概要
『仮面ライダー(新)』の主人公、スカイライダーの持つ特殊能力。
自らの体にかかる重力を軽減することで、自在に空を飛ぶという素晴らしい能力。最高時速は800㎞/hと、そんじょそこらのライダーマシン並みのスピードを出せる。
最終回では自分の他に7人ライダーにも重力軽減をかけ、全員でジャンプして怪獣のような巨体のネオショッカー首領を持ち上げるという離れ業を見せた。
裏話
途中でスカイライダーはパワーアップして仮面の色が黒から黄緑に代わってしまったため、中盤以降は空を飛ぶバンク映像が殆ど使えなくなってしまった。そのため終盤では筑波洋自身の口から「俺がスカイライダーであることを忘れたか!!」というセリフが出るなど、ある種のネタにされていた。
その他の空を飛べるライダー
あまり知られていないが、実は飛べる。全身のエネルギーを脚に集めて飛ぶことで、原爆を内蔵したカメバズーカを太平洋上まで運び、起爆させた。
漫画版では全身を機械化した1号ライダーが逆噴射しまくってスイスイ空を飛んでいる。
V3・26の秘密に2本のマフラーと襟の安定翼を利用して滑空するグライディングマフラーという技が存在する。ただし、この技はTV版では中盤での方針変更によりOPテーマの歌詞で存在が示唆されるのみに留まり、本編では飛行能力に長けたツバサ一族との戦いなどでも使用されなかった。
脚からのジェット噴射で空を飛べるが、映像では使用していない。
契約モンスターであるダークウイングを背中に装着することで飛行が可能。
最強形態・ブラスターフォームの背中にあるマルチユニット「フォトンフィールドフローター」を展開して飛行可能。
コイツの場合自力で飛んでいるわけではなく、背中に背負ったブースターで空を飛んでいる。
Jのカードでジャックフォームに変身すれば、背中からオリハルコンウイングが生えて空が飛べる。
キングフォームでも背部のグラビティジェネレーターによる重力操作で浮遊・飛行が可能になる。
ハートの6、フロートのカードを使えば飛べる。レンゲル(蜘蛛)はともかく、カリス(カマキリ)が他のアンデッドの力を使わなければ飛べないというのも変な話だが。
最強形態ハイパーフォームへと変身すれば飛行が可能になる。
超クライマックスフォームではウイングフォームの電仮面の翼により飛行が可能。
飛翔体というフォームがある。では背中に蝙蝠のような翼が生えるのかと思いきや予想の斜め上の姿となる。
飛行速度はスカイライダーを上回るマッハ3.4。
飛行能力を持ち、レジェンドアークになると翼も生える。
劇場版に登場したサイクロンジョーカーゴールドエクストリームに変身すると、金色の6枚の翼が生え空を飛びまわることができるようになる。
黄色いボディのアクセルブースターになればスラスターで空を飛べる。
「バード」のメモリの力により飛行が可能。
鳥形グリードであるアンクのコアメダル、タカ・クジャク・コンドルの力を手に入れたタジャドルコンボになれば空を飛べる。
バースCLAWsのひとつ、カッターウィングを装着することにより飛行が可能。
普段は飛べないが、ロケットモジュールを装着すれば猛スピードで空や宇宙を飛べる。
風の力を持つハリケーンスタイルに変身すれば、風を纏い天を翔けることが可能。
ハリケーンドラゴン、オールドラゴン、スペシャルラッシュはウィザードラゴンの翼で飛行することも可能。
右肩に隼の力を宿したファルコマントを使うことで飛行能力を得る。
スイカアームズのジャイロモードが飛行能力を持つ。
このように、意外にも飛行能力を持ったライダーは多い。しかし、翼もジェットエンジンもなく、風の力なども利用せずに体一つで悠々と天を翔けることができるスーパーマンスタイルの飛行ができるのは、今のところ彼と神だけである。もっとも、厳密に言えば「彼」は仮面ライダーの力で空を飛んでいるというわけではないので、純粋にライダーとしての性能・技だけで飛べるのはやはりスカイライダーをおいて他にない、ということになる。
『仮面ライダー大戦』では飛行能力を駆使して強敵・仮面ライダーカブトを撃破し、フォーゼとも戦った。バダンとの決戦時にはフォーゼ、オーズ(タジャドル)、そしてアギトトルネイダーに乗ったディケイドと共に空をかけ、天空高くそびえるバダンシティへと乗り込み、とらわれた超能力少年・シュウを救い出した。