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基礎データ編集

全国図鑑No.0851
ガラル図鑑No.160
ローマ字表記Maruyakude
分類はつねつポケモン
タイプほのお / むし
高さ3.0m
重さ120.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性もらいび/しろいけむり/ほのおのからだ(隠れ特性)
タマゴグループむし

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語マルヤクデ丸焼き+ヤスデ
英語・スペイン語・イタリア語Centiskorchcentipede(ムカデ)+scorch(焦がす)
ドイツ語InfernopodInferno(地獄)+Chilopoda(ムカデ)
フランス語Scolocendrescolopendre(ムカデ)+cendre(灰)
韓国語다태우지네다(全て)+태우다(焼く)+지네(ムカデ)
中国語焚焰蚣焚(焼く)+焰(炎)+蜈蚣(ムカデ)

鳴き声編集

ふぁふぁふぁぶぁキルクスタウン・おいしんボブの個体
ま る や く で鎧の孤島・カブの個体

進化編集

マルヤクデのほのおのうず!

ヤクデマルヤクデ(Lv28)


キョダイマックス編集

マルヤクデが あらわれた!

詳細はキョダイマックスマルヤクデにて


概要編集

ヤクデの進化形。ヤスデモチーフの進化前から順当に成長したかと思いきや、牙が生え、より体が長くなり、漢字の『火』の形に燃え盛る触角と尾が発生してムカデらしい外見となった。


メガムカデポケモン・ペンドラーよりも、実際のムカデに近い細長く扁平な体型をしており、キャンプ等で歩行する際もリアル寄りな腹這い姿勢となっている。虫が苦手な人はゾワゾワするかもしれない。


名前の由来はおそらく「丸焼き+ヤクデ」。これまた関西弁を思わせる名前だが、進化前以上に殺意が高く感じる。

食べたものが体内で発酵され作られる可燃性ガスを、腹部の発熱器官で燃やしている。燃え盛る炎は頭部の触角やお尻の部分から漏れ出るほどで、その温度は摂氏800度と非常に高温。


性格はとても凶暴で、好戦的な性質を持つ。近づく者がいれば、しなやかな長い体や鋭い牙を武器に見境なく襲いかかり、腹部の発熱器官を叩きつけたり、それを押し付ける形で締め上げて丸焼きにしてしまう。


マルヤクデ

一見すると顔の側面に牙はあってもは確認できないように思われるが、実はヤクデ同様閉じているだけで顔面の底にある。

それ故笑顔の表情は意外と可愛らしく、戦闘モーションなどでは口が開くところを見ることが出来、その中は黄色く発光している。


ヤクデの図鑑説明では体の黄色い部分が特に熱いと解説されていたので、体内は相当な灼熱空間になっているのだろう。こんなのに噛み付かれたら火傷どころかドロドロに溶かされてしまうという事は想像に難くない。

こんな恐ろしい生態でも、温度はトロッゴンの摂氏1000度を下回り、キョダイマックス時で漸く拮抗するのだから、ポケモン世界は中々に温度のインフレが激しい事が改めてお判りいただける事だろう。


マルヤクデvsペンドラー

全長はペンドラーよりも長いが、体重はこちらの方が軽い(とはいえ120kgと、虫ポケモンとしてはかなりの重量級)。

そして当のペンドラーとは非常に仲が悪いようで、縄張り争いに負けた方が餌になるのだという。


ゲームでの特徴編集

ソード・シールド編集

当初はヤクデから進化させるかワイルドエリアマックスレイドバトルのみの入手であったが、DLC『冠の雪原にてカンムリ雪原・「きょじんのくつぞこ」で晴れ・日照時に野生出現する様になった。


ストーリーにおいては、エンジンシティのジムリーダー・カブの切り札として登場し、ジム戦で初めてのキョダイマックスを相手にする事となる。

カブのマルヤクデも参照。


ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール編集

未登場


LEGENDSアルセウス編集

未登場


スカーレット・バイオレット編集

未登場


性能編集

種族値編集

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
10011565909065525

進化前同様、むし/ほのおという組み合わせはウルガモス以来となる。ただし、マルヤクデはほのお/むしと逆の組み合わせである。


むしタイプとしては破格の種族値の高さを誇り、全体的にHPの低いむしタイプの中でもマッシブーンに続く3桁のHPを持つ。

しかし配分はジュナイパーブースターに似ており、お世辞にも無駄がないとは言えない。特に防御が脆く、「がんせきふうじ」など食らおうものなら素早さ低下どころか一撃で倒れてしまいかねない。素早さも高くない上に先制技を持たないため、苦手な相手には手も足も出ないことがある。


とはいえ特殊耐久はかなりのもので、HPも高いので耐久調整がしやすい。「おにび」や「とびかかる」など低い防御を補う手段も豊富にあり、特性が「しろいけむり」ならば「とぐろをまく」を積むのも良い。


技はオーソドックスな炎技に加えて「もえつきる」や「れんごく」などの希少な技を揃える。また、クイタランの専用技だった「ほのおのムチ」をレベルアップで覚えられるのも特徴。

サブウェポンとしては本作では貴重な「はたきおとす」の他、ほのおタイプながら「ねっとう」や「パワーウィップ」といった一風変わった技まで習得する。

両刀配分のおかげで物理アタッカー向けながら無理なく特殊技も仕込めるので、使い方次第で他のほのおタイプやむしタイプにはない活躍が出来るだろう。


ちなみに、むしタイプながらほのお技を無効化出来るというこんちゅうマニア待望の個性を持つため、むし統一での採用率はなかなかに高い。図鑑説明で仲が悪いとされているペンドラーとも実は相性が良く、マルヤクデの絶妙に足りない数値をペンドラーの剣舞鉄壁加速バトンで補うことが出来る。


使用トレーナー編集

ゲーム版


アニメ版

  • ダグ(新無印42話)
  • カブ(LR)

漫画版


番外作品編集

ポケモンカードゲーム編集

こちらを参照


ポケモンマスターズ編集

カブ&マルヤクデ編集

2024年6月16日に実装。ほのおタイプのサポートロールで、EXロールはアタッカー。パッシブスキルの効果でバディーズダイマックスわざを使ったあと、味方全員の攻撃と特攻を4段階あげる事が出来る。

こちらを参照


アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

  • 新無印42話
    • 「マルちゃん」と呼ばれる個体が、ダグの娘からオレンのみを貰って喜んでいたが、突如飛来したガラル粒子の影響により町中でキョダイマックスし暴走。サトシピカチュウリオルで対抗するが歯が立たず、駆けつけたダンデリザードンにより鎮める事ができた。

アニポケ・リコとロイの旅シリーズ編集


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

15章にて、こちらもカブの手持ちで登場。


余談編集

モチーフ編集

  • 海外版の名称でも、進化前はヤスデの英名に近い名前だったものが、進化するとムカデの英名に近い名前となっているため、そこは意識している可能性が高い。
  • 使い手のカブが主人公と初対面した場所が鉱山であったり、カブのシンボルが武者兜な点などからもマルヤクデがムカデモチーフであることがうかがえる。
  • 前者はムカデが古来から鉱山の象徴とされていたこと、後者は上杉謙信が敬う毘沙門天の使いがムカデである点と繋がる。といってもカブはホウエンの生まれであるし、越後こと新潟県は未だにポケモンの舞台として登場していないのだが。
  • オオムカデ伝承の本場は滋賀県であるが、鵜飼いに利用される鵜がモチーフのウッウ同様に今後、ジョウト地方でお目に掛かれる機会が出てくるのであろうか?

お仕事編集

  • ガラル地方では、ステーキハウスの「おいしんボブ」でマルヤクデがいたり、カブのスポンサーにレストラン「フオグオ」がいる事から、以外にも料理関係のお仕事が多い事がうかがえる。

鎧の孤島では編集

  • トレーニングに来たカブが連れているが、その際の鳴き声は「ま る や く で」とズバリその物。

関連イラスト編集

ぽカブとマルヤクデ

🐛🐛거다이 다태우지네


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン ポケモン剣盾

ポケモン一覧 ほのおタイプ むしタイプ


0850.ヤクデ0851.マルヤクデ(キョダイマックスマルヤクデ)→0852.タタッコ


同複合タイプ編集

メラルバ/ウルガモス


ポケモン関連編集

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