曖昧さ回避
『新機動戦記ガンダムW』の登場人物。⇒レディ・アン
基礎データ
全国図鑑 | No.0166 |
---|---|
ジョウト図鑑 | No.031 |
セントラルカロス図鑑 | No.075 |
アローラ図鑑 | No.021 |
ローマ字表記 | Redian |
分類 | いつつぼしポケモン |
タイプ | むし / ひこう |
高さ | 1.4m |
重さ | 35.6kg |
性別比率 | 50%♂・50%♀ |
特性 | むしのしらせ/はやおき |
隠れ特性 | てつのこぶし |
タマゴグループ | むし |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | レディアン | ladybug(英語でテントウムシ)+ladybird(〃)+red(英語で赤) |
英語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語 | Ledian | ladybug(テントウムシ)+ladybird(〃) |
フランス語 | Coxyclaque | Coccinella septempunctata(学名・ナナホシテントウ)+claque(平手打ち) |
韓国語 | 레디안 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 安瓢虫 | 日本語名の部分的な音写+瓢虫(piáochóng、テントウムシ) |
中国語(繁体字) | 安瓢蟲 | 日本語名の部分的な音写+瓢蟲(piáochóng、テントウムシ) |
ヒンズー語 | लेडियन | 英語名の音写 |
ロシア語 | Ледиан | 英語名の音写 |
タイ語 | เรเดียน | 日本語名の音写 |
進化
レディバ → レディアン(Lv.18)
概要
レディバの進化形で、凛々しい虫人の様な姿となった。
名前の由来は「レディバグ+エイリアン」に、後述の生態から「レディアント(光り輝く)」を掛けたものらしい。
背中の模様に星の光を浴びることでエネルギーとしているらしく、星の点滅に応じて模様も点滅する。
このため、星が良く見える地域にはレディアンが多く生息しており、星が瞬く夜空を優雅に飛びながら振りまく鱗粉は、幸運が起る兆しであるとも。
つまり夜行性ポケモンなのであるが、出現するのは決まって朝。星光のエネルギー以外にはきのみを食べているらしく、そのためであろうか?
進化前は暖かい地方の方が元気が出ると解説されているが、こちらは暑過ぎて体温が上がってしまうので真っ昼間には出ることなく、葉っぱに包まって眠っているらしい。
外見はヒーローの様にも見え、パンチが得意であるが威力が出ないため手数で勝負する。
そのためか、隠れ特性も「びびり」から「てつのこぶし」となっている。
ゲーム上の特徴
基本的には朝・昼のみ出現するが、ソウルシルバーでは「ずつき」すると落下して来ることもある。
時間帯やバージョン関連でアリアドスとは対の関係性に当たる。
まさかの展開
ポケモンBW2では別の意味で進化してしまうこととなった。
ポケウッドで撮影出来るシリーズの1つに「タイムゲートトラベラー」という作品があり、主人公が扮する博士が未来世界へとタイムスリップしてしまうというシナリオ。その未来世界というのが、『進化によって知能と力を得た虫ポケモンが人類を支配した未来』というとんでもない「設定」であった。
その話の中でレディアンは「未来人のレディアン」として登場。捕獲した人間「カラテオー」を使用して主人公に立ち塞がる。『保存食にしてやる』など、劇中内の発言も非常に危険極まりない。映画の中とはいえ、まさかまさかの事態に多くのプレイヤーが絶句した。
性能
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
55 | 35 | 50 | 55 | 110 | 85 | 390 |
序盤虫にもかかわらず一際高い「とくぼう」と、中々速めの「すばやさ」を持っている。
……のであるが、その2つに合計種族値の半分を持っていかれた結果残りはとにかく悲惨。
特に攻撃は「4つの 腕で パンチを 繰り出し 戦う。 1発の 威力は さほどだが 手数で 勝負する。」と書かれているにも拘らずたったの35。1進化にしてポッポ以下である。
攻撃のアリアドスや速さのヤンヤンマと防御のレディアンというコンセプトだったのかもしれないが、そもそもHPも低すぎるため特殊耐久も並の奴らよりはちょっとマシ程度しかない上に弱点が多い。なかなか速めの素早さに関しても後輩の方が早いという有様である。
特性もよろしくなく、「はやおき」「むしのしらせ」「てつのこぶし」と嫌がらせかと言わざるを得ない程酷いものばかり。
通りが良くないため「むしのしらせ」は単純に使いにくく、「てつのこぶし」も攻撃35かつ一致技にパンチ技がない状態では雀の涙程度の強化しか見込めない。この種族値で「きあいパンチ」でも撃てと言うのだろうか……。
消去法でまだマシな「はやおき」を選ばざるをえないと言う始末。
総括すると、種族値・タイプ・技・特性全てに恵まれていない、不遇の極みみたいなポケモンである。
第7世代では新たにレベルアップ技で「エアスラッシュ」を習得。しかし同じ虫・飛行の複合だとメガヤンマという高い壁が……。一応このことは、同じくこの世代でこの技が追加されたアイツにも言えるが。
その後、「カウンター」と「こらえる」を習得し、光明となることを期待する声もある。
しかし、剣盾ではイオルブというほとんど完全上位互換な存在が現れた。性能どころか分類すらてんとう虫らしいものであり、それ故かレディアン(と進化前のレディバ)はいなくなってしまった。果たして今後このポケモンに、設定のような光明はあるのだろうか……。
挙げ句の果てにバタフリーも色々と強化されてしまい未参戦にも拘らずますますレディアンの不遇ぶりが加速している…。
そして第9世代。
相方であるアリアドスは復帰を果たした(しかも同タイプがモルフォンしかいない)にも拘らず、イオルブがいないにも拘らずレディアンは相変わらずリストラ継続中。DLC後編でも最後まで復帰は叶わなかった。
そもそも戦いの場にすら帰る事が出来ないレディアンに果たして未来はあるのか……。
使用トレーナー
アニメ版
- シロウ(無印172話)
漫画版
番外作品
『ポケモン不思議のダンジョン』
- 一方本編で冷遇されている反動なのかポケモン不思議のダンジョンシリーズではかなり優遇されており、あり得ない程高いステータスと、一部屋丸ごと攻撃する上にタイプ一致+全能力上昇+下手すりゃ「むしのしらせ」発動の反則技「ぎんいろのかぜ」と、敵全体の移動速度が上昇する「こうそくいどう」でもって多くの探検隊にトラウマを植え付けている。
- 仲間にした場合も賢さによってそれらの技のPPが増えるため八面六臂の大活躍である。
- なお、そのためかポケモン関連の掲示板でこのポケモンの弱さが語られている際にはポケダンにおける強さが必ず引合いに出されていると考えた方が良い。
『ポケモンGO』
- 2016年12月に実装。進化前のレディバが見つけやすいこともあり、序盤ポケモンらしく育成は容易(近年ではシーズンによって出現率が変動するようになったためそうでもないが)。
- しかし、序盤ポケモンの中でも最大CPが低く、むしとしてもひこうとしても最終進化形ではワーストクラスである。
- 習得出来る技は、通常技は硬直時間は短いが威力とチャージ速度が低い「むしくい」か威力は高いが硬直時間の長い「むしのていこう」の2択。ゲージ技は「むしのさざめき」「ぎんいろのかぜ」とむしタイプの技はそこそこ使いやすいものが揃っていて、不一致技として「ばくれつパンチ」を習得できるものの、ひこうタイプの技は「つばめがえし」のみ、という悲惨なことになっている。
- このため、ジムやレイドでは全くと言っていいほど出番がないが、スーパーリーグではアメXLを用いて強化することで低いCPと耐久寄りの種族値がプラスに働き、そこそこ使えるようになる。
- というのも、レディアンの最大CPは1522なのであるが、これはスーパーリーグ出場制限(1500)より少し高い数値であり、ほぼフル強化した状態での出場が可能、ということとなる。その実力はというと、攻撃面はまだ心細いが耐久面はHPが満タンならタイプ一致で弱点を突かれても生半可な火力なら耐える程にまでなっている。
- ただし弱点が多いため出すタイミングには注意。特にいわ技は致命傷となってしまう。アメXLが必須なポケモンの中では育成しやすい部類なので「ほしのすな」に余裕があったら育ててみよう。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- シロウのレディアン
- DP99話
- シンオウ四天王・リョウのトレーニングセンター近くに棲む野生のレディアン。ロケット団がピカチュウ達を捕まえて気球で逃げている際にピカチュウ達が暴れて気球が墜落するのを目撃し、それをリョウに知らせた。
その他
AG | 176話・180話 |
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SM | 102話 |
劇場版 | 波導の勇者・ディアルガVSパルキアVSダークライ・幻影の覇者 |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- 3章ではロケット団の残党に操られたポケモンとして登場。
- 8章ではネジキのレンタルポケモンで登場し、プラチナのレンタルポケモンのドゴームを倒したり、バトンタッチで後続のポケモンを強化しプラチナを圧倒させた。
- 14章ではザオボー傘下のエーテル財団員が使用。
関連イラスト
関連タグ
0165.レディバ→0166.レディアン→0167.イトマル
同複合タイプ
関連ポケモン等
- 星関係
- その他
- アリアドス:対となるポケモン。