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新横浜駅の編集履歴

2024-06-08 13:57:43 バージョン

新横浜駅

しんよこはまえき

神奈川県横浜市にある鉄道駅。

概要

神奈川県横浜市港北区新横浜に所在。

東海旅客鉄道(JR東海)東海道新幹線東日本旅客鉄道(JR東日本)横浜線横浜市交通局(横浜市営地下鉄)ブルーライン東急電鉄(東急)東急新横浜線相模鉄道(相鉄)相鉄新横浜線が乗り入れる。


1964年(昭和39年)10月1日の東海道新幹線開業時に、横浜線との交差地点にて開業。

開業当時は田園地帯が広がっていたが、駅施設の拡大やビジネス街・住宅地として開発が進み、2008年(平成20年)3月からは全ての新幹線が停車するようになり、2023年(令和5年)3月18日に相鉄・東急新横浜線が開業した。


国鉄民営化後はJR東海が後述の篠原口を含めた全ての駅施設を管理していた。当初は横浜線ホーム及び篠原口はJR東日本がJR東海へ業務委託していたが、1990年代以降はJR東日本の直営に変更。駅長は配置されず小机駅が管理している。


正面口(新幹線東口・新幹線西口)

メインゲートである北口はJR東海が管理しており、JR東日本の路線である横浜線の改札口や案内看板も含めて全体的に東海仕様となっている。新横浜副都心に面しており、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)横浜アリーナ新横浜ラーメン博物館はこちらが最寄りのため、人の流動が非常に多い。

特に横浜アリーナは数多の大物アーティストに使われたライブ会場でありながら、相鉄・東急新横浜線が出来るまでは長らく東京都心から直接アクセス出来る手段がなく、菊名や横浜からの乗り換えを強いられる状況が続いていたのもあって開通直後はキャパシティオーバーが頻繁に発生した。

その為、イベント開催時には相鉄・東急新横浜線を中心に駅周辺の移動規制がされる日も多い。


駅前は大規模なペデストリアンデッキで繋がれており、このデッキの真下に相鉄・東急新横浜線ホームと改札が埋められている。

現在デッキは微妙に横浜アリーナに届いていない中途半端な長さになっているが、横アリ方面の道路中心部に明らかにさらなる延伸を計画しているような十分なスペースが存在しているため、明言こそされていないが将来的には横アリと直結する可能性がある。


当然ながら複合型駅ビルの「新横浜中央ビル」はJR東海グループの管理であり、JR東日本のポイントカードであるJERポイントが使える施設は存在しない。

商業施設としては駅ビルでJR東海の100%子会社「新横浜ステーション開発」運営の「キュービックプラザ新横浜」があり、ビックカメラロイヤルホストなどが存在。

施設内は2023年10月からビックカメラ等を除きJR東海の『Tokai Station Point』が利用可能になっている。

更に駅から北の方へ向かうと西武系列の新横浜プリンスホテル・プリンスペペがあり、こちらは西武プリンスクラブポイントが施設内で利用可能となっている。


篠原口

篠原口は前述の通り現在はJR東日本の管理だが、新幹線全列車停車駅にもかかわらず非常に小ぢんまりとしている。開発が進んでいる現在でも緑地が多いが、場所を考えると大きな駅に近いながら閑静な住宅地となっている。


さらに眼の前の道路は横浜線を横切るようにオーバーパス構造となっており、これが急な角度でカーブしているため非常に複雑になっている。そのスペースには所狭しとローカルの飲み屋が並んでいる。


大都会な新幹線口から一転、篠原口方面から西の方(横浜線八王子方面の南側)にはラブホテルが多数ある。


駅構造としてJR東海・JR東日本が地上改札口を利用しており、横浜市営地下鉄と相模鉄道・東急電鉄は地下改札を利用している。

市営地下鉄と相鉄・東急は同じ階で改札乗り換えが可能。


沿革

昭和時代

  • 1964年(昭和39年)10月1日:国鉄東海道新幹線の開通と共に東海道新幹線・横浜線の駅として開業。
  • 1967年(昭和42年)10月22日:横浜線菊名駅〜当駅間が複線化。
  • 1968年(昭和43年)2月4日:横浜線当駅〜小机駅間が複線化。
  • 1970年(昭和45年):東海道新幹線16両化に対応する為、新幹線ホームを延長。
  • 1976年(昭和51年)7月1日:東海道新幹線「ひかり」の一部列車の停車を開始。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:横浜市営地下鉄3号線の横浜駅〜新横浜駅間延伸に伴い、同局の駅として開業。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海道新幹線の駅はJR東海、横浜線の駅はJR東日本が継承。但し横浜線の駅業務については1990年代までJR東海への委託。
  • 1988年(昭和62年):横浜線の快速運転開始に伴い停車駅となる。

平成時代

  • 1992年(平成4年)3月14日:東海道新幹線で「のぞみ」の運行開始。一部列車停車駅となる。
  • 1993年(平成5年)3月18日:横浜市営地下鉄3号線新横浜駅〜あざみ野駅間延伸に伴い、途中駅となる。
  • 1996年(平成8年)4月27日:横浜線で臨時特急はまかいじ」の運行開始に伴い停車駅となる。
  • 1998年(平成10年)10月3日:JR駅舎改装工事完了に伴い、JR駅でイオカード対応自動改札機導入。
  • 2001年(平成13年)11月18日:JR東日本駅で交通系ICカード乗車券Suica」導入。首都圏エリアに設定される。
  • 2002年(平成14年):横浜市営地下鉄に駅ナンバリング導入。
  • 2006年(平成18年)6月15日:横浜市営地下鉄1・3号線の路線愛称「ブルーライン」をホームページ等で使用開始。
  • 2007年(平成19年)3月18日:横浜市営地下鉄で交通系ICカード乗車券「PASMO」導入。
  • 2007年4月21日:横浜市営地下鉄の駅にホームドア導入。
  • 2008年3月15日:東海道新幹線の全列車が停車するようになる。新横浜駅始発の「ひかり」が設定される。
  • 2008年3月26日:複合型駅ビル「新横浜中央ビル」に商業施設「キュービックプラザ新横浜」が開業。
  • 2008年3月30日:横浜市営地下鉄で「ブルーライン」の愛称を正式に使用開始。
  • 2014年(平成26年)7月10日:横浜市営地下鉄の発車メロディが横浜F・マリノスの応援歌「We are F・Marinos」に変更。
  • 2015年(平成27年)7月15日:横浜市営地下鉄ブルーラインの快速運転開始に伴い、停車駅となる。
  • 2016年(平成28年)10月1日:横浜線の駅にナンバリング導入。
  • 2018年(平成30年)3月1日:東海道新幹線の全ホームでのホームドア稼働開始。
  • 2019年(平成31年)1月3日:横浜線の臨時特急「はまかいじ」運行終了。

令和時代

  • 2021年(令和3年)11月3日:横浜線の駅にホームドア導入。
  • 2023年(令和5年)3月11日:横浜市営地下鉄の駅に中央改札口を新設。
  • 2023年3月18日:相鉄新横浜線羽沢横浜国大駅〜新横浜駅間延伸・東急新横浜線開通に伴い両社の駅が開業。

JR東海 東海道新幹線

島式2面4線の高架駅。開業当初は「こだま」しか停車しなかったが、2008年3月以降は「のぞみ」を含む全列車の停車駅となった。


下り方面第1便となる「ひかり533号」(広島行)及び、2023年(令和5年)3月18日] ダイヤ改正で相鉄・東急新横浜線の開通に伴い設定された臨時「のぞみ491号」(新大阪行)は当駅始発。


乗り場路線方向行先備考
1・2東海道新幹線上り東京行き
3・4東海道新幹線下り名古屋新大阪博多方面始発列車あり

JR東日本 横浜線(JH16)

島式1面2線の地上駅。

ホーム番号は、新幹線ホームから続いて採用している。

快速停車駅で、かつては臨時特急「はまかいじ」も停車していた。

改札口は新幹線側と篠原口側にあり、JR東日本が管理している篠原口改札は閑散としている。


乗り場路線方向行先
5横浜線上り東神奈川・(根岸線直通)横浜磯子大船方面
6横浜線下り町田橋本・八王子方面

発車メロディ&案内放送

のりば発車メロディ案内放送
5Water Crown男声
6Verde Rayo女声

横浜市営地下鉄 ブルーライン(B25)

1985年3月14日に開業。1993年3月18日のあざみ野駅延伸まで同線の終点だった。

島式1面2線の地下駅(B3F)で、現在副駅名として(ビックカメラ 新横浜店前)と付いている。

北新横浜側に引上線があり、当駅発着の列車が設定されている。

2023年3月18日開業の相鉄・東急新横浜線新横浜駅とは改札では階段なしで乗り換え可能に。


乗り場路線方向行先
1ブルーライン上り上大岡上永谷湘南台方面
2ブルーライン下り新羽あざみ野方面

東急電鉄 東急新横浜線(SH01)・相模鉄道 相鉄新横浜線(SO52)

2023年(令和5年)3月18日に東急新横浜線と相鉄新横浜線が開通。東急と相鉄の境界駅となり、駅構造としては島式2面3線の駅構造となる。

東急・相鉄両方向から折り返しが可能で、どちらも当駅発着の列車が設定されている。

尚、東急方面は東急車及び相鉄車を除きすべての列車が当駅で折り返しとなる。


北改札は東急、南改札は相鉄がそれぞれ所管する。

南改札外の近くには50w充電施設を含む『シンヨコ ゲートウェイスポット』を設置。

23区西部へのアクセスが良好な反面、相鉄東急共に本数が少ないのでイベント時には大混雑する傾向がある。

一方で定期利用者の多くは相鉄、東急共に当駅で利用者が多くが乗り降りする。

理由は加算運賃が設定されている為、通勤定期の最安経路が横浜経由及び小田急線経由の方が安い為(同様に阪神なんば線に関しても加算運賃の影響で西九条駅以西までは通勤定期利用者が多いが以東は少ない)。



乗り場路線方向行先備考
1・2相鉄新横浜線西行羽沢横浜国大大和海老名湘南台方面2番乗り場は3番乗り場と共通
3・4東急新横浜線東行渋谷池袋目黒赤羽岩淵浦和美園西高島平川越市小川町方面3番乗り場は2番乗り場と共通

利用状況

近況

JR東日本

2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は51,442人である。

横浜線の駅では横浜駅町田駅八王子駅橋本駅に次いで5位。


JR東海

2022年度の1日平均乗車人員は28,300人である(横浜市統計書より)。


横浜市営地下鉄

2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は70,010人である。

ブルーラインの駅では横浜駅、戸塚駅あざみ野駅に次いで4位。


東急電鉄

2023年度の1日平均乗降人員は71,471人である(横浜市統計書より)。

尚、2024年(令和6年)4月時点の横浜市統計書から算出されたデータによると、84,464人で日中が8本/hになった影響で増加が著しい。


相模鉄道

2023年度の1日平均乗降人員は53,409人である(横浜市統計書より)。相鉄の駅では7位(2022年度)。

尚、2024年4月時点の横浜市統計書から算出されたデータによると、64,546人と増加が顕著。


年度別利用状況比較表

事業者名JR東日本JR東海横浜市営地下鉄
年度乗車人員乗降人員乗車人員乗降人員乗降人員
2008年(平成20年)度52,725人105,450人29,949人59,898人64,679人
2009年(平成21年)度53,629人107,258人27,990人55,980人65,050人
2010年(平成22年)度56,415人112,830人28,570人57,140人65,555人
2011年(平成23年)度56,666人113,332人28,956人57,912人64,530人
2012年(平成24年)度57,439人114,878人29,648人59,296人64,668人
2013年(平成25年)度59,457人118,914人30,817人61,634人68,007人
2014年(平成26年)度59,693人119,386人31,017人62,034人66,551人
2015年(平成27年)度61,355人122,710人32,344人64,688人68,971人
2016年(平成28年)度62,409人124,818人32,682人65,364人70,549人
2017年(平成29年)度63,110人126,220人33,307人66,614人71,959人
2018年(平成30年)度65,768人131,536人34,095人68,190人74,034人
2019年(令和元年)度65,351人130,702人32,809人65,618人72,791人
2020年(令和2年)度41,089人82,178人14,495人28,990人44,852人
2021年(令和3年)度44,741人89,482人19,307人38,614人51,526人
2022年(令和4年)度51,442人102,884人28,300人56,600人59,725人
2023年(令和5年)度70,010人

事業者名相模鉄道東急電鉄
年度乗降人員順位乗降人員
2022年(令和4年)38,147人7位61,011人
2023年(令和5年)53,409人71,471人

隣の駅

※「ひかり」はリンク先を参照。


JR東海

東海道新幹線

種別←東京方面当駅新大阪方面→備考
のぞみ品川駅新横浜駅名古屋駅
こだま品川駅新横浜駅小田原駅

JR東日本

横浜線

種別←桜木町方面当駅八王子方面→備考
快速菊名駅新横浜駅鴨居駅
各駅停車菊名駅新横浜駅小机駅

横浜市営地下鉄

ブルーライン

種別←湘南台方面当駅あざみ野方面→備考
快速横浜駅新横浜駅新羽駅
各駅停車岸根公園駅新横浜駅北新横浜駅

相模鉄道・東急電鉄

相鉄新横浜線・東急新横浜線

種別←二俣川方面当駅日吉方面→備考
羽沢横浜国大駅新横浜駅新綱島駅

乗り入れ路線バス

一般路線バス

高速バスリムジンバス


新横浜地域を舞台にした作品

吸血鬼すぐ死ぬ(アニメ)


関連項目

神奈川県 横浜市

JR東海 JR東日本 横浜市交通局 東急電鉄 相模鉄道

神奈川県内の駅一覧 新幹線停車駅一覧


外部リンク

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