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概要編集

物語中の3つの世界の一つ、宵界メギドラルの住人。モチーフは悪魔。

極めて好戦的な種族(厳密には種族ではない)であり、特にハルマとは敵対関係にある。

ただし人間=ヴィータの神話上で悪魔に例えられただけで、悪魔そのものではない。


生態編集

メギドとは「イマジネーションが実体化した怪物の総称」とされる(『彼の地』と呼ばれる「全」と「個」の境界線がない場所でイマジネーションがいつの間にか「自分」を認識し、個を確立したものらしい)。


フォトン(メギド72の世界を循環するエネルギー)に発生の起源を持ち、フォトンによって形成される肉体を持つ。通常の生物とは全く異なるためメギドラルの生態系にも組み込まれておらず、物理的な肉体を維持するために少量の食事をする以外はフォトンを消費して生きる。正確には「生物」とも呼べるか微妙な存在。


また、共通の発生プロセスこそ持つものの、紛れもなく「個々が単一の種で、そのまま種族の代表」であるため姿もバラバラで、世代も一代限りであり繁殖もしない(つまり血縁関係もない)。そのため実質的な性別もないが、男性的女性的な精神の違いは存在する模様。

それでも気の合う者同士は共同体をつくり家族のような関係をつくることはある。

それぞれが一代限りであるため種を存続させることは目的とならず、自分一代で何を為すかが時に命よりも重大な関心事となる。メギドにとってはヴィータも「繁殖のために交尾するなんて獣同然」と蔑む対象となる。

ただしこれも近年のヴィータ体やヴィータ由来の文化の広まりに応じて変質しつつあり、ヴィータの恋愛に興味津々なメギドもいる。

社会編集

本来の生息地である「宵界メギドラル」は戦争社会と呼ばれる。力あるメギドが結成する「軍団」間の戦闘が日常茶飯事であり、軍団同士が出会えば「戦争をすることに理由はいらない」。強力で規模が大きい軍団ほど社会での発言力が強く、なににおいても力がものを言う。欲しいものがあれば殺して奪い取るのが常識で、社会秩序を大きく乱すほどであればさすがに問題視されるものの、基本的に「殺される方が悪い」。闘争本能の高さもここに起因するらしい。

強力な軍団を率いるメギド達が構成する「中央議会」がある程度の統率を行っているものの、これに従わない軍団も存在する。


ただし、近年ではメギドラルのフォトンの枯渇が深刻化してきたこともあって、ヴィータ体というヴィータの肉体を模倣した省エネモードで通常は過ごすことが多い。

はじめは一部の物好きだけがするものだったが、現在はヴィータ体で過ごす事が普通になっているらしい。また、この影響で大軍団に属さず疑似ヴィータ的な社会(拒絶区画レジェ・クシオなど)を構築しようとする動きもある。


現在から百年以内に拒絶区画で誕生した若い世代は「新世代」と呼ばれる。ヴィータ体で生活することが当たり前となっており、自分のメギド体にも誇りや執着を持たないなどかつてのメギド達とは異なる価値観を持つメギド達が増えてきている。

さらにはヴィータの姿や文化を模倣しているという知識・認識すらメギドラルで風化しつつあり、若いメギドは「ヴィータはメギドが省力している時の姿に似ている」「ヴィータの文化はメギドラルの模倣」などと言い出す始末である。


地頭はヴィータとは比べものにならないほど良いが、研究や技術開発を自分の目的とした研究者メギド以外は"勉強"というものをしないとのこと。


性質と本質編集

その発生プロセスの影響か、個人の持つ目的意識がなにより重要視され、生きることそのものより「生きて何をしたか」がメギドとして重要とのこと。

誕生以前に抱いた誕生する動機(メギド達が「個」と呼ぶもの)に執着し達成しようとする。このためメギド達は個人差はあれど、自分が個として発生する以前の「全」の意識の記憶を持っていることが当たり前である。


事実上この「目的」が個々の命よりも重要であり、「親友」や「家族」を目的のためにあっさり死なせることもある。とあるメギドは共通の目的達成のために親友を騙して殺そうとするが「そのまま死んでくれなかった自分が裏切られた側」と認識している。

ヴィータとはあくまでも「異質な魂」であり、ヴィータ的な感情は理解が難しいのが常。


幻獣との関係編集

発生段階で「個」の存在感が足りなかった場合「メギドのなり損ない」である幻獣(存在し得ないはずの獣という意味でヴィータがつけた名前)になると言われている。

通常の幻獣には知性もなくメギドほどの力もない。そして最初の一体が原種となった後は普通の獣と同じように繁殖する。

これをメギドたちは消耗品の兵士として使う。主に工作活動やフォトンの回収に使用される。これは護界憲章の記述で侵入および存在を禁止されていないため、侵略の手段としては主にこちらが用いられる。


ただし幻獣の中にもキャット族、オーガ族などのように知性を持つモノがあり、さらに一部はその特殊な技能(治癒や蘇生など)でメギドとわたりあっている。このような個体や種族を蛹体(プーパ)とよび、個の意識が高まればメギドにもなれるのではないか、とまことしやかに噂されている。


メギドは本能的に野良幻獣を病原体のように排除しようとする意識があるとのこと。


ソロモン王との関係編集

「ソロモンの指輪」で契約すれば、追放メギドであっても使役することが可能になる。

護界憲章というシステムによってメギドやハルマはヴァイガルドに存在できないとされている(それぞれの指輪の契約下にある者だけが例外として許可される)が、契約したメギドは召喚することによって瞬時に呼び出すことができるようになる(いわゆるアポートである)。


これはハルマとメギドの間で休戦状態を維持するために最も脆弱なヴィータに主導権を持たせるためにつくられたシステムであり、種族的に契約に縛られるなどの特徴を持つわけではない。

転生せずにヴァイガルドに来るために、メギドは護界憲章の記述から外れた存在になるために肉体を改造することもある。

一方でメギドが元いた場所に送り返すことはできないため、呼び出されたメギドは適宜自力で帰る必要がある。


  • 追放メギド

メギドラルから何らかの理由でヴァイガルドに追放されたメギドの魂が、ヴィータとして転生したもの。

詳細は「追放メギド」を参照。


  • 純正メギド

追放メギドの様に「転生」をしていないメギドの事。

詳細は「純正メギド」を参照。


本編登場メギド編集

祖メギド編集

主人公一行編集

不死者編集

その他(ガチャ・イベント加入)編集

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真メギド編集

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継メギド(2024年5月現在)編集

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宵メギド(2024年7月現在)編集

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未実装(2024年7月現在)・NPCメギド編集



関連タグ編集

メギド72

追放メギド

純正メギド

継承メギド

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