同体になった為であろう。
外見
リバイ・レックスゲノムがベースとなったジャックリバイスを下地にしつつ、黒と銀のジャックリバイスから打って変わって青にマゼンタに黄色と色とりどりなカラフルなデザイン。造形的には頭部を除きジャックリバイスの上からアーマーを追加したような容姿だが、初登場の際には上塗りされたインクをはぎ捨てるかのようにアーマーが露わになった。また左半身のみ形状変化していたジャックリバイスと異なり全身が刺々しく変化している。
胸部装甲はハートの形に見えなくもない。
なお、マスクの触覚でバイスの複眼やバリッドレックスを模したものと思われる。
スペック
身長 | 204.3cm |
---|---|
体重 | 98.9kg |
パンチ力 | 69.8t |
キック力 | 136.3t |
ジャンプ力 | 88.4m(ひと跳び) |
走力 | 1.2秒(100m) |
ジャックリバイス以上のスペックは勿論のこと、ホーリーライブや平成最高クラスのスペックを誇る主役ライダーであるグランドジオウ以上のキック力を得ている(但し、ライダーでは例によってスペックは強さの参考にならない事が多いのでコレだけで強さの基準を計らない様ご注意を)。
全身を構成する強化スーツである「ゲノミックリバイスマテリア」により一輝とバイスをリミックス発動時に近い状態で一体化。
拳は豪雷を纏い全てを粉砕し、拳圧で竜巻を起こして敵を巻き上げる事が可能。更に各部の突起「プラズストリーマ」であらゆる抵抗を受け流し、行動の加速を瞬時に高める事が可能で、電気的信号伝達速度は亜光速化に達した為反応速度が凄まじく、最大出力ならプラズマを発して視認困難な速度で移動。
また竜巻の力で滞空時間を延長でき、飛行の様なロングジャンプも可能となっている。
必殺技
- 爆爆リバイストライク
「爆風爆雷 GO!爆風爆雷 GO!」
「爆爆リバイストライク!」
ドライバーを操作することで発動。
赤黒い風を纏ったパンチで上空に吹き飛ばし、電撃を纏った飛び蹴りで地面に叩き落とす。
第29話では迫り来るギフテリアン(TRUE)に対して上段蹴りでカウンターを打ち込むパターンを披露した。
ガンバライジングではローリングバイスタンプで何度も殴りつけて吹き飛ばし、回転しながら飛び蹴りを放つ。
- 必殺爆風爆雷スタンピングフィニッシュ
「爆風爆雷 GO!爆風爆雷 GO!」
「ビリビリミックス!」
「リバイスアップ!」
「必殺!爆風!爆雷!スタンピング!フィニッシュ!」
ドライバーを操作、サンダーゲイルバイスタンプのボタンを押すことで発動。
30話にて幻想空間内で使用。
高速で移動しながらリバイスラッシャーとローリングバイスタンプで攻撃を仕掛ける。
- ライトニングトルネード
「チャージ!」
「ライトニングトルネード!」
ドライバーから外したサンダーゲイルバイスタンプに別のバイスタンプをスキャンし、ボタンを押して回転させたドラドタイフーンからスキャンしたスタンプの力を放つ技。
第37話にてマンモスバイスタンプで使用、高速移動し赤い稲妻を纏ったパンチを放つ。
- ペインティングフィニッシュ
「サンダーゲイル!」『エナジー!』
『バ・バ・バ!バイス!バババババッバ!バイス!』
『ペインティングフィニッシュ!』
ローリングバイスタンプにサンダーゲイルバイスタンプを読み込ませて発動。
描いた物を実体化させて四方八方から攻撃を仕掛け、トドメに電撃を纏ったパンチを放つ。
- ローリングライダーパンチ
「『ナックルアップ!』」
『バ・バ・バ!バイス!バババババッバ!バイス!』
『ローリング!ライダーパンチ!』
ローリングバイスタンプのローラーを3回転させて発動。
リバイスラッシャーの刀身で回転させ、電撃を纏ったパンチを放つ。
サンダーゲイルバイスタンプ
「サンダーゲイル!」
口からプロペラ型の電撃を吐くティラノサウルスの頭部を模したバイスタンプ。
余談
- 風と雷なのは初代ライダーの変身ベルト・タイフーン、ライダーマシン・サイクロン号及びそれらを元ネタとした五十嵐姓が元ネタではないかと言われている(嵐=風と雷)。
- 余談だが、1号ライダーの必殺技である「電光ライダーキック」や「ライダー稲妻キック」はコンパチヒーローシリーズでは電気のエフェクトが追加される事がある。
- その他にも、「雷属性はクウガのライジングフォームが元ネタ」「2人で1人なのはダブル」「ビジュアルや戦闘スタイルはゼロワン(のシャイニングホッパー/シャイニングアサルトホッパー)」などをオマージュしているのではないかと考察されている。
- 装甲を脱ぎ捨てるフォームチェンジは少なからずあるものの、パンチ力やキック力のスペックまで同時に上がる例は珍しい(類例はこの作品のライダーくらいである)。
- 見た目からジャックリバイスを上塗りする(さらに装甲を纏う)形で当形態になると考えていた視聴者もいたが、逆に固まったインクを破るように装甲を破る形での変身となった。
- なお演出とは裏腹に体重は外見通り増えている(リバイスは98.9kg、ジャックリバイスは94.8kg)。下の装甲が露出した訳ではなく、破ると同時に新たな装甲が形成・装着されている模様。
- リバイ・バイスの形態の中で唯一、変身時の「バディアップ!」に当たる音声が存在しない。一輝とバイスが完全に一体化した故に不要と判断されたか(「バディアップ」や「バーストアップ」はバイスを実体化、変身させるための機能である)。
- 変身時ではないが、リミックス相当の操作を行うと「リバイスアップ!」という音声は鳴る。
- 放送当初より、リバイとバイスが合体した強化形態の名称として多くの視聴者から予想されていたが、これで現実の物となった。
- 正確には最強形態または最終形態こそがリバイスだと予想されていたため、もう1段階あるべき形態はどうなるのか、この時期から早くも予想が飛び交っていた。
- 仮面ライダーシリーズでは初の事例となる4段階目の中間フォームである事は既に述べた通りだが、これまでの主役ライダーの中間形態はクウガ・アギトが2段階、ファイズ~フォーゼまでは1段階もしくは無し、ウィザード~エグゼイドで2段階、ビルド以降は3段階であった。但し、より細かく分けた場合は基本及び派生形態の強化プラスαであるクウガ、ウィザード、ビルドの強化形態数はリバイスを超えてくる(クウガとウィザードが5つ、ビルドはこれの関係上無数に存在しており、劇中登場分に絞っても7つに上る)。
- 作中への登場に先駆け、第25話冒頭の「スーパーヒーロータイム」オープニング映像にて、このフォームが登場している。丁度この回が、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』の放送開始に伴うSHTの年度の切り替わりの初回に当たる事、その切り替わりに近い時期にこのフォームが登場する事から、前倒しで披露されたものと考えられる(同様のケースはこの形態等にも見られる)。
- 公式サイトの「ゲノミックリバイスマテリア」の解説では、「リミックス発動時に近い状態で五十嵐一輝とバイスをひつとにする。」という誤字が見られる。2022年6月現在も修正されていない。
- 上記の通り、リバイスは呼称のパターンが非常に多い(上記の3つに加えて、リミックスのリバイスも含まれる)為、ファンからはもっぱら変身アイテムである「サンダーゲイル」と呼ばれる事で区別されている。
- スーツは仮面ライダーリバイス・真に改造された。
関連タグ
リバイス(仮面ライダー) 仮面ライダーリバイ 仮面ライダーバイス
電王、サイクロンジョーカーエクストリーム、タイプトライドロン、クローズビルドフォーム、ダブルアクションゲーマーレベルX:同じく相棒同士の融合形態。
ディケイド、仮面ライダーディエンド:こちら対照的にそれぞれのマゼンタとシアンの仮面ライダー。
フライングファルコン:前々作にて登場したマゼンタ・イエロー・ブラックを用いた形態(ただし青系の色がない上、配色バランスはかなり異なる)。こちらは普通のフォームチェンジだが、完全な飛行能力を持つ。
エレメンタルプリミティブドラゴン:前作におけるエレメント系強化形態。モノクロの暴走形態を乗り越える為に、変身者はその根源と和解し、心と通じ合った証として新に進化した強化形態などの共通点がある。
仮面ライダーエスパーダ、仮面ライダー剣斬:前作の雷と風の仮面ライダー。最終版ではこのタッグで作中屈指の強敵を撃破した。
仮面ライダーセンチュリー:冬映画に登場した未来の狩崎が開発した仮面ライダー。2人の変身者が文字通り一心同体して変身、声が重なる、変身アイテムの風車をはじめ各時代の1号ライダーの要素が詰め込まれているなど、共通点が多い。
轟雷旋風神:風雷の力を得た合体形態。
ウルトラマンルーブ:こちらも合体して番組名を冠した強化形態で、さらなる強化形態がある。
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