基礎データ
全国図鑑 | No.0453 |
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シンオウ図鑑 | No.129 |
イッシュ図鑑 | No.290 |
セントラルカロス図鑑 | No.125 |
ガラル図鑑 | No.222 |
ヒスイ図鑑 | No.099 |
パルデア図鑑 | No.175 |
英語名 | Croagunk |
ぶんるい | どくづきポケモン |
タイプ | どく / かくとう |
たかさ | 0.7m |
おもさ | 23.0kg |
とくせい | きけんよち / かんそうはだ / どくしゅ(隠れ特性) |
タマゴグループ | ひとがた |
進化
グレッグル → ドクロッグ(Lv.37)
概要
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』(第四世代)から登場する、青紫の体色に、何とも言えない嫌らしい人相をした、2足歩行のカエル型ポケモン。
名前の由来は恐らくグレる+frog(英:カエル)だと思われる。
カエルの中でもヤドクガエルのような毒性の粘液を持つ種類をモチーフとしており、タイプもみずを持たないどく・かくとうの複合。腹の白い部分も、格闘家の巻くサラシを意識したものか。
頬にあるオレンジ色の部分は高性能な毒袋になっており、大きく膨らませながら内部で生成した毒を泡立たせることで、ゴボゴボという不気味な威嚇音を発生させる。
「どくづきポケモン」の分類通り、それによって相手が怯んだ隙を突いて、中指から分泌される猛毒を滲ませた指で「どくづき」を叩き込む戦法を得意としている。
このようにダーティな戦いを好み、正面からの戦いを避ける性格だが、それも野生での生存競争を生き延びるための知恵によるもの。
アニメなどの影響であまり表情を変えないと思われがちだが、ゲーム版では笑顔を見せる事もあるなど意外と(?)表情は豊かな方である。鳴き声もよく聞いてみるとカエルが笑ったような物になっている。
主にジメジメした湿地帯に棲んでおり、水タイプではないがカエルだけあって泳ぎは達者。
大規模な生息地が近くにあるノモセシティでは町のシンボルポケモンにも選ばれており、そのキモさと可愛さとかっこよさを兼ねた姿からか、顔出し看板になったりフレンドリィショップに木彫りの置物があったりとマスコットとして親しまれている。
湿原の守り神的存在とも伝えられ、町中には数多くのグレッグルが登場し、各家庭に必ず一体ずついるほど大切にされている。
また、彼らの毒は毒性を薄めることで腰痛に効く鎮静剤の原料にもなるため、近年では製薬会社のマスコットにも採用され、その人気をより広めたらしい(元ネタはおそらくコーワのケロちゃんコロちゃんだと思われる)。とこのようにガマガエルの要素も窺える。
どうやら歴史はヒスイ時代のシンオウにまで遡れるようで、当時の医者が実際に薬を作り出していた。
後述のようにアニメにレギュラーで出たり、ポッ拳に出場したりと、何気に出番は多く優遇されがちで、結果的に第四世代を代表する一体になった、ダークホースな出世頭のポケモンである。
ちなみに、あのガマゲロゲの近縁種との事。顔つきはどことなく似ているのかもしれないが、体系はあまり似ているとは言い難い。
ゲーム内に出てくる野生個体はたまに「くろいヘドロ」を持っているため、それ目当てのプレイヤーに狩られる事も結構ある。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- タケシ
- ヒロキ/タクヤ(DP82話)※ど根性ガエルまんまだったので修正された
- ノモセシティのジョーイ(DP82話)
- ミサキ(新無印8話)
- ブルータス(新無印81話)
漫画版
番外作品
『ポケモン不思議のダンジョン』
探検隊シリーズではギルドで『グレッグルのトレードてん』を営む。このトレードてんでは宝箱などから入手できる専用道具を特定の組み合わせでグレッグルに渡すとワンランク上の専用道具と交換してくれる。
店内にはどくどくしいツボが置いてあったり、本人の喋り方がどことなくゲスさを感じさせたりするが、そこまでいかがわしいお店というわけではない。
ポッ拳への参戦
2016年11月1日、ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENTにてなんと通算19番目のファイターとして参戦することが発表された。
技の一部に、ミゲルの一撃必殺技『デッドポイント』を彷彿とさせるものがある。
分類はスピードタイプだが、使うたびに中身の変わる「ダストシュート」や、相手のデバフ状態で強力になる「ベノムショック」など癖のある技が多い。
本人の移動速度もそれほど早くないので、戦い方はどちらかというとテクニックタイプに近い。
また「どくづき」は稀に相手にバフを付与してしまう事もあり、運要素も絡むファイターと言える。
アニメ版
タケシのグレッグル
CV: 小西克幸
ダイヤモンド&パール編におけるタケシの手持ちとして登場。性別は♂で鳴き声は『ンー…ンー…ンー…ンー…』(どくづきした後などは『ケッ!』)。
初登場時(DP編8話)はニャースが訪れたコンビニに座っており、どういうわけか彼についていき、成り行きでロケット団が作った偽のジムで使われることとなった。そしてゴタゴタの果てにロケット団に置いていかれてしまい、事件解決後タケシと見つめ合ううちに何かが芽生え、彼に一緒にくるかと誘われてすぐに頷き、バトルなしでゲットされた。
同話で登場していたゲストキャラ・ミナエを口説くタケシにどくづきをしたのをきっかけに、以降はタケシがきれいなお姉さんを見て暴走した時はいつの間にかモンスターボールから出てきて「どくづき」で黙らせ、大抵はどこかへ引きずって行くのがお約束と化した(この時のタケシのお決まりのセリフが『しびれびれ』)。アニポケシリーズではカスミ、マサトに続くタケシへの制裁役となり、サトシ達はその光景に苦笑したり唖然としたりしている。しかしタケシもタケシで何度も毒を送り込まれたせいで抗体が出来たのか、劇場版やアニメ後半になるにつれて一瞬で復活するタケシが描写され、『復活早っ!』と驚かれるパターンも生まれた。
非常にマイペースな性格で、普段はよく一人でおり、ピカチュウ達と一緒にいることは極端に少ない。しかし必ずしも仲間意識がないわけではないようで、無言実行でタケシや仲間を助けることも多い。だが、サトシのブイゼルの態度や後述のドクロッグに対しては珍しく喧嘩腰になった。
上記の通りタケシの制裁役ではあるが彼のこと自体は好いており、「どくづき」を行うのも単に楽しいからである模様(相手に迷惑がかかっていない際は自重している)。タケシもゲット後は普通に仲間として接しており、「グレッグルにはグレッグルのペースがある」と理解を示し、どくづきの件を除けば関係はそれなりに良好である。そのおかげか「ゲットしたばかりとは思えないほどなついている」と言われるシーンがあるが、ゲーム版でもゲットした時点で非常に良くなついている状態である。
21話でヒンバスとコイキングがロケット団に盗られた際、ハツネとオトネのポケモンは自分が助けると言ったタケシをナンパと誤解してどくづきしてしまい、ヒカリに「今の所はどくづきしなくても…」と言われショックを受けたこともある。
普段は制裁役としての活躍が目立ちがちだが、ディアルガの「りゅうせいぐん」を片手で受け止めたり(劇場版)、ギンガ団の気配にいち早く気づいたりと、かなり侮れない能力を持っている。サターンのドクロッグには強いライバル心を燃やしており、初対面で相手が絡んできた際には体格差をものともせず、(主に作画的な意味で)壮絶な睨み合いを演じた。最終決戦では不意打ちながらも、見事勝利を果たしている。
ちなみに、ギンガ団エピソードでタケシがシロナやジョーイにナンパしていた際は(上述のドクロッグの件もあって)どくづきで止めず、その時はタケシはもちろん、サトシやヒカリにも疑問を抱かれていた。
人語で訳されたセリフは初登場(8話)時のニャースの通訳の「あー、かったりーかったりー。何か面白れーことねーかなー。あー、かったりー」のみであり、OVAでのナレーションの通訳も無い。
甘いものはかなり苦手なようで、モミとサトシ達が探し当てた「恐ろしく甘い蜜」を舐めた時は明らかに嫌そうに舌を出し、メイドカフェでもモーモーミルクに顔を背けていた。原作ゲームでもあまい味が苦手な性格が存在しており、その中でも彼は『れいせい』な性格に位置するものと思われる。
早々からレギュラー入りしたため、他のポケモンよりも早く商品化がなされている。ちなみにグレッグル自身やサトシたちは気づいていないが、間接的ながらヒカリのミミロルがピカチュウを好きになるきっかけを作っている。
こうみえてダンスも得意なようで、ED『ドッチ〜ニョ?』でばミミロル、ポッチャマ、ピカチュウといつもの表情で一緒に踊っている。
新無印特別編では、ポケモンドクター(あるいは研修医)として活動するタケシの側でナースキャップを被っていた。そしてやっぱり制裁役だった。
『めざせポケモンマスター』では第5話で初登場。ジュンサーさんをナンパするタケシを前に、初代制裁役であるカスミとの夢の共演(同時制裁)を果たす。これにはタケシも「ダブルツッコミ……2倍厳しい」と参っていた。以降もカスミとの同時制裁は恒例行事となっており、シリーズを跨いだ安定っぷりを発揮している。
- DP82話
- ノモセシティではグレッグルを大湿原の守神として敬っており、年に一度のグレッグルの王を決める祭りが開かれていた。ジョーイさんのグレミをグレヒコの嫁にしようとしつこく迫ってくる前大会の王者タクヤに対抗心を燃やしてタケシも参加する事に。
- タケシのグレッグルとグレヒコが決勝で対決しようとするが、割り込んできたロケット団の巨大グレッグルメカに他のグレッグル達諸共一網打尽にされてしまう。しかし、グレミの「しんくうは」によりメカは撃退され、今年の王者はグレミになった。
- なお、タクヤとグレヒコのビジュアルだが、放送当時は『ヒロシとグレキチ』と『ど根性ガエル』まんまだったのでDVDおよび海外版では修正された。
- ミサキのグレッグル
- 新無印8話でキッサキシティのトレーナー・ミサキのポケモンで登場。同じ手持ちのポッチャマとミサキを巡って対立している。
- 新無印81話
- 青ポケマニアのブルータスのポケモンで登場。青は青でも同じ青ポケマニアのアベル曰く「ウルトラマリン」との事。
その他
XY | 34話(イメージ) |
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新無印 | 90話 |
劇場版 | ココ |
関連イラスト
関連タグ
0452.ドラピオン→0453.グレッグル→0454.ドクロッグ