概要
1936年6月19日生まれ、北海道出身。青二プロダクション所属。
芸歴45年以上を誇る、日本声優界の大御所のひとり。独特の濁声での悪役や老人役に定評がある。
芝居に入れ込むにあたり、とにかくこだわることで知られる。初代ウルトラマンでは自身が声を担当するザラブ星人の人間サイズ時のスーツアクターも兼任した。
また、ピッコロ大魔王を演じた際はお産の苦しみを表現しようとするあまり、力を入れすぎて体調を崩してしまった。
『このまちだいすき』のシゴック先生など顔を出した普通の俳優として出演した作品も幾つかある。
アニメ『金田一少年の事件簿』のエピソード「露西亜人形殺人事件」に一人二役で出演し、その片方の役に伊集院源一郎という一回限りの別名義を使った。
キャリアを積んでからも仕事を特に選ばず受けており、一話限りのゲスト(しかも端役)でも多く出演していた。特に東映アニメーション作品では重宝され、大御所らしからぬ妙な役も多く演じている。
逝去
2010年5月末に解離性大動脈瘤の手術のため入院。その後脳梗塞であることが判明、全ての持ち役を降りて静養する運びとなった。
後任は島田敏、掛川裕彦、大塚周夫、藤原啓治、銀河万丈などの同業者達に委ねられた。
懸命に療養活動をするも、多発性脳梗塞により2012年4月10日に帰らぬ人となった。享年75。
主な出演作
アニメ
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イラスト未確認
ゼオ・ガットラー@宇宙戦士バルディオス(テレビ版)
ゲーム
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イラスト未確認
特撮
吹き替え
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担当俳優
その他
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脚注
- *1 左下の人物。
- *2 後任は島田敏(病気療養による降板後に放送された、第224話以降)。なお、第213話のみ過去の収録音声で対応していたため、青野の名前でクレジットされている。
- *3 富山敬の死去による後任。青野の後任は島田敏(病気療養による降板後に収録を行った2010年6月27日放送分以降)。
- *4 病気療養による降板後に放送された『ドラゴンボール改』の第66話~第68話では、島田敏が代役を担当。
- *5 田の中勇の死去による後任。
- *6 後任は掛川裕彦(病気療養による降板後に放送された、第462話以降)
- *7 病気療養による降板後に収録を行ったOVAテセアラ編第3話では島田敏が代役を担当。
- *8 後任は大塚周夫(病気療養による降板後に発売されたDimensions以降)。
- *9 没後に発売された『吹替の帝王』におけるテレビ放映時のカット部分の追加吹き替えは浦山迅が担当。
- *10 宮内幸平の死去による後任。
- *11 田の中勇の死去による後任、または代役(本作はレギュラー番組ではなくNHKハイビジョンの特番で、青野はこの一本のみ担当した)。なお、青野の没後に放送されたドラマ『水木しげるのゲゲゲの怪談』では島田敏が演じている。