モータルコンバット / MK
新規プレイアブルキャラ
- リュウ・カン / Liu Kang(刘康)
シリーズ通しての主人公。
少林の修行僧で中国を拠点とする秘密組織『白蓮(White Lotus)』のメンバー。
ライデンに導かれて外界(Outworld)の侵攻から地球を守るためにモータルコンバットに参戦する。
最新作MK1では、前作でのストーリーが関係して、従来のライデンのポジションとして登場。
頻繁に発する怪鳥音や、武器としてヌンチャクを使用
する事など、ブルース・リーからの影響がうかがえる。
- ライデン / Raiden
シリーズを通して第2の主人公。
地球を守護する雷の神であると同時に前述の白蓮の創設者兼リーダーとして、リュウ・カンらを導き外界の侵略者と戦う。
基本的に善人だが、シリーズの幾つかで自身の正義心が暴走した結果闇堕ちに至っており、どうあがいてもダークサイドになる運命を持つキャラクターでもある。
最新作のMK1では神になったリュウ・カンに連なり、神ではなく人間のアイデンティティとなった。
- ソーニャ・ブレイド / Sonya Blade
『米軍特殊部隊(Special Forces)』に属する女性中尉。
フルネームは〈ソーニャ・A・ブレイド(Sonya A. Blade)〉。
凶悪な国際シンジケート『ブラック・ドラゴン(Black Dragon)』のボスであるカノウを追い、モータルコンバットに参加する。
DoTR版ではトラブルメイカーでかなりお転婆な女性であったが、MK4以降はクールな女性になっている。
粉をキスポーズで吹きかけることによって相手をひるませたり、燃やしたり吐血させるFATALITYが特徴。
- カノウ / Kano
ブラック・ドラゴンのボス。
ローカライズ版での名前は加納だが、発音は完全に〈ケイノー(ˈkɑnoʊ)〉。
当初国籍不明の設定ではあったが後にオーストラリア出身に変更された。
米軍からの追跡を逃れるうちにモータルコンバットの存在を知り、外界側に身を寄せる事となる。
顔の右半分を改造しており、右目からレーザーを放つ他、バタフライナイフを使った接近戦、投擲が得意な他、身体を丸めて敵に勢いよく突っ込む突進技を持つ。
『モータルコンバット レガシー』にも登場。人体をサイボーグへと改造し兵器化する計画である『サイバー化計画』を調査するために、ブラック・ドラゴンへ潜入したソーニャを捕らえ、助けに来るであろうジャックス達を待ち伏せして一網打尽にしようとする。その際ジャックスと一騎打ちになり、右目を潰されてサイボーグ化に至った。
後のエピソードでは燐塊によるサイバー化計画をグランドマスターと共に監督する立場を見せている。
ディズニーアニメ映画『シュガー・ラッシュ』では悪役グループの一員として出演。
場所は物語の主人公の二つとなりで間にゾンビが座っていて、『ハートが大事だぜ』と言ってついうっかりゾンビの心臓をもぎ取りFATALITYしてしまう。
何故出られた
- サブゼロ / Sub-Zero
中国の忍者組織『燐塊(Lin Kuei)』に所属する冷気(クライオキネシス)を操る忍者。※1
次作以降は弟の〈カイ・リャン(Kuai Liang / 奎良)〉がサブゼロの名前を継承し参戦している。
ちなみに兄の本名は〈ビ・ハン(Bi-Han / 避寒)〉。
ビ・ハンの方は組織からシャン・ツン暗殺の命令を受け、モータルコンバットに参加したがトーナメントで対戦したスコーピオンに敗死した。
以降のMK2ではカイ・リャンが活躍し、紆余曲折あって組織内の内戦を経てグランドマスターの座に就いた。
彼の初代FATALITYは脊髄ごと首を引っこ抜くという凄まじいもので、人権保護団体から攻撃の対象となり、北米のCEROであたる『ESRB(Entertainment Software Rating Board)』の設立のきっかけにもなったいわくつきの技である。当然日本版ではそのFATALITYをそのまま出せるわけにはいかなかったので、相手を氷漬けにして粉砕させるというFATALITYに差し替えられた。
また、MKとMK2では単なる忍者のテクスチャの色を変えただけであり、兄や弟と全く外見に変化がなかったが、MK3以降に大幅な差別化されるようになった。
- スコーピオン / Scorpion
日本を本拠地にする忍者組織『白井流(Shirai Ryu)』という組織に属している忍者。
本名は〈ハンゾウ・ハサシ(波佐志半蔵)〉。
生前は初代サブゼロことビ・ハンに一族諸共虐殺された過去を持ち、燐塊への復讐及び白井流の復活を目的に、モータルコンバットに参加する。
業火と縄鏢を駆使して闘う。
技に癖が少ないため、シリーズを通して扱いやすく、初心者向けのキャラクター。
ちなみに縄鏢使用時の声は監督のエド・ブーン本人によるもので、以降の3D作品にも採用されている。
アンデットと化した影響かマスクの下には燃えさかる髑髏そのものの顔が隠れており、炎を吹き付けて相手を焼き殺すFATALITYを持つ。
界隈ではサブゼロとスコーピオンのライバル関係に人気が高く、セットで扱われることが多い他、シリーズの看板キャラとしての扱かわれている。
- ジョニー・ケイジ / Johnny Cage
ハリウッドの映画俳優で類稀なる格闘センスの持ち主。
ジョニー・ケイジは芸名で本名は〈ジョナサン・カールトン(Johnathan Carlton)〉。
映画版やストーリーモードなどでは典型的なコミックリリーフキャラクターとして登場しており、ゲーム本編では特にMK9以降その設定がより顕著に表れてくる。
出演作のアクションはCGやスタントマンを使用せず全て自らが演じていたが、世間はあまりその事を信じてくれなかった為その証明のため大会に参加した。
MK2では必殺技を使った際、本来は緑色で表示される残像が赤色になるバグがあったが、後に赤い残像で攻撃する技として公式に採用された。
また金的攻撃を持っており、相手をひるませることができるが、女性キャラには効かないので注意が必要。
MK9以降は金的が復活し、女性キャラにも効くようになっている。
- レプタイル / Reptile
爬虫類から進化した亜人種族『ザテラ(Zattera)』の最後の生き残り。※2
本名は〈サイゾス(Syzoth)〉。
口から吐く酸で相手を溶かしたり、環境に擬態して姿を隠す技を持つ。
長い舌を使い、相手の頭や身体を喰らうFATALITYは彼を代表するものの一つ。
種族の復活と繁栄を成就するため、シャオ・カーンやシノックの傘下についてたが、最近ではコータル・カーンの側近として所属しているので中立枠にあたる。
MK1では直接人間から本来の姿である爬虫類の怪物に変身するシェイプシフターの類に変更され、強酸攻撃や力技は主に後者の姿になっている。また、紆余曲折あってから終始味方として活躍する。
余談だがYouTubeのあるカテゴリのMK1関連の動画ではかなり酷い目にあっており、SNSでそれを風刺する投稿がちらほらある。
(YouTubeで鑑賞する際は閲覧注意)
- ゴロー / Goro
MKで中ボスのキャラクター。
『ショカン族(Shokan)』と呼ばれる四本の腕を持つ外界の半龍人種族で、その皇太子でもありシャン・ツンの傘下。年齢は2千歳。
500年前に開催されたモータルコンバットで、先代クン・ラオことグレート・クン・ラオを破った実力者。
MKXでは先行予約特典キャラとして登場。
性能は仕様上、ボスキャラ時代よりはだいぶ抑えられている。DLCとしても普通に購入できる。
11でも彼のステージ「ゴローの隠れ家(Goro’s lair)」の背景にて登場するが、なんとも変わり果てた姿になってしまっている……
俳優による実写取り込みのキャラクターが登場する初代MKでは、ゴローのみクレイモデルによるストップモーションによる実写が採用されている。
人気があるためか、MK4やMK:D(GC版のみ)、Unchainedにも登場。MK4やMKXではキンタローの技も使用する。
9ではキンタロと共に中ボスとして登場し、基本的にCPU専用ではあるが特定のモードで限定的にプレイヤーキャラとして使用ができる上、FATALITYを決めることができる。
- シャン・ツン / Shang Tsung(尚宗)
今作のラスボスであり、外界の地球界合併のためにモータルコンバットを開催した張本人。
DAでもボスキャラクターの一人として登場。
正体は少林の破戒僧であり、妖術師としてシャオ・カーンに仕えている。
モータルコンバットで外界側が10戦先勝を果たせば、旧神との契約により地球界は外界の支配下になっていた。
初代においては老人の姿をしていたが、MK2でシャオ・カーンからより若い肉体を授けられる。※3
また、コスチュームチェンジにより若年期と老年期の姿をそれぞれ使うことができ、若干掛け声も異なる(声優は同じ)。
後のシリーズではシャオ・カーンを裏切り、後述のクァン・チーと手を組むなど、シリーズきっての悪役の一人である。
MK9ストーリーモードの中盤でシャオ・カーンを経由してシンデルに吸収されて死亡してしまい、MKXでは未登場。※4
11ではDLCとしてカムバック。
旧劇版でシャン・ツン役を演じたケイリー=ヒロユキ・タガワによるフェイスモデル兼声優として起用し、勝利演出などにオマージュが盛り込まれている。
対戦相手の姿を真似る変身能力の他にも、色違い忍者の技を使うようになった。
また、MK1では先行予約特典キャラとして登場。
他のキャラクターに変身出来る能力(DA〜MK9で復活するまで封印していたが、DAではOPでクン・ラオに変身していた)があり、MKTでは約35キャラに変身可能だった※5。
MKでの脚注
- だがサブゼロら燐塊は忍者であることを頑なに否定しており、意思を尊重するなら"秘密組織"といえよう。
- かつてのレプタイルの種族名はザテラではなく『ソーリアン(Saurian)』だった。
- しかし、MK:AのOPラストではゾンビ化したリュウ・カンに阻止されると同時に再び老人の姿に戻される描写があるが、ゲーム中では若い姿のままである。
- だがアーマックのタワーEDで彼から大量の魂を吸い取り復活する描写がある。
- それぞれ個別にコマンドが割り当てられている。因みにレインに変身するとバグる。しかしCD-ROMメディアの場合、変身するたびに(CPU側の変身であっても)長いロードが発生し、ゲームが一時中断されてしまうというシステム上の問題があった(PS版MK3およびMKTでは、オプションでシャン・ツンの変身を制限することができる)。
モータルコンバット2 / MK2
新規プレイアブルキャラ
- クン・ラオ / Kung Lao(功老)
白蓮の一人であり、500年前にゴローに敗れたグレート・クン・ラオの末裔。
先祖の汚名をすすぐため〈クン・ラオ〉の名を継承している。
少林拳を体得している他、大きな刃が付いた山高帽を武器とする。
リュウ・カンの親友であり、良きライバル関係でもある。
- ジャックス / Jax
米軍特殊部隊所属の他、階級は少佐であるため、ソーニャの上官にあたる。
フルネームは〈ジャクソン・ブリッグス(Jackson Briggs)〉。
パワータイプで、鍛え抜かれた身体によるプロレス技を数々を持っている以外に、重火器で相手を翻弄する戦闘スタイルを持つ。
今作でソーニャが囚われてしまったために彼女の
初登場時は生の両腕だったが、MK3では外界に対抗するために両腕を改造したことが綴られている。が、新たに再編されたMK9ではアーマックに両腕を引きちぎられ義手を装着する羽目になった。
- バラカ / Baraka
大きく裂けた口と鋭く並んだ牙が特徴の、外界の亜人種で遊牧民族『タルカッタ(Tarkatan)』の戦士。
MK:Dのコンクエスト(Konquest)モードやMK:SMなどでは同族が多く登場している。
脅威的な戦闘能力や残虐性を持ち、両腕に生える鋭利な刃は五体を容易く八つ裂きにしてしまう程の切れ味を持つ。
ミレーナとは友人関係にあるが、MK:Dで決別する。
クン・ラオとは何かしら因縁がある。
MKXのストーリーモードではMK9の15年後時点でデ・ボラとの闘いで敗れてストーリー中にFATALITYを受けてしまう。
MK1でのタルカッタの人々は、伝染病『タルカット(Tarkat)』の感染によって異形と化した患者の設定となり、バラカはそれにかかった結果従来の姿に成れ果ててしまう。
- キタナ / Kitana
シャオ・カーンの娘であり外界の皇女。カーン直属の側近暗殺者として活動している。
実質的なヒロインでありリュウ・カンとは相思相愛の関係である。
鉄扇を得物とし、舞踊を彷彿とさせるような接近戦をこなす他にも、風を巻き起こして回転させたり投擲して遠くの敵を殺傷する技を持っている。
また、相手にキスして破裂させるFATALITYを持つ。
技の範囲が広く、使い勝手の良いキャラである。
- ミレーナ / Mileena
キタナの双子の妹としての扱いを受けていたが、正体はシャン・ツンが作り出したキタナのクローン。
他にも単にキタナのコピーとして生み出されたのではなく、タルカッタのDNAが組み込まれている為口が裂けており、普段はマスクで素顔を隠している。※1
その裂けた口を活かしたFATALITYを数多く持ち、相手を丸ごと飲み込み骨にして吐き出す、釘を口に含みマシンガンのように吐き出すなどの技を使う。
武器は釵(一般的な打撃ではなく刺し攻撃する仕様のもの)。
登場当初はキタナの色違いだったが、4以降衣装の違いが顕著になり、MK:D~MK9ではかなりギリギリの服装で登場している。※2
MKXではバイセクシャルの設定が新しく付与され、ターニャとは相思相愛の関係になった。
ストーリーモードでは、父シャオの後を継ごうとするものの、コータル・カーンが徐々に勢力を拡大したため重要指名手配者に。
コータルを暗殺するためバラカとアーマックを引き連れるが、アーマックが裏切ったため失敗。
後にレイン、ターニャ、カノウを引き連れ再び戦いを挑んだが、またしても敗れた上にコータルの命令でデ・ボラに処刑された(その際の処刑方法がモーコンとして見てもかなりエグいものになっている。)。
MK1では前述のバラカと同じくタルカット患者の身になってしまう。
- スモーク / Smoke
体から煙を発する燐塊の忍者でカイ・リャンの親友。
MK2で隠しキャラとして初登場し、特定の条件を満たすことで出現、戦うことができる。
MK9のバイオ曰く、正体はチェコ・プラハ出身の人間で、本名は〈トーマス・ヴラバダ(Tomas Vrbada / Tomáš Vrbada)〉。
ある悲惨な最期を遂げて転生し、現在の姿になっていた。
組織のサイバー化計画に伴い、カイ・リャンと謀反を試みるが、サイボーグに改造させられ地球一つを破壊するほどの爆弾を搭載するサイバネティク忍者となった。
サイボーグ時のコードネームは〈LK-7T2〉。
MK9において時間が遡ったことや、改造されることがなかったことにより人間のままできたが…(後述にて参考)
頭巾を脱いだ美男子ぶりも拝められ、前作より煙を強調した技やFATALITYが追加された。
早歩きからの投げを繰り出すなど抜群の性能を誇っている。
カノウより影が薄いが、『シュガー・ラッシュ』に彼によく似たキャラクターが出ている。
- ジェイド / Jade
キタナの親友であり、シャオ・カーンの側近暗殺者(それとSMのお姉さん)であったが、親友のためにシャオ・カーンを裏切った。
MK2では、スモークと同様隠しキャラクターとして登場している。
棒術による接近戦の他にも、ブーメラン型のタガーを用いて遠くの敵を攻撃する術を持つ。
グラフィックはキタナ、ミレーナの色違いであり、キタナと同じく武器として鉄扇を使用した他、飛び道具が全く通用しなかった。※3
- ヌーブ・サイボット / Noob Saibot
全身漆黒の謎の人物。
その正体はMKでスコーピオンに殺害されたサブゼロの兄ことビ・ハンがクァン・チーによって蘇った姿。
UMK3で初めて使用キャラとなり、ワープ投げを初めとした数多くの凶悪な必殺技が与えられ、かなりの強キャラとなっている。
彼の名前の由来は親記事にある『小ネタ・豆知識』を確認。
- キンタロー / Kintaro
MK2の中ボス。ゴローと同じく虎の様な姿を持つショカン族の戦士。
名前の由来は「金太郎」。鉞は担いでない
リュウ・カンらに倒されたゴローの復讐に燃える。MK2のみ彼の攻撃を喰らうと背景の観客席から歓声が起こる(シャオ・カーンも同様)。
登場作品によっては弁髪になっている。
MKXのコミックではシーヴァと共に敵と戦っていたが、三人がかりで襲われた末首を捥がれて死亡した。
- シャオ・カーン / Shao Kahn
MK2、MK3、vsDC、MK:SM、MK9のラスボス。
髑髏のマスクが付いた兜を被り、身体の各所にプロテクターを付けた筋骨隆々の巨漢で外界の皇帝。
キタナの故郷であるエデニアを実力行使で征服した経歴を持ち、シャン・ツンを利用してモータルコンバットを開催させた黒幕でもある。
非常に高い攻撃力と防御力に加えて、ガード破りや投げ封じなど、ラスボスにふさわしい凶悪な強さを誇っている。
MK3以降は巨大なスレッジハンマーを武器としている。
MK:Dで元から皇帝であったわけではなく、かつては龍王と恐れられていた怪物オナガの側近であった事が判明する。
MK:Aでは激戦に生き残り、最終的にライデンをも打ちのめす。そのことがMK9のストーリーへと繋がっていく。
MK2での脚注
- MKXのみ口の形が変わり、中央に人間の唇があり、そこから両端に裂ける形になった。
- 特にMK9のチャレンジタワー(300階)をクリアすると手に入るストーリーモードで登場した時の包帯コスチュームなんかはほぼ全裸。
- 以降の作品はこの飛び道具が通用しない状態を再現した技がある。
モータルコンバット3 / MK3
新規プレイアブルキャラ
- シンデル / Sindel
シャオ・カーンの伴侶でありキタナの実母。
かつては外界と同じ領域に存在するエデニアの国家元首で元々の夫であるジェロッド(Jerrod)の王妃であったが、シャオ・カーンによる侵略を受けた結果、ジェロッドを殺害された上シャオ・カーンとの再婚を強要された。その後自害したとされていたが、カーンの地球界侵攻のためにクァン・チーにより復活させられた上、シャオ・カーンの忠実な妻として洗脳されてしまう。
今作で彼女は娘との邂逅により正気を取り戻し、以降はシャオ・カーンと対立するが、MK9での歴史が再構築された結果、正気を取り戻す経緯が無くなり復活させられて以降は終始シャオ・カーン側の一人として活動。娘であるキタナが地球界の片棒を担いだため彼女と絶縁を宣言した他、前述のシャオ・カーンの施しで強大な力を手に入れ、地球界側の戦士を瞬く間に虐殺した。
MKXではクン・ラオやリュウ・カンと同じくレヴナントになってクァン・チーの配下として活動。プレイアブルから外されているもののストーリーモードなどでは前作と同じムーブセットで戦闘できる。
宙に浮いたり、叫び声で発する音波で相手の肉体を破壊する事ができる。
- シーヴァ / Sheeva
ゴロー、キンタローと同じショカン族の女戦士。
かつてはシャオ・カーンの配下にいたが、後にシャオ・カーンに反旗を翻し地球界側についた。
MK3のタワーEDではシャオ・カーンとモタローを暗殺している。
女性キャラの中では1番声が低く、アーケード版、SS版、DS版UMK3で使用可能。
かなりギリギリの服装である。
MK9ではシャオ・カーンへ反抗することはなく、終始忠実な外界の戦士として活動している。
MK9のエンカウントボイスで「ショカンの誇りに懸けて!」と言っているのだが、シャオ・カーンの傘下でもあるため「シャオ・カーンのために!」とも聞こえてしまう。
(両者のスペルがとても似ているため、もしかしたら本当にそのつもりで言っているのかもしれない)
ちなみに彼女は前述のゴローやキンタローの様な中ボスキャラではなく普通のプレイアブルとして使うことができるのだが、あまり使い慣れてない人は踏みつけ技でゴリ押す人がいるのではないだろうか。
- ストライカー / Stryker
シャオ・カーンの地球界侵攻により、混乱した市街地の治安を守るために出動したSWATの生き残り。
フルネームは〈カーティス・ストライカー(Kurtis Stryker)〉。
MK:Aでは容姿が大幅に変わっており、近未来漂う姿で登場していたが、MK9においては現実的なデザインに戻っている。
MKXでもレヴナントとして復活したがストーリーモード後半では見られなくなる。
レガシーにも登場しているが、ほとんど活躍していないため彼の存在に気づく人はおそらく2話のラストがほとんどだと思われる。
後にレガシー2にて活躍するものの、人外的な能力を持つキタナなどに翻弄されてしまう。
人外な外見・能力を持つキャラクターが多いこのゲームにおいて、特殊警棒やスタンガン、サブマシンガンやグレネード(MK9ではマグライトも使用)といった近代武器を使用し、超能力的な技を持たない稀有な存在。
- サイラックス / Cyrax
燐塊の『サイボーグ化計画(Cyber Initiative)』というプロジェクトよって肉体を改造されたサイバネティック忍者。
サイボーグ時のコードネームは〈LK-4D4〉。
体内に爆弾やネット状の拘束型エネルギー弾、回転鋸等多彩な武器を内蔵しており、プレデターの如く左腕の自爆装置を使い、相手を道連れにするFATALITYを持つ。
後に燐塊に謀反し米軍特殊部隊に加勢、ソーニャとジャックスと共にサイバー燐塊や外界と戦う。
ちなみに改造される前はボツワナの男性(DoTR版では東洋人)であり、MKGのタワーED、およびMK:DA、MK:A、MK9の別コスチューム、レガシーでこの姿を見る事が出来る。
DA以降のシリーズではパルス・ブレードというライトセーバー風の武器を装備している。
小ネタとして、MK9の砂漠のステージの端っこあたりに埋まった状態の彼が低確率で出現する。※1
- セクター / Sektor
サイラックス同様、燐塊によって作られたサイバネティック忍者。
サイボーグ時のコードネームは〈LK-9T9〉。
カイ・リャンがグランドマスターの座に就く前の燐塊のグランドマスターの息子でもあり、組織に対して絶対的な忠誠心を持っていることからサイラックスやスモークとは違い、自ら進んでプロジェクトの参加を志願した。
他にも組織のためなら手段を選ばない冷酷無比な性格も併せ持ち、MKGのタワーEDでは組織を裏切ったサイラックスはおろか、彼に関与したソーニャ、ジャックスのニ人も粛清した。
サイラックス同様、体内に武器、主にミサイルを内蔵しており、MK:Aでは二刀流でパルス・ブレードを扱う。
彼の素顔は9で確認でき、アジア人であることが明かされた(DoTR版では黒人)。
レガシーでも登場。
原作と変わらずサイボーグ化を受け入れる。
彼のデザインはMK9におけるサイラックスの色違いである。
- ナイトウルフ / Nightwolf
アメリカの先住民『マトカ族(Matoka Tribe)』の戦士。
本名は〈グレイ・クラウド(Grey Cloud)〉。
一族の聖地を守るために戦い、トマホークや光の弓を武器とする。
MK9で復讐に燃えるハンゾウに「復讐心を捨てた」と言っており、彼が復讐をしようしていたのは『アメリカ』で、彼は先住民の末裔である。
後に悲しい結末を迎える。
MKXでは序盤でクァン・チーにレヴナントとして復活されている。
MKadvanceでは垂直ジャンプ攻撃の当たり判定がおかしく、数回ヒットになる。彼もジョニーと同じくトマホークを振り上げる必殺技を使ったとき、本来は緑だが赤くなるバグがある。
普段は歴史学者として働いており、職業は大学教授らしい。
DoTR版ではキバ(Kiba)というオオカミの相棒を飼っているエンジニアになっている。
他の作中とは違い、大学教授らしい頭脳派で常識人。
- カバル / Kabal
二本のフック・ソード(鈎)を武器にする地球界の人間。元ブラック・ドラゴンの幹部であり、カノウとは旧知の仲。
シャオ・カーンの地球界侵攻で外界の軍勢に炎で焼かれたため、素顔は爛れ呼吸器官に障害を負い、常にマスクと生命維持装置を着用している。※2
高速移動能力を持っており、相手をすれ違いざまに回したり、フックソードに引っ掛けて振り回したりする。
- モタロー / Motaro
3の中ボスで、『ケンタウリアン族(Centaurian)』と呼ばれる半人半馬の亜人。
ゴローなどショカン族とは対立している。名前の由来は「桃太郎」。間違ってもきび団子はくれない。
MK3〜MKTは地上でアッパーを喰らってもダウンしないうえに飛び道具系の攻撃をはね返す特性を持つ(MKTでは近距離で飛び道具を打たれると跳ね返せない)のでゴロー、キンタローよりも強い。
MK3では山羊のような二本角を持つケンタウロスに近い姿だったが、MK:Aではショカン族によって呪いにかけられ、サテュロスのような半獣人の姿になった。
※3
また、ゴロー、キンタローなどの中ボス格キャラクターの中では唯一クリエイトFATALITYが通常キャラクターの順序であり、また格闘スタイルも一つのみで武器持ちのスタイルが無いなど、他の中ボスキャラクターと比べるとかなり冷遇されている。
MK9ストーリーモードに登場するもライデンに瞬殺された。
MK3での脚注
- これはMK3の砂漠ステージの背景ネタを元にしている。
- MK9ではキンタローに火だるまにされている。
- 実際にはモデリングの問題で四本足を表現することが難しく、開発者が「登場させない」か「形を変えて登場させる」かを議論し、最終的に形を変えて登場させることに決めたことが理由である。
アルティメットモータルコンバット3 / UMK3
新規プレイアブルキャラ
- アーマック / Ermac
外界の亡き戦士の魂の集合体と言われる、サイコキネシスを操る人造人間。
MK3~MKTまで、およびMK:SMではカーン側の戦士であったが、DAではケンシとの邂逅を経てから良心に目覚め、共に地球界の戦士達に協力する。
しかし歴史の再構築がされたMK9では改心の経緯も無くなったものの、MKXではシャオの亡き後はコータルの派閥の一人として戦ったことから近年では中立枠へと変わった。
誕生のきっかけはテクスチャのバグからである(詳しくは親記事の小ネタ・豆知識から)。
- レイン / Rain
エデニア出身でそこの守護神アーガス(Argus)直系の息子である忍者。
ハイドロキネシスとエレクトキネシスを操る。
更に後述のテイヴン、ディーゴンの異母弟でもある。
MKXではストーリーモードにてCPU専用キャラとして登場。技自体はシンデルと同じく前作のムーブセットがベースとなっており、ストーリーモードなどで戦闘相手となる。
ターニャのタワーEDではぞんざいな扱いをされている。
プレイヤーキャラクターとして使用できるのは、SFC版UMK3、MKTからであるが、その以前はアーケード版のUMK3のデモ画面のみに登場していた。
ヒットすると一定時間相手を十字キーでコントロールできる技や、蹴り飛ばした相手が逆の画面端から飛んで戻ってくる技など、個性的な技が多い。
また、無限コンボを成立させやすいため、かなりの強キャラである。
MK9ではDLCの一人として登場。水と雷を操る技は健在の他、新たに一時的にガード不能になる代わりに攻撃力をアップさせる技を引っさげてきた。
勝利ポーズが実写投影時のレプタイルだったりする。
新たに再編されたMK1の世界では、忍者ではなくなった代わりに大魔導士の肩書きを持つようになった。
UMK3での脚注
モータルコンバットトリロジー / MKT
新規プレイアブルキャラ
- カメレオン(男) / Chameleon
リープテイルとは異なる爬虫類の種族。
各ラウンド毎にランダムでサブゼロ、スコーピオン、レプタイル、スモーク(人間)、ヌーブ・サイボット、アーマック、レインの男忍者シリーズいずれかのキャラクターの必殺技等の性能がセットされる(どのキャラクターがセットされたかは服の色でわかる)。
尚、PS版には登場するもののN64版には登場しない。
MK:Aでは上記のような仕様は無くなり、独立したキャラクターとなっており、男忍者シリーズの一部技を使う。
忍刀を装備しており、半透明の肉体を持つ。
常に装束のカラーが変化しているのが特徴。
- カメレオン(女) / Khameleon
上記のカメレオンとは異なり、こちらは女性(雌)。
レプタイルと利害が一致し、共闘する。
各ラウンド毎にランダムでキタナ、ミレーナ、ジェイドの女忍者シリーズいずれかのキャラクターの必殺技等の性能がセットされる(どのキャラクターがセットされたかは名前の色でわかる)。
唯一シリーズ集大成作品であるMK:Aに全機種登場しないキャラクターで、Wii版にのみ登場。※
男と同じくMK:Aでは独立したキャラクターとなっているが、女忍者シリーズの技を使うことが出来る。
MKTでの脚注
- これは彼女がMKTにて任天堂ハードのN64版のみに登場し、PS版には登場しなかったため。
モータルコンバット4/MK4
かつてはエデニアの大使の一人娘だったが、祖国を裏切りシャオ・カーンによる侵攻に加担したエデニアの女戦士。タワーEDではリュウ・カンを罠にはめるなど、当初から悪女のイメージが前面に押し出されていた。MKDでは瞳が無く、顔が凶悪化している。
MKXではストーリーモードにて登場し、ミレーナやレインと協力関係にある。
また、DLCキャラとしても登場しプレイヤーキャラとして使うことができる。その際にはタワーEDで協力関係にあったレインを裏切っており、その悪女ぶりは健在。
だが、新たに再構築された世界では、その性根の悪さが完全に消し去られている。
他にも近年ではミレーナと相思相愛の関係となる。
リュウ・カンと同じく白蓮のメンバーで、彼の直弟子である黒人の少林僧。
腕に白いタトゥーを施している。
逆立ちしながら攻撃する技を持っている。
冥界出身の悪魔で死霊術(ネクロマンシー)を得意とする妖術師。冥界に追われた旧神・シノックを信仰するカルト組織・影の司教会(The Brotherhood of the Shadow)」のリーダー。
シノックに協力するふりをして彼が作り出したアミュレットを奪う。
その後、シャン・ツンと死の同盟(デッドリー・アライアンス)を組み、リュウ・カンとシャオ・カーン(実は影武者)を殺害する。
また、白井流滅亡の采配を振っている以外に、ハンゾウの妻子を直接手にかけた真犯人でもある(そのためかスコーピオンが絡むタワーEDでは惨殺されたりとしっぺ返しをくらう)。
4では相手のFATALITYをそのまま真似るFATALITYを使う。
DAではボスキャラクターの一人として登場する。
MKXのストーリーモードではシノックを裏切ることなく、忠実なしもべとして登場。
余談だが界隈からは、MK9にゲストとして登場したクレイトスに似ているとよく言われている。(特に真っ白の肌、半裸、タトゥー、禿げ頭の部分が。)
ブラック・ドラゴンのメンバーの一人。
カノウの右腕的存在で彼と似た技を持っており、改造手術を受けてないのに目からビームを放ったり、上司直伝の心臓抉りを使う。
シノックを倒す為、一時的にソニアと共闘する。
ライデンの弟で風の力を操る神。ライデンを尊敬している。
好きな食べ物はスポンジケーキ。
MKXでも漫画版やストーリーモード序盤で登場するが、生憎操作キャラとしては扱えない。
相変わらずライデンの二番手であり、度々ライデンに振り回されている。
後にどうなったかは不明。
明確には『Mortal Kombat Mythologies:Sub-Zero』において中ボスとして出現していたが、当時固有の名前が存在しておらず、『Wind God』としか呼ばれていなかった。
ライデンに似た意味不明の叫び声が特徴。
シャオ・カーンの部下。
影の司教会の一員でもあり、外界の支配者になる計画を立てる。
ワープしながら攻撃する必殺技が強力である。
『レイコ』は日本では女性の名前だが、このレイコは男性である。
服装がスコーピオンなどの忍者集団に似ている。
ちなみに4のタワーEDでは彼のみ一言も喋っていない。
MKXのコミックでは、ハヴィックに襲い掛かるが油断したところを彼の体が腐敗(?)する攻撃を受けたあげく両眼を潰され首を捥がれて死亡した。
本作のラスボス。旧神の一柱で、堕落(大罪)と闇、死を司る旧神。
かつては天界に住んでいたが、ある罪を犯した罰として、冥界に追われた過去を持ち、旧神らの復讐と全領域の征服を目論む。
強力な力を持ったアミュレットを作りだし、地球を支配しようとするがライデンに阻止され地獄へ堕ちる。その後、クァン・チーの協力を得て冥界を手中に収めた。
モータルコンバット デッドリー・アライアンス/MKDA
日本出身の盲目の剣士。
かつては目が見えていたが、シャン・ツンの罠に嵌められ失明したことや、祖霊の魂を奪われた過去を持ち、彼の復讐と祖霊の解放を目的にとして特殊部隊に手を貸す。
成り行きとはいえ、偶然出会ったアーマックの命を救い、洗脳を解いた礼として彼らにテレキネシスを伝授された。
名前の由来はそのまま剣士。
主な攻撃方法は剣術による斬撃だが、これにテレキネシスを絡めることで遠距離の敵を斬ったり、自身の分身を作り出しての連撃も可能。
MK9では通常ストーリーには一切関与しなかったものの、DLCキャラとして復活。
MKXでは通常キャラとして昇格。それ以外にも後述の一人息子が新規参戦し、再編の影響で関係を無かったことにされたアーマックに代わって、スコーピオンことハンゾウ・ハサシと懇親の関係になっている。
MK1ではまさかの肩書きを持って再参戦をはたす。
カイ・リャンの直弟子で、同じくクライオキネシスを操る女忍者。
凍気を放つつららの様なヘアスタイルと、忍装束から覗かせる横乳が特徴。
カイ・リャンの直弟子の座をかけた大会で、優勝を果たした実力者だが、本性は常軌を逸した野心家であり、師匠に代わって自分が燐塊のグランドマスターになるため、その都度師匠であるカイ・リャンの裏切りを図ってきた。
MKXではストーリーモードのイベントシーンにのみ登場。
勝手にサブゼロと話し合っているスコーピオンことハンゾウに襲い掛かるが、師匠に凍結させられる形で取り押さえられる。
その後のストーリーモードには登場しないが、カイ・リャンの謝罪の言葉から後に大目玉を喰らった模様。
MK11ではクロニカとの交渉を通して、サイバネティック忍者として再登場。
MK9のサイバーサブゼロと同じ性質を受け継いでいる他、氷で武器を形成したり、文字通り頭を使って戦う。
外界の住人だが、死の同盟に立ち向かう地球界側の戦士たちを指揮する。
酔拳の使い手と同時に、嘔吐や放屁といった下品で汚い技を持っているが、どこか憎めないキャラではある。
名前はスペイン語で酔っ払い(Borracho)から。
また、幾多の弟子を抱えており、例として同じく当作から初登場したリ・メイや、次回作で初登場したシュジンコウも彼に教鞭を執られている。
MK9においては話中のみではあるが、ライデンがリュウ・カンに対する台詞から地球界にも赴任している。
MKXでもストーリーの部分でのみ登場していたが、MKXLにてプレイアブルキャラとして復活した。
ウエストを少し絞ってきたものの、体重を活かした戦法と下品な技は健在で、新たに相手を嘔吐させるFATALITYやブルタリティなどを引っさげてきた。
顔が若干引き締まってお調子者の雰囲気はなりを潜め、シリアスな雰囲気を醸し出すようになった。
界隈の中では当作で初めて現したハンゾウの時のスコーピオンにちょっと似ているとも。
外界の集落の一つ・サン・ドゥ(San Do)という村の出身の村娘でボー・ライ・チョーと同じく、死の同盟に立ち向かう女戦士。
クァン・チーとシャン・ツンに部下を惨殺された過去を持つ。
ブラック・ドラゴンの前身であって、そこのライバル組織である国際シンジケート・レッド・ドラゴン(Red Dragon)の構成員。
名前の由来はスペイン語で邪悪(Malvado)から。
カバルの武器であるホーク・ソードと、フックのついたゴムのような武器を持つ。
MKXのコミックでは訓練中(?)のキャシーとジャッキーに襲い掛かるが返り討ちにあい、キャシーに自分の武器であるホーク・ソードでトドメを刺された。
コウモリのような翼を持つセクシーな女吸血鬼。
自分の住む世界・ヴェタニアス(Vaeternus)と外界を結びつけたクリスタルを探すため、サイラックス、レプタイルと共闘する。
生粋の愛国主義者であり、故郷の利益に繋がる者にしか協力関係を結ばない、所謂どの勢力にも属さない中立派。
MK1では久々のプレイアブルとして参戦。今作は故郷の食料難の解決のために駆り出される。
他にも参戦が決定した上に、女優ミーガン・フォックス氏がフェイスモデル兼声優として出演。
あるクン・ラオとの掛け合いでは、ミーガン氏の主演映画と後述のメディアミックスの要素が併合する小ネタにした内容が含まれている。(リンク先の1:26~1:32あたり)
レッド・ドラゴンのメンバーの一員。
人民帽を思わせる帽子を被った軍人風の大男で、マバドの部下。
胸にレーザー光線を発射する装置のついたペースメーカーを装備している。
MKXのコミックの序章で、部下と共にケンシを追い詰めたが、実はある意味ケンシの機転によって踊らされ、ハンゾウによって胸の機械を破壊された後頭をぶち抜かれ死亡した。
11ではエロン・ブラックのエンカウントシーンで彼の生首が登場する。
冥界に住む鬼。
仮面を被り、周囲には飛び道具でもある無数の蝿が飛び回っている。
右手に金棒を装備しており、攻撃スタイルによってはミイラの様な素顔を見せる(MKAではこの演出は無くなっている)。
性格は意外にもお調子者。
同作に登場しているモロクとは利害を共にする仲間であり、クァン・チーに騙され、共に彼を追っているキャラクターである。
MKXのコミックではクァン・チーに襲い掛かろうとするも、モロクがキタナに首を切り落とされたことに気付いたが直後にクァン・チーに吸収され死亡した。
シークレットキャラクター。
武器は装備しておらず、FATALITYも持っていない代わりに、三つの格闘スタイルを持つ。
全身を炎に包んだ謎の人物。オナガの奴隷にされ、卵の守護をさせられていたらしい。
が、MKDのタワーEDの内容曰く、その正体は妖術師・デリア(後述)によって生み出されたクリーチャー。
MKAでは最終ボスとして登場し、外見が怪物のような姿に変化。
体格も大きくなった為技のリーチが大幅に伸び攻撃力も上昇したが、格闘スタイルが1つのみになりブレイズにFATALITYを決めることは出来なくなった。
ダメージを受けると血では無くマグマのようなものが飛び散る。
強力すぎる力を持つモータル戦士達を止めるための存在と同時に、デリアによるの強大な力の源として描かれており、MKAにおける各キャラクターのタワーEDは彼を倒すことで強大な力を得るというものが大半を占めている。
実はDA以前にMK2のPitステージの背景に登場しており、緑のボトムスを穿いたリュウ・カン(海外ファンからは『Hornbuckle』と呼ばれる)と戦っている。
シークレットキャラクター。
モーションキャプチャを担当し、MK2までのライデンを演じた俳優でもあるスタッフをモデルにプレイアブル化。
ジョニーと同じく映画業界に関与する人間であるが、ストーリーにはほとんど関与していない。
ブレイズ同様、三つの格闘スタイルがあり、武器、FATALITYは無い。
タワーEDではジョニーの映画製作のモーションキャプチャーの担当として呼び出された。
冥界の鬼。ドラミンとは違い、人型ではなく化物に近い姿をしている。ダウンさせる事はできない。
CPU専用キャラクターで、中ボスとして登場。モロクに勝利すると専用の演出で倒れるため、FATALITYを決めることは不可能(プレイヤーキャラとして登場しているMKAでは可能)。
MKXではクァン・チーのエンカウントシーンで首を切り落とされた状態で登場しており、コミックでは地獄でハヴィックの頭を潰したクァン・チーと遭遇しドラミンと共に襲い掛かろうとするが、配下にいたキタナに首を切り落とされている事実が判明(エンカウントで自分がやったぞ感出してたクァン・チーは何だったのか)
モータルコンバット ディセプション/MKD
コンクエスト(Konquest)モードの主人公。序章で突如出会った火の玉の精霊(旧神から派遣された使者というから天使とも)・ダマシからを各領域に一つずつ散らばってる神器・カミドウグ(Kamidougu)を集めれば、旧神たちを復活させられることを信じ、数十年にわたりさまざまな領域を旅し、全てのカミドウグを探す。
しかし、終盤でダマシの正体が実はオナガが生成した分身であり、全て集まった「カミドウグ」を奪われてしまう。
初めは必殺技とFATALITYを持たないが、特典を開放していくにつれ、スコーピオンの縄鏢、アーマックのサイコキネシス等、多種多様な技やFATALITYを覚える(ハープーン使用時にはスコーピオンの決め台詞である「Get Over Here!」も口にする)。
名前の由来は日本語の主人公。
かつて女性専用に創設された「影の司教会」の子組織・影の修道会(Sisterhood of The Shadow)の修道女。
外見は白い笠を被った尼僧に見えるが、正体は冥界出身の悪魔。冥界で偶然見つけた、闇を討つ力を持つ聖剣のクリスを片手に戦う。
藁人形を使ったFATALITYを持つ。
MK1で久々の参戦を果たし、キャラクターデザインは聖書に存在する熾天使・セラフィムをモチーフとした衣装をまとっている。それと悪魔だった頃の名残なのか、黒白目や対称的についてる独特の痣、更には第三の目を匂わせる額の溝がある。
元秩序界(Orderrealm)の守護兵。
弁髪の武道家といった風貌の男。
濡れ衣の罪によって家族を失う。
ダリウスのレジスタンスに合流し、ホタルの暗殺を狙う。
余談だが、前作MKDAのKrypt(隠し要素)で見ることができるコンセプトアートでは、未使用キャラとして収録されている。
スキンヘッドで黒人の男。
秩序界で圧制に抵抗するレジスタンスのリーダー。
相手の両腕と片足を頭部にくっつけるFATALITYを持つ。
MK1ではカメオキャラクターとして登場。
混沌界(Chaosrealm)出身の怪僧。
全領域に混沌をもたらす事を目的とするMK史上屈指を誇る愉快犯。
首を180度に回したり、上半身のみ回転させて攻撃するなど奇妙な技が多い。
鼻から口までの皮膚が存在せず、骨が露出しており、初期設定では腕などの皮膚も無い状態だった。
モーニングスターを武器とする。
MKXのコミックではかなり核心的な人物となっている。
白井流を襲撃してきたところをスコーピオンによって首を捥がれるが上記の通りほぼ人間ではないため普通に生きていた。
しかし、スコーピオンに地獄に連れていかれクァン・チーに頭を潰された。
MK1でプレイアブルキャラクターとして久々に復活し、自らの腕を引きちぎって鈍器にしたり、露出した骨をブレード代わりに使ったりと、文字通り身を削る捨て身の戦いを繰り広げる(ちなみにその時の傷は再生する)。
秩序界の守護兵隊長。
秩序界の発展のため、オナガに手を貸す。
レイコ同様、女性の名前の様だが男性である。
緑色の派手な鎧を着ており、薙刀が武器。
名前の元は昆虫の蛍。
ツインテールの女戦士。
アフガニスタンを拠点にテロリストに武器を売って暮らしていたが、女性であることがばれて組織から逃げ出す。
成り行きでカバルに出会い、「ブラック・ドラゴン」のメンバーとしてスカウトされた。
ジャレックと同様に技がカノウに似ている他、ソニアの技も使用する。
その名の通り背中にコブラが描かれた、白い拳法着を着た金髪の青年。
『ブラック・ドラゴン』のメンバーの一人で、かつては悪名高いストリートギャングだった。
性格はかなり好戦的で惨忍であるが、タワーEDでは間抜けな一面も。
MKXではコミックにも居なかったがカノウとエロン・ブラックとのエンカウントボイスで名前が登場する。
余談だがストリートファイターのケン・マスターズに酷似している。
MKDの最終ボス。
長年の間、卵として眠っていたが、レプタイルの肉体を媒介にして復活した怪物でドラゴンの王。
コンクエスト(Konquest)モードでは前述のダマシと騙ってシュジンコウに接触し、カミドウグを集めさせる。
ラスボスだけあって強いが、ステージ内にある「カミドウグ」を取る(触れる)事によって、一時的に怯ませる事が出来る。
前作MKDAの溶岩地帯のステージでは、卵にオナガの幼体らしきものが登場している。
かつては外界の支配者であったが、当時側近だったシャオ・カーンに毒殺されている。
そのためか、かなりシャオに怨みを持っており、MKAのOPではMKAでで拉致したり、タワーEDでシャオに負荷でを負わせた後、敢えて止めを刺さず地下牢に幽閉し、復活前から軍隊をくすねたシャン・ツンとクァン・チーを許す前提として、拷問を命じるほどである。
名前の由来は日本語の『王』と、サンスクリット語で蛇(सर्प)を意味するナーガ)。
モータルコンバット アルマゲドン/MKA
コンクエスト(Konquest)モードの主人公。
エデニアの守護者である神アーガスと、強力な妖術師である母デリアの間に生まれた半神。
顔に龍の刺青を持つ。
「Red Dragon」の創立者でテイヴンとは血を分けた実の兄弟。
彼の弟にあたるが、テイヴンよりもかなり早くに目覚めていたため、肉体的には兄より年上という状態になっている。
目覚めから間も無く両親に逆上し彼らを惨殺したため、テイヴンに追われる。
影の修道会の一人で、彼女も冥界出身の悪魔。
MKM:SZとGBA版で発売されたTournament Editionという作品に登場した。
同僚であるジャターカ(Jataaka)とキア(Kia)の二人と行動をしていたが、後にクァン・チーの元を離れ、ビ・ハンと行動を共にする事になる。
ちなみに、MK:MSZでは敵キャラとして登場するが、彼女を倒した際にFATALITYを使用するかしないかで途中のストーリーに若干の違いがある(FATALITYを使用しないとクァン・チー戦の最中にサリーナがサブゼロを助けに来た後、専用ムービーが流れる)。
MKXではストーリーモードのイベントシーンにのみ登場。地球界側と協力関係にある。
シークレットキャラクター。
4で各キャラクターを外皮が溶けたグラフィックで使用することが出来たものを、MKAで独立したキャラクターとして採用。
左目が飛び出しており、黒いレスラーパンツを穿いている。
歩く度に地に血の跡を付け、そのくせレスリング等の身を削ぐような体術を用いるという若干心臓によろしくないキャラクター。
また、自分の頭を投げつけたり、大きな肉切り包丁を武器として使う。
モータルコンバット9/MK9
コードネーム"LK-52O"
見出しの『モータルコンバット/MK』にも少し紹介している。
ライデンが歴史改変をした影響でスモークのサイバー化を防ぐことができたがその代わりにカイ・リャンがサイバー化の運命をたどってしまった。
人間時のサブゼロと違うところは人間時に使っていた氷の刀が大剣になってたり自分を凍らせて攻撃した相手に反撃したりと少しグレードアップしたような感じになっている。
同じような部分としては氷の球を発射して敵を凍らせたりスライディングを使ったりしている。
相手の後ろに瞬時回り込んだり敵を凍らせる爆弾を出したりとサイラックスの要素をもっている(セクターの要素はほとんどない)
ラダーモードのタワーEDではほかのキャラクターとは違い一切ナレーションが入っていない。というより説明不要。
次回作のMKXのDLC(完全版のMKXLは最初からいる)に登場するトライボーグにセクター、サイラックス、スモークの三人以外にサイバーサブゼロが追加されており、彼以外の形態でブルータリティを決めることでも登場する。
MKXのコミック版で実はMK9の戦いで機能停止していただけだったらしく、クァン・チーに人間の姿に戻された。
DLC限定キャラクターの一人。
鮮血のように赤い装束とポニーテールを持った女忍者で、シャオ・カーンによって幾多の戦士達の血の集合体として造られた。
小刀や苦無による白兵戦の他、自身の血を用いて戦う。
また、倒した相手の血を吸収することで力を得ている描写がある。
案自体はMK2からあったものの、プレイアブルキャラとしては本作が初。
ちなみに最初に彼女が公開されたのはコミック版である(詳しくは『小ネタ・豆知識』のアーマックの由来を詳細)。
また、MKXのコミック版にも出番こそあったがほとんど活躍しない。
モータルコンバットX/MKX
フルネームはカサンドラ・カールトン(Cassandra Carlton)。ジョニーとソニアの娘。
当作の主人公その1で次世代組の一人(界隈では通称:Kombat Kids)。
戦闘中は常にガムを噛んでいたり、戦闘前にイヤホンで音楽を聴いているなどかなり「イマドキ」の女子であり、態度も悪い。(因みに聞いている曲はモータルコンバットのテーマ曲)MKX-Rayやスペシャルムーブで父親譲りの金的攻撃ができ、X-Rayは男相手に行うと『相手の股にあるあの玉と思われるものを潰す』といった衝撃的な技を繰り出す。勿論女性相手には『そのようなもの』はないので潰す演出は無いが、同じように痛がる。相手の顎を切り裂き一緒に写真を撮り、SNSにアップロードするというブラックなFATALITYをもつ。
最終決戦で父系由来の力を本領発揮する。
コミック版でジャッキーとビーチの別荘(?)で修業していた。気分転換のために、親に内緒で街のある闘技場を訪れキャシー自身も出場することになり、対戦相手はまさかのフロストであった。
何とかフロストのクライオキネシスに翻弄されるものの勝利したが、直後にブラック・ドラゴンが現れ、慌ててジャッキーと逃げたが成り行きの末、外界に迷い込んでしまった。
フルネームはジャックィーン・ソニア・ブリッグス(Jaquline Sonya Briggs)。ジャックスの娘でキャシーの親友。当作の主人公その2で次世代組の一人。
彼女自身に特別な腕力はないため腕にガントレットを装備してジャックス並みの腕力を発揮している。
コミック版でポータルの先に待ち構えていたブラック・ドラゴンにキャシーとともに捕まり、森を歩いていたらブラック・ドラゴンとレッド・ドラゴンとの戦いにまきまれブラック・ドラゴン側にいたエロンに協力のために拘束を解かれるが、エロンを殴り飛ばし逃走する。
ケンシの息子で、ハンゾウ(スコーピオン)の弟子かつ里子である白井流の忍者。当作の主人公その3で次世代組の一人。
父が純血の日本人のため、こちらも純血の日本人だと思われるが、正確にはタイ系アメリカ人の剣術家の間に生まれた日泰ハーフ。
タケダが名前。白井流のバリエーションでは骸骨のマスクをつけている。
また、父の特殊能力の獲得由来が遺伝に変更されたため、テレパシー能力を宿している。(具体的には劇中のフラッシュバックでの内容から、自身にもその力が宿っていることを一切知らなかった状態だったが、最終的にその力を覚醒している。)
ストーリーモードではジャッキーにやたら惚れており、所々でアプローチをかけている。はたしてその結果は…
コミック版では主人公同然の役回りとなっており、スコーピオンと共にとある事件の以後、世界を旅をする。
余談だが、新参の中では非常に人気の高い一人(それ以外に後述のクン・ジンを含め、4人組の中では最も人気)であり、MK11でリストラされてしまっても参戦を懇願するSNSの投稿がところどころに。そして遂に最新作のMK1ではDLCとして復活が発表された。
クン・ラオの従弟で、元盗人であった少林の弓術士。自分勝手で生意気な性格。
当作の主人公その4で次世代組の一人で一部の話中ではMKXのストーリー本編前から物心ついていた事から4人の中で最年長であることが窺える。
ストーリーモードでは性的指向に特別なであることを思わせるような発言をしていたが、後に脚本担当の投稿によりほぼ正式にゲイであることが発表、要はシリーズ史上初のLGBTQ+キャラである。(ただし公式カップルとなったミレーナとターニャの方は後付けのため、最初からLGBTQ+キャラなのは現時点で彼だけである。)
コミック版では数コマの登場しかなく、メインの4人はおろかMKXの新キャラクターすべて含めても殆ど出番がない。
外界の侵略によって統治された部族・オシ・テック族(Osh-Tekk)の一人で、シャオ・カーンの亡き後、外界の皇帝として降臨している。
アステカ部族をイメージしたようなキャラで、武器に黒曜石の剣を用いたり、太陽の力を借りて攻撃する技を持つ。
また、戦闘前と中距離ワンセットKO、およびFATALITY無しのKOで自分の手を短刀で切ったりする他、コマンド技の中に自らの胸を短刀で切るものがある。
そのコマンド技で自滅するとブルタリティを発生させることができ、トロフィー/実績の獲得条件のひとつになっている(もちろん敗北扱いになるが)。
シャオ・カーンに故郷を襲われた部族の一つで、後に外界で反シャオ・カーンの国を作ったが、ショカン族率いる皇帝軍と戦い撃退に成功した。
外界の侵略によって統治された土地、アーニェック諸島(Arnyek Islands)に住んでいる虫人間種族・カイティン族(Kytinn)の女。
名前の由来はヘブライ語で蜂(דבורה)。
コータルの側近だが他には知らない策をかけている。
全体的に蟲注意なキャラクターで、芋虫から蜂のようなものなど、彼女のいたるところから蟲が這い出てきて、さらにタワーEDはかなりえげつない内容となっている。
コミック版では一族を救うためにミリーナに頼むが嫌がらせを受ける。
シャオ・カーンの崩御後は、コータル側についた。
コータル親衛隊の一員。
両腕に鉤爪を装備する少女がフェラーで、トールが大柄な男である。シリーズで二組目にタッグチームを組むキャラクター。
開発者側の事情もあいまり、実際にはトールにしかFATALITYを決めることができない。
コミック版でミリーナ達に捕まっていたところをコータル・カーンに助けられた以降、コータル側についた。
MK1ではフェラーだけとなったが、カメオのDLCとして復活した。
コータルに雇われた傭兵。マカロニウェスタンを彷彿とさせる外見で、二丁拳銃を使いこなす他、懐に忍ばせた小道具で相手を翻弄させる。
外界の住人ではなく、テキサス州ウィケット出身。
ブラック・ドラゴンに雇われた過去を持ち、見返りのいい組織や派閥と出会い次第で所属を転々とする中立枠の一人。
前述のタケダと連なり、新参の中で非常に人気の高いキャラの一人でもある。
シノックがアミュレットに地球のエネルギーを吸収し自らの体に取り込み、怪物へと変貌した姿で、MKXの最終ボス。
通常のシノックとは違い、プレイヤーキャラとして使うことはできず、強力なガード不能の火炎放射を放つ技を持つ。
倒されるとアミュレットを抜き取られて粉々に砕け散るが、一部のキャラクターのタワーEDではシノックに戻っていて、この演出の辻褄が合わない。
DLC限定キャラクター。
岩石や結晶、果てはマグマなどジオキネシスを持つ忍者。
ブラック・ドラゴンの関係者でもある。
タワーEDではカノウの命令でシノックからアミュレットを奪い取る目的を果たし、ライデンやフウジンなどの神に匹敵する力を手に入れた。
コミック版では反皇帝勢力として戦っている。
元はスピンオフ作品『モータルコンバット スペシャルフォース』に登場した敵キャラクターの一人で、当時の外見はスコーピオンに似ていた。
また、前作9のVita版では一部のモードのみ限定で使用することができたが、完全なプレイアブルキャラになるのは今作が初であり、外見と技共に他の忍者キャラ達と差別化が図られた。
DLC限定キャラクター。
スモーク、サイラックス、セクターのデータ、そして前作MK9に登場したサイバーサブゼロの能力を持つ謎のサイバネティック忍者で、彼らとは別の存在なので見知りおきを。
基本は灰色のボディーだが、サイラックスやセクターなどの姿にも変身する事ができ、さらに三体に分裂する事も可能。
戦闘開始前のイントロでも三体のサイバネティックス忍者が一体に統合される演出が入る。
モータルコンバット11/MK11
時を操る女神。
既に女性初のラスボスと言及されている。
シノックやリュウ・カンと取引をしているが…
クロニカの忠実なしもべ。
色黒のスキンヘッドの大男で、体中に亀裂のようなものが走っている。
名前の由来は原初の神であり、古代ギリシャ語の老年(Γῆρας)。
ブリンクなどを使用して時空を操ったり、砂を大きな物体に作り替えることが出来る。
首を切られても生きているなど、不死を匂わせる演出がうかがえる。
元徳と光、生命を司る旧神。
クロニカの娘であり、シノックの兄妹にあたる神。
四大元素と植物を操る力を持つ。
FATALITYでは地球よりも大きくなり、宇宙からの息吹で相手を木っ端微塵にするという正しく『神』らしいFATALITYをする。
外界軍に属する、ナクナダ族(Naknada)の亜人。
ナクナダ族とは一見、ショカン族に似ているが、彼らよりももう二本腕を生やしている上、肌はくすんだ青色である。
その手で大事そうに鞄を抱えている。
交戦時に死体の手から豪華そうな指輪をくすねたり、しこたま金貨を溜め込んでいたりと、名前に違わぬ『収集家』ぶりを見せる。
4本の腕を操りククリナイフやショーテルによる接近戦の他、鉄球やランタン、薬品入りの瓶などの様々な道具やお宝を駆使した変幻自在の戦法をとる。
MK1からはそんな素性からか一人用モード『インベーションモード(Invasion Mode)』では行商人に変わり、各マップに置かれている指定のマスで売買に対応してくれる。
モータルコンバット1/MK1
別の時間軸から来た女性版のジョニー・ケイジ。最終決戦のイベントムービーで登場するが、敵専用のNPCとしても出現。ピースメイカーの配信からワンテンポ遅れてカメオファイターとしても配信された。
ゲストキャラクター
モータルコンバット9
PS3/PSV版のみ収録されている、『ゴッドオブウォー』からのゲストキャラクター。
おなじみの双剣『ブレイズオブカオス』による接近戦の他、ゴッド・オブ・ウォーに登場する様々な武器で戦う。
彼専用のFATALITYや、ラダーモードのストーリーも完備されている。
DLC限定キャラクターの一人で、映画『エルム街の悪夢』(原題:A Nightmare on Elm Street)からのゲストキャラクター。
原作中での場面をモチーフにしたFATALITYを使用する。
モータルコンバットX
映画『13日の金曜日』(原題:Friday The 13th)よりゲスト参戦した、DLC限定キャラクター。
お馴染みのホッケーマスク姿で登場し、ナタによる殺しも健在。
バリエーションによっては倒されても体力を少し回復し復活するものもある。
タワーEDでは冥界の支配者となったリュウ・カンに利用されそうになるが逆に彼を殺してしまう。
映画『プレデター』シリーズよりゲスト参戦した、DLC限定キャラクター。
プラズマキャニスターやアームクローなどの武器はもちろん、捨て身の自爆は健在、それで相手を殺すとBRUTALITYが発動する。
また、FATALITY無しで勝利すると対戦相手から脊髄をぶっこ抜き、それをトロフィーにする映写がある。
タワーEDではシノックからアミュレットを獲得した後研究を積み重ねパワーアップし、あらゆる世界を侵略していった。
映画『エイリアン』シリーズよりゲスト参戦した、DLC限定キャラクター。
また、ゼノモーフでもあるが、作中ではエイリアンと呼ばれている。
バラカの体内に寄生していたエイリアンが成長した姿であり、鋭利な牙や腕のブレードなど、タルカッタの身体的特徴を受け継いだかのような容姿を持つ。
技も腕のブレードを使ったり斬撃技や、フェイスハガーをけしかけたり、体液を使って相手をじわじわと弱らせたりなどエイリアンらしい技を使用して、戦闘相手を翻弄させる。
通常勝利時やBRUTALITYでチェストバスターを寄生させるシーンもあり、特定のキャラでそれをやると身体的特徴を受け継いでくる(ジェイソンにやるとホッケーマスクを被る等)。
映画『悪魔のいけにえ』(原題:The Texas Chain Saw Massacre)よりゲスト参戦したDLC限定キャラクター。
原作と同じく金槌とチェーンソーが武器。
衣装チェンジはないものの、戦闘スタイルによって衣装が変わるユニークなキャラ。
モータルコンバット11
DLC限定キャラクター。映画『ターミネーター』シリーズより参戦した、スカイネット製の殺人マシン。
タワーEDではターミネーターに代わってキャシーが内容を語っている。
M1887をベースに、さまざまな銃火器を駆使して戦い、ワープ技として転送装置(未来から現代に送り込まれるヤツ)を持つ。
また、X-RAY攻撃やFATALITYを受けると金属骨格が確認できたり、KOされるとエンドスケルトン姿となって復活する技を備えていたりなど、様々な原作リスペクトが見受けられる。それ以外にも前作のジェイソンのように、断末魔を一切あげていない。
FATAL BLOW時のコラボ元リスペクトは必見。
また、戦闘前の掛け合いには、ターミネーター2含むシュワちゃん出演作のオマージュが盛り込まれている。
アーノルド・シュワルツェネッガーのフェイスモデルを使っており、最新作をベースとした壮年の姿をしている。だが、残念なことに開発者側の事情で声優面はシュワちゃん本人ではなく本人の声に近い声優のクリス・コックス氏が声を当てている。
DLC限定キャラクター。
『The Walking Dead』などのアメコミ作品を手掛ける出版社ImageComics社の看板キャラで、アメコミ作品、スポーンの主人公。
特徴的な変幻自在のマントを使った攻撃や、代名詞の鎖を使った攻撃。さらに数秒間姿を消すなど原作を知っている人なら尚面白い攻撃や演出もある。
DLC限定キャラクター。
DCコミックの代表作の一つバットマンシリーズに登場しアメコミ史上最も有名な愉快犯にして悪のカリスマ。
外見はアメコミ版の服装で登場。
ジョーカーらしさ全開のトリッキーかつふざけている攻撃が特徴。
DLC限定キャラクター。
'87年に公開された映画『ロボコップ』シリーズの主人公。
'87~'93年に公開されたオリジナルシリーズのデザインを採し、マスクを外したマーフィ巡査の顔もオリジナル初期2作のピーター・ウェラーが協力してモデリングされている。
DLC限定キャラクター。
'82年公開の、シルヴェスター・スタローンの代表作『ランボー』(初代の原題:First Blood)シリーズの主人公。
外見は初代、'82年版のランボーの姿で登場。
罠を使った攻撃や、ゲリラ戦術を駆使した攻撃が特徴。
タワーEDでは、砂時計の力で二度と戦争によって人生を奪われた人間を生み出したくないと戦争のない世界に創り直そうとしたが、世界の再編中に思い留まった結果、最終的に砂時計を破棄した。
ちなみに、声優はシルヴェスター・スタローン本人があてていることが開発者のTwitterで判明している。
今作のBGMを担当している実在のDJ。
厳密には新規のキャラではなく、アップデートでサブゼロのスキンの一つとして実装された。能力はサブゼロと変わらないが、音声はヴェガス氏本人がアフレコしている。
モータルコンバット1
ジョニーのKombat Pack 1の限定コスチュームとして登場。
勿論声優も彼本人が一からあてている。
- オムニマン(ノーラン・グレイソン)
Amazonプライムビデオ配信のアニメシリーズ『インビンシブル~無敵のヒーロー~』(原題:INVINCIBLE)からゲスト出演したDLCキャラクター。アニメ版の声優のJ・K・シモンズ氏は声優だけではなくフェイスモデルも兼任。
FATALITYは例の地下鉄やレッド・ラッシュ殺害シーンが再現されている。
タワーED(前半の方)ではシャン・ツンの戦力としてこの時間軸に召喚されるものこ、そもそも彼が忠誠を誓っているのは故郷であり、リュウ・カンの抹殺が完了した後すぐに自身を召喚した張本人であるシャン・ツンも殺害した。
- ピースメイカー(クリストファー・スミス)
DCコミックスからゲスト出演。勝利ポーズではHBO-MAX版のOPシーンが再現されている。
フェイスモデルや声優もジョン・シナ本人。
タワーEDではエクリプソによってモータルコンバットの世界へ飛ばされるが、寧ろこの世界を気に入るというシュールな内容となっている。
Amazonプライムビデオ配信のドラマ『ザ・ボーイズ』からゲスト出演。
こちらもFATALITYはオムニマンと似て非なり、例の飛行機やレーザーで相手の頭を吹っ飛ばすシーンが再現されている。
ヒートビジョンや浮遊能力など、原作にあったスーパーパワーを駆使して戦う。
勝利ポーズの例のミルクシーンも完全再現。
こちらもターミネーター同様、製作陣側の事情により、アントニー・スターはフェイスモデルだけとなり、代わりにジェイク・グリーン氏(Jake Green)が声優を担当した。
その他・メディアミックス
ナレーター
かつてはラスボスとなるキャラクターが大会を主催しているという設定上、シャオ・カーンの項目で記述したようにラスボスの声優がナレーターを兼任している時期があった。
現在では別々になっているものの、シリーズの作風故にどのナレーターも一人の悪役のような雰囲気を醸し出している。特にMK9以降のナレーターを勤めるジェームソン・プライス氏(それ以外にも現在のアーマックの声優も兼任)が演じる不気味かつ邪悪な数々のナレーションは必聴である。
因みに他作品でラスボスがナレーションを兼任するのはシャオ・カーンの他に「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズのマスターハンド辺りが有名。(どちらも最終決戦時は台詞が変化する。)
また、11ではある条件を満たすとクロニカ(ジェニファー・ヘイル氏)とシャオ・カーン(アイク・アマディー氏)の声をナレーションとして選ぶことができるようになる。
グレート・クン・ラオ
初代からシリーズの所々で登場するが、一番めぼしいシーンは9、MKX、11である。
初代から500年ほど前に、シャン・ツンにより地球界は危機に瀕していたが、グレート・クン・ラオがモータルコンバットに勝利したことによって地球界は救われている。しかし後にゴローに敗れ殺されてしまった。
500年後、後世のクン・ラオは彼の精神を引き継ぎ、グレート・クン・ラオもその魂をクン・ラオに宿した。11では彼の力により実体化することが出来る。
モータルコンバット・コンクエスト(Conquest)にもクン・ラオという名前の人物が主人公であるが、ゲーム版においての彼を指している。若い男性で、最愛の恋人・ジェン・レイランド(Jen Reyland)の死を乗り越え、物語を通して成長していく様子を見せる。
フォレスト・フォックス
MKXのコミック版のオリジナルキャラとして登場。黒人で丸刈りの少年であり、白井流の人間。
タケダのライバル的な立ち位置で入りたてのタケダを打ちのめしていたが、数年修業したタケダと再戦した頃にはほぼ互角の戦いとなり、焦燥心からダガー型のカミドウグの囁きに誘惑され、自分の顔の皮を剥いだ後、ハンゾウとタケダ以外の白井流の仲間を大量虐殺した。
タケダを武器庫に連れていき吊るされたハンゾウの元に合わせ、タケダにハンゾウを殺すように命じるものの、タケダは拒否したためタケダとハンゾウを襲う。後にタケダに背後から真っ二つにされる最期を遂げた。