ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

清少納言(Fate)の編集履歴

2024-03-17 22:54:22 バージョン

清少納言(Fate)

せいしょうなごん

『Fate/Grand Order』に登場するアーチャーのサーヴァント。

ちゃんマス!おまたせ!あたしちゃんと最高のバレンタインにしようね!


プロフィール

真名清少納言(清原諾子)
クラスアーチャー
性別女性
身長157cm
体重46kg
出典史実
地域日本
属性混沌・善・人
好きなものメッチャ長くなるけど、いい……!?
嫌いなものそりゃ沢山あるよ?
設定担当OKSG
ILLUSTMikaPikazo
CVファイルーズあい

SAY!SHOW NOW GO ON!


概要

Fate/Grand Order』に登場するアーチャークラスサーヴァント。レアリティは☆5。

2020年バレンタインイベント『いみじかりしバレンタイン〜紫式部と5人のパリピギャル軍団〜』にて実装された期間限定サーヴァント。前年に引き続き平安女子の実装となった。


『カルデアパークキャラバン』石川会場における生放送で、イベント告知と共に立ち絵ビジュアルが先行公開されており、その際には『キラキラのアーチャー』と真名が伏せられていた。


メインストーリーでは第2部5.5章『地獄界曼荼羅 平安京』に登場する。


真名

清少納言 枕草子


平安時代の歌人、清少納言

村上天皇の命で結成された文化人グループで、『万葉集』の訓読などに関わった「梨壺の五人」が一人、清原元輔の娘。男性中心の平安時代において、その型破りな行動力で己の才覚を世に示した女傑。一条天皇皇后中宮定子に生涯を通して仕え、最後の時までその傍を離れることはなかった。主に捧げられた散文の数々は、後に『枕草子』として集成されることになる。


江戸時代の書簡には「清原諾子(きよはらのなぎこ)」と注釈されており、当人も自身を「なぎこ」と称していることがあるため、型月時空ではこれを本名と設定している模様。


――気軽に『なぎこさん』と呼ぶがいいよ。


人物

一人称は「あたしちゃん」「あたし」「ウチら」

「をかし(エモい)」をこよなく愛する、生まれる時代が早すぎたキラキラ女子。

才気煥発にして天衣無縫なフリーダム気質。意外性が炸裂する鋭い観察眼とフットワークで風の向くまま気の向くまま、ゴーイングマイウェ〜イに推して参る天下御免のウザカワ系。

かと思えば、ふとしたきっかけで不貞腐れたりと感情の振れ幅が大きい。


本人曰く、歌人を辞めて二度と詠まないと決意しているため、平安貴族らしさや歌人らしさを何処に置いてきたのかと思うほどハジケているが、「現代の若者文化との親和性が高すぎた結果」と言うのが公式見解。何処ぞのJKセイバー以上にJK語ネットスラングを使いこなしている辺り、その親和性は推して知るべし。才女らしい柔軟な機転を発揮する一方で、リソースをどうするかは考えていないなど「バカと天才は紙一重」を地で行く人物だが、ちょうど良い所に解決手段が現れるなど幸運Aは伊達ではない。彼女の多動力と発想力こそが幸運の秘訣なのかも?


また、こうした発想の背景には紫式部や髭黒にもオープンな態度で接する事からもわかるように、「皆超ハッピーな方がいい」と考える彼女の善性が良く表れている。


マイルームボイスではこの点が掘り下げられており、自分の力が及ばずともマスターのピンチには秒で駆けつけると言ってくれる非常に仲間思いで姉御肌な一面を垣間見る事が出来る。


なお召喚時は元女房らしく恭しい挨拶をやってくれるので、スイッチのON/OFFはキッチリ切り替え可能である。言ってしまえばあの天下御免の傾奇者同様、自己の理念に則してパリピキャラをエンジョイしているといった方が良いのかもしれない。サーヴァントが英霊の一側面を召喚するという特性から、アーチャークラスで現界した事によって彼女の明るい人物としての側面が強調されて前に出ているという可能性もありそうだが。


オタク趣味にも興味を示しているらしく、ユウガオと配役として充てられた刑部姫の(作家としての)実力を認めており、彼女の所へ足を運んでいるものの、恥ずかしい為か門前払いされた。


アサシンクラスで召喚された晩年の姿の書文先生第一再臨時につけているような丸くて黒いレンズの眼鏡をつけることがある。この眼鏡はレンズ部分を開閉できる構造になっている(参考)。


第2部5.5章では生前の状態であった為、いわゆるギャル語の類を話す事はないが彼女らしく(?)口調は軽めでざっくらばんと接する。グラフィックも若々しい第三再臨のそれであるものの、彼女の活躍していた時期を考えるに4じゅ(日記はここで途切れている)。


カルデアに来てから様々な英霊達と交流を深めるにあたり、先ずはあだ名を付けることにしている模様。その超陽キャパワーによりどんな相手であろうとあだ名を付ける無敵ぶりを見せている。(紫式部→かおるっち、子ギル→コーギー君、カイニス→カイみょん、巴御前→モエモエ、蘆屋道満→マンボちゃん、カーマ→カマちょ、謎のヒロインXオルタ→えつこ、etc……)


能力

文豪系サーヴァントということもあり魔術系の攻撃……かと思いきや、紫式部と正反対で後述するように基本メッチャ物理かつアグレッシブ机に向かって筆を執るモーションもあり、かなりの速筆。というか書き殴った挙げ句に原稿をぶち撒ける。いろいろな意味で対極的。


特に理由の無い陽キャが陰キャを襲う――!!


特に飛び道具の逸話がないのに、アーチャークラスで召喚された理由は明言されていない。ただし、イベントおよびマイルームボイスでは、アーチャーになった理由……というより(他の作家系サーヴァントのように)キャスタークラスにならなかった理由らしきものが語られている。


文官・作家サーヴァントゆえに肉体面はからっきし。ただ行動力の高さを反映してか、敏捷性はアーチャーらしくBランクと上々。前述通り幸運値がAランクと高く、女性蔑視と学識差別の強い宮中で生前のキャリアウーマン街道を突っ走り続けた生き様が反映されていると思われる。


モーション中では、蹴鞠をヘディングやオーバーヘッドで叩き込む、連続で小物を投げつける、傘を旋回させて斬り裂く、涅槃仏の構えから高速で肘鉄をかます、果ては四方八方からボコボコにした後、巨大な「NA・SHI・TU・BO」のロゴと共に謎の大爆発を巻き上げるなどやりたい放題。


第3再臨では、小物の投げつけ方がストレートになった他、両手の扇子を舞って叩きつける、巨大化させた扇子に乗って突進する、扇子を旋回させて紙吹雪を巻き起こす、正座したまま膝蹴りをかます、背後に展開した文から閃光を放つなどの以前よりかは平安らしい攻撃に変化する。


ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
藤丸立香EDBCAD++

保有スキル

対魔力(C)アーチャーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動(自己中)(A)『単独行動』の変種スキル。マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。Aランクであれば、マスター不在でもふらっと遊びに出掛けたりする。そうだ、京都とか行こう。ただし、宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合は、マスターのバックアップが必要となる。
高炉峰の雪(A)瞬時に物事の本質を見極める清少納言の行動は時に決定的な一打を生み出す。雪の降る日に中宮定子が「高炉峰の雪はどのようなものか」と問い、庭の雪を御簾を上げて見せた事からその発想力を褒められた逸話に由来。
一乗の法(B)主に対する一途な想いが、清少納言へのあらゆる誘惑を撥ね除ける。『一乗の法』とは法華経において唯一無二を意味する喩えの事で、清少納言は恋愛において二番三番ではなく一番でありたいという考えからこの『一乗の法』に喩えられた。しかし、敬愛する主人である定子の前では「寵愛をいただけるなら一番下でも……」と弱気になった為、当の本人からは「一度言ったことは貫きなさいよ」と叱られてしまうのである。いとをかし。
歌仙の詩歌(B)『中古三十六歌仙』『女房三十六歌仙』に名を連ね、小倉百人一首に歌を採られながらも、清少納言は和歌を不得手と自嘲する。苦手意識もあるだろうが、古色蒼然としたルールが彼女の新しい感性と相性が悪かったとも言えるだろう。それでも彼女の詠む歌は時に人々の心を打ち、時に不埒な男達を堂々と退けたのである。ライバルの香子さんよりランクは低い。
逢坂の関(A→A++)『逢坂の関』とは、男性が自分の元に会いに来るのを拒否する女性の心情を表す言葉。函谷関は鶏の声で開けども、恋の関所はそう簡単に開かない。難攻不落のこの逢坂の関、最初に通り抜けるのは、果たして――
星はすばる(B)夜の闇が深い程に、星の光は輝きを増す。すばる星、彦星、太白星、流れ星――そしてまた、彼女が放つ光も星のように。『枕草子』中で挙げられた、清少納言自身が美しいと思っている星の種類に由来するスキル。

宝具

枕草子・春曙抄(エモーショナルエンジン・フルドライブ)

  • ランク:D
  • 種別:詩歌宝具
  • レンジ:1〜20
  • 最大捕捉:50人


「カッコいいとこ見せちゃう!」

「春は曙、夏は夜。なべてこの世は、いとをかし!塗り潰せ、枕草子!『枕草子・春曙抄(エモーショナルエンジン・フルドライブ)』!!」


武芸や陰陽術ではなく、ただ書き綴る事だけで辿り着いた一つの境地。感情の泉の湧き出すに任せ、自著『枕草子』の内に構築した心象風景を現実世界へ具現化させたもの。

即ち――トキメキの固有結界である。


ただ具現化するだけでなく、パリピ的なエネルギーで全体攻撃するという筆舌に尽くし難い固有結界であり、初めて宝具を観て「何故こうなった?」と困惑を隠せないユーザーも多々いる。

歌人としての名を棄てているため、スマホを触媒にし、メモ機能に枕草子を早打ちする事で宝具を発動している。第三再臨ならば、触媒無しでも心象風景を思い描いて舞う事により発動する。


詳細は該当記事を参照。


ゲーム上での性能

ランク☆5(SSR)
HP1901~12965
ATK1888~12218
COST16
カード配分Quick:2(4hit)/Arts:2(3hit)/Buster:1(1hit)
クラススキル対魔力(C):弱体耐性を小アップ
クラススキル単独行動(自己中)(A):自身のQuickカードへのスター集中率を小アップ
クラススキル高炉峰の雪(A):自身のQuickカードのクリティカル威力を小アップ
クラススキル一乗の法(B):自身の魅了耐性を大アップ
スキル1歌仙の詩歌(B):味方全体に攻撃力アップ&毎ターンNP10%獲得状態&毎ターンHP回復状態を付与(3T)
スキル2逢坂の関(A):自身に回避状態(3回/3T)&クリティカル威力アップ(3回/3T)を付与
スキル2(強化後)逢坂の関(A++):回避状態付与は据置。クリティカル威力アップ(3T)&NP獲得(20~30%)
スキル3星はすばる(B):自身のQuick性能アップ(3T)&NP獲得(10~20%)&スター獲得(10個:固定)
宝具枕草子・春曙抄:自身に〔人の力を持つ敵〕特攻状態を付与(1T)<OCで効果アップ>&〔中立のサーヴァント〕特攻状態を付与(1T)&〔シャドウサーヴァント〕特攻状態を付与(1T)+敵全体に強力な攻撃
特性サーヴァント、善属性、混沌属性、女性、人型

ATKに重きを置いた攻撃型で、スキル全てが自己強化に特化している。使用感としては〔サーヴァント特攻〕を持つ英雄王に挙動が近いため、「バフと手広い特攻で敵陣を制圧するエースアタッカー」としての適性が高い。さり気なく☆5アーチャー初の全体Quick攻撃宝具の使い手で、NP効率が高く宝具回転率は高め。VDイベント中は与ダメージに1.5倍のボーナスが入るため、大抵のクラスへゴリ押しが可能になっている。「一乗の法」の魅了耐性が非常に高く、自身の「対魔力」も乗っかって、弱体耐性ダウンでも受けない限りはおよその魅了効果を撥ね退けてしまう。


味方全体に有用なバフをばら撒くことが出来、総合的なスター生産力も高いため、アタッカーとサポーターの二刀流で卒の無い立ち回りが可能な器用さがセールスポイントといえる。☆5としては低い耐久性も、「逢坂の関」のお陰である程度は対応できるため、相対的に良好な部類となる。

何より対サーヴァント戦で高い火力を発揮し、弓へ耐性を持つ槍・裁クラスを除いて〔人〕〔中立〕属性のサーヴァントをまとめて蹴散らせるうえ、「幕間の物語」や強化クエストの最終盤によくある「シャドウサーヴァントの大量発生」を一網打尽にできる。宝具で仕留め損ねても、Braveチェインが狙えるなら特攻の乗った怒涛のラッシュで畳みかけにいける。


Quick宝具と聞くと「スカスカシステム」に反応しがちになるが、カード単位のNP効率は平均的で適性は高いほうとは言えず、宝具での高速周回を実現するには相応の工夫が必要になる。

その後、2024年度2月7日に初となる強化クエストが実装されている。これをクリアする事で「逢坂の関(A)」が「逢坂の関(A++)」にランクアップし、クリティカル威力アップが回数制から3ターン持続、新たに最大でNP獲得30%が追加された。これによって「星はすばる(B)」と使い分ける事で小回りが利くようになり、合わせて最大でNP50%獲得可能になったので装備させる概念礼装の自由度も上がっている。また、「歌仙の詩歌(B)」の毎ターンNP10%獲得とも合わせれば、前述の高速周回のための宝具連射にもある程度は対応出来るようにもなっている。


課題として全スキルのチャージターンが8とやや長く、2巡以上回すことを意識し始めると若干取り回しに難がある点が挙げられる。自己強化型の宿命として「強化解除」や「強化無効」にも注意が必要。特に自身の宝具は特攻状態を得てから攻撃に移るタイプのため、高難易度クエストなどで宝具解放時には「強化無効」に掛かっていないか確認しておきたい。そして強化素材がすべて第1.5部以降からの素材という初心者様お断り仕様も何気にハードルとなっている。第1部未突破のマスターはイベントに積極的に参加し、コツコツと素材を収集していきたい。


以上から、サポーター&アタッカーとして両立可能なマルチプレイヤーなアーチャーといえる。

バランスの摂れた性能で敵味方を問わず自分のペースに引きずり込み、確実に仕事をこなしていくデキる才女。よほど雑な扱いをしない限り相応の戦果を挙げてくれるため、見掛けのウザカワさやパリピぶりに惑わされることなく、存分に暴れさせてあげたい。


関連人物

生前

紫式部

平安物書き女子仲間。あだ名は「かおるっち」。

後世で清少納言とは直接の面識はないのに仲が悪いとまくしたてられた。『紫式部日記』で清少納言について言及している。清少納言の宝具の特攻が二つ(中立・人)刺さる陰キャ


宮中で堂々と自己表現を貫いたNAGIKOパイセンに対し、周囲の白眼視に耐えきれずカマトトで誤魔化す道を選んだ香子さんとあって、憧憬と嫉妬が複雑に入り混じり、何やら太陽を落とした女に対する大海賊のようなやや捻くれた態度になってしまっている。


向こうは生前に綴った辛口コメントのこともあって露骨に気にしているが、こちらからは「ツンデレ」と解釈し友好的に接している。「源氏物語」も全話読破しており、夢中になって読み耽ったのは生まれてはじめてで、自分にはあのような物語は到底書けないと高く評価しており、『座』に戻る際に作者である香子と一緒に居られて嬉しかったと告白した。


それには香子も感激し、仲が改善されると思いきや「光君だけは無理だったわ」とばっさり切り捨てたため、「さっさと帰ってください!!」と激怒しつつ、また逢える日を待つ事にした。


その後共にカルデアに召喚され同僚になった際には、相変わらず彼女のテンションに振り回されている香子であるが、なんだかんだで良好な関係を築いている模様である。


源頼光

あだ名は当初「らっきー」、後に本人希望により「リコぴん」に改名。

源氏の大将として、近寄り難い覇気を纏っていると畏敬の念で見ている。一方、彼女の中に詰まっている何かに対して恐れているような言葉も。胸部の事とも神性の事ともとれるが……

ちなみにイベントで会った際にはビビりまくっている。過去に源氏に殺されかけた逸話があるだけでなく、実は頼光が自身の兄である清原致信の首を刎ねた張本人であるという複雑な事情も絡んでいた事が幕間の物語で明らかになったが……?(ちなみに、彼女の放った刺客に襲われた際、自分が女である事を証明するために彼らに陰部をさらけ出している。別の意味でトラウマになりそう)


坂田金時

実は生前交流があった友人。あだ名は「金ちゃん」。

互いの性格的相性もあって、頼光と異なり非常に打ち解けている。

史実では金時の方が歳上とされているが、型月世界では逆であった模様である。

彼女の幕間の物語では、清少納言が抱えている心情を察しているようで……?


第2部5.5章において、生前の清少納言(定子の死後に、宮中を去った時期なのでおよそ40代)として登場した時には金時を近所の子供のように可愛がっていた。


和泉式部

生前の友人の一人。あだ名は「いずみっち」。

ゲラゲラ笑いながら紫式部日記を彼女のもとに持ち込んだらしい。


藤原定子

一条天皇の皇后の一人。

女房として仕え敬愛と忠誠の全てを捧げ尽くした、永久不滅なるエモの殿堂(いちばんぼし)。宮中の策謀に翻弄され波乱の人生を歩もうと、その在り方は華やかで輝かしいものだった

その証として情熱と感動を根こそぎ刻み込んだ『枕草子』、そして「歌人・清少納言」の名と生涯を主の鎮魂のため奉納し「英霊・なぎこ」として仕切り直した姿が現在の彼女である。


茨木童子酒呑童子

彼女が居た時代にも京の都を脅かした悪鬼として存在しており、カルデア内で子供達(ジャック達と思われる)と当たり前のように遊んだり浴場で一献している姿を見て驚愕した。

まだガッツリ絡んだシナリオが無いため両者ともあだ名は未定。


蘆屋道満

同世代の陰陽師。あだ名は「マンボちゃん」。

本編内では特に接点が無かったが、カルデア内では彼を「人に化けた獣」と勘違いし正体を暴こうと衣服を剥ぎ取ろうとして困らせている。このせいで、道満の最終再臨にて「なぎこさんに服を剥がれた後、何とか逃げて屋根裏に隠れてる状況」という風評被害が発生しているとか……更に、この事をネタにしたのか新要素「アペンドスキル」の3つ目が「対アルターエゴ攻撃適性」に設定されており、ゲーム上の仕様においても彼に対し嫌がらせを行えるようになっている。


挙句、後の水着イベントでは水着霊基の方の彼女が道満に“当世風メイク”を無理矢理に施そうと翻弄するわ、彼女の幕間の物語で共演した際にも色々やらかした道満の目に幾度となくみかん(またはみかんの絞り汁)を投げつけて悶絶させるわと、最早道満のストッパー兼天敵と化している。


清原致信

実の兄。怪異となりかけたため頼光に討伐された。

ヤンキー系の人物であまり仲は良くなかったが、その死に思うところはあった。


安倍晴明

誰にも臆さないなぎこさんが現状唯一苦手とする相手。

彼にはあだ名をつけておらず、彼の話をする際はテンションもやや下がる。


Fate/Grand Order

藤丸立香

契約したマスター。あだ名は基本「ちゃんマス」。

普段であれば、誰であろうと誘ったり相談に持ち込む側に回るなぎこさんだが、彼/彼女は自分が困ったときは頼るぐらい信頼が最も高く、余計な事まで口に出してしまう相手である。

主人公の言葉に堕ちかけたのか、好感度が高いのか不明だが、あるで、膝枕を誘うことに自分も恥ずかしくなったり、この関係を気に入り、「もういいよ」と言わないでほしいと願う。

また夏イベの序盤では氷の水着皇女マジジャンガールからちゃんマスを時間の効率のためこっそり連れ去ったが、自分の水着姿に感想を持ち込んで来た乙女らしい質問をしてきた。

そして一番心配している人間であり、最も大切なひと言の紙切れを渡すぐらいで元気を送るぐらい。それを思ってか、バーサーカーでも頼っていいからなと何度も誘ってくる描写もある。


エドワード・ティーチ

あだ名は当初「髭黒」だったが、後に「くろひー」に改名。

片やパリピ、片やオタクと一見正反対の関係にあるが、どちらも奇矯な言動とは裏腹にシリアスモードを使い分ける事の出来る存在という共通点を持つ。くろひーの方もオタクムーヴではない素の口調でぞんざいに扱っているが、それだけ自然体で接している事の証左とも言える。


人間観察力の高さ故、彼はチョコを貰えないようでいて、実は大量に貰う側なのではないかと見抜いている。一応、オリジナルである黒髭は生前モテてはいたが、実態は財宝目的で言い寄ってくる女性が全てであった為、彼の理想のシチュとは縁が無かった。


鈴鹿御前

弾けたJKファッションとなった日本サーヴァント繋がり。あだ名は「鈴鹿パイセン」。

大いにリスペクトしており、あだ名にもしっかり名前を付けて度々絡んでいる。


メフィストフェレス

あだ名は「メッフィー」。

終始自分のペースで喋り倒すなぎこさんは彼にとって天敵であり、企業秘密と誤魔化したりお菓子を渡して追い払っている。おまけになぎこさん側は彼のことを「良い悪魔」だと思っている。


マンドリカルド

テンションが真逆の相手。あだ名は「リカっち」。

直近のストーリーで実装された、明確に「陰キャ」と紹介されているサーヴァント

直接の交流はないものの、間違いなく清少納言は彼の天敵といえる。おまけに伝承出身サーヴァントなのに「人属性」であるため、ものの見事に彼女の宝具の餌食となる。


フリークエスト超級で「秒でエゴサ」の名で登場し、素材とキラキラポイント稼ぎにNAGIKOパイセンから陽キャパワーを叩き込まれ、被ダメージボイス「耐えろぉぉぉ!!」も手伝って多くのマスターに腹筋特攻を叩き込んでしまった。さらに言えば、宝具にまつわる逸話が原因で、サーヴァントとしてのキャラが生前から激変してしまったという共通点がある。


そして実装された清少納言の幕間の物語にて遂に共演。食堂でタコ焼きパーティを開いていたところに遭遇した彼を強引に誘い、上記のあだ名で呼ぶなど(選択肢次第ではマスターにまで呼ばれる事に)、相変わらずのテンションで案の定マンドリカルドからは苦手意識を持たれていた。


ぐだぐだ組

主にコメディ系イベントにおいて絡むことが多い。あだ名が判明している面々はそれぞれ「ノッブ」、「ジェイジェイ」、「オル田っち」、「レンゴちゃん」、「ダーオカ」、「みこにゃん」。

清少納言自身が圧倒的パリピ&ギャグパワーを持ちながら文化人としての高い教養でシリアスにも即時対応できるハイブリッドキャラな事もあって非常に馴染んでおり、マスター諸氏からは「素のままでぐだぐだ時空に対応できるキャラ」として恐れられて(?)いる。


カーマ

あだ名は「カマちょ」。後に「ちゃんカマ」に改名。

2021年バレンタインイベントで新たに登場した愛の伝道師の話を聞きつけた清少納言が「愛の神は自身の恋愛について相談することができないが、同じ愛の神ならできるだろう」という純粋な親切心から引き合わせた。この時元とはいえ人類悪を小脇に抱えて連れてくるという最強ムーブをかましており、歴戦のマスター達をして「こいつ無敵か……」と驚かせた。なお、最初の「カマちょ」というあだ名だが、SNS上にて「『かまってちゃん』=『かまってちょうだい』の略称」として使われる事がある為、「カーマの内面を見抜いた上で呼んでいるのではないか」との見方。


余談

名前が判明する前は石川五右衛門出雲阿国前田慶次が候補として挙がっていた。一応清少納言ではないかという予想も多数あったが、実装により判明したのは「作家業を放り出しパリピ化した清少納言」という斜め上のものだった。そして阿国も後にサーヴァントとして実装された。


月×なぎ


実装前はビジュアルからVtuberっぽいとネタにされていたが、それもそのはず。担当絵師は本家Vtuberを担当したMika Pikazo氏で、『輝夜月』を始め、Vtuberのデザインを数多く手掛けており、『FGO』関連の書籍やグッズ、ゲーム中の概念礼装のデザインなども担当していたが、サーヴァントデザインは今回が初。後に謎の蘭丸Xのイラストも担当した。


清少納言ちゃんとひびきちゃん


CVを務めるファイルーズあい女史は実装(2020年)時点で芸歴3年にも満たない新人声優でであり、主演の代表作である『ダンベル何キロ持てる?』と合わせて話題になった。と思っていたら、半年ほど後に、同作で共演した石川界人氏が演じるキャラクターが実装された。

『FGO』キャラで「お願いマッスル」が歌えるようになってしまった


ちなみに清少納言と関係のある紫式部役の茅野愛衣女史とは、名前が同じ「あい」であることに加え、プロ・フィット養成所の先輩・後輩という関係にあたる。


ギャル口調の理由としては橋本治氏著作の『桃尻語訳枕草子』(1987年に上巻が刊行)の影響ではないかと冗談めかして言われる事がある。本書は80年代当時の女子高校生の口調を再現して訳に取り入れたもの。一方サーヴァント・清少納言は2010年代のギャル口調を翻案したキャラクターと言える。とはいうものの、枕草子においては「なに事を言ひても、そのことさせんとす、いはんとす、なにせんとす、といふと文字を失ひて、ただ、いはむずる、里へいでんずる、など言へば、やがていとわろし」と当時の若者の言葉遣いの変化を嘆いているとも取れる一文を残している。


学習塾の「個別指導キャンパス」のCMでは、CG加工でセーラー服を着せた清少納言が独自のギャル語で会話をしており、先の書籍ネタを先んじて取り入れたものと思われる。


尚、清少納言がアーチャーで召喚された事に関しては画面の前のマスター達は混乱を隠せなかったようで、作中でも紫式部がアーチャーで召喚された事を非常に訝しんでおり、本来はキャスターが最適解だろうと推測している(主人公は水着サーヴァントと同じノリなのだろうと考えていた)。


何かを投げ付けた逸話であれば、徳島県天塚にて辱めを受けた際に自分のデリケートゾーンを抉って投げ付けてやったと言う伝承が残っている。まあ、いくら破天荒な清少納言といえど女の子であるので、そんな理由でアーチャーになったりはしないだろう(古事談によれば、出家して尼となった時期に源頼光の刺客に男と間違われて襲われそうになった際にボロンした事で難を逃れたという逸話もある)。作中を見る限りでは平安貴族の嗜みである蹴鞠を飛ばしていたり、最終再臨では星や太陽が登場する著作に由来した光を放つ攻撃をしていた事からこれがアーチャー適性を得た理由だと思われる。要は電撃を放出する某雷電博士と似た理由だろう。


マテリアルや黒髭の台詞にある「SAY!SHOW NOW GO ON!」の元ネタは漫画『パープル式部』に登場する清リトル納言から。ちなみに紫式部実装の時や今回の清少納言実装の時にも作者がTwitterでコラボ絵を書いたりしていた。またサテー氏が書いた今回のバレンタインのイベント絵のチェーンソーを持った清少納言と謎の構えをとるぐだ子もこの漫画が元ネタ。


宝具の墨文字を手掛けた蒼喬氏だが、ちょっとした出来心でこんなものを書いてしまう

結果、ちょっとしたお茶目のつもりが見事にバズってしまい、トドメとばかりにイベント銅素材特化のフリークエストのタイトルが「春はあげぽよ」となって頭を抱えてしまった

そしてこの一筆はネットニュースサイトに補足され、ガチインタビューへと発展した

インタビュー中の蒼喬氏の志がある意味実現したとも言えるのだが……どうしてこうなった

あまりのバズり具合に吹っ切れたのか、とうとう素材特化クエスト4つを全部書体化

この1年やばたにえん……翌年には『春はあげぽよ、投稿1周年(*´-`)』と題しツイートした


pixivでも人気に火が点き、pixivisionに単独特集記事が編纂された。

『FGO』の単独キャラとしては、酒呑童子楊貴妃に次いで3人目の快挙である。

【最終再臨イラストあり】急上昇・清少納言(Fate)イラスト特集



トークは24:05過ぎから。

担当声優のファイルーズ女史は担当することが決まってから実装されるまでの間聖晶石を貯めてガチャを回したが爆死したことを『カルデア・ラジオ局』にボイス出演した際に語った。翌年のバレンタインイベントにて復刻されたまた爆死した模様。また、同トーク内にてエジプト系のキャラがいるのを知り出演できるならエジプト系かなと思っていたらしく清少納言役だと聞きびっくりしたがイラストとキャラ設定を見て納得したことも語っている(彼女は父親がエジプト人)。


なお、CVが発覚した瞬間に「今度はレオニダスに春が来た」「遂にスパルタクスに春が……」とカルデアの筋肉サーヴァント達を祝うコメントが大量発生した。なお、イベントの高難易度バトルの清少納言戦でレオニダスを使い、夢の筋肉最強決定戦を行ったプレイヤーもいたらしい。


菌糸類によると彼女のサーヴァント設定を担当したのはいつものメンバーではなく型月が同人サークルだった頃から関わっていた人物(OKSG)が担当したとのこと。


クラスはアーチャーなのだが、どういうわけかセリフがライダー然としているものが多いことが一部ファンの間で話題になった。これに関しては、清少納言をモデルとした作品としてこれより以前に「姫のためなら死ねる」という作品があったが、そのファンによる非公式botにおいて実装前に、牛車で暴走したエピソードを理由として、もし実装されるならライダー適性ではないかという趣旨の推測をつぶやいていたことがある(該当ツイートは削除済み)。


「ホワチャッ!ホワチャッ!みんなかかってホーイ!」は『仮面ライダーフォーゼ』第32話の朔田流星のセリフ(に字幕を追加したコラ画像)、「ここが!お前のゴールじゃい!!」は『仮面ライダーアクセル』の決めゼリフ「絶望がお前のゴールだ」がそれぞれ元ネタ。そのうち、水着でライダーになるんじゃないかと思いきや、清少納言が実装と同年の2020年夏には相方(?)の方がライダーになり、翌2021年夏、満を持して自身はバーサーカーになった……!いや、なんで?


2024年の大河ドラマ光る君へ(主人公は紫式部)にも登場。

同作での演者に指名されたのはファーストサマーウイカと、声優のファイルーズあいに並ぶ中々パンチの効いた芸名の方だった事から話題に。なお、出演決定の旨を当人がレギュラー出演中のトーク番組『上田と女が吠える夜』のプロデューサーへ報告したところ、何と同番組はそもそも『枕草子』の本質=「女のあるある」をバラエティに落とし込んだものであった……と打ち明けられたの事。しかもこの方サイン色紙に「春はあけぼの 夏はサマー」と書いてのけたそうで、一部のマスターは「これはリアルなぎこさんwww」と大層爆笑したそうである……


またファイルーズ女史は『おじゃる丸』にてお清少納言というキャラクターを演じており、ここでも話題になった。因みに後輩の赤紫式部の役は三石琴乃氏。更にその妹であるうす紫式部の役を茅野女氏が演じている。


関連イラスト

清少納言ちゃん無題

清少納言(新聞Ver)


関連タグ

Fate/GrandOrder アーチャー(Fate)

清少納言(水着):水着な清少納言


枕草子・春曙抄パロ:特徴的な宝具演出のパロディイラストシリーズ


作家 随筆 平安時代 陽キャ パリピ ギャル カラフル フリーダム


依神女苑:丸いサングラスと豪華な外見のギャル


チョコエッグ:清少納言のチョコ礼装いとお菓子』はどう見てもチョコエッグ。ちなみに彼女はチョコエッグを知らなかったようで、いとお菓子を渡した後にマスターからチョコエッグの存在を聞きびっくりしていた。


ナンジャモ:外見が似ている為『清少納言(パルデアのすがた)』と呼ばれる事がある。『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』を題材としたwebアニメ「放課後のブレス」では清少納言と同じファイルーズあい女史が声優を務めているため、中の人つながりにもなった。なお、担当声優は非公開ではあるが、先んじてナンジャモが初紹介されたYouTube動画についてもファイルーズあい女史が演じていた可能性が高いと言われている。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました