概要
英語で『致死性』もしくは『(事故・災害での)死亡』を意味する単語である。
本記事では『モータルコンバット』のシステムについて記述する。
解説
相手より先に規定数のラウンド(通常は2本)を先取すると、相手は倒れずに立ったままフラフラになる。
(ダウンするような技を喰らった場合、ダウンはするがわざわざ立ち上がる)
同時に、『FINISH HIM(相手が女性の場合は“HER”)!(訳:トドメを刺せ)』のナレーションが入る。
この時に『トドメの一撃』として使用できる技がFATALITYである。
特殊なコマンドと間合いの調整が必要だが、成功すれば無残に相手は死ぬ。
また、日本では『究極神拳』と和訳されたことがある。
その記事を併せて参照の事。
具体的に何をするのか?
相手の心臓をもぎ取ったり刃物で串刺しにしたり切り刻んだりが主なFATALITYの方法。
『相手の首を脊椎ごと引っこ抜く』というのは聞いたことがある人も多いだろう。
だが、時にとても奇怪な方法で相手を殺害することがある。
奇怪な殺害方法の一例
※()内の略称は、
MKⅡ | モータルコンバットⅡ |
---|---|
MK3 | モータルコンバット3 |
MKT | モータルコンバットトリロジー |
MK4 | モータルコンバット4 |
MKG | モータルコンバットゴールド |
MKDA | モータルコンバットデッドリーアライアンス |
MKD | モータルコンバットディセプション |
MKSM | モータルコンバットショウリンモンクス |
MKDC | モータルコンバット VS. DCユニバース |
MK9 | モータルコンバット9 |
MKX | モータルコンバットⅩ |
MK11 | モータルコンバット11 |
MK1 | モータルコンバット1 |
を指す。
FATALITYの内容 | 決めたキャラクター |
---|---|
マスクを外し、ガイコツの素顔を見せた後炎を吐いて相手を焼き殺す(魔焼波/TOASTY!) | スコーピオン(MK~MK4、MKSM、MKDC、MK9、MKX、M1) |
アッパーカットで相手の頭を吹っ飛ばすが、隠しコマンドにより飛ぶ首の数がなぜか増加する) |
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巨大な龍に変身して相手をマミらせる | リュウ・カン(MKⅡ~MK4、MKSM、MK9)
|
脚が地面に固定されていない状態で胴体を持ち上げて腰から引きちぎる | ジョニー・ケイジ(MKⅡ、MK4、MK9) |
キスしたらなぜか体が風船のように膨らみ破裂した | キタナ(MKⅡ、MKDA、MKDC) |
相手にワイヤーを打ち込み頭を膨らませて爆破する | カバル(MK3) |
自ら巨大化したり、相手を縮小化するなどして踏み殺す |
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相手を床に連続で叩きつけてたら体が破裂した | アーマック(MK3) |
刃物つき帽子で相手を首→胴体→脚の3回に分けて切断(相手の断末魔はその都度出る) | クン・ラオ(MK3~MKT) |
刃物に変形した両腕で相手をバラバラに切り刻む(この時腕や脚が3本以上出ることもある) | ジャックス(MK3) |
口に大量の釘を含み、マシンガンの如く相手に吹き付ける | ミレーナ(MK3) |
相手を振り回し遠心力で肉を吹き飛ばしバラバラにする | ジェイド(MKT) |
怖い顔を見せたら幽体離脱して幽霊が走って逃げた | カバル(MK3) |
自爆したけど相手は死んだからいいよね | サイラックス(MK3、MKG) |
爆弾が多すぎて地球も一緒に爆破しちゃったけど相手は死んだからいいよね |
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胸からプレス機を展開し、相手を挟み潰す | セクター(MK3、MK1) |
キスしたら破裂するかと思いきや、全身の関節が折れ曲がってバラバラになった | ターニャ(MK4) |
相手を蹴飛ばしたら何故か胴体が先に吹き飛んで、頭部と両腕が後から落ちた | レイコ(MK4) |
相手に電撃を流して爆破したらなぜか跳ね返り自分も爆死 | ライデン(MKD) |
背中から脊椎を引っ張り出そうとしたら全身の骨が全部抜けた | サブゼロ(MKDA) |
屁を引火させてそれで相手を焼き殺す | ボー・ライ・チョー(MKD) |
殴った相手が時間差で破裂した。どう見ても北斗神拳です。本当にありがとうございました | リ・メイ(MKD) |
わら人形にごっすんごっすん五寸釘→相手の体も同じようになる。 | アシュラ(MKD) |
相手の頭部を平手でくぱぁさせた上にアカデミー賞もどきなトロフィーをぶっ差し込む | ジョニー・ケイジ(MK9) |
「BANG!」と書かれた旗が出るおもちゃの銃でおどけて見せた直後本物の銃で相手の頭を吹っ飛ばす |
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相棒の影を呼び出した後、相手の足を影とそれぞれ片方ずつ持ってそのまま綱引きの要領で豪快に股裂きする。
| ヌーブ・サイボット(MK9、MK1:ANIMALITY) |
相手を振り回して何回か地面に叩き付けると木っ端微塵になった |
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ちぎった相手の生首を首の断面からねじ込み腹から発射 | アーマック(MKX) |
-殺した相手との自撮りツーショットをFacebookらしきサイトに投稿。垢BAN不可避。
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大量のお酒を相手に飲ませたら何故かお酒と一緒に内臓まで吐き出した | ボー・ライ・チョー(MKX) |
上空にヘリコプターを旋回させ、相手を上空まで蹴り上げ、ヘリコプターの羽に巻き込ませるまで撃ち込む。 | ソニア(MK11) |
走りながら二丁拳銃で相手の腹部に数発撃ち込んで股間を蹴り上げる。すると肉体がパックリ割れて頭蓋骨と背骨が綺麗に飛び出す。 | キャシー・ケイジ(MK11) |
相手の心臓をキックでぶち抜き、そこに出来た体の穴の横から腕を突っ込みハートマークを作る。ブラック! | キャシー・ケイジ(MK11) |
相手の右腕を引き千切り、その腕で首を真上に吹っ飛ばす。そのままベースボールが始まり、(あの世へ)サヨナラ葬ラン。 | ジャックス(MK11) |
相手の上半身を引きちぎり腹話術の人形に。クオリティの低い腹話術をして『4』の自身のエンディングのオチの如くトマトを投げつけられる。 | ジョニー・ケイジ(MK11) |
相手の顔面と胴体に高圧水流で風穴を開けたあと、何故かボヘミアン・ラプソディめいたカットが入り、その直後に手から出る水の剣で相手を三分割 | レイン(MK11) |
映画の撮影中みたいなシチュエーション要素が入り、アッパーカットで相手の頭を吹っ飛ばそうとするが、NGシーンを繰り返す。 | ジョニー・ケイジ(MK11) |
一蹴りして立ち去ったと思いきやバイクに乗ってドリフトしながら相手を吹っ飛ばし、最後は銃で木っ端微塵に吹っ飛ばす | ターミネーター(MK11) |
相手を自身の高級車にダイナミック乗車させた後ドアで胴体切断しそのまま壁へ衝突。廃車確定。 | ジョニー・ケイジ(MK1) |
ブラックホールを生成し、相手を徐々に吸い込ませる。 | リュウ・カン(MK1) |
キスをしたら爆発かと思いきや相手が溶けた。 | キタナ(MK1) |
相手を上空に打ち上げ、ジャンプして腕を掴む。そしてそのまま超高速で振り回して肉を全て遠心力で吹き飛ばして骨だけにした後、地面に叩きつけて粉々にする。 | ジェネラル・シャオ(MK1) |
相手の腸を引き摺り出して魔法で着火。慌てる相手の素っ首をサマーソルトキックで天高く吹っ飛ばすと、着火された腸が首についており、導火線じみて首に魔法が到達し花火になった | リ・メイ(MK1) |
相手の腸を抉り出し宙吊りに。その下に火をおこし、美味しく焼けたところで四肢を仲間と共にいただく。 | バラカ(MK1) |
相手にキックやパンチを繰り出したら解放骨折したが、あろうことか解放骨折した骨を凶器として使い、相手をズタズタにする。 | ハヴィック(MK1) |
別次元の相手の首を脊髄諸共引っこ抜き、相手をぶん殴った後手渡す。するとまた別次元の自分が相手の首を脊髄諸共引っこ抜く。 | ゲラス(MK1) |
相手を突いたら時間差で心臓が破裂。やっぱり北斗神拳……ゲフンゲフン。 | シュジンコウ(MK1) |
ガラスの板を5枚召喚して相手の頭上に落とす。すると相手は体を六等分に切断されてプレパラートになる | クァン・チー(MK1) |
魔法の球を相手の口に送り込んで操り、文字通り自分の手で顔面を顎まで引き裂かせ、首を捻り切らせて差し出させた | クァン・チー(MK1) |
背中にジェットパックを装着して相手に突撃し上下半身分断させ高速移動、着地した後に自分はバリアを張ってソニックブームで骨だけにする。残骸の肉は鷹(ワッシー)がいただきました。 | ピースメイカー(MK1) |
相手の口から謎の蝶が這いずり出てきたので、それをショットガンで殺そうとするが失敗しまくる。因みに相手は流れ弾で両腕と片足を失った挙句、胴体に風穴を開けられて死亡。ナムアミダブツ!(ちなみにこの蝶は人間の脳に寄生して操る地球外生命体「バタフライ」。つまりこいつが口から現れるということは相手は既に死んでいたということに…) | ピースメイカー(MK1) |
空高く打ち上げた相手を旅客機と衝突させ、自身もそこへ向かい相手を旅客機から引っぺがしてエンジンに相手を巻き込み木っ端微塵に。それによって火災と大パニックを起こしながら旅客機は墜落していくのであった……旅客機墜落事故の罪で逮捕確定であるはずだが原作を考えると…… | ホームランダー(MK1) |
このような技も見受けられるが、最近のシリーズでは排除され気味であり、代わりに『いくらなんでもやりすぎ』な殺害方法が増えてきていた(特にX以降)。
相手の死体に攻撃したり、ちぎった相手の首を使って攻撃したり……
しかし『11』では一転して、各キャラの個性を最大限に生かしたバラエティー豊かなFATALITYが揃っている。
MK1ではDLCで購入する事によって使用可能となるFATALITYが追加された。いずれも一年の行事に関わるものである。
- 大量の蟲が入ったカボチャを頭に被せ、弱った相手の頭を蹴り客宅へダイナミックデリバリー。(ハロウィン)
- 相手の顎をテーブルで砕き、様々な料理を相手の口に押し付けた後、相手の腹を踏みつけると目玉が飛び、頭が爆発する。(感謝祭)
- 尖らせたキャンディケインを相手の身体に突き刺し動けなくしたところを、凶悪化したサンタさんとトナカイが轢き逃げ。しかもサンタはまさかのそれにコスプレしたシャオ。(クリスマス)
またFATALITYであるにも拘らず、手足をちぎるだけ、相手の頭を3度たたいて地面に胸から下を埋めるだけ、つまり相手はどう考えても死んでいないという例もある(ちなみに後者のFATALITYの使い手は4本腕)。
種類
FATALITYには複数の種類がある。
- フェイタリティ(Fatality)
文字通り相手にトドメを刺す。
凍らせて粉砕したり、連続攻撃で人体を破壊したり、果ては爆弾で地球ごと木っ端微塵にするといった技も。
……一部キャラは後述のフレンドシップと見せかけてフェイタリティをかますヤツもいるけど。
作品毎に既存キャラのFATALITYは新しいものになるので、基本的にその作品限りである。
- ステージフェイタリティ(Stage Fatality)
相手を場外に落とし、剣山、マグマ、強酸プールなどのステージ特有の地形を利用して殺害する。
ピット(The Pit)とも呼ばれる。
MK:DとMK:Aではトドメではなくただのリングアウト扱いとされている。ミンチになったり首がすっ飛んだり、強酸で骨になったりとどう考えても致命打になるようなものばかりだが、マッチポイントでなければ次のラウンドにて何事も無かったかのように復活する。
- フレンドシップ(Friendship)
MK2、MK3、UMK3にて収録。
贈り物をしたり、一緒に踊る等、相手を殺害せず友好を示すユニークなコマンド。中には対戦相手を驚かせて楽しむコメディも。(例:フラフラな相手がビックリ箱を開けられて我に返り驚いて逃げる)
キャラ毎に様々なバリエーションが多く、戦士達の意外な一面を見る事もできる。殺伐としたモータルコンバットの世界観において逆にインパクトを与えた。わざわざこれの為に用意されたモーションやグラフィックがある。
アナウンスも「Friendship…Friendship!?」と戸惑ったり内容によってはアナウンスまでも笑ったりする。
MK11でのAftermathアップデートでまさかの復活。相手そっちのけで料理やパーティー芸を披露したりで実に楽しそう。ちなみにミレーナはMK11には当初登場せず、キタナのフレンドシップの演出のみだったが、後に追加キャラクターとして登場と言う経緯を持つ。
- ベイバリティ(Babality)
MK2、MK3、UMK3にて収録。
相手を赤ん坊に変え、屈辱を与える。
……と、いうかフレンドシップ同様に殺害しない為赤ん坊と化したキャラを見るという楽しみもある。
また、MK9でまさかの復活を遂げた際には、そのキャラ固有の可愛らしいアクションを拝む事ができるようになった。
ゲストキャラのクレイトスも例外ではない。
- アニマリティ(Animality)
動物に変身し、本能のままに相手を屠り、貪って殺す。
ただし3ラウンド目で『マーシー(Mercy)』を使って相手を回復させた状態でのみ使用できる。
こちらもMK1の追加アップデートである『Khaos Reigns』ではまさかの復活。しかもゲストキャラクターでも発動可能。
カバやゴリラにクマとパンダ、他にもハナカマキリやハリセンボン、更には白骨化したティラノサウルスや食虫植物ならぬ人喰い植物といった奇抜なもの、挙げ句の果てには原作に登場した怪獣を持ち出すことはおろか現時点で最大級のサイズを誇る某神話に出てきてもおかしくない怪物級のタコといったものにも変身している。面白いところではバディと同じ動物に変身して共闘したり某有名サメ映画をパロったりするキャラクターも…
- ブルタリティ(Brutality)
FATALITYの発展型。
怒涛の連続攻撃を繰り出し、相手が粉々になるまでパンチやキックの嵐を浴びせる。
MKX以降は一部の特殊攻撃でトドメを刺し、尚且つその時に特定のコマンド(ボタン長押しなど)を入力しているとFATALITYじみたトドメを繰り出すシステムになった。MKXはそうでもなかったが、MK11以降では過去作のFATALITYを流よ……現代版にアレンジしたものが多い(特にジョニーやキタナといった古株)。
- ハラキリ(HARA-KIRI)
MK:Dにのみ収録。
厳密にはFATALITYではなく敗者側のみ使用可能。
相手の強さに敬意を表し、トドメを刺される前に自ら自害する。
名前に反して本当に切腹しているキャラはほとんどおらず、せいぜいケンシくらいしか正当なハラキリを披露していない(事実、ケンシのHARA-KIRIの名称はSEPPUKU)。
というよりほとんどがハラキリならぬクビキリである。
- クリエイト・フェイタリティ(Kreate a Fatality)
MK:Aのみ収録。
手動で操作を行うことで自由に連続技を繰り出し、創意工夫を凝らして相手を惨殺する。
……だが、どの技も同じようなものになるためキャラの個性が薄くなり、盛り上がりに欠ける要因となってしまった。
- ヒロイック・ブルタリティ(Heroic Brutality)
『モータルコンバットvsDCユニバース』にて、スーパーマン、バットマン、グリーンランタン等のヒーローキャラが使用。
決め技を撃ち込むが相手を殺害はせず、せいぜい気絶や戦意喪失に留めるものである。
なお、同作でもモータルコンバットのキャラはともかくDCのヴィランサイドも容赦なく相手をFATALITYする。
……マーベルがカプコンとのクロスオーバーで成功したのを受けてDCコミック側がモータルコンバットの面々と組もうとしたのが間違い。DCコミック側に考慮した結果としてフェイタリティの内容は本家モータルコンバットよりもヌルく抑えざるを得なくなり、五体満足だったり解体の過程が無くて一瞬で骨になったり…と、普通に「スマートな殺し」に落ち着いてしまい従来のユーザーからは「物足りない」と大顰蹙を買う事となった。
モータルコンバットのキャラクターが他に出張する分には喜ばれているんだが……。
- クイタリティ(Quitality)
MKX以降、ネット対戦中に通信を切ると使用キャラの首が吹っ飛んだり(MKX)、どこからともなく降ってきた岩に串刺しになったり(MK11)、自ら首を折ったり(MK1)する。
システム自体はMK:Dのハラキリに近いが、傍から見るとルール違反者に対する処刑である。
モータルコンバットは故意な切断厨には容赦しない。
- ファクション・キル(Faction Kill)
MKXにのみ収録。
特定のゲームモード『Faction War』において、自分が所属しているグループ特有のFATALITY。
例えば燐塊に所属していれば、無数の手裏剣が相手目掛けて飛んでくるし、スペシャルフォースの場合はスナイパーが狙撃してくれる。
発動の際に発動キャラが「殺れ!」や「今だ!」だったりと命令する。
影響
このようなグロテスクな演出が受けたのか、海外ではモータルコンバット以外の格ゲーでも、このようなFATALITYを採用している作品は多い。
国内作品ではサムライスピリッツ零スペシャルの絶命奥義が有名。
徹底的なグロさを追及するものもあれば、意味不明のシュールなFATALITYもある。
影響を受けた作品一覧
……他にも『BLOOD STORM』『TIME KILLERS』『RISE OF THE ROBOTS2』などの、マイナーな格闘ゲームにも採用されている。
また、正規稼働はされなかったもののデータイースト(正確にはピンボール作品を手掛ける子会社、データイースト・ピンボールが開発している)の『タトゥーアサシン』では「(全キャラ合計で)2196種のフェイタリティが用意されている」という文言をデモ画面で見ることが出来る。これだけだと一見凄そうに見えるが、実際は内容被りがほとんど。相手を変化させるモノで嵩まししていて実際はキャラクター一人につき21種類。盛りすぎである。ちなみにBTTFシリーズのシナリオに関わったボブ・ゲイルがシナリオとプロデュースを担当しており、その繋がりなのかデロリアンにそっくりな車で相手を轢き殺すフェイタリティもある。
余談
- シリーズ製作の中心人物であるエド・ブーンが1995年秋頃に受けたインタビューによれば、Fatalityのモチーフとなったのは、1987年にイギリスのPalace SoftwareがCommodore 64/Amiga/AtariST/IBM-PC/Apple IIなどの機種で発売した、1対1の武器格闘ゲーム『Barbarian : The Ultimate Warrior』に「格闘中に断首する要素」があり、そこから着想を得たと述べている。
- 更に「元々はボスであるシャン・ツンが剣を駆使して戦い、勝利したプレイヤーが彼の剣で首を刎ねるというコンセプトだったが、『このトドメをさす方法を他のキャラクターにも使えないだろうか?』というところから生まれたのがFatalityという要素だ」と述べている。
関連タグ
ニンジャスレイヤー:主人公フジキド・ケンジの敵ニンジャ殺害法の殆どがモロFATALITY(脊髄ぶっこ抜きや縦割り真っ二つなど)。
デスモモイ:「FATALITY…」と発していることがある。