「ビシバシ、特訓してほしいっス!ライバルに勝ちたいっスから!」
プロフィール
キャッチコピー | 求ム真剣勝負ッス!熱血・風紀委員長! |
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誕生日 | 5月14日 |
身長 | 157cm |
体重 | 増減なし |
スリーサイズ | B75/W58/H81 |
靴のサイズ | 左:22.5cm 右:23.0cm |
学年 | 高等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | 早寝早起き、即断即決! |
苦手なこと | よく噛んで食べること |
耳のこと | ハチマキを外すと垂れる |
尻尾のこと | とりあえず尻尾も毎日鍛えている |
家族のこと | 熱血体育教師の父は、師匠であり原点 |
ヒミツ | ①学園一綺麗に前転ができる / ②歯がすごく丈夫 |
自己紹介 | ちわっス!バンブーメモリーっス!鬼の風紀委員長の名にかけてビシバシ走るっスよー!! |
CV | 藍原ことみ |
情熱のままに突き進む熱血タイプ。好敵手と激しくやりあった父の武勇伝に感動し、自分もそんなライバルに巡り合いたいと血潮を燃やす。
風紀委員長を務めているが、そのきっかけは、TVドラマで竹刀を握る風紀委員長役がカッコいいと思ったからである。
(公式ポータルサイトより)
(旧プロフィール)
熱血スポ根体育会系ウマ娘。
鬼の風紀委員長として怖れられていて、レースでは真っ向勝負で打ち負かすことを信条としている。
超単純で短絡的な性格をしているため、親切だがいつもうまくいかず悩んでいる。
女の子っぽいことは苦手。
概要
トレセン学園の風紀委員を務めているウマ娘。「っス」という口調で喋る熱血な性格の持ち主。
友情や努力を重んじるなどウマ娘の中にあってもとりわけ直球なスポ根気質ではあるが、これは愛読する少年漫画にも影響されているようで、「心のバイブル」と呼ぶほどまでに神聖視している。
何事もまず風紀を重んじる厳格な性分だが、相手がキチンと反省しているのなら躊躇わずに手助けやアドバイスを送るなど、この手のキャラクターとしては融通が利く柔軟な人物でもある。
サクラバクシンオーとは役職は違えど学園のため、生徒のために活動する委員同士仲がいい様子。
オグリキャップを「目標の人」と思い、彼女と正々堂々と戦えることを望んでいる、そのためなら相当負担の大きいトレーニングでさえもこなす。その気合と根性は目標の人であるオグリからも評価されている。
寮はゴールドシチーと同室。起床難でもある問題児なシチーをよく叱ってはいるが、容姿と周囲からの扱いに苦悩する彼女の良き理解者でもある。なんだかんだ面倒見の良い先輩にはシチーも頭が上がらないようだ。(余談だが現実ではシチーの方が先輩)
なお、サポートカードイベントではイナリワンやヤエノムテキとも友達であることが明かされている。
アプリ版では当初ではエアグルーヴのことを先輩と呼んでいたがのちに修正された。シチー、バクシンオーからは先輩と呼ばれていること、オグリを先輩と呼んでいることから学年はその間と考えられる。
父親は小学校の教師で剣道家。かなりの熱血漢で娘に多大な影響を与えている。
容姿・デザイン
ショートカットの栗毛で額には「夢」が書かれてた鉢巻きを付けている。
- 勝負服(原案)
グレーのベストに白と黒を基調とした上着の応援団のような衣装。
風紀委員らしく「風紀委員」と書かれた腕章と、冠名にちなんで竹刀を持っている。
- 勝負服(ゲーム版)
2022年4月20日にヤエノムテキの実装に伴いアプリ版でも勝負服姿で登場。原案の衣装から異なり、裾に竹の文様が入った西欧風のコートを羽織り全体的に緑を基調とした衣装になった。
また勝負服姿の時は普段身につけている「夢」鉢巻きを外し、コート同様に竹の文様をあしらったカチューシャを付けている(風紀員の腕章はそのまま)。現在、勝負服と普段で髪に付けている装飾が変化するのはアグネスデジタルにならび稀有な存在でもある。
ちなみに額から消えた「夢」は竹文様の一部という形に変形させたうえで左後ろの裾に刺繍されている。
- 届け、このオモイ!
イベントストーリー第13弾『轟け、エール!トレセン学園応援団』に登場する、昨年のトレセン学園応援団長としての姿。
後輩の団長であるキングと比べるとより学ラン染みた真っ黒い無骨なデザインで、青緑色のタスキを巻き付けている。
漫画版
ウマ娘シンデレラグレイ
3巻17話で、トレセン学園に転入して来たオグリキャップのこれまでの戦歴を見て担任教師が驚き叫ぶシーンにて、彼女らしき鉢巻きをしめたウマ娘の存在が確認できる。
誕生年などを考えるとクラスメイトでもおかしくは無いが、6巻までの現在、下記の史実における活躍の関係上かオグリとの絡みというかまともな登場が無い。
同世代ながら自身より先に活躍するオグリの事を「先輩」と呼んでおり憧れを抱いている。
担当トレーナーは奈瀬英人で、サブトレーナーとして梅永がついている。
英人からは「中距離の素質はないと思う」と指摘されている。
ゲーム版
2021年6月21日よりサポートカードが実装。
2022年8月10日チャンピオンズミーティング「レオ杯」の参加リーグ選択開始と共に育成ウマ娘としての実装がされた。
イベントストーリー第13弾『轟け、エール!トレセン学園応援団』ではメインキャラクターとして登場。学園の恒例行事の一つでもあるトレセン学園応援団の前団長を務めていたことが明かされる。とある場面で颯爽と応援団の元に駆けつける場面は必見。
育成ウマ娘
- ☆3[黒鉄の大志]バンブーメモリー
2022年6月より実装された☆3育成ウマ娘。
詳細は該当項目にて。
サポートカード
- SSR[Head-on fight!]バンブーメモリー
2021/6/21にシンコウウインディ(SRサポート)、ヒシアマゾン(☆3育成ウマ娘)と共に実装されたSSRサポート。得意練習はパワー。
レアスキルは「昇り龍」(登山家の上位)をもつが不確定、一部マイナススキルが付く可能性のあるイベントなどある程度お祈りが必要な場面が目立つ。
- SSR[届け、このオモイ!]バンブーメモリー
2022/4/28にストーリーイベント『轟け、エール!トレセン学園応援団』の開催と同時に実装されたSSRサポート。得意練習は根性。
レアスキルは「破竹の勢い」(気合十分の上位)、その他にマイル距離や差しで使えるスキルを複数所持。得意率が65と高く、それでいてトレーニング効果も十分な数値であるため安定してステータスを伸ばすことができる。
競走馬「バンブーメモリー」
1985年生まれ。
生産地のバンブー牧場は、1982年に日本ダービーを優勝したバンブーアトラスや、その産駒で1989年に菊花賞を優勝したバンブービギンを輩出している。
1987年11月にこの年ルーキーだった武豊を背にデビュー。
ダートを主戦場に前での競馬をするスタイルだったが、約1年は条件馬から中々抜け出させなかった。
レースでは常に行きたがる癖があったが、(他の馬とは異なり)この馬には例外的に愛情をかけていた武豊によれば、それは気性が悪いのではなく「自分の足が速いことを知っていて、それを見せたくていつもウズウズしている」とのことで、調教でもそれを抑えるのが大変だった。
やがて後方から差すスタイルを取り入れ始め、オープン入りできぬまま1989年を迎えると、4月から芝レースに転向。
芝2戦目のシルクロードステークス(オープン)で3着になると、翌週の安田記念では名手岡部幸雄を背に10番人気ながら優勝。連闘(2週連続で走ること)でGⅠを勝利する離れ業を見せた。(2018年の安田記念では、モズアスコットが同じく連闘で勝利している。)。この時、安田記念を実況した堺正幸アナウンサーは、
「驚きました、これは岡部の魔術でしょうか!」
と驚愕の実況をしている。
続く宝塚記念はイナリワンの5着に敗れた。
秋はスワンステークス(GⅡ)から始動し1着になる。
続くマイルチャンピオンシップではオグリキャップにハナ差の2着に敗れ、激闘として語り草となった。
平成三強が勢揃いしたジャパンカップはまったく見せ場のないまま15頭立ての13着に惨敗。
翌1990年では連覇を目指した安田記念(騎手は河内洋)で武豊が乗ったオグリキャップの6着に敗れた。
夏の高松宮杯は武豊を背に1着。天皇賞(秋)は同期の皐月賞馬ヤエノムテキに敗れ3着。
マイルチャンピオンシップはパッシングショットに敗れ2着。(ちなみに3着はスイープトウショウの祖母サマンサトウショウ。)。
そして、この年からGⅠに昇格したスプリンターズステークスでは武豊を背にパッシングショットやダイタクヘリオスを下して1着。これが「武親子で掴んだ最初で最後のGⅠ勝利」となる。
翌1991年も現役を続行するが、3回目の出走となる安田記念では前走京王杯スプリングカップ(GⅡ)から頭角を現したダイイチルビーとダイタクヘリオスに敗れ3着。
そして迎えた宝塚記念ではメジロライアンがメジロマックイーンに勝ったその後ろでまさかの最下位(10着)。
この時の実況で、宝塚記念の実況名物であった杉本清アナウンサーの「私の夢」に指名された第1号としても有名となる。
「今年もあなたの、そして私の夢が走ります。あなたの夢はメジロマックイーンかライアンかストーンか。私の夢はバンブーです。」と実況されるが、シンガリ負けにより、杉本アナは周囲からボロクソに言われたという。
杉本アナは翌週、厩舎で武邦彦調教師に「邦ちゃん堪忍してえな、大恥かいたで!」と愚痴るが、邦彦師はバンブーを世話しながら「走らんかったなぁ。」の一言と素っ気なかったとのこと。
以後CBC賞(GⅡ)9着、毎日王冠(GⅡ)6着、スワンステークス8着、マイルチャンピオンシップ8着と一度も掲示板にも載れないまま引退した。
引退後は種牡馬になるも活躍馬は出ずバンブー牧場で余生を送っていたが、2014年に老衰のため29歳で死去した。
全39戦中22戦で武豊が騎乗しており、ウマ娘の全モデル馬の中で最も多く騎乗している。
武豊が騎乗できない時は主に松永昌博が騎乗(全12戦)していた。
史実で対戦経験のあるウマ娘
強調はバンブーメモリーが先着したレース。◎は勝鞍。☆は勝ち馬。
〈※〉はアニメオリジナルウマ娘。アニメ2期に登場。
〈★〉はシンデレラグレイのオリジナルウマ娘。
- 86世代(2歳上 1983年生まれ)
・ロングリブフリー(★ランニングフリー):89年ジャパンカップ、90年毎日王冠、天皇賞(秋)
- 87世代(1歳上 1984年生まれ)
・メテオセレナス(★ホクトヘリオス):89年安田記念☆、スワンS☆、マイルCS
・イナリワン:89年宝塚記念☆、ジャパンカップ、90年宝塚記念
・オベイユアマスター(★ペイザバトラー):89年ジャパンカップ
- 88世代(同世代 1985年生まれ)
・フジマサマーチ(★マーチトウショウ):89年門松ステークス、橿原ステークス
・ダイサンゲン(※ダイユウサク):89年高松宮杯、90年CBC賞、天皇賞(秋)
・ヤエノムテキ:89年宝塚記念、90年安田記念、宝塚記念、天皇賞(秋)☆
・キャリーズルーム(★キャロルハウス):89年ジャパンカップ
・ラントゥザトップ(★トップサンライズ):89年ジャパンカップ
・サティアス(★アサティス):89年ジャパンカップ
- 89世代(1歳下 1986年生まれ)
- 90世代(2歳下 1987年生まれ)
91年京王杯SC、安田記念、CBC賞、毎日王冠、スワンS、マイルCS☆
・ダイイチルビー:91年京王杯SC☆、安田記念☆、スワンS、マイルCS
- 91世代(3歳下 1988年生まれ)
実は「オグリキャップ以外でフジマサマーチ(のモデル)と対戦経験がある」という稀有な存在。
関連イラスト
関連項目
高松宮杯勝ち馬つながり
・オグリキャップ(ウマ娘):同期ライバルであり、武豊も騎乗
・メジロアルダン(ウマ娘):同期ライバル
・ダイタクヘリオス(ウマ娘):2つ下、正規ウマ娘では対戦回数最多
・ナイスネイチャ(ウマ娘):副主戦・松永昌博の代表的騎乗馬
・マチカネタンホイザ(ウマ娘):初期の主戦が安田記念勝利時の鞍上・岡部幸雄
杉本清:日本競馬史を語る上で欠かせない競馬実況アナウンサー。アプリゲーム版「ウマ娘プリティーダービー」のCM「GENERATIONS」シリーズやメインストーリーエンディングでは声の出演もしている。数ある実況中の名言(?)のひとつ「私の夢はバンブーです」は「ウマ娘」内で何度もネタにされており、バンブーメモリーの「夢」ハチマキの元ネタにもなり、バンブーメモリーの育成ストーリーの宝塚記念の特殊実況(しかもゲートイン中)にも採用。上記のCM「GENERATIONS」でバンブーメモリーが登場した第9弾でもナレーションを担当するというこだわりっぷり。