ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

DIOの編集履歴

2023-04-08 19:30:11 バージョン

DIO

でぃお

漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するキャラクター。代名詞は「悪のカリスマ」、「邪悪の化身」、「悪の救世主」、「悪の帝王」。

「『世界(ザ・ワールド)』時よ止まれッ!」


無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ――ッ


「『勝利して支配する』!それだけよ…それだけが満足感よ!」


概要

元ネタはロニー・ジェイムス・ディオ率いるロックバンド「DIO」。

ジョジョの奇妙な冒険』シリーズにおけるラスボスである。

第1部から登場し、第6部までという実に100年以上に渡りストーリーに大きな影響を及ぼす悪のカリスマにしてジョースター一族の宿敵である。


作者によると"ディオは『魔少年ビーティー』の主人公・ビーティーの発展系なんです。嫉妬だとかハングリー精神といった人間の感情の影の部分を、ビーティーよりももっと深くしたキャラクターです。"とのことであり、嫉妬故のとんでもない向上心の高さとハングリー精神を持っており、自分のためならどんなに汚いことも平気で行うという悪役である。また、作者はディオは初めから色々なものを奪われて生まれてきたため奪うことしか知らず、ジョナサンは色々なものを初めから与えられて生まれてきたため受け継ぐことができたというようなことも語っており、ディオとジョナサンは正反対の存在だと強調されている。


しかし、誰にも馬鹿にされたくない、誰にも見下されたくないという、その高すぎるプライドのために努力を怠らないというところに魅力や憧れを感じる読者も多く、DIOの声優である子安氏自身も"DIOは大ボスじゃあないんですよ!努力家なんですよ!最初1秒止められたところを2秒、3秒って努力して時止めを5秒止められるようになったんですよ!" と発言している。

またダリオのジョースター家に行けば"学校へも行かせてくれるだろう"という発言から、ディオは学校にすら行けない貧しい環境にもかかわらず、勉強やマナー、作法がジョナサンよりも遥かに優秀であり、読者にすら見えない影の努力が窺える。


ディオ・ブランドーの背景として生まれや育ち、特に父親の血が流れているという血筋に強烈なコンプレックスを抱えながらも、その負の感情をバネにしてひたすら野心を抱き、他人を蹴落としてでも上を目指すという姿勢や、自信家でプライドが高く冷静な反面、自分の気に障ることを言われると我慢出来ずに感情的になってしまうという性格など、作者はDIOを読者が少し憧れる面も持った『共感できる悪』がテーマと語っている。


人心掌握にも長けているが、幼少期から人の気持ちを考えながらどう振る舞うべきかを考えて言動しており、そのような性質や努力がDIOになった後の圧倒的なカリスマに繋がったとも思われる。


第3部『スターダストクルセイダース』ではラスボスを務めており、主人公である空条承太郎と共にシリーズの代表的な存在。長年、ジョジョ原作の看板を背負った【顔】である。


第1部では、少年期のフルネーム「ディオ・ブランドー」として登場。

もう一人の主人公でありながら、ラスボスも務めている。

第1部では「ディオ」か、フルネームの「ディオ・ブランドー」と呼ばれることが多い。


第3部以降は”DIO”と呼ばれている。

以下に呼称をまとめたものを示す。

ディオ第1部での表記。第1部終盤にジョナサン・ジョースターが一度「DIO」と呼んでいるが、基本的には第3部以降に登場するディオをDIOと表記し区別されている。第2部には登場しないが、名前だけ登場した時の表記は「ディオ」である。
DIO第3部に登場した際の表記。第4部~第6部まではDIOという名前だけが登場。ディオがDIOになった瞬間は『第1部で倒され、第3部冒頭に海底から復活した時から』『ジョナサンの肉体(首から下)を奪って融合した時から』『スタンド能力に目覚めた時から』『単純に主人公が日本人になったからそれに伴い英語表記のDIOになった』等、個々の解釈に分かれる。
Dio第7部の登場人物、ディエゴ・ブランドーの愛称。第6部で一度物語が完結し、第7部以降は新しい世界の話であるため、ディオ/DIOとは別人である。別世界における同じ人間(一巡した世界)のDIOとされる。序盤に登場した際のスタンド能力はオリジナルのものであるが、終盤に再登場した彼の能力は…

第1部のディオ・ブランドーと、第7部のディエゴ・ブランドーについては別記事を参照。


非常に容姿端麗で人心掌握の天才、かつ聡明で狡猾な利己主義者。

頭脳明晰で、上昇志向が強いハングリー精神の持ち主。よく本を読んでいる。


第1部で古代アステカの神秘の道具「石仮面」により吸血鬼と化したディオは、波紋で肉体を滅ぼされたのちに首から下はジョナサンの肉体を乗っ取り、沈没する船の棺桶の中で眠っていた。


第3部はその約100年後であり、第1部でのライバル、そして大量のゾンビを生み出していた立場から一転、スタンド能力を持ち巨万の富と信者・部下がいる帝王として登場。

宝探しをするクルーザーに棺桶を海から引き上げられ復活。DIOはジョースターとの因縁が浮上するまで地上で約4年暗躍、その間にエンヤ婆からもたらされた『矢』によりスタンド能力『世界(ザ・ワールド)』を身に付ける。また、この時、プッチ神父にも出会っており、『天国』へ行くための研究も始めていたようである。


第1部で切り裂きジャックを勧誘する際に見せていたカリスマ性を明確に発揮。会った人物に身の毛が逆立つほどの恐怖と生への執着を起こすほどのオーラを持ち、人の心の隙へ侵入し巧みに操り、自ら命を差し出すほどの忠誠心を植え付ける。

その魔の魅力に惹かれた者たち、有能だが信用はしていないスタンド使いに能力「肉の芽」を埋め込むことで操り、賞金稼ぎや情報提供者など、世界中に部下を増やす。


DIOは巧みな話術だけにとどまらず、容姿の魅力、高い知能、吸血鬼としての肉体、驚異的なまでの執念を併せ持っており、それらを存分に発揮してジョースターエジプトツアー御一行様を追い詰める。


DIOは日光の下には出ることができないし、DIOを倒せそうなスタンドも存在する。バトルロイヤルや最強議論になると、DIOが絶対的なトップであるとはいえない。

だが3部DIOをまともに考えたら、DIO本人に辿り着くはるか以前の段階で、配下のスタンド使いに殺されて死ぬだろう。それを乗り越えても待ち受けているのは、DIO様とザ・ワールド(能力秘密・その正体は…)である。本人もスタンドや実力には強い自信を持っているが、慢心しきってはおらず、サバイバーなどの一部のスタンドには大なり小なり警戒している他、後述の慎重さもあるため、トップとはいかずとも、総合力は非常に高いといえる。

幼少期にろくでなしの父親から虐待され、「酒代のために母の形見のドレスを売れ」と命じる父を憎み殺す決心をしたほど嫌っていたため、礼儀は重んじている節もある。

作者によると、ろくでなしの父に黙って尽くしていた母のことは愚かな人間として嫌っていたらしい。しかし、母親のドレスの件では本気で涙を流して怒るなど、嫌いなだけでは無い複雑な感情も垣間見える。小説では、母は気高い人間ではあったが『天国』への狂信と独善な性格をDIOは「客観的に愚かだった」「彼女は天国には行けなかっただろう」と評しており、こちらでも複雑な思いを抱いている。

元を辿れば不幸な生い立ちがあるが、ジョースター家に養子に来た時点で既に「一番の金持ちになってやる」「誰にも負けない男になる」と決意と野望を持っており、他者を犠牲にすることになんら良心の呵責が無く、スピードワゴンからも「環境で悪人になったのではなく生まれついての悪党」だと看破された。第3部でも変わっておらず、承太郎との決戦で正々堂々と決着をつける申し込みを拒否し、最期まで悪道を貫き通した。

DIOに心酔する者は多く、死後も様々な影響を与える。


戦闘において、第1部では攻撃を食らうとすぐ激怒して冷静さを失うなど、短気であることが弱点であり、自分でも自覚していた。第3部では激怒している描写は無い。相手から距離を取ったり、心音を確かめたり、首を跳ねてより確実に殺そうとしたり、第1部より慎重に(=用心深く)なっている。


第1部で使っていた気化冷凍法と空裂眼刺驚(スペースリバースティンギーアイズ)は第3部では使っていない。

忘れられていた・・・という可能性もあるが、『OVER HEAVEN』の説明によるとジョナサンの肉体でのこの技のコントロールが難しい上、スタンド使いとの戦いには役に立たない「過去の技術」ということで封印しているとのこと。空裂眼刺驚もまた、作中での命中率も低いうえ第2部のストレイツォも破られている技であり、スタンド戦では役に立たないであろう。3部CDドラマでは使用している。ちなみにゲーム『オールスターバトル』では過去の自分と戦った後に「気化冷凍法か…懐かしい技だ…」と口にしたり、『アイズオブヘブン』では「そんな技もあったな・・・・」と口走っていた。


DIOが何故ロードローラーを武器に使ったのかたまに疑問を持たれるが、承太郎から距離を取った状態で上から圧死を狙い、さらにラッシュを叩き込んで即死をさせるための有効手段である。ゲームやアニメではこの技がしっかりと再現されている。

OVAではロードローラーではなくタンクローリーをぶつけている。これはロードローラーでは大きな爆発が起きないという理由と、石油による爆発によってできる火の海から、DIOが現れる演出がしたいという理由があっての変更である。


これに限らずOVA版ではスタンドだけではなくDIO本体も積極的に攻撃を仕掛けており、吸血鬼としてのパワーをいかんなく発揮している。ザ・ワールドで攻撃した後にDIOが背後から追撃を加えたり、運河での戦闘ではモーターボートを持ち上げて投げつけている。承太郎をバスに突っ込ませた後、バスの穴を無理やり広げて侵入し文句を付けてきた乗客数人を惨殺した(腕を一振りしただけで肉体を抉り取った)。

更には本体自身による無駄無駄ラッシュまで披露した(設定上スタープラチナとの打ち合いこそしていないが、オラオラをしのいだ後で承太郎本人に攻撃して結果的に打ち勝っている)。


またDIOの台詞の「時は動き出す」は3部格闘ゲーム『未来への遺産』では「そして時は動き出す」という台詞になっているのも有名。


特徴的な台詞も多くインパクトの塊のような人物であり、第1部からコアなファンは多数いたが、第3部でも圧倒的なカリスマ性、特徴的な見た目や攻撃方法、実は意外とお茶目なのではと思われる言動もあるのでジャンプ連載時から読者(主に男性、だが世代にかかわらず老若男女)から悪役ながら人気が高い。

連載当時から作中での呼び名である「DIO様」の愛称で呼ぶ原作ファンは多かった。

また、戦闘で時を止める能力がとても衝撃的だったので、スタンド「ザ・ワールド」と共に知名度も高く、今や時を止める能力の代名詞にもなっている。



第3部では

第3部ではジョナサンの子孫であるジョセフ念写されたことで自身の存在を知られ、DIOの障害となるジョースターの血統を疎ましく思い始末しようと数々の刺客を送る。その刺客たちが敗れるとエジプトで自ら迎え撃つ。(第3部の序盤、エジプトにいることが判明した際に『ヤツはなぜかエジプトから動きたくないらしい』と花京院の台詞で、いかにもエジプト滞在に理由が有り気に伏線?が張られていたが、結局それが回収される事はなかった・・・

花京院を時止めの能力で殺害し、続けてジョセフもナイフを喉に打ち込んで戦闘不能にする。そしてその場に居合わせた承太郎と決戦となる。一進一退の攻防を演じ、ナイフで承太郎を倒し、念入りに承太郎の心臓の鼓動を確認し、承太郎の心肺停止を確認した直後、道路標識で首をはねて止めをさそうとする。


_(┐「ε:)_心臓の鼓動は


しかし実は承太郎はスタープラチナで心臓を止めていただけで実は生きており、直後に脳天にスタープラチナの一撃を喰らって追い詰められる。しかしジョセフの肉体から血液を奪うことで復活。最高に「ハイ!」になるほどテンションが最高潮になりパワーアップもした。時間を止めてロードローラーで叩き潰そうとしたが、承太郎も同じ能力に目覚めたことで抜け出され、今度は自分が動けなくなってしまう。最後は正面切っての真っ向勝負となり、血の目潰しで承太郎の視界を封じ、トドメを刺そうと蹴りを放つ。しかし、スタープラチナの拳によって足を始点に肉体を砕かれ、敗北した。


なお、肉体が崩壊する際に頭部が真っ二つに割れており、100年前最終決戦にてジョナサンに『幸運と勇気の剣』で負わされた古傷が、足のダメージに呼応して開いたのではないかと考察する読者もいる。


承太郎いわく「てめーの敗因は・・・たったひとつだぜ・・・DIO・・・たったひとつのシンプルな答えだ。『てめーは俺を怒らせた』」。

その後、DIOの肉体は太陽の下にさらされ、灰となって消え去った。


第3部以外の関係

第2部ではストレイツォがディオの強さ、美しさ、不老不死に憧れて石仮面を被る。

ジョセフ・ジョースターの父親が、第1部でディオが生み出していたゾンビの生き残りに殺されている。


第4部では虹村兄弟の父親がDIOの死によって暴走した『肉の芽』によって変貌した姿で登場。

東方仗助が子供の頃、DIOがスタンド能力に目覚めた影響で重体になっていた。

第4部、第6部に登場する承太郎スタープラチナは『スタープラチナ・ザ・ワールド』と呼ばれている。


第5部ではDIOの息子、ジョルノ・ジョバァーナが主人公になる。

ジョルノはDIOの写真を常に持ち歩いている。

DIOの肉体はジョナサンなのでジョースターの血統と黄金の精神を受け継ぎ、またジョナサンの体はなじむごとにDIOの吸血鬼化していたのでジョルノは黒髪から金髪に変わり、「無駄無駄」や「WRY」と言ったり、DIOと親子を感じさせる要素も受け継いでいる。


第6部ではDIOの友人のエンリコ・プッチ(プッチ神父)と、部下のジョンガリ・Aが登場する。

過去のシーンで生前のDIOも登場。『運命』について見解を深めていた。

プッチに『天国』へ行く方法を書いたノートの存在を伝え、重要なアイテムのスタンド能力に目覚めるための『矢』や、『DIOの骨』を渡している。骨からは緑色の赤ん坊が産まれ重要な役割を果たす。

プッチの生まれつき足の指が歪んでいた障害を一瞬で治してみせたが方法の詳細は不明。第1部ラストでジョナサンに「その傷も治す」と言っており吸血鬼の能力の可能性が高い。


DIOの息子は他にも3人おり、ウンガロリキエルドナテロ・ヴェルサスが登場。天国の時が近づくと導かれるように集まり、DIOは天国へ行く時に備え子供を作っていた。同じくDIOの息子であるジョルノは第6部には登場しなかったが、主人公一向に遭遇していないだけで、フロリダの近くにいたかもしれないという記載が単行本に記されている。


作中で天国への行き方についてのノートに記載している、DIOがメイド・イン・ヘブンを身に付け天国へ行くために世界中を旅して探し求めていた『信頼できる友』が、天国の存在について明かした唯一の人物であるエンリコ・プッチにあたる。



雑誌の作者インタビューにて「プッチ神父のことをDIOが好きだったということは無いと思うよ」というコメントがあるが、2人の仲の良さから同性愛があるのでは?という問いに対しての回答であるため、友情については現時点で明確な作者からのコメントは無い。


原作では承太郎に倒された為、DIO本人が天国に行く方法を実行することはなかったが、ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険アイズオブヘブン』において遂に天国に到達したDIOが登場した。


小説「OVER HEAVEN」は彼の視点・語り口で、先述の天国ノートが書かれている。DIOの好みのタイプはエンヤ婆だという。エンヤ婆が聞いたら嬉しさで昇天しそうである。ついでに彼が子供を残した理由についても書かれており、それによれば自身を“天国”へと導いてくれる道具として利用する為にこさえたらしい(ちなみに相手を選んだ基準は「どれだけ性悪な性格であるか」らしい)。 「JEORGE JOESTAR」ではラスボスである(そんな事どうでもよくなるくらい作品としてぶっとんでいるが、嘘は言っていない)。


ジョジョニウム3巻の誕生秘話で、「名前をバイクのDIOから取ったのでは」と聞くが、ディオと名付けた方がバイクの発売より先で、音の響きをジョジョと比べてみてイタリア語で""を意味するdio(ディオ)が由来という内容と、モデルとなった実在人物(実名は出てないが、人が殺されるのを望むほど周りを魅了したアメリカの犯罪者)の紹介がある。

17巻では「もしもDIOが生き残ってたら」という内容の解説もある。


ゲーム「ファントムブラッド」予約特典の作者インタビューでは、ディオは頂点の"神"を目指してるので名前はイタリア語で"神"の意味のdio(ディオ)と、へヴィメタルも好きなので「DIO」(ロニー・ジェイムス・ディオが組んだアメリカのバンド)が由来と語られた。


容姿

公式プロフィールで容姿端麗と紹介がある公式美形。石仮面を被ったので、外見年齢は約20歳のまま。切れ長、つり目と色白の肌が特徴的。


大体『影DIO』『通常DIO』『ハイDIO』『6部DIO』に分かれる。

原作で金髪で描かれる事が多いが、ジョジョは固有色は決められて無いので赤髪や違う色の時もある。


ストレイツォプッチ曰く「美しい」。

アヴドゥル曰く「心の中心にしのびこんでくるような氷りつく眼ざし」「黄金色の頭髪」「すきとおるような白いハダ」「男とは思えないような妖しい色気」。


ディオ・ブランドーの頭部とジョナサン・ジョースターの胴体が繋がっているため、首に傷跡がある。傷は体が馴染むごとに薄く無くなっていく(ヴァニラに語るシーンより)。左肩にはジョースター一族の星のアザがついている。


なお、1部でワンチェンに指摘された「耳たぶに黒子が3つ並んでいる」というかなり個性的な身体的特徴があるのだが、1部のうちに描写されなくなっている。

創作物でもその設定を忠実に守っている作品はあまり見ない。


影DIO

3部当初~終盤近くまでの容姿。顔は影に隠れており見えない。登場する度に服装が変わり、室内では主に上半身裸か背中部分が大きく開いたインナーにズボン姿。


通常DIO

初めて顔を出した時からハイになるまでの姿。

髪はウェーブがかっており、ハートのサークレットを着用。レントゲン写真からすると、飾り部分のみが金属で、あとは布製。初登場時は布部分が二重だったが、それ以降は一重。初登場時のみ首輪をしている。

リング状の耳飾りをしている。レントゲンだと完全な環ではない。

黄色の上着を着て、黒いインナー(ハイDIOを見ると背中が開いているのが解る)を着用し、膝当てとベルトにはハートの飾りがある。黄色いズボンを履いており、インナーが見えている。

インナーの構造がどうなっているのかは不明。『ベルトの部分を境に上下で分かれてる』か『女性用の水着のように上下が繋がっている』のどちらかと思われる。靴はつま先が上方へカーブしている。手首と足首に金属製の腕輪と足環をしており、これは服の一部のように見えるが、ハイDIOを見る限り、服とは別の物であるらしい。「服の上から腕にピッタリの腕輪をするのは難しいのでは?」という意見があるが、「蝶番があって、180度開くことが可能なのでは」という説がこれに対してある。


ハイDIO

3部終盤で登場した姿で、ジョセフの血を吸って最高に「ハイ!」になったDIO。

原作では肩の星型の痣が無くなっている。メディア化によっては肩付近に星がある。

上着を脱いで腕輪はつけたまま。サークレットは無くなっており、髪の毛は逆立ち、唇は色がより付いている。ちなみに唇に色がついている場面は原作の影DIOがアヴドゥルと会った時や通常DIOでもある。

アニメ版での瞳と唇の色は原作55巻の表紙の息子・ジョルノのカラーリングに酷似している。


6部DIO

プッチの回想に登場する。靴のつま先がグルグル巻いており、影DIO時のような服を着ている。

よく美しいとか色気があると言われているDIOだが、この6部DIOを見るとその感想に納得がいくほど、美しく色気を醸し出した感じに描かれている。一部の読者にはプッチの記憶補正なんじゃ?と思われるほど、今までにない印象を見せるDIOが見れる。


瞳の色について

原作では瞳の色の多くは琥珀色(金眼)。

メディア化の際の瞳の色は、赤色(紅眼)が多い。青色(碧眼)もある。


1部劇場版=人間時代は碧眼、吸血鬼後は紅眼

3部OVA=紅眼

1部、3部TVアニメ=人間時代は金眼(紅眼に見えるときあり。)、吸血鬼後は紅眼

1部ゲーム『ファントムブラッド』=金眼

3部ゲーム『未来への遺産』=紅眼

ゲーム『ASB』=1部は紅眼、3部は金眼

ゲーム『EoH』=1部は紅眼、3部の通常DIOと、天国DIOは金眼、ハイDIOは紅眼


なので多くは金髪紅眼、金髪金眼である。


爪について

原作本編では第6部まで爪は何も塗っておらず短い時が多いが、本編登場の終了後の辺りから作者による書下ろしイラストが描かれる際は爪は長く色が付いてる事が多い。


3部での原作とメディア化によるデザインの違い

原作と細かく違うデザインになっている時もある。

3部格闘ゲームは原作画を使っているので全く同じだが、影DIOは髪の毛は淡くて薄い黄色、上半身裸でズボンは緑色。

OVAはハートが黄色、ズボンも腰回りが通常のズボン。

TVアニメは爪が黒く鋭く、ズボンの腰回りはより開いていてインナーが見える仕様。また原作の最終決戦時では描かれていなかった吸血鬼の牙も強調されて描かれている

1部でワンチェンが語っていた左耳にある3つのホクロは原作3部では無いが、TVアニメでは有る。


口調

人間時代の少年期は「僕」、1部の青年期は「おれ(俺)/このディオ」か「私」。3部DIOは「私/このDIO」か「おれ(俺)」。


1部の青年期は「~だぜ」。

影DIOは静かな喋り方、通常DIOは「~だ/~だぞ」など尊大な喋り方。

1部の人間時代、6部DIOは語尾が「~さ/~だよ」など友好的だが、これは基本的に友人との会話の際なので当然と言える。


スタンド:『世界(ザ・ワールド)』

ディオ-ザ・ワールド

詳しくはザ・ワールドの別記事を参照。

DIOは自分のスタンド能力を秘密にしており、エンヤ婆やプッチなど一部の者しか知らない。


第3部の初期に1度、茨型のスタンドで念写能力を使う様子が描写されていた。これは公式画集『JOJO A-GO!GO!』のスタンド辞典で「ジョナサンの肉体に発現したスタンド」と説明されている。物語後半では体が「なじんだ」ためか、使用されることはなくなった。


茨のスタンドで念写をするシーンがあるため「初期設定ではDIOは全てのスタンド能力を使える予定だった」と噂されることもあるが根拠は無い。

グレーフライの死に際のセリフ「DIO様はスタンドをきわめるお方なのだ!」が勝手に曲解されたものという説もある。作者自身は『JOJOVELLER』にて「ザ・ワールドをスタープラチナと対比になるよう初期にボスとしてデザインした」とコメントしている。


なお、小説「OVER HEAVEN」では茨のスタンドの正体は、ジョナサンの肉体が発現したスタンド「ハーミット・パープル」だったと明言されている。


第6部では過去のシーンでスタンドはそれぞれに合った個性や適材適所があるため「強い」「弱い」の概念はないとプッチに言っており、第3部の決戦でDIOが自身のスタンドについて「(戦闘において)『世界』は最強のスタンドだ」と言っている。

王には王のスタンドがあるとも第6部で説明しているので、自分は王であるという自信はあるよう。


担当声優

第3部

塩沢兼人(SFCゲームCM)

若本規夫(CDドラマ)

千葉一伸(3部格ゲー)

田中信夫(OVA)

子安武人(TVアニメ、オールスターバトルアイズオブヘブンジャンプフォース)


関連イラスト

I’m still alive.

Dioジョジョ-DIO

DIOディオ / DIO組

ディオセンシティブな作品

関連タグ

ジョジョの奇妙な冒険 ジョジョ JOJO

ディオディオ・ブランドー) 影DIO 天国に到達したDIO

悪のカリスマ カリスマ 美形悪役 色白 ごつくしい

3悪 ザ・ワールド スタンド スタンド使い ジョジョの奇妙な冒険・スタンド一覧

吸血鬼 肉の芽 ロードローラー 無駄無駄 てめーは俺を怒らせた 無駄親子

ロニー・ジェイムス・ディオ


「ジョジョの奇妙な冒険」内の関連キャラクター

ジョナサン・ジョースター・・・第1部の主人公。DIOの首から下。

ダリオ・ブランドー ウィル・A・ツェペリ スピードワゴン ワンチェン ストレイツォ・・・第1部の方々。


空条承太郎・・・第3部の主人公。DIOと長年の因縁を持つ。

ジョセフ・ジョースター モハメド・アヴドゥル 花京院典明 ジャン=ピエール・ポルナレフ イギー ウィルソン・フィリップス上院議員・・・第3部の方々。

グレーフライ エンヤ婆 ミドラー ンドゥール アヌビス神 マライア ヴァニラ・アイス ジョンガリ・A・・・DIO信者の方々。

テレンス・T・ダービー・・・DIOの執事。


ジョルノ・ジョバァーナ・・・DIOの息子。第5部の主人公。


エンリコ・プッチ・・・DIOの友人。第6部のラスボス。

リキエル ウンガロ ヴェルサス・・・DIOの息子たち。第6部で登場。


ディエゴ・ブランドー・・・第7部に登場する、DIOを元にしたキャラクター。


「ジョジョの奇妙な冒険」以外の関連キャラクター

西園寺世界 主人公(FE風花雪月)・・・平川大輔氏が演じたキャを殺害した世界繋がり。


斎王琢磨;中の人繋がりでタロットカードをモチーフにしたデッキを使う他、切り札は「アルカナフォースXXI-THEWORLD」。


天究星ナスのベロニカ:中の人繋がりにして、金髪で緋色の瞳を持つ敵キャラただし、オカマ。さらに、承太郎の中の人が演じる蟹座の黄金聖闘士と対決し、敗れる。


十六夜咲夜時間を操る程度の能力の使い手でナイフによる弾幕繋がり。立場はメイド長で、屋敷内の空間を拡張しており、には強い忠誠心を持つ。などなどテレンスやケニー・Gやヴァニラ・アイスに通じる要素もある。


クルル曹長:中の人繋がり。イメージカラーが黄色で頭脳明晰な部分も共通している。

また、第255話にて「時間よ止まれ 命のめまいの ザ・ワールドシステム」という明らかに彼の能力を意識した装置を開発している。


アルバート・ウェスカーバイオハザードシリーズのダークヒーロー。「筋骨隆々の青年主人公には信頼されていたが本性が露見したことで敵対する」「ライバル兼友人の科学者がいる(ジョナサンのようにゾンビを生み出すある物体の研究をしていた)」「洋館の惨劇で一度死亡するがウイルスの力によって蘇生する(瞳が赤く光るようになっており、人間ではなくなった)」「実は息子がいる」「義父と呼べる人物を自らの手で殺害する」などなど類似点が多い。


Estpolis:ラスボスの名前がディオスで時間を止める能力を持つ。対策は「時間を止め返す」。一度倒されるも新婚で子供が生まれたばかりの主人公を道連れにした。99年後、密かに復活を果たすも主人公の子孫(無印主人公)に今度こそ倒される。などなどDIOとの共通点が多い。しかし後に発売された外伝作品では100年後にまた復活してしまう。なお、こちらは部下想い。


他の記事言語

DIO(英語版)

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました