艦隊これくしょんを原作とした創作小説
『艦これ渡し人』『不可思議な444番鎮守府』
にて舞台となる『444番鎮守府』を預かる提督であり主人公
人物像
作者である彼ら観光による設定は
年齢:24歳
身長:177cm
体重:51kg
血液型:AB型
階級:海軍中将
(元来は大佐であったが深海棲艦との停戦協定の偉業により特別昇進している)
性格:困っている人を放っておく事が出来ずついついおせっかいを焼いたり
無用な殺生を嫌い敵である深海棲艦ですら誰一人轟沈させない優しい心と
他者の心や命を平気な顔で踏みにじる外道に対しては一切の慈悲を与えず
相手の命を躊躇いなく奪う冷酷非情の二面性を持っている
又、自分の命を軽く見る癖があり
以前蒼崎を助けようとした港湾棲姫を艦娘からの集中砲火から助けようとして自分を犠牲にした事もある
人間としては規格外の戦闘能力を持ち、
艦娘や深海棲艦すらも圧倒する実力を持っているが
これは彼が人間と深海棲艦の空母ヲ級との間に生まれた混血児である事と
元来からの天性、それに合わせて祖父からの徹底された剣術指南による賜物である
また、実家の関係で書類仕事や会計などのデスクワークも得意としており、並の人間が1枚かかる時間で十枚以上を完璧に済ませるなど人間離れした手腕を発揮している(このため、以前から『鳴り物入り』とも言われてきた)
加えて遠征でも艦娘達よりも膨大な量の資材を集めたり、深海の娘達にとんでもない量のお土産を引っ提げていく事も難なくこなしてしまう
しかし女性に対して、更に詳しく言えばエッチな事にほとんど免疫や耐性が無く
一般的な男性が喜ぶような行為でも慌てふためき、場合によっては猫化して逃走してしまう
大抵は徒手空拳、主に掌底を使い相手を気絶させる戦い方を主体として戦い
本気、もしくは外道の始末の際には祖父より剣術の免許皆伝の際に譲り受けた『八房の大太刀』を抜刀して戦う
八房の大太刀は刃部分だけでも120cm程ある大太刀で
これは鎌鼬・疾風などを主体とする蒼崎の技を十二分に発揮する為に必要な長さであり
必然的にこの大太刀を免許皆伝以降は愛用するようになる
流派は空牙風月流
秘書官は不知火
その他に金剛
以外にも日替わり交代で複数存在している
また、若年ながら海軍において最強の武人と言われる五大剣の一員としてその名を連ねており、穏健派の提督達からも将来を嘱望されている。
経歴
『艦娘織り』で発展した呉服屋『蒼崎屋』の長男として、父、耕助と母、愛海との間に生を受ける
しかし4歳の時に母と死別し、それから程無くして迎え入れられた後妻と義弟2人によって不条理な幼少期を強いられてきた
物心つく前から不当に晒されてきたが故に、当時は義母の冷遇を受け入れて昼夜を問わず酷使され続けている
やがて成長し、学校に通う様になると、祖父から剣術を教わりながら家業、学業をこなし続け、やがて士官学校からの推薦も届くようになった
同時期、幼馴染である城山雪菜との婚約も持ち上がり、士官学校卒業後に結婚する予定であった
だが、竜一郎から全てを吸い尽くそうとした義弟2人が雪菜を嬲り者にした挙句自殺にまで追いやってしまい、更には彼女の死を利用して『雪菜が死んだのは竜一郎のせい』と周囲に吹聴してしまう
長期休暇で帰省した竜一郎は何も知らぬまま糾弾に晒され、挙句、義母が押し付けた絶縁状まで受けてしまったために町からも追放されてしまった
その後はずっと雪菜のことを引き摺りながら生き続け、同じ様に他者を食い物としか見ない外道を見つけると問答無用で私刑するなど荒んだ姿すら見せるようになっていた
そして卒業間近の特別講義の後、とある艦娘を悪徳提督から助けた事で知らず知らずのうちに444番鎮守府と関わる様になっていく………
関連タグ
444番鎮守府
竜一郎が提督を務める鎮守府
彼が着任する以前は、艦娘達にとってこのうえない地獄めいた所であり、当時は所属する多くの艦娘が絶望の毎日を過ごしていたが
先代提督の悪事が露見して左遷されると同時に鳳翔以外の艦娘全員が引退したり余所の鎮守府に異動してしまう
直後に不知火が余所の鎮守府から異動して、入れ違いで鳳翔が特命を受けて不知火に444番鎮守府の管理を頼んで出て行ってしまう
その事に必要以上に責任感を感じ、また以前の444番鎮守府の事をある程度聞いていた不知火は、直後に着任した竜一郎を以前いた極悪提督と誤認。彼を決して提督として認めることはせず、一方的な敵意と嫌悪しか向けることをしなかった
更に竜一郎が提督として着任した事自体が1年近くも隠蔽されていたのもあり
この時点では彼の存在を知る者は不知火以外誰も居なかった
これによりたった一人で遠征と海域制圧を続けていた竜一郎はその孤独地獄に心を苛まれ
苦しんだ挙句にその地獄から抜け出したくって深海棲艦の駐屯地に遊びに行くようになり
本来艦娘に向けるはずだった愛情を棲艦達に向けた結果、
竜一郎は紆余曲折こそあったものの深海棲艦と仲良くなり
特に上位種の1人である港湾棲姫は彼に一目惚れしてなにかと世話やお手伝いをするようになった
しかし、竜一郎への不当とも言える処遇を知った港湾棲姫が激怒。単身で鎮守府へ殴り込みをかける事件が発生し、竜一郎は港湾棲姫を庇って瀕死の重傷を負うものの、この出来事や不知火を諌めた武蔵達の尽力もあって、全てが「不幸なすれ違い」であったことも発覚した
以降はわだかまりが徐々に解消され、また古参の艦娘である鳳翔が元凶である前444番鎮守府提督『川豚太』の抹殺を終えて帰還した事もあって、竜一郎は名実ともに提督として着任に至った
現在では艦娘と深海棲艦が普通に出入りし、会話、食事、秘書艦、共同作業なども行えるなど、他に類を見ない鎮守府へと変貌を遂げている
現時点(竜一郎の着任以降)では余所の鎮守府の待遇に耐え切れずに逃げるように異動してきた者や
戦力外とみなされてお払い箱感覚で異動させられた者ばかりではあるが
その裏では『闇の大本営』の根回しによって『渡し人』と呼ばれる闇の殺し屋が異動の名目で順次集められており
『闇の大本営』や直接寄せられた恨みを晴らし許せぬ外道を三途の川に浮べた船に乗せて地獄に送る渡し人の駐屯地の一つとなっている
無論これを知っているのは渡し人である極一部の艦娘と竜一郎、空母ヲ級と港湾棲姫のみであり
在籍しているほとんどの艦娘はこの事を知る事は無い
また、この鎮守府は時空の歪みに限りなく近い位置にあるため、時折異世界からの侵入者や住人がやって来ることも少なくないという。但し、この事は先々代の提督と一部の艦娘達にしか知らされていなかった。
しかし最近になってそれが浮き彫りになる様な事件が続発し、鎮守府全体に大きな影響を与えている模様。
零号事件
この小説に於いての史実
かつて第一次世界大戦以降からあらゆる海域で目撃されるようになっていた深海棲艦
この当時から好戦的であった訳ではなく、当初は海上を走る船の音に驚いて滅多に姿を見せる事は無かった
それが月日が過ぎるウチに段々を興味を持つ者が現れ始め、この頃は艤装すら無かった彼女達は
船に近付いたり、人気の多い場所に現れるようになる
しかしその行動を当時の強硬派と呼ばれる軍部の人間が「侵略行為」と一方的に決めつけ
手当たり次第に惨殺を繰り返し、挙句の果てに深海棲艦の生息地の一部がビキニ諸島にある事を突き止めるや否や水素爆弾の実験と称してアメリカ軍に依頼して深海棲艦の生息地を消滅させた
この時に犠牲となった深海棲艦は10万以上と言われ、一方的な虐殺行為を行う人間達に怒りの爆発した彼女達は一斉蜂起を宣言、海底に沈んだ人間の武器を調べ上げて自分達の身体に合わせてカスタマイズを行い同族の復讐を胸に海上の船や港を手当たり次第に破壊を続け現在に至る
無論この零号事件に関しては陸海空如何なる軍に於いてもトップシークレットとして秘匿され、特に
「人間が深海棲艦との戦争の火種を作った」
事に関しては厳しい箝口令が引かれ、水素爆弾による深海棲艦殲滅作戦も
『水素爆弾の実験』
と、大きく真実を捻じ曲げられて公表されている
444番鎮守府のその他の主要キャラクター*
鎮守府サイド
異動前の鎮守府で提督に口論の際に酷い事を言われてそれがショックで勝手に444番鎮守府に異動した艦娘
ところが、タイミングの悪い事に当時唯一444番鎮守府に在籍していた鳳翔が入れ替わるように出て行き
『今度こそガッカリされる訳にはいかない、二度と落ち度を晒さない』
その自分を追い詰めるかのような考えに支配された彼女は
竜一郎を先代の極悪提督と勘違いしてしまいそれに気付く精神的余裕すら全く無く
又、一度決め付けた間違いは彼女の心の中で常識となってしまいそれはいつしか
『あの男(竜一郎)から異動してきた艦娘達を鳳翔さんが帰ってくるまで守り通す』
の考えに変わり果てると竜一郎に対して殺意に近い敵意を剥き出し
港湾棲姫の事件の直後に真実を知った彼女はそれ以降自分の大失態と不甲斐無さに深く反省し
以降は港湾棲姫と和解して仲良くなり、竜一郎の優秀な秘書艦として
一癖も二癖もある艦娘や棲艦のまとめ役となる
444番鎮守府に先々代の提督の頃から勤めている艦娘であり闇の殺し屋の渡し人でもある
長く艦娘を勤めている事もありその実力は戦艦すらも凌ぐと言われ、一時期は引退した居酒屋の女将の日向と現鎮守府の食堂を預かる間宮さん共々
『修羅の日向・羅刹の鳳翔・覇王間宮』
の通り名で深海棲艦達をその名前だけで恐怖のどん底に陥れる程恐れられていた
無論今の一部の棲艦達はその当時の事を知っているのだがそれを喋れば瞬時に口封じされるのを知っているので決して口に出さないように気を付けている
又、裏社会でも相当な知名度があるらしく国内で有数の大型暴力団の組長がわざわざ頭を下げる程
(かつて建造当初にイチャモンを付けてきた極道相手に無双乱舞しまくったのが原因)
彼女自身は元来の建造の際に次元の歪みから機械的に取り込んだカオスエネルギーを使われ
建造当時は理性を保てない狂獣そのものであったが先々代提督との激しい死闘の末にカオスエネルギーのコントロールに成功して今に至っている
但しコントロール出来ていると言っても実はパワーバランスが不安定であり、昔の影響からか制御しにくい感情を必死で自制しているのが現状である(特に性欲は油断できないものであり、普段は表に出るのを防ぐためにワ級が取り寄せてくれる専用の薬でなんとか凌いでいる)
裏の世界で非常に恐れられているが、彼女に対して年齢の事を持ち出すのは禁句
それと彼女は一般の鳳翔とは違い料理と艦載機の扱いがすごく苦手で
作れる唯一の料理は湯豆腐
艦載機の扱いのレベルも両勢力最下位付近
それもこれも常日頃から素手喧嘩で海域を制覇し続け、艦載機の扱いを疎かにしたのが原因
言わずとしれた提督LOVE勢筆頭
特におかしな性癖もない極普通のノーマルなので
444番鎮守府の艦娘どころか棲艦の勢力から下着の数まで完全に把握しているスーパー諜報艦
異動前の鎮守府である作戦に参加した際彼女以外全ての艦娘が轟沈する事件があり
以降彼女は『死神』『疫病神』呼ばわりされるようになり、
それに耐え切れなくなった彼女は逃げるように444番鎮守府に異動する
彼女もまた渡し人であり、直接殺しを行わないが類稀なる情報収集能力で仲間をサポートする
器量も戦いも豪快な頼れるお姉さん戦艦
それでいて洞察力や冷静さがあり、港湾棲姫襲撃の際に竜一郎と港湾棲姫にトドメを刺そうとした不知火を諌める描写もある
まだ語られていない部分が姉の大和共々多く、それは後々語られるのかもしれない
彼女と大和は姉妹共に渡し人であり二人共『闇の大本営』の根回しによって179番鎮守府の解体処分直後に444番鎮守府に意図的に異動してきている
追記として異動前の179番鎮守府は金の誘惑に負け、外道に堕ちた提督に恨み銭が積まれた故に彼女がその提督を地獄送りの恨み船に乗せて渡し、闇の大本営の根回しによって解体処分となっている
そのせいなのか一度は提督を誘惑する為に港湾棲姫に手を貸した事があるが彼の誠実さが仕置きした179番鎮守府の提督に似ているように感じ、以降は鳳翔共々風紀を厳しく取り締まる立場に立っている
言わずと知れたビック7にて生粋のロ●コン
444番鎮守府への異動理由は不明だが大方問題を起こしての左遷ではないかとの噂がある
停戦協定後はとにかく北方棲姫ことほっぽちゃんに熱を上げており
最近の生活の中心がほっぽちゃんとなっている困った戦艦
しかし変な噂こそあるものの異動に関しては『闇の大本営』からの根回しによるもので
当初はこんな僻地に異動になった事を嘆いていたが
今ではほっぽちゃんにお近づき出来ているのでとてつもなく『闇の大本営』に感謝しているのだとか
長門の理性がプッツンと切れると現れる危険な方の●リコン
その辺は・・・・説明するまでもない、余所のながもんと差して変わらない
不思議棲艦ながなが
幼女(特にほっぽちゃん)のピンチにどこからともなく駆けつける長門の第3の姿
ながもんは幼女や駆逐艦に有害なのに対して
不思議棲艦ながながは幼女や駆逐艦に害する者を容赦無く駆逐して幼女を守る正義の棲艦
幼女のピンチに通常の4倍の能力を発揮して
幼女の声援を受けると更に4倍の能力を発揮
それがほっぽちゃんなら更に4倍、つまり4×4×4倍・・64倍の能力というチート能力を発揮する
噂では某宇宙刑事のフー●ガチャのレジェンドレア級に当たるのだとか
小説では北上さんと間違えてほっぽちゃんに襲い掛かかった大井を港湾棲姫と協力して撃退している
444番鎮守府の食堂(水曜、日曜は定休日)を取り仕切る特務艦娘。
ご存知、艦娘や提督にとっての『癒し』の象徴として有名……なのだが、かつては鳳翔、日向と共に深海棲艦を恐怖させた3強の一角でもある
当時の通り名は『覇王間宮』
現在は第一線を引退して「縁の下の力持ち」的なポジションにいるのだが、覇王としての強さはいまだ健在の模様(とある事情で凶暴化していた加賀さんを一瞬で戦意喪失させてしまったくらいである)
彼女は444番鎮守府生まれではなくかつて存在した旧大本営の艦娘研究所にて当時副主任として在籍していた戦極凌馬がショッカーのデータバンクから盗み出したライダーシステムのテスト、及び実験用の使い捨てモルモットとして使われ、身体の4分の1をサイボーグ化されていたのだがとあるグループに誘拐救出され
その後はある人物をリーダーとしたグループの手で調整を受け、以降は444番鎮守府の先々代提督の資金と施設の援助を受けて体内の13の特殊システムを問題無く使えるようになる
更に艦娘研究所での改造手術の悪影響で残忍・残虐な破壊衝動を心の中に秘めており
誰の目も気にしない状況ならばその残虐性を如何なく発揮して敵を一人残らず口封じも兼ねて皆殺しにしてしまう
現段階で判明しているシステムは
トランザムシステム
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クロックアップシステム
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アクセルフォームシステム
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次元連結システム
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神通(城山雪菜)
竜一郎が建造を行う際うっかり彼女の形見のペンダントを建造ルームに落とした事に気付かず建造を行った所
外見は川内型2番艦神通なのだがその中身はかつて非業の死を遂げた彼の婚約者『城山雪菜』
の魂が入って事実上の『黄泉返り』を成功させてしまった
無論これは当人達にとっても完全なアクシデントではあったが
結果として竜一郎を含め彼女の親族友人はおおいに喜んだ
一見神通の外見から良妻賢母のように見えるが料理に関して異常なレベルで下手糞らしく
駆逐イ級をマグロと勘違いして捕獲して捌こうとしたり
野菜を切る道具としてチェーンソーを買おうとしたりする描写がある
生前の彼女については、後述の項を参照のこと
大鯨(蒼崎愛海)
姉である空母ヲ級改flagshipからの依頼で行われた大型建造(この際彼女の壊れた艤装が媒体として使われた)によって蘇った竜一郎の母
生き返ってからはなにかと竜一郎に金剛以上にベッタリとくっ付きたがるのだが
本人が言うには今まで愛情を与えられなかった分をまとめているらしいのだが
大抵は度が過ぎて誰かに曳航されている
料理に関しては相当の腕前なのだがどうやら片付けや掃除が苦手らしく
全員分の夕食を作った際の後片付けに間宮や大和の協力を得たにもかかわらず2時間近くも掛かっている
意外と微エロ大好き
戦闘に関してはヲ級だった頃のキャリアを生かして無人の艦載機を手足のように操る戦法を得意として
かなりの実力を秘めている
後とんでもない酒豪でお酒を飲む時だけ胃袋が異次元に繋がっているのではないかと思われる程爆飲みする
大鯨として生まれ変わる前に関しては後述を参照
444番鎮守府に新たに赴任した練習艦娘
外見は他の鹿島と同じく美人である……が、良い上司に恵まれず、これまで転々としてきた赴任先で理不尽な仕打ちに苛まれてきた経験を持つ
その結果、男という存在に完全に愛想を尽かしてしまっており、年端もいかない少年以外は眼中にないという特殊な感情を宿す強烈なキャラクターとなってしまった
当初は大本営務めであったが深海勢力の強硬派に拘束されていたが、竜一郎のとある写真を見た瞬間に理性がブッ飛んでそのまま脱走。444番鎮守府に合流予定だった集積地棲姫達と合流し、>U-511>U-511(艦隊これくしょん)・初月・照月共々そのまま鎮守府に着任することになってしまった
赴任直後は竜一郎の正体が大人だと知ってあからさまに落胆していた……が、えっちぃ事に対する耐性を全く持たない竜一郎に改めて興味を抱き、何としても虜にしてしまおうと画策している
因みに、大本営務めの磐琥蘭少佐とは狙う年齢層が被っているせいなのか
互いが顔を合わせるのも嫌がる程の犬猿の仲らしい
得意技はアイアンクロー
速吸(芹沢眞奈)
444番鎮守府に新たに着任してきた特務艦娘。
外見は通常の速吸と相違ないが、訓練生時代に破格の戦闘能力を披露したことで大本営から直々に即戦力と判定され、その後は自ら444番鎮守府を志願してやって来た。
ところが、着任直後に突然竜一郎に牙を剥いて戦闘を仕掛け、同行した秘書艦の加賀さえも打ち破るという狂気に満ちた戦闘力で彼等を圧倒していった。
加えて何故かゲネシスドライバーを持っており、仮面ライダーへの変身能力までも有しているなど底知れない不気味さを併せ持つ。
その正体は、かつての城山雪菜の後輩であった女の子、芹沢眞奈であり、雪菜が破滅に追い込まれた事件の直後に町を去っていたために事件の顛末を不完全なまま記憶してしまっていた。そのため、雪菜を死に追いやった(と本人は思っていた)竜一郎を異常なほどに憎悪している(その怨念は狂気じみていて、竜一郎はおろか彼に味方する者達まで「敵」としか見ていなかった)。
最終的に雪菜が駆け付けて一晩かけて事情を説明した事もあってわだかまりは解消され、ゲネシスドライバーについても明石達の手で厳重に封印された。
かつては先輩である雪菜の事を強く慕っており、彼女が想いを寄せていた竜一郎についても「任せられる」と思う程に仲の良い存在であった。しかし義弟2人の起こした事件によって彼への感情全てが憎悪に変えられてしまった悲劇の人物と言える。しかし神通の容姿をした雪菜の正体を一目で看破するなど、彼女に寄せていた思いは決して損なわれていない模様。
444番鎮守府初代提督にて海軍陸軍に於いて5本の指に入る最強の戦力
その正体は主の存在しない樹雷の樹が人型となった存在でその時の名は『魅嘩沙(みかさ)』
チート級の戦闘能力を有しており444番鎮守府の三強の基礎的な部分を鍛え上げた人物
性格は温厚で大雑把・・と言うより掴みどころのないのらりくらりとした印象を感じさせるが
都合が悪くなると途端に棒読み発言をしながら逃げようとする
過去の激戦期の際に流れ的に444番鎮守府を預かって自身も戦前に出て戦い
艦娘の立場でありながら元帥まで上り詰める
その後は諸事情で知り合った一般人の男性と結婚して軍を退役したものの
シャッタードグラスワールドの鹿目まどかに目を付けられて夫と娘を攫われ
彼女の配下であるメンドーサに脅迫されて
地球連合軍の総指揮官を任されてロード・ジブリールの配下兼用心棒として従わされる事となる
しかし蒼埼達がアラスカ基地を襲撃した際に家族を救出された事でジブリールを裏切って逆に今までのお礼(悪い意味で)返しにジブリールを戦艦毎原子の塵に変えてしまった
以降は提督補佐の形で444番鎮守府に家族と一緒に戻り特訓と称して蒼埼や天月
それ以外の関係者をしばき倒す毎日を送っている
深海棲艦サイド
自称深海棲艦での提督LOVE勢筆頭
初めて竜一郎と戦った際にその優しさと格好良さに一目惚れしてしまい
最初の一年間は『秘書艦ごっこ』と称して遊びに来てくれる竜一郎のお手伝いを行っていた
普段は引っ込み思案でのんびり屋なイメージの彼女なのだが
一度でも火が点くと自分を制御出来ない位に暴走してしまい
それが原因で一度は竜一郎に冷たい仕打ちを行う艦娘達を憎んで皆殺しにしようと鎮守府を襲った事もあった
この事件以降は真実と誤解を知って艦娘達を憎む事は無くなり、むしろ本当の秘書艦になってからは仲良くなるように勤め、今では金剛・北上・不知火と良き親友であり良き恋敵となっている
実は竜一郎と同じく渡し人としての顔も有している(本来は渡し人ではなかったが、竜一郎が渡し人であることを知って自ら志願した経緯を持つ)
港湾棲姫(強襲型)
その4で港湾棲姫が鎮守府と艦娘を破壊する為に武器庫にあった艤装台や威力の高い砲台を片っ端から装備して作り上げた本作のオリジナル艤装
その概要は扶桑型の艤装と陸奥型の艤装をベースに最上型の脚部艤装砲台を4つ、更にル級型艤装を無理矢理4つ持った状態で
搭載した砲台は46cm三連装砲×17、15,5cm三連装砲(副砲)×7、計72門の無茶苦茶な装備で
当初は怒りで痛覚が麻痺していた事もあり100近くの艦娘を圧倒する程の規格外の化物武装であった
しかしこんな無茶の装備は当然燃費が異常に悪い・発射の反動で大ダメージを受ける・重いなどの欠点だらけでこのバージョンは2回限り(その4・番外編)の使用となり
停戦協定後に試しに長門が一斉発射を試した所、両肩を脱臼する大騒ぎになったのだとか
以降の強襲型は扶桑型+陸奥型のみの8門まで減らし46cm三連装砲×2、8cm高角砲×4、25mm連装機銃×2、大発動艇・艦艇修理施設に変更して
演習・遠征・万が一の戦闘を考えてマルチに活躍出来るように夕張と明石の協力を得て改装されている
空母ヲ級改flagship
サーモン海域北方を預かる行動隊長であり深海棲艦最強と噂されている棲艦
竜一郎、鳳翔と同じく『闇の大本営』直轄の渡し人であり、また港湾棲姫、戦艦棲姫と同様に444番鎮守府に出入りしてる深海棲艦達の顔役の1人である
元々はごく普通の棲艦ではあったが現役時代の『修羅の日向』と戦った際にボロ負けして
「殺す価値すらない程弱い」
と罵られ、その言葉でプライドを酷く傷付けられた彼女は復讐の為に何度も日向を狙うがその度に返り討ちに遭い続ける
それでも執念で何年も挑み続けたある時、当の日向から
「お前に私の剣を教えてやる、それを習得出来れば少しは差を縮められるかもしれないぞ」
と丸め込まれて剣の手ほどきを受けると元々素質があったのかすぐに頭角を表し始めた
全てを習得する頃には固い友情が芽生え、日向の最後の抜錨の際にはサーモン海域北方にてラスボスを勤めて彼女の引退を飾り、その際に彼女の愛刀を引退祝いとして彼女から手渡され
更に日向が行っていた渡し人の稼業も引き継いだ
性格は常に冷静沈着、軍師のように常に戦局の数歩先を読む武人気質であるが
意外にも可愛いモノ大好きな事もあり趣味はぬいぐるみ集め、特に『くちくいきゅう』が大好き
停戦協定後は新人のヲ級や駆逐艦達の面倒を良く見ている
(誤解されないように断っておくが可愛いモノ好きの意味は長門や比叡大井のような変態的な意味合いではない)
なお、彼女が竜一郎の母となったヲ級、愛海の実の姉であり、竜一郎とは叔母と甥の関係に当たる
のだがやはり心は乙女なのか年寄り扱いすると怒り出す
蒼崎愛海
蒼崎竜一郎の実母、しかし彼女は深海棲艦空母ヲ級である
彼女は今から25年程前にキス島周辺の部隊に在籍していたのだが
戦う事が恐ろしくなって逃亡し、敵前逃亡の罪で殺されそうになったものの幸運にもキス島まで逃げ込み
その際出会った『蒼崎耕介』の協力によって陸軍の兵士に変装してキス島を脱出
以降は蒼崎家に身を寄せて『愛海』と名乗って耕介と結婚して竜一郎を授かるのだが
深海棲艦であるにもかかわらず海水から長く離れ過ぎたが故に身体の抵抗力や免疫力が衰え
自らの寿命を悟った彼女はキス島から持ってきていた頭部艤装に思念と魂を込め
それからしばらくした後で肺炎の悪化によりこの世を去る
ところが現在になって竜一郎が姉であるヲ級を連れて来て頭部艤装の思念を読み取ってもらい一時的に復活
艤装が壊れるまでの短い間に精一杯の愛情を竜一郎に与えて消滅した・・・・・・・
かと思いきやちゃっかり大鯨となって復活してしまった
サーモン海域を拠点に君臨していた強大な深海棲艦
登場当時は自分が一番強いと思い込み自分中心の我侭かつ傍若無人な性格であったが竜一郎との戦いで
『何をどうしても絶対に敵わない存在』
を思い知らされると性格は一変
これによって一時はすっかりおとなしくなったが、停戦協定を結んだ後で知り合った島風・初雪と結託して鎮守府や深海の駐屯地でいたずらを繰り広げる悪ガキになってしまう
とは言えど専らやり過ぎる二人の諌め役や引止め役ばかりが多く、また書類仕事をサボッて戦艦棲姫に怒られる深海組のサボりの常習犯
帰郷編で思わぬデレが発覚するもののたまたま居合わせた千歳と隼鷹に1から10まで聞かれてしまい、以降二人に弱みを握られるハメになってしまう
港湾棲姫の妹
姉についてよく444番鎮守府に遊びに来ており、長門をはじめとした多くの面々から愛されているマスコット的な存在(長門は愛し方がやや過剰なところもあるが)
最近は艦娘以外にも三国の孟獲、商店街の八百屋の娘と陸のお友達が増えた
現在の深海勢力における総司令にして、444番鎮守府に出入りする深海棲艦達の棟梁役
見た目が強面で業務の監督も厳しいせいか一部からは恐れられている(特に某レ級から)
長年、仲間の面倒を見てきたせいか人生経験が豊富で、年若い竜一郎達にも自身の経験から得た多くの教訓、矜持を教えている
たまに変装して地上の合コンなどにも顔を出しているらしいが、何故だか良縁に恵まれないらしい……
かと思いきや、長らく音信不通だった姉にも先を越されてしまったとか………
ところが最近になって海軍警務隊屯所の司令である相馬真之介中佐と合コンで知り合い
それがきっかけとなって深い仲となり、現在婚約まで済ませて幸せを謳歌している
戦艦棲姫が戦闘形態時に身に纏う艤装
見た目通りの強力な武装………なのだが、戦艦棲姫のお呼びが無い時は他の艦娘も装備可能という非常に便利(?)な相方である
この事に主である戦艦棲姫は
「自分がデスクワークで忙しいので誰かに構って貰えるならその方があの子にも良いから」
と、黙認しているのらしい
なお、この艤装自体は自身の意志を持っており、手作りのバケツプリンが大好物……とのこと
基本的には深海棲艦のように人語はしゃべれないが本人は理解出来き意思疎通に問題は無く
見た目と違ってかなり精神年齢は低い(大体雷や電より少し下位)
今までのタッグ名として『不知火棲姫』『足柄棲姫』『関羽棲姫』『清霜棲姫』などがある
ひょんな事から戦艦棲姫の艤装ちゃんが大型建造ドックを使って近代改修した結果山風そっくりな姿になってしまった
こんな姿になっても持ち前の馬鹿力だけは健在で当初は力加減を間違えてドアノブや蛇口をしばしば壊していた
性格はどちらかと言えば元からの能天気な部分もあって常に明るく楽観的
喋り方も普通の山風とは違いどちらかと言えばサムライスピリッツに登場するチャムチャムに近い
444番鎮守府に出入りしている深海駆逐艦勢の1人。
竜一郎が最初に遭遇した深海棲艦でもあり、当時は彼の武術によって為す術も無く気絶させられていた
他の深海棲艦と同じく竜一郎に懐いているが、蘇った雪菜にマグロと間違われて解体させられそうになるなど困った目に遭いやすい
後に駆逐艦仲間であるロ級、ハ級、ニ級ともども明石による近代化改修を受け……艦娘と同じく人型に変身してしまった
ちなみに人型としてのビジュアルは、
イ級は黒髪ショートカットで暁型とよく似たセーラー服姿
ロ級は灰色のツインテールと熊野型によく似ている真っ黒なブレザー姿
ハ級は白に近いロングヘアーで白露型によく似たセーラー服姿
ニ級は灰色のポニーテールで初霜型とよく似たブレザー姿
性格はイ級とロ級はさほど特徴は無いがハ級は多少引っ込み思案でニ級は深雪に似て活動的な性格をしている
全員の共通点として『男と女の区別』に関して極めて疎い事もあり
他の艦娘や棲艦のような下心の無い無自覚な誘惑行為は提督の頭痛の種になっている
常日頃からトレードマークである仮面を被り両陣営きっての武闘派としても有名であるが
彼女自身は自分の素顔に全く自信が無いらしく仮面を取り上げると性格が180度反転し
武闘派の属性が消滅し、羽黒以上のイジメられっ子属性が追加されてしまう
この事を知った島風にちょくちょく仮面を盗まれて泣きながら444番鎮守府内でおいかけっこをする姿は最早日常茶飯事となっている
実は本人は隠しているつもりだが提督LOVE勢(皆知ってる)なので
竜一郎と二人きりの時だけは仮面を外しても大丈夫らしい
最近になっておしゃれに気を使うようになってきた
444番鎮守府を拠点に輸送任務や航海任務を請け負う深海の娘
先頭を行う事は無いが、鎮守府内では主に物資の流通や仕入れ、他の海域への送迎やアポイントなど裏方をそつなくこなしている(仕事の幅が広いためか、鎮守府内には特別に専用の事務所も設けられている)
また扱う物資の量、バリエーションも豊富で、普通ならありえない武装や特注の薬品、陸で手に入る家電や嗜好品も彼女にかかれば容易に取り寄せられるなど、仕事における手腕は物凄く高い
普段は艤装を被っているために触れられていないが、実はフードを取れば美人である
将来の夢は独立して会社を立ち上げる事で
数少ないケッコンカッコカリ無関心派
海軍、鎮守府関係者*
お互い『金剛大好き』『北上大好き』が捻じれに捻じれて手遅れの所まで行ってしまった105番鎮守府所属の艦娘
骨の髄までレズなので竜一郎を極端に毛嫌いし
なんとしてでも意中の金剛と北上を我が物にせんとあの手この手を尽くしてはいい所で失敗し
その都度いろいろと折檻を受けている
普通だったら轟沈してもおかしくないレベルのダメージを受けても気合!!入れて!!の掛け声で
僅か3分で完全回復出来る事から『ギャグキャラ補正』が掛かっている疑いがある
第七地方参謀本部隷下・第三参謀区を統括する地方参謀にして元帥。
実年齢は45歳だが、20代に近い風貌をした謎の多い男。444番鎮守府や岩川基地と同じく深海棲艦との講和には積極的で、深海の穏健派からは『義賊・八咫烏』の二つ名で呼ばれている。
表向きは元帥でありながら昼行燈の様に見られているが、裏世界では渡し人と同じく法で裁けない外道を粛清する仕事人の元締め・八咫烏として暗躍する(普段は共同戦線を張る事は無いが、闇の大本営が暴走した時の鎮め役として渡し人を監視している)。
裏稼業の世界では『黒染め』の通り名で知られた伝説的存在。
艦これ必殺仕事人からのゲストキャラクター
白瀬伯秋
竜一郎と同じく五大剣の一角を成す、岩川基地の司令官。階級は大佐。後に少将に昇進。
階級差はあるものの竜一郎とは親しい間柄にあり、プライベートでも仲が良い。
陸軍中将の石馬戒厳を師とする陸軍戸山流剣術・石馬派の免許皆伝にして、曾祖父・白瀬竜眼の興した無手の戦闘術、白瀬流討兵術の使い手。
金剛、叢雲、鹿島をはじめとして数多の妻を娶っているが、最近になって深海からの提督LOVE娘も加わった模様……
元アイドルプロデューサーで、765プロ、346プロを渡り歩き、346時代には和久井留美、三船美優、服部瞳子の三人を1年足らずでトップアイドルへと導き、アイドルアカデミー全部門を総ナメにして制覇し、「伝説の名プロデューサー」と呼ばれた過去を持つ。
海軍警務隊444番鎮守府屯所の司令官である相馬真之介(戦艦棲姫の婚約者)とは民間採用の同期で研修時代、共に「武の双璧」といわれた好敵手で盟友。
別作品からのゲストキャラクター
今川雷蝶
五大剣の筆頭にして世界クラスの大財閥「六波羅」の最高幹部を兼任する中将。
戦いにおいては文字通り『最強』と言わしめる実力者であるが、それ以上に美意識がかなり強く、服装や化粧などにおいては他の追随を許さない変わった一面も併せ持つ
最近は444番鎮守府の面々と知り合いになった妖狐、華陵空幻の尻尾にご執心であり、異世界からの客人である某剣豪将軍と所有権をめぐって睨みあっている模様……
前述の通り『最強』と言わしめる実力者であり、卓越した剣術を持つ竜一郎と白瀬の真剣勝負を『チャンバラごっこ』と揶揄する程に人間離れした強さを持っている
矢城遥人
竜一郎の同期の友人である439番鎮守府の提督。階級は中佐
人一倍強い責任感と、他人に対して面倒見もいい一面を持つ好人物で、部下である第六駆逐隊の面々からも強い信頼を置かれている
かつて鎮守府の土地を狙っていたリゾート企業とそれに癒着していた海軍高官の陰謀で基地そのものを取り潰されそうになっていたが、関係者が渡し人に粛清された事で基地は持ち直した(当時は自身も多くのバイトを掛け持ちしていて、かなり厳しい状況に陥っていた)
士官候補生の頃、雪菜の死で自棄になっていた竜一郎を度々家に招くこともあり、竜一郎にとっては今もよき友人の1人である
最近は、レ級がよくデスクワークを嫌がって逃げてくることもあるため、深海棲艦に対しての敵意や偏見は持ち合わせていない模様
輝梅安
第十三番鎮守府を治めている提督で、階級は大佐
表向きは提督にして鍼灸など様々な医術を駆使する好人物であるが、裏の世界では渡し人や仕事人と同じく依頼を受けて外道を粛正する仕掛人として暗躍する
かつては444番鎮守府にも出入りしていた事があり、その関係で鳳翔とは旧知の仲である(ただし、失言をして彼女を怒らせてしまう事も………)
別作品からのゲストキャラクター
緋夕一途
極西区を管轄とする海軍大将
表向きは若いイケメンの提督……の様に見えるが、実は長門と趣味を共有できる少女偏愛主義者であり、竜一郎の深海との停戦協定協議の際も青葉にコロリと丸め込まれている(ちなみに取引材料は、ほっぽのグラビア写真集(予定)と不知火の脱ぎたてスパッツだったらしい。もっとも、実際に譲渡されたかは不明)
清々しいほどの偏愛ぶりであるが、対象者の裸を撮影するなど『人としてやっちゃいけない行為』は弁えているつもり……とのこと
提督時代に現大本営所属の大淀が部下にいたらしいが
彼の性癖がアレな為、以降の関係はあまりよくない模様
惹句・磐琥蘭
大本営所属の海軍少佐 個人で驚異的な戦闘力を有し、それによって得た多くの武勲から『ワンマンアーミー』の異名を取る実力派の士官
しかし数多の戦績に見合わず、とある事情から未だに少佐止まりという異色の経歴を持っている。
元々はある異国にて優秀な諜報員として働いていたが直属の上司である『部長』の命令(人事権を悪用した脅迫込み)で日本に部長共々異動し
以降は老人性痴呆症気味の部長の後始末や愛人である『魔雷妃』の厳しい監視(浮気性故の自業自得)に毎日頭を悩ませている
とにかく女が大嫌いなのだが美少年に目が無く
大本営・統制管理局・鎮守府に所属する美少年を片っ端からつまみ食い(意味深)しまくって
『美少年キラー』というあだ名が付き、現在その被害を受けた相当数の艦娘から憎まれているらしい
(分かっているだけでも150人以上)
腰まで伸びる黒髪と海軍らしからぬ漆黒のスーツ、鋭い目つきとアイシャドウという、何処かで見た様な印象深い外見なのだが……他人の空似と思った方がいいかもしれない
現在444番鎮守府在籍の鹿島とはとても仲が悪い
かつての444番鎮守府に所属していた重巡洋艦娘。
物語の数年前、鎮守府がまだ地獄の様相であった頃から前提督、川豚の慰み者として扱われており、姉である利根を毒牙から守るために自らが人身御供となっていた
しかし、海軍兵学校の特別講師として招かれていた川豚に破廉恥な行為をされていた所を竜一郎に助けられており、それによって生き地獄から解放されている。しかし同時期に利根が行方不明になっており、それがもとで神経疾患を患って長く病床に留まっていた
最近になって独学で調理師の資格を取得、再出発を遂げていて、また同じ頃に長く逢えなかった利根とも再会。現在は充実した新しい生活を送っている模様
無論現在444番鎮守府に在籍している利根・筑摩とは別人であり
前の444番鎮守府の仲間(主に渡し人関係者)とは旧知の仲である
長谷川源蔵
第七鎮守府司令官にして海軍警務隊の長官。
かつて江戸寛政の頃に鬼の平蔵と恐れられた火付盗賊改役長谷川平蔵宣以の子孫で、軍内外からは阿修羅の源蔵という名で恐れられている。
かつて愛海を失ったばかりの耕介と共に酒を飲んだことがある。
相馬真之介
海軍警務隊444番鎮守府方面屯所の司令官。階級は中佐。元海上自衛隊員。
かつては呉鎮守府に所属する、実直な人格と堅実な手腕で艦娘に慕われる優秀な提督だったが、ブラック鎮守府派閥の上官による無謀な作戦命令に毅然と抗議したことで更迭される。
その後、以前より彼の存在に注目していた海軍警務隊長官の長谷川源蔵の誘いを受け、海軍警務隊所属となった。その時の恩義から、長谷川源蔵を「オヤジ」と呼び慕っている。
白瀬伯秋とは民間採用の同期で、江田島での研修時代は白瀬と並んで「武の双璧」と呼ばれた実力者。研修時代当初、アイドルプロデューサー上がりの白瀬を「女所帯上がりの軟弱者」と蔑んでいたが、その実力を目の当たりにして認識を改め、良き好敵手、盟友と認めた。
タイ捨流兵法を修めた達人級(マスタークラス)の武術家で、その実力は白瀬や蒼崎に匹敵するといわれる。
444番鎮守府にいる戦艦棲姫と白瀬主催の合コンで知り合い、お互い惹かれあったことで恋人となり、後にプロポーズし、晴れて婚約者となった。
深海棲艦との戦いの黎明期に活躍した電光石火の第六駆逐隊の一員で、現存する最古の艦娘の1人
現在は第一線を退き、後進の育成に専念するため海軍士官学校の校長を兼任している、所謂大御所といっても過言無い
通常の電と異なり、スパルタ且つ教育熱心(?)な鬼教官として恐れられており、本気になった時は3強(鳳翔、間宮、日向)さえも圧倒する凄まじい戦闘力を発揮する
また、教育者としても他者の真理、心境を看破する事に長けており、444番鎮守府で竜一郎と手合わせした際も彼の弱点をあっさり見抜いてしまうほどの着眼力を有している
但し、姉である暁、響に対しては頭が上がらず、度々説教を受けている模様(姉達が持ってくるお見合いの案件を事ある毎に蹴り続けているため)
陸軍関係者*
滝本米満
南方方面憲兵隊司令部を統括する陸軍少将。
軍の規律や綱紀を司る憲兵隊の中でも特に畏怖される人物の1人で、軍内部では「鬼の滝本」の異名で知られている。
最近では444番鎮守府の客人として留まっている天の御使いが羽目を外し過ぎた時に対する最大の切り札として鎮守府に出向く事も少なくない模様……
普段は厳格な憲兵であるが、「下手な人間より深海棲艦の方が信じられる」といった独自のスタンスも有しており、本来なら敵対する筈の深海勢に対しても穏健な者達には寛容な姿勢を見せる事もある。
別作品からのゲストキャラクター
蒼崎家の関係者*
城山雪菜
竜一郎の幼馴染にして、かつての婚約者。故人
蒼崎家と親交の深い士族の長女で、士官学校への推薦入学が決まった頃に見合い、卒業後には結婚して蒼崎屋を共に継いでいく事になっていた。
だが、かねてから竜一郎を追い落とそうと画策していた義弟、蒼崎権蔵と銀次によって破滅へと追いやられ、病に侵された果てに自らの命を絶ってしまう
そのうえ兄弟が義母や町のゴロツキ連中と共謀して彼女の死を竜一郎のせいと吹聴したために、何も知らない竜一郎が全ての責を押し付けられて屋敷から追放される事になってしまった。
彼女の死は長きにわたって竜一郎や周囲の人々の心に暗い影を落とし続けることになる。
後に、思わぬ形で再びこの世に生を受け、そして竜一郎とも思わぬ形で再会する事になった
城山鈴音
雪菜の妹。高校生。
かつては姉の雪菜と共に竜一郎の幼馴染であった。しかし姉が命を絶ってから、竜一郎の義弟が吹聴した噂を信じ込んで一時は険悪な関係に陥っていた(後に真相が明らかとなり、抱いていた不信感はさっぱりなくなっている)。
提督となった竜一郎に対して、突然見合いの話を持ってくるのだがその本音は付き纏うヤクザの息子のストーカー行為から助けて欲しかったが故のSOSであった
ところが今では竜一郎の事を本気で好きになってしまい、生き返った姉の事もあって最近は悩む毎日を過ごしている
城山勝也
雪菜と鈴音の父
かつては竜一郎と雪菜の結婚を祝福していたが、雪菜が蒼崎権蔵と銀次に破滅させられ、命を絶ったときには義母達に誑かされて竜一郎を糾弾して町から追い出した
後に真相が明らかになった際には、元凶である権蔵、銀次を町の人達と一緒に袋叩きにしている
かつて騙されて竜一郎を糾弾した事を悔やみ続けており、再会した彼に真っ先に謝罪した
そして別れ際に娘の形見であるペンダントを竜一郎に託している
一見すると頑固親父のような風貌だがその実は相当な子煩悩
福水重彦
竜一郎の実家である呉服問屋『蒼崎屋』の番頭
幼い頃から義母や義弟達に不当な扱いを受けていた竜一郎を陰から支え続けてきた人物で、雪菜が他界し、竜一郎が屋敷を追い出されて以降も彼の事を案じていた
実際経営の手腕に関しては一流であり、一時期倒産寸前だった蒼崎屋を義母達が追い出されて僅か半年足らずで黒字経営に変えている
大塚なつき
艦娘織りの発送を多く請け負う運送業者『大塚運送』の娘
竜一郎より1つ年上の旧友で、雪菜と共に彼の友人でもあった女性である
かつて雪菜が竜一郎の義弟2人に死に追いやられた時は、多くの町の住人と同様に義母達が広めた噂を真に受けて竜一郎を糾弾し、町から追放してしまう。しかし後に真相が明らかになった時は、罪悪感に苦しみながらも真犯人である権蔵と銀次への復讐に加わっていた
竜一郎が不知火と和解して間もない頃、仕事で444番鎮守府に赴いたときに偶々再会。このとき、青葉にせがまれて彼の受けてきた過去を明かしている
蒼崎耕介
現『蒼崎屋』の家主であり竜一郎の父親
元々は小さな呉服問屋だった蒼崎屋の頃に陸軍二等兵としてキス島にて愛海と知り合い
キス島撤退と同時に兵役を解任されて以降は愛海と二人三脚で偶然にも『艦娘織り』を開発し
他県に紡績工場を作ると同時に竜一郎を授かるのだが程無くして愛海に先立たれ、
以降彼女の死に深いショックを受け長い間抜け殻のようになってしまう
そこを付け込まれて親族の言うがままに再婚して悲しみから逃げる為に紡績工場の仕事に打ち込み
店の事を番頭に任せっきりにしてしまった結果、
気が付いた時にはとんでもない状態になっているを知って元凶であった義母と権蔵と銀次を追い出し
以降は紡績工場を信頼出来る工場長に任せて蒼崎屋の再建に専念する
元来は面倒見と人柄の良い温厚な人物なのだが最愛の妻の死のショックが彼を抜け殻にしてしまい
その事で取り返しの付かない悲劇の一因を作ってしまった事を酷く後悔している
蒼崎右衛門(そうざき うざえもん)
年齢不詳、蒼崎屋の隣町の外れに剣術道場を構える竜一郎の祖父で
性格は豪快でありながら温厚で近所の人との付き合いはよい普通のいい人
その正体は全宇宙に名立たる『樹雷』皇家の王位継承権20位以内の超名家の子息
樹雷人としての名前は『羅樹斗(らきと)』
ある事情により父親と大喧嘩の末に家を飛び出しそのまま地球に流れ着き、
そこで知り合った女性『咲弥』と恋に落ちて樹雷人である事を隠して結婚
ただ咲弥は右衛門と知り合う前に付き合っていた男の暴力によって流産を経験し子供を産めない身体となっていて(事情を知った右衛門はその男を『ひと思いに殺された方が幸せ』な折檻を行っている)
それを知った右衛門はとある事故で両親の亡くなった乳児(後の耕介)を養子として引き取り現在に至る
ちょくちょく剣術修行と称してフラリと姿を消す事が多いがそういう時はGP(ギャラクシーポリス)からの協力要請で(知り合いのパトロール隊員に実家への報告をしないと言う条件で渋々)銀河系のどこぞの星間戦争に武力介入している事が多い
『渡し人狩り』の始まる少し前まで『凶刃』の名前で渡し人稼業を行っていた時期がある
蒼崎権蔵、蒼崎銀次
竜一郎の義弟にして、彼を長きにわたって苛み続けた「呪い」でもある人物
実際は竜一郎の義母の息子達であったが、本来の長男である竜一郎を『妾の子』と蔑んでは不当な扱いを繰り返してきた
加えて極端な自己中でもあり、自分達の気分次第で周囲の人間を多く苦しめ続け、それでも平気な顔をして憚らない卑劣漢である
優秀で人望もある竜一郎が蒼崎屋の後継者となった事を快く思わず、彼と婚約した雪菜を2人で破滅に追いやって自殺させている。そのうえ、彼女の死を利用してその原因を『竜一郎がやった』と周囲に吹聴し、全ての責を彼におっ被せて町から追放した
その後は邪魔者がいなくなったことで、義母と共に蒼崎家を牛耳る様になり、家の貯金や売上金を勝手に持ち出すなど店自体が傾く程の贅沢三昧に耽っていた
ところが程無くして、町の人達に雪菜の死の真相が露見、彼等から復讐さながらの凄絶なリンチを受け、加えて帰ってきた父親に竜一郎を不当な手段で追い落としたことまでも発覚。その日のうちに義母ともども屋敷から追放された
自業自得で屋敷を追い出されたにもかかわらず、降りかかる不都合の全てを「他人からの理不尽な仕打ち」と逆恨み同然に考えており、自分を顧みることなど最初から考えようともしない
言うなれば無駄に高い強欲と高慢と自己正当化で凝り固まった醜い輩といえる非常に醜い性根の持ち主
最初の登場は『提督、過去を知られる』の大塚なつきの回想の中での登場となり
実際の登場は『提督、初夏の夜に渡します』で蒼崎と街中で偶然再会となる
当時は屋敷を追放されてからも反省する事無く、自分達の共犯である義母さえもこき使って切り捨てるなど悪逆に拍車がかかる始末。そのうえ知人である外道連中が運営するゲーム会社の社員として雇われ、様々な悪事に手を染めていた
しかし、同話の後半で血涙を流して激怒する竜一郎に身分相応の残酷な手法で二人共殺され
その死体は塵芥の欠片も残さず消滅した
兄・権蔵、享年19
弟・銀次、享年18
竜一郎の義母(本名不明)
蒼崎耕介の後妻にして、権蔵や銀次と共に竜一郎を苛んできた元凶の1人
義母の先祖はある弱小な藩にて老中を勤めていた人物がいる華族
とは言えど無駄にプライドが高いだけで一般人より僅かに裕福な程度なのだが欲だけは異常に強く
近隣の街で『艦娘織り』の開発で財を成した蒼崎屋の存在と当時家主の妻が病死した事を知り
蒼崎屋を食いものにしようと企んだ一族の計画で蒼崎家の親族を金で丸め込んで見合いを行い
当時愛海の病死で何も手に付かなかった蒼崎耕介との結婚を成立させ、計画は順調に進んでいるはずだった
その計画が狂い始めたのは義母の華族としての無駄に高いプライド、更に自分中心の我侭な性格を
忘れていたが故の暴走、そしてその性格を色濃く受け継いだ二人の息子の存在であった
もとは6人姉妹の長女だったが、生来からの無駄に凝り固まったプライドは妹の安倍川胡桃からも嫌悪されており(このため、胡桃と下の姉妹2人は成長してから実家を出てしまっている)、生まれついてこのような人格であった事が示唆されている。
以前北上が「どう見ても欠片も似てない」と言っていたがそれは正に的を射抜いた答えで
実際に二人の子供は義母が耕介と結婚した後も付き合っていた男との間の子でありその事は義母しか知らない
結局自業自得の所業で蒼崎家を追い出された彼女はその後実家に帰ろうとするが
一族は蒼崎家の乗っ取りに失敗した事を徹底的に罵って彼女を追い出し
更に付き合っていた男は金の切れ目が縁の切れ目と言わんばかりに姿をくらまし
以降は安アパートで権蔵と銀次に毎日のように八つ当たりの暴力を受けながら内職で食いつなぐが
やがて病気となり、その頃から二人もアパートに寄り付かなくなりひっそりと孤独死を迎える
享年47
安倍川胡桃
蒼崎家に嫁いで来た義母の妹(6人姉妹の四女)に当たる人
性格は陰湿な義母と真逆で竹を割ったかのようにサバサバとして自分に正直
幼い頃から上の姉妹のいじめを受け、そんな姉達に復讐する為に喧嘩三昧に明け暮れて中学の時点で地域最強になる
ひょんな事からKGBにスカウトされ、以降は自分の手腕のみで大佐にまで昇進しており、現在は
『ガングート』『タシュケント』『ヴェールヌイ』『占守』『山風』が居る
因みに山風は胡桃の卵子を核として作られた艦娘であることから一応親子とはなっているものの
口を開けば大喧嘩に発展する事が多いのらしい
なぜだか竜一郎に女装をさせる事がお気に入りらしく、彼を自分の『嫁』として連れ帰りたいと考えているのだとか
その他の登場人物*
アリスフィーズ8世
遥か昔、「黒のアリス」の異名で世界を震撼させたと言われる強大な魔王
但しこちらの彼女は何者かの力によってカーボンヒューマンと呼ばれる素体に『ある力』を埋め込んで作り上げたデットコピー
三国への侵攻を企てたライセン・ハインリッヒの協力者として登場するも、ハインリッヒが鳳翔、間宮、日向に完膚なきまでに叩き潰された途端に突如として出現
その場でハインリッヒを処刑して姿を消した
その後も444番鎮守府や協力者である天月朱狼と幾度となく邂逅し、敵対行動を続けている
彼女の真意は不明で一連の行動にも謎が多く
かつて天月朱狼の恋人であったフィアを寝取った薬屋の中年オヤジに対して激しい怒りの末に惨殺するなど天月を擁護する行動もしばしば見られる
実は彼女は本心では天月朱狼の事を愛しており、
彼の恋人を手駒として使っていたのも恋人を失って心の奥に深い傷を負った彼を助けたいが故に
苦労を重ねて生き返らせ、三文芝居の末に天月に返し
更には自身を攻撃される事よりも天月に危害を加える者に対して激しい怒りを露わにする
とある事件でついうっかり天月に本心をバラして以降恥ずかしくって顔すら出しに行けないでいる
(時間軸的にはもんむすくえすとの終章以降に当たる)
スカーディア
陰湿にて残忍、他人の身体に憑りついて常に安全な所から悪事を働く卑劣な淫魔
それ故に同族からも
『淫魔の恥晒し』
『畜生以下の腐れ外道』
と罵られる程嫌われていた
他者の命や幸せを踏み躙る事が唯一の娯楽だと称して同族であろうと人間であろうと関係なく
無意味な殺戮と破壊を繰り返し、あまつさえ当時の魔王であったアリスフィーズ8世に憑りつこうとしたが失敗して処刑されるはずであったが
奇跡的にも異世界に逃げる事に成功し、たまたま見つけた天月朱狼(当時6歳)に憑りつき
この時点で彼が潜在的な魔素の持ち主である事を知るや彼の周囲の人間を操って徹底的に痛めつけ
何度も彼を絶望の底に追いやって彼の持つ魔素を解放させ続け
当時の彼の恋人であったリリアとフィアすらも迷う事無く毒牙に掛けた
更に赤い月の魔素が満ちた夜に天月を操ってリリアとフィアを殺させて天月を暴走覚醒させるものの
事前に察知していたアリスフィーズ8世によって計画は破綻させられ
天月の体外に追い出された後は壮絶なリンチの末にホラーの短剣を刺されて無理矢理ホラーにされ
最後に魂だけの姿で命乞いするもののアルマエルマとアリスフィーズ8世にトドメを刺されて消滅した
追記として、スカーディアは本作のオリジナルキャラクターであり
もんむす・くえすとにこのような淫魔は存在していない
アラクネ(ホラー)
魔戒騎士の居る世界に現れ、名も無き魔戒騎士に陰我を絶たれたホラー
浮気性の彼氏を持つ嫉妬深い女の嫉妬心に呼応して彼女の持つセカンドバッグの影をゲートにして現れた
人の姿の時に彼氏が引っ掛けた女達を路地やトンネルに誘い込みそこに張っておいた蜘蛛の巣に絡め取って捕食を繰り返していたが巡回していた魔戒法師に正体を見破られて襲い掛かるも駆けつけた魔戒騎士によってあっけなく敗北
この時の姿は下半身は蜘蛛、上半身は憑りついた女の身体であり
能力に関しても口と左手から糸を飛ばして相手に絡め取ったり巣を張ったり
蜘蛛の特性として壁や天井に張り付いて獲物を待ち受けたりと意外にも策略を使う
スカーディアに憑依した際は彼女の魔素の影響によって肉体の増殖暴走が始まり
ウニのような大量の蜘蛛足と蜘蛛の身体に人の顔のような模様とも付かないモノが出来た姿となる
肉体暴走のせいで蜘蛛足での攻撃しか出来なくなっていたがほぼ無限に生え続ける事や
魔戒剣すら簡単に通らない強固な表皮はそれだけでも脅威であり
挑む天月達を追い詰めたのだが
五大剣・三国の将・憲兵・異世界の勇者の猛攻によって表皮を破壊された後に
魔戒騎士達に弱点である体内を斬られ、最後に偽牙の『烈・魔炎装』によって体内から焼かれて陰我を絶たれた
追記としてこのホラーは原作である『魔戒騎士GARO』には一切登場していない
本作のオリジナルキャラクターである
ライセン・ハインリッヒ
かつて、第二次世界大戦以降のドイツ史上最悪と言われた大量殺人鬼
旧ナチスの過激な信望者で、機械工学に長けた技術者でもある。その技術力を利用して自身の手足となる機械兵士の大量生産を目論んでおり、完成度を高めるためと称して多くの艦娘、深海棲艦、果ては民間人や子供に至るまで300人以上の虐殺に関わった
そのため現在でも、ナチスの悪霊と呼ばれ恐れられている
しかしその最期はあまりにも惨めで、本気を出した鳳翔、間宮、日向によって虎の子の機械兵士を全て叩き潰された挙句、彼を使っていたアリスフィーズ8世に触手で腹部を貫かれ
『捨て駒』呼ばわりの挙句にゴミのように始末されてしまう
彼が製作した人造兵士はその後もウォン達の手駒として活用されている
444番鎮守府に開いた時空のひずみを通じてやって来た来訪者の1人
とある外史の世界から来た『天の御使い』であり、後述の天月朱狼の知人でもある(本当は現代人なのだが、とある事情で外史に来てしまった稀有なキャラクターでもある)
444番鎮守府と自身達の世界が繋がった事で竜一郎達と接点を持ち、また鳳翔、間宮、日向の大暴れ(?)で侵略者であるライセン・ハインリッヒの謀略が頓挫してからは、仲間である武将たちと共に444番鎮守府の客人として迎えられている
多くの仲間に慕われている好人物……なのだが、清廉な竜一郎とは対照的にスケベを絵に描いた様な性格で、度々覗きやセクハラをやらかしては折檻されている『困ったちゃん』な高校生
因みに、エロさえ絡めば敏腕プロデューサーも顔負けの手腕を発揮する
最近になってモンスターノイドが舎弟となった
天月朱狼(あまつきしゅろう)
普段はごく普通のサラリーマンとしてとある中小企業で働いているが
彼は数年前に次元のひずみに巻き込まれて複数の異世界を渡り歩く生活を余儀なくされ
その最中で世界を救ったり仮面ライダーと共闘したり外史の世界を救ったりとハードな人生を送っている
普段は穏やかな性格ではあるが時折寂しげな表情を見せるが
戦いともなれば熱くなって常に先陣に飛び出す無鉄砲な所を見せる
流派は無く強いて言えば我流
艦娘や三国の武将達とは常に一歩下がった感じの付き合いしかせず
特に付き合いの長い三国の武将達のほとんどが彼に真名を預けているにもかかわらず一度もその名で呼んだ事は無い
これに関しては過去に己の不甲斐なさで死なせてしまった二人の恋人が彼の心に深く影を落としているのが原因で
その二人が海風・江風として蘇ってからは少しづつ解消され始めている
彼が持つ『偽牙狼剣(ぎがろうけん)』は本来は彼があるダンジョンで手に入れたとあるドワーフ族の名工の作ったミスリル銀の剣にマテリアル合金を融合鍛錬したモノなのだがたまたま彼が次元のひずみに飲まれる前に買っていた某プラモ情報誌の『魔戒騎士・牙狼』特設ページの牙狼の鎧の美しさに惚れ込んだドワーフ族の職人達によって融合鍛錬のついでに儀式魔法で召喚する鎧を牙狼とほぼ同一の姿に作り替えてしまい以降はその鎧を装備して戦っている
更に異世界にいる間に魔導師としての勉学を積んで一級魔導師の資格を持っており
火・水・風・雷の4属性を操って鎧として纏う技を持っており
『豪炎武装』『氷結武装』『疾風武装』『雷鳴武装』
の4つの装備を状況に応じて使いこなしている、因みにこれら4つ以外にも更に上の武装もあるらしい
追記として彼が纏う牙狼の鎧はホビー情報誌の情報を元に異世界の技術で錬成されており
正統な牙狼の鎧と若干違いがあり各所に魔戒文字ではなく魔力を増幅させる効果を持つ古代ルーン文字が刻まれている事や情報誌からという事もあって若干作りが粗い所も目立つ
後に冴島鋼牙経由で番犬所から魔戒剣と鎧『偽牙(ぎが)』を譲渡されている
(名前の由来は偽りの牙狼の姿から命名された)
外見は牙狼とほとんど変わらないデザインで僅かに魔戒文字や紋章の形が違う
本来なら黒に近い銀色の鎧であったが天月の魔素の影響によってマリンブルーに変わっている
最近はアリスフィーズ8世の告白を受けてどうすればいいのかと悩む毎日を送っている
華陵空幻
キツネ巫女喫茶『百葉亭(ひゃくようてい)』でキツネ巫女店員として働いている九尾の狐
平安時代から存在していたのだが稲荷神として奉られた頃から長い休眠に入った
しかし現代になるころには氏子すら居なくなった自身の社が崩壊しかかり無理矢理復活する事となる
彼女自身はそれこそ並みの上級種の数十倍の霊力を持っているのだがそれを使える術を心得ておらず
低級の子狐ですら使える狐火すらも出来ず、他の妖魔から『不能者』と蔑まれて九尾と言う超上級種であるにもかかわらず低く見られていた
ところが現代社会を知る内に『スーパー戦隊』『仮面ライダー』なるヒーローモノに興味を持ち
ある時悪ふざけでTVの通りに玩具を使った所ものの見事に変身してしまい
更にその能力まで再現出来る事に気付いた彼女は以降
更にそれ以外の変身玩具を用いて状況に応じたヒーローに変身して
喧嘩事を収めたりヒーローショーを店内で行ってファンを増やしたりしている
天月朱狼とはある国の防衛戦以降からの付き合いではあるがその関係は友達以上に進む事は無く、空幻自体も現在は恋より遊びを優先したいようである
現在岩川基地に客人として在籍している足利義輝に自分の尻尾を奪われそうになった過去があり
それは今では立派なトラウマとなって義輝に不必要に迫られると泣いて逃げ出してしまう程となっている
しかも最近になって今川雷蝶中将・明智光秀・織田信長とドンドン尻尾を狙う者達が増えて日に日に身の危険を感じている
モデルは『GS美神』出演のたまも
魔戒騎士*
バラゴ(龍崎駈音)
本来ならば強大なホラーであるメシアの生贄にされて消滅するはずであったのだが
偶然にも異世界から流れ着いた天月朱狼から思わぬ真実を聞かされて運命が変わってしまい
尚且つ天月に一喝されてから鋼牙を助ける為に素体ホラーを天月共々蹴散らして道を切り開いたりメシアの攻撃から己の身を盾にして鋼牙に攻撃のチャンスを作った
それ以降は魔界騎士達とは距離を置いていたものの命の恩人である天月に危機が迫っている事を察知し、天月の存在する異世界に渡って彼の窮地を救い
その後は444番鎮守府に於いて心理カウンセラーと剣術師範を引き受けている
ところがメシア復活の際に自分が斬ったガルムに体内に貯め込んでいたホラーと身体の半分を奪われ
(この時の死の紋章まで持って行かれたので彼の短命は回避されてしまった)
更には天月に憑りついていた邪悪な淫魔スカーディアとの戦いで肉体が崩壊しかかり
もんむす・くえすとの世界に居る死霊使いのクロムの協力で大急ぎで作ったスペアボディに魂を移し替えて元来の肉体の修復を行っているのだが
なぜだかそのスペアボディが艦娘のアイオワそっくりな姿から涼邑零からは散々笑われるはイジられるは冴島鋼牙からは地味なイヤがらせを受けるはの散々な目に遭う事になってしまい
挙句の果てには艦娘や棲艦からアイオワの服を押し付けられるというある意味苦悩の毎日を送っている
かつてバラゴに最愛の恋人である静香を殺され、以降激しい復讐心を燃やしていたのだが
以前とは違い邪心の無くなったバラゴに戸惑い、1対1での勝負を行ったものの結局トドメを刺す事が出来なかった
しかし建造システムで静香が阿賀野型 1番艦・阿賀野となって生き返ってからはそれほどバラゴを憎む事は無くなり、現在は444番鎮守府で厄介になっている代わりに剣術指南・三国での盗賊討伐の仕事を引き受けている
あまり魔戒騎士の規律に関して考えていないのか人前でも鎧を召喚したりバイト(遊園地のヒーローショー)に使ったりしている・・・・それでいいのだろうか?
因みに、バラゴがアイオワの服を着て欲しいと艦娘や棲艦から追い掛け回される原因を作った張本人で、暇さえあれば間宮亭で大好きな甘味を食べているのらしい
番犬所から盗み出された3本のホラーの短剣の捜索の為に艦これの世界に辿り着いた
当初はホラーの居ない世界に戸惑いを感じてはいたがもんむすや三国の将と言った猛者に出会いバラゴや涼邑零共々三国・艦娘の鍛錬や盗賊討伐を引き受けながら未だに消息の掴めないホラーの短剣の捜索を続けている
登場当初はスカーディアと戦っていたバラゴを怒りに任せて斬ろうとしたが相棒である魔導輪ザルバに止められてしまい、更には己の命を賭してスカーディアホラーと戦うバラゴの姿に複雑な心境になってしまい
更にバラゴの女体化で最早どうしていいのか分からなくなってしまい、そのせいなのかチョイチョイ地味な嫌がらせに走るようになってしまった
但し他の艦娘や棲艦、三国の将に対しては少しとっつきにくそうな感じではあるものの
それなりに礼儀正しく接している
寧ろザルバの方がフレンドリーな感じで勝手に話しかけて冴島鋼牙自身が振り回されているようではあるけど・・・
追記として人前での鎧の召喚や他勢力との戦闘行為など本来なら重罰に値する行為に関しては番犬所の神官から
「その世界では魔戒騎士に関する情報が詳しく知れ渡っているし何よりもホラーの短剣の回収が最優先事項」
と言われて全ての戒めを解かれているのでよほどの事が無い限り罰せられる事は無い