登場人物
主人公
主人公がひろしと凛のツートップだった頃、いずれかが主人公の場合、もういずれかはカメオ出演となっていたが、この凛の主役回とこのひろしの主役回の2度でそれぞれ台詞ありで共演を果たした。
ひろし・凛・環奈とも決め台詞は「ちょっとなに言っているかわからない」だが、DQNなど彼等以外のキャラクターが使う場合もある。
ひろし
CV:ひろし/kame/西川まこ(1度のみ幼少期時代を演じる)
フルネームは『大平洋(おおひらひろし)』。一度だけ松本姓だったことがある。(名前の由来は太平洋。)
名前の元ネタは埼玉県在住の某サラリーマンで彼同様に足が非常に臭い(なお、この設定はひろしの靴下で触れられることがほとんどだったため、ひろしの靴下が活動休止してからはほとんど触れられなくなった)。
愛車はベンツウ。
ひろしが持っている(ように見える)車がベンツウ以外だった場合はひろしの所有物ではない確率が高く、悪役がその車に目を付けた場合、ひろしの車ではないと知ってようが知っていまいが大体車が負けフラグとなる。
決め台詞には「ちょっと何言ってるかわからない」の他にも毎回は多用しないが「あれれ〜?おかしいな〜?」「なんてこった!パンナコッタ!」「馬鹿なの?」「はぁい?」(字面では「はい?」の事も)もある。
普通のサラリーマンという設定だが、『スカッとLINE』では動画によって職業は違い、ある時は大企業の社長だったり、ある時は外国でクーデターに巻き込まれ数週間も日本に帰れなくなったりする事があるなど、この辺の設定は作品によってまちまちで全く安定していない。『ひろしの靴下』では会社をクビになってテンマの紹介で様々な職業に就職している。
不幸体質で特に女運が非常に悪い「離婚の神」であり、離婚が多すぎるので結婚詐欺の疑いを掛けられた事もある。
結婚詐欺師として冤罪で収監された際の囚人番号は×6。
女運は悪いが、友人には恵まれている。あと年配の女性にやたらとモテる。
テンマとムサシとは高校時代からの親友。しかしテンマは後に…。
某国民的長寿アニメに出てくる一家のような暖かい家庭を築くという夢を持っているが、その為にもまずは絶対に浮気しない奥さんを見つける事を当面の目的にしている。とはいえ彼自身も無類の女好きであり、合コンやナンパに余念がなく割とモテる方なのだが、派手で軽めの女性を好んで付き合う傾向にあるためすぐに浮気されてしまうという悪循環に陥っている。しかしひろしも負けてはいない。あの手この手を使いそれらを成敗しているのが彼、大平ひろしである。
『スカッとLINE』では、家族構成も話によって違う。ひろしが浮気されないで良縁に恵まれるエピソードもあったりするが、この場合は浮気ではない話が主軸となる事が殆ど。
但し浮気が主軸でなかったにもかかわらず、ラストは浮気されていた事が判明する変化球エピソードも稀に存在する(前者に至っては発覚自体が遅過ぎた為に掴む足もなく、逃げ切られると言う散々な結果になってしまった。但しひろしと別れてから出会った可能性も否めないが)。
しかし相手はDQNとは言え、女性にすらデリカシーのない罵詈雑言を浴びせる、高校生をバットで殴りつける、悪事をネット上に拡散する、仕事に全く無関係の私情を持ち込む、利益や金銭に目が眩むなど完全に善人とは言い切れない、俗っぽい一面もある(この傾向は特にひろし氏のシナリオ担当回において顕著)。
また、一方的に被害者になるとは限らず、名前のみが固有となっていた時期の為別人であると思われるが同名のキャラが不倫した事もあれば、その後も潔白だったのに不倫と決め付けて、心身共に追い詰めた結果、自身が有責になってしまった、妻よりも婿イビリをする姑を信じて離婚危機に陥った、ブラック企業の経営者になってしまった(詳しくは後述)等の加害者になったやらかしエピソードも存在する。
最近では浮気被害よりも陰キャ扱いされて同級生にいじめられたり(参照動画12)アレルギー持ちの子供が担任にアレルゲンを食べる事を強要される話(参照動画34)が多い。
風貌こそ平凡ではあるが、強烈な個性を放つキャラクター性の為に別チャンネルでも彼に似た風貌のキャラクターが登場すると、コメント欄で「ひろし」と弄られる傾向がある。
実は鼻と目元を整形している(公式)。
苺谷環奈
CV:栗花落はね
「スカッと学園」の女性主人公だったが、本編でも主人公を演じるようになる。2024年に入ってからはひろしに次ぐ主人公になっている。一人称は「私」。
本編ではJK~中年までを演じる。「スカッと学園」において彼女の一家は元極道の家系であった。
その事で初登場からボッチだったが、後に友達が出来た。
普段は常識人キャラだが、ブチギレるとかなり恐ろしく、「舐めた真似しくさりおって!」「ケジメつけさせてやろうやないの!」とヤクザ口調でキレる。(この時、 ボケキャラの麻耶もかなり困惑していた)
また、深夜に極妻シリーズなるドラマを視聴して寝不足になるなど、若干アホな一面も。
大平大輔
CV:紫都木龍麻
「スカッと学園」の男性主人公だったが、同チャンネルの休止に伴い本編で主人公を演じるようになる。この動画から登場。一人称は「俺」。
グルグルメガネを掛けていて、陰キャな外見。
それ故か、DQNからは毎回オタクだのなんだのとこき下ろされるが、大輔が凄い人物である事を知ると、大体のDQNは立つ瀬がなくなる(or改心)で大人しくなって終わる。
ひろしの息子であり、「スカッと学園」を含め大輔の主人公回で何度も親子共演はしているものの、いずれもひろしは声無しのカメオ出演であり、本格的な親子共演は未だ一度も無い。
準レギュラー
ブン太
CV:笹塚真以
「スカッとLINE」で登場するキャラクター。
ひろしの友人であり、主に会社の同僚役が多い。
茶髪のマッシュルームカットでクリクリ目。子供並みの身長をしているが、れっきとした成人男性(ただしこの動画では普通に子供だった)。
ヘタするとアラフィフ・アラ還として登場する。
パック牛乳が好物。
初期はべらんめぇ口調で話していたが、近年は標準語で話す事が専ら。
趣味はキャバクラ通い。
情報通であり、また次男に匹敵するほど探偵として有能である。
ムサシやテンマのような親友ではなく、ひろしとは気の合う飲み友達レベルの関係だったり、学生時代からの友人であったり初対面であったり設定は動画によってまちまち。
ムサシやテンマとはあまり繋がりがない。
既婚者であるが、話によっては彼も奥さんから浮気されてひろしと共闘したりする。
近年は台詞ありの登場よりもカメオ出演での登場が多い傾向にある。
また、2020年中期から登場している古参キャラの筈だが、今までサムネイルに描かれた事は一度もない。その代わり、サブチャンネル「スカッと学園」ではサムネイルに描かれる事があり、更に主役になる回もある。
居酒屋マスター
CV:ヤシロこーいち
主にナナココ氏のシナリオ担当回にて登場。ヤシロ氏が演じる貴重な善人役である。
『マスターのほろ酔い居酒屋』の店長で、頭にバンダナを巻いた髭面の恰幅のいい男性。
ひろし曰く「口は悪いが料理の腕は一流」。
ひろしの離婚歴をイジる癖があるが、根はいい人なのでひろしとは懇意にしている。
思ったことをズバズバ言う性格だが、兄貴肌で面倒見がいいので他人からよく相談を受ける事が多く、ひろしも困った時には彼からアドバイスを貰っている。
また、ブン太と共に探偵として活躍した事もある。
この様に普段は相談役か、トラブルに目の当たりにしても傍観に徹し、直接事件には関わらない立場のキャラクターだが、ぺり屋氏担当回では暴漢に襲われる事態に巻き込まれてしまった。
美亜
CV:和泉沙依/雪乃瀬りむ(一部回のみ)
主にぺり屋氏のシナリオ担当回にて登場するひろしの娘(ぺり屋氏以外が担当する場合に登場するひろしの子供は、従来通りゲストキャラクターとなる)。
初登場回こそ小学四年生で、自ら母親の浮気現場を尾行した上で両親の修羅場に飛び込んだ。
以降は高校生で登場し、基本的にひろしとの父子家庭で暮らしている。継母ができる場合もあるがいずれも結局離婚して父子家庭に戻っている。
ひろし曰く「良い所も悪い所も俺にそっくり」。
恐らくひろしの妻以上にひろしの事を理解している、娘でありながらさながら正妻の様。ひろしのキャバクラ帰りを目撃した時や、新しい女性に一目惚れした時にはやきもちを焼いてみせた程。果てにはずっと2人で暮らすのが一番と呟いていた。
ひろしの側に寄り添ってきた人物として活躍したり、ひろしに助言をする。
また、オーバーキルに定評があり、既にひろしに打ちのめされた所に更に追い討ちをかけ、DQNを精神的に叩き落す。
サブチャンネル「スカッと学園」では1度彼女が主役になった。
山田麻耶
CV:栗花落はね
中の人が降板した田中彼方の後継キャラ。元は環奈と同じく「スカッと学園」の登場人物だったがこちらにも登場するようになった。苺谷環奈が主役の回で登場することが多い環奈の親友。
「上から読んでも下から読んでも山田麻耶!」というセリフと共に登場する。(ただし、結婚して名字が変わっている時にはこのセリフが使われないこともある。)
ゲストキャラクター(DQN)
基本的に1話限りのキャラクターであるが、再登場を果たす事もある。本チャンネルでは悪役の固定キャラは設定していない(但し半ば固定なら、まみ・草野・鵜飼・長野・草履(まみ、草野以外は記述なし)が居る)。
2021年中期以降、脚本をひろし氏以外が担当する場合は語呂合わせで名付けられる。
悪役は毎回代わる代わる登場する為、特筆すべき回の悪役を記述する。
まみ/ビッグマミ
CV:西川まこ(別名義・ビッグ・マミ)
ひろしの元妻にしてひろし最大の宿敵。
初登場ではひろしの妻だった。
ひろしの貴重品がなくなっていく事、ひろしを束縛してくる事からひろしに不審に思われる様になる。
ある日の出張帰りにサプライズで早く帰った所、不審な車を発見され警察に通報。泥棒と浮気していたところを見られ、離婚。慰謝料を請求された。
…と、ここまでなら普通の今日のDQNで終わっていた。これは終わりではなく、ひろしとの長きに渡る因縁の序章に過ぎなかった。
なんと彼女は他の浮気嫁よりも執念深い性格をしており、以後、慰謝料請求したひろしを逆恨みする様になってしまう。
2度目ではひろしが豪邸に居た事から金持ちになったと思い込み、2人の女性を相手取り復縁を賭けたバトルを繰り広げる。
しかし真相はひろしは豪邸の留守番のバイトをしていただけであり、バトルの対価もひろし自主制作のCD。
見事にまみの意中は打ち砕かれ、この体格を活かして女子プロレスラーになる。
リングネーム・ビッグマミ。
3度目では女子プロレスラーとしてスターダムにのしあがりマルチタレントとしてもブレーク中。
テレビのインタビュー中にひろしへの恨み言を並べ、インタビューを見ていたひろしを戦慄させた。
しかし自身の痩せにくい体質をカミングアウトし太った事に悩んでたひろしの現在の妻を感化させ、結果的にDQNなママ友の成敗に繋がった。
この回はひろしに直線出会っておらず悪事を働いておらず、マミの登場回の中では最もまともな回である。
4度目はこれまでのまみの中でも最も悪質。
慰謝料の支払いが残り僅かの所で止めると言う嫌がらせをしていた(強制執行をしようものならひろしの損失が大きくなってしまう)。
現在はレストランのオーナーと交際をしていたが、そのレストランにひろしが予約を入れた事でひろしの嘘の讒言を吹き込み、オーナーはひろしどころかレストラン自体の名誉に響く仕打ちを犯してしまう。
更にひろしの連れの女性にも嘘の讒言を吹き込み、女性はひろしよりもまみを信じてひろしを振った(その後、嘘だと判り掌を返したが逆にひろしから振られてしまった)。
彼女はあくまで讒言をしただけで命令した訳ではなく、ひろしに仕打ちをしたのはあくまで2人の意志ではあるものの、彼女のその後は何のお咎めもないどころかノーダメージとかなり後味の悪い結末となった。
5度目は同じくひろしと因縁ある鵜飼と結婚し、焼鳥屋を経営。
ひろしの店の肉を盗みまくるが最後は御用に。その後は早乙女の元へ連れていかれ鵜飼共々船に乗る羽目になった。
尚、本作では鵜飼共々ひろしとの因縁がなく、ひろしもまみに対して初対面の様な反応を見せていた。
と言うのも本作は直接の続編ではなくパラレルワールドの話である様子。
過去作の虚億はひろしは持っておらず、代わりにブン太が持っていた。
悪役では珍しく複数回台詞ありで登場しており、カメオ出演ではなんと凛とお茶していた。
また、まみによく似た別人も悪役として登場している。
吉田ヨシヤ
CV:ヤシロこーいち
本チャンネル屈指の鬱回に登場するひろしの先輩。
高校時代にはひろしに恐喝や暴行を繰り返した挙句、ひろし宅の前で仲間を連れてたむろし、抜け出そうとするひろしのスマホを破壊し、当時の彼女だったアリサ(病気で先が長くない)との連絡手段を断ってしまった。さらに、8年後に社会人になったひろしの先輩になった後もパワハラを繰り返したり、横領の罪をひろしに押し付けようとしたり、証拠隠滅の為に職場のパソコンにウイルスを仕掛け使用不可にする等の数多くの悪行を働いている為に、一話限りの登場にもかかわらず本チャンネル一のヒール役と言われている。
最終的にはひろしが集めていた横領の証拠を元に刑事告訴され、刑務所に送られた。
しかし、あまりもの邪悪っぷりにこの結末をもってしても 「甘過ぎる」「報恩の対価に見合わない」 と言わしめる程にひろしと視聴者の心に深く、大きな爪痕を残した。
マリナ
CV:和泉紗依
本来の立場は悪役ではないが、便宜上こちらに記載。
被害者にヘイトが溜まるウザ回に登場する、夫に不倫された子持ちの女性。
夫のケースケに生活費を奪われた上で逃げられた所、飢えた子供を放置して夜な夜な飲み歩いていた最中に離婚したばかりのひろしと出会う。
ひろしに離婚相談に乗ってもらい、更にひろしの善意で独自にケースケの素行調査も行わせた。
しかし数ヶ月後。裁判において、これまで親身に相談に乗ってもらい、ケースケの素行調査までしたひろしよりも自身を裏切ったケースケの方を簡単に信じ、ひろしの努力と熱意を無下にして裏切ると言う、彼女も本質はケースケと何ら変わらないビッチぶりを見せつけた。
しかし醜女と写るケースケを見て再び豹変。漸く自分の置かれた立場を理解し、ケースケに言い寄るに留まらず、名誉毀損まで吹っ掛けた。気付くの遅ぇよ。
仮にも被害者側であるにもかかわらず、DQN行動を繰り返す上にヘタな浮気する女性よりも性質が悪い人物の為、視聴者からも「掌クルックル」「バカ女」「尻軽」などと罵倒される始末である。
黒刃
CV:ヤシロこーいち
本チャンネルきっての問題回に登場するひろしの同僚及び創業仲間。
ブラック企業から抜け出すべく、ひろしを社長とした「ファイア通信」を起業。ファイア通信はひろしの活躍によりみるみる業績が右肩上がりとなった。
しかしそれと同時に黒刃はひろしを疎ましく思う様になり、スマホ事業参入の役員会議中にひろしを社長から解任した上でファイア通信から追放。
しかし追放から半年後。ファイア通信が制作したスマホにひろしが予めプログラムしておいた、架空の広告動画が勝手に再生されるファームウェアが配信される。
このファームウェアにより「ウィルス」「スパム広告」と悪評が広まり、更にそれが原因で解約申請が殺到し手続きが追いつかなくなったせいで「ファイア通信は絶対に解約させてくれない」と誤解する人々が続出した事で、ファイア通信は世間から悪徳企業のレッテルを貼られてしまう。
心身ともに追い詰められた黒刃は、自分の方から一方的に追放しておきながらひろしに助けを求めるという身勝手過ぎる行動に出るものの、追放された時点で既に黒刃や社員達に見切りをつけており、何よりファームウェアを配信した張本人であるひろしが当然彼等を助ける筈もなく、程なくしてファイア通信は倒産。
ひろしは再び新しく起業していたが、黒刃はブラック企業に出戻りとなった。
※以下、ネタバレ注意!
…と、ここまで書けば今日のDQN、で終わるだろうがこれはあくまでひろし視点の話。
本作に限ってはこの黒刃ではなくひろしこそが真のDQNと言える内容となっている。詳細は下記へ。
ファイア通信社長・ひろし
CV:ひろし
本来は主人公だが、便宜上別記としてこちらに記載。
容姿や鋭い慧眼こそいつものひろしではあるが、言動や行動、思想がこれまでのひろしとはまるで別人の様な振る舞いを見せており、視聴者からは「闇堕ちしたひろし」「悪魔に取り憑かれたひろし」と呼ばれている。
本作のひろしは、信念や理念よりも金銭の利益を追求してしまっており、黒刃や社員の意見には一切聞く耳を持たず、自身の独断で黒刃や社員達を振り回している。
更には残業代も真面に支払ってない事が仄めかされており、挙句の果てには社員達に平気でパワハラ発言(「手抜いたら明日には自分のデスクがなくなってると思え! わかったら働け!! 金を稼げ〜〜!!」)をする、傲慢な人物として描かれている。
要はこれまでブラック企業で働いてきて、ブラック企業に一矢報いるはずのひろしはあろうことか自身がブラック経営者になっていると言う二の舞を踏んでしまっている。
この様に周囲を顧みず、自分勝手な都合で動くひろしの振る舞いは、黒刃がひろしをファイア通信から追放する事には正当性があると言え、作中でも多くの会議出席者がひろしの追放に賛同している。
追放される直前には「俺がいなきゃ会社が立ち行かなくなる!」と悪足掻きを見せていたものの、不正ファームウェアが配信されるまでは上手く行っていた辺り本当にひろしが居なくても良かった事が証明されている。
不正ファームウェアの配信も制裁と言うよりは逆ギレに近く、予め仕込んでおいた上でひろしが不在になると架空広告プログラムが動作する辺り「ひろしはやはり最初から黒刃や社員達を使い潰す為に利用していただけでなく、全く信用していなかった」「ファイア通信はひろしのワンマン経営でしか成り立たない、ひろしの所有物」・・・と言うひろしのドス黒い本性が露わになっており、いずれも黒刃が指摘していた事がこの様な形で答えが出てしまった。
前者についてはひろしは口では否定していたものの、結局は真っ赤な嘘だったのが実情。
更にこの手口、威力業務妨害に電子計算機損壊等業務妨害罪、不正指令電磁的記録作成罪と言う立派な犯罪のオンパレードであり、更にファイア通信が倒産したのとほぼ同時期に自身が同業種を起業している事から、仮にひろしが訴えられた場合「計画性が高く、より悪質」と見做され、罪が重くなる可能性が高い。
もし黒刃が乗っ取りではなく独立を企てた場合、破滅していたのはひろしの方だった可能性は十分にある…が、独立したらしたでこのひろしは恐らく産業スパイ(※無論犯罪行為)を送る可能性もありえるだろう。
また、他の動画ではひろし自身にも非がある(悪役を煽り続けた、悪役を甘やかし過ぎた、プライドの為に意地を張り続けた等)自覚がある場合、自身の行いが招いた悪事には深く追及しなかったり、後日談パートで反省の弁を述べるのだが、本作では上記の行動や言動に関しても全く悪びれておらず、それどころか上司達から嫌という程こき使われたせいで「安定して働けるって幸せだ!(泣)」と自暴自棄になった黒刃に向かって、
「良かったね(棒」
・・・と皮肉を言っていた事から、再び起業した会社もそう長くは持たないかもしれない…。
余談ではあるが、本作は声優及び脚本を考案したひろし氏の実体験をモチーフにしている。
本人も部分的ではあるがこのひろしを悪人と認めている節があったものの、後日視聴者の感想を見て「ここまで言われるとは思ってなかった」との事。
但しコメント欄では「ひろしが悪い」とのコメントがある一方で「黒刃が悪い」、「どっちもどっち」とのコメントも少なくなく賛否両論となっている(ひろしの彼女である雫を寝取ったり、先述の通り幾らひろしに非があるとはいえ、自分の方から追放しておきながら都合が悪くなった途端に彼に助けを求めたりと、黒刃の行動にも問題はあった)。
なお、ひろし氏は「どっちもどっち」のスタンスの模様。
渡辺美奈子&吉川琢磨
CV:和泉沙依&ひろし
本チャンネル初の長編に登場する名門高校出身の学生。
ギャルゲークリエイターのひろしを痴漢にでっち上げ、ひろしを前科者に仕立て上げた痴漢冤罪常習犯。
親や学校から抑圧によって期待を背負わされる等でストレスが溜まり、ストレス解消を目的として窃盗や器物損壊等に手を染め、ついには痴漢冤罪で示談金を取ろうと企み、ひろしに冤罪をかけ、示談を拒みながらも精神を削られゆくひろしを執行猶予つきの有罪に追い詰めた。
その後も痴漢冤罪で何人もの男性から示談金を巻き上げていたが、美奈子が記者に扮したひろしの誘導尋問と金銭の誘惑に乗せられ、痴漢冤罪を自白。
最期は自白音声を美奈子の通う学校に送られた上にインターネット上に拡散。琢磨共々退学処分の上、虚偽告訴罪で留置所行きと社会的抹殺されてしまった(その後、ひろしは前科を取り消してもらい、社会復帰出来た)。
これだけ書けば普通の今日のDQN枠に見えるが、彼女達が登場する回の特筆すべきは本チャンネルでは珍しい要素が多く取り入れられている。
本作ではひろしだけではなくDQN側の視点も描かれており、加えて怒鳴る・脅す・自白強要などの違法な取り調べを行う高圧的な警察官、はなからやる気のない無能な国選弁護士、一方の話にしか聞く耳を持たない恣意的な裁判官と生々しい描写が盛り込まれている。
それに伴い再生時間はなんと従来の2倍以上のボリュームとなった。
この様な長丁場かつ終盤まで絶望的な展開が続いた為、普段は仕打ちに見合った制裁をするひろしが上記の様な過剰な制裁に及んだ。
なお、美奈子の母親は娘である美奈子に対して「強要している訳ではない」「あなたの為を思っている」と言いながらも、美奈子の気持ちを考えず、勝手に塾や家庭教師を押し付けたり、自分の気のすむように強要しており、これが美奈子が非行に走る原因を作ってしまう。
ひろしが訴えた際、自分が原因であるのにもかかわらず、ひろしに謝罪せず示談で済ませようとしたり、「結果的に留置場から出られたからいいのでは…。」「美奈子はまだ17歳ですから…」と美奈子を見逃そうとしたり、美奈子達に制裁を下すひろしに「名誉毀損で訴える」と自分達の事を棚に挙げる等、反省していない様子が見られた。
琢磨の親も長男である琢磨に対しては高得点でも厳しくする反面、琢磨の弟達に対しては低い点を取っても厳しくせず甘やかしており、この兄弟の差別が琢磨が非行に走る原因となっている。
この事をふまえた上で考えると、美奈子と琢磨が犯罪に手を染めるきっかけを作っておきながら、制裁らしい制裁を受ける事なく、今ものうのうと生きている美奈子の母親と琢磨の両親こそが真のDQNと言えるだろう。
余談ではあるが、本作の公開から半月後、ひろし氏も個人チャンネルにおいて(痴漢でこそないが)冤罪の女性トラブルに巻き込まれてしまった。
草野雲高
CV:ヤシロこーいち
後述のナンシー共々この回が初登場。アメリカから帰国したひろしが働いていた「ぴーぷー病院」院長の息子。チリチリヘアーにチョビヒゲが特徴。既婚者だがホステスの静音と不倫している。完全な親の七光りで医師としては無能。ひろし所有のスポーツカーを強引に使い静音と不倫旅行に出掛けるがひろしと美亜の策略で散々な目に合わされ、不倫もバレて病院を解雇され離婚と勘当を食らう。
その後、ベーリング海送りになったものの後に帰国に成功し、以後も度々カメオ出演している。
ひろしの子供達
こちらも作品ごとに変わる為、2回以上登場したキャラを記述する。
(美亜)
上記・準レギュラーの項を参照。
ゆい
CV:和泉沙依
初登場時以降長らく登場していなかったがこの動画にて再登場した。
初登場時は離婚した養母に虐待され二度目の登場時は不死川に自転車を盗まれかける等登場する度に何らかの被害を被るがいずれも養父のひろしに救われている。
ちなみに初登場の動画内の離婚騒動のシーンでは真顔で泣くという珍事を引き起こしていた(彼女の精神状態を反映したのか設定ミスなのかは不明)。
二度目では「ちょっと何言ってるかわからない」の派生形、「ちょっとよくわからない」を披露した。
一応、これらのエピソード同士はリンクしているが、初登場から再登場にかけて成長している筈のゆいの言動が何故か退行しており、より幼くなっている(お父さんと呼んでいたのがパパ呼びになる、文面でも漢字がなくなり全てひらがなになる)矛盾も生じている。
後に漢字表記の結衣と言う名の娘も登場するが、ゆいのエピソードとは無関係かつ、面影もない全くの別人(何故か顔立ちは上記の美亜にそっくり)。
VYONDデフォルトの女の子をそのまま登場させている(更に言えば一度目は服装もデフォルトのまま)為、ゆいにそっくりの女の子が他所の子としても度々登場する。
しんのすけ&ひまわり
CV:(なし)
両者ともこの動画にて初登場。
名前の由来はおそらくひろしの名前の元ネタになったサラリーマンの息子と娘だと思われる。
初登場の動画内ではイメージ内での登場だったため、実際のひろしの子供ではない。
二人とも長らく登場していなかったがひまわりはこの動画で、しんのすけは多少姿は変わってはいるもののこの動画にてひろしの息子として再登場した。
余談ではあるがこの動画ではしんのすけの元ネタになった男の子に声がよく似たモブが登場していた
その他
こちらも2回以上登場したキャラクターを記述する。
早乙女あまおう
CV:ヤシロこーいち
元イチゴ谷組の若頭であり、現在は組長の娘(以下お嬢)の世話係を務めている。
頬に傷があり、外見や口調は厳ついが、根は優しい。後、名前が可愛い(テメー、後で覚えとけよ!!)。
初登場はお嬢が注文したタピオカミルクティーが何者かにタピオカをつまみ食いされた事で配達員のひろしを疑った。
調べたところ、タピオカを盗んだ犯人がひろしが働いている店のライバル店の配達員だと知り、ライバル店に乗り込んだ。ライバル店はイチゴ谷組の名前を利用して悪事を働いており、ひろしが呼んだ警察によって社長や配達員達は威力業務妨害や窃盗教唆等で逮捕され、ライバル店は倒産した。
二度目はひろしのマンションの隣人となっている。
逃げ出した組長の愛犬・かんな姫をひろしと協力して捕まえた事で仲良くなる。
その後、ひろしのスペースに停めた組長の車(ひろし許可済)を盗み、再び逃げ出したかんな姫をその車で轢き殺しそうとした上に廃車にしたひろしの学生時代の先輩・井清竹をカニ漁で働かせる為に草野と共にベーリング海送りにした。
蝦夷川次男
CV:笹塚真以
某少年探偵に似たキャラクター。元ネタ同様に見た目は小学生で頭脳は大人、年齢不詳だが本人は成人だと自称している。ひろしからは年齢詐称探偵と呼ばれているが、自動車を運転するなど運転免許を取得できる年齢のようである。
探偵としては有能でありひろしに嫁の浮気を示唆したりしている。完全成果報酬で後払いもOKだが、報酬が高額なためか二度目の登場時にひろしは(CVも同じ)ブン太に依頼した。
杏子
CV:西川まこ/鈴木さくら(2022年4月1日付の動画から交代)
凛主役回に登場する、『スカッと連合』のOG。女性だが、凛を尊敬していると同時に恋愛に近い感情も抱いている様子。
初登場回のみ以後に登場する杏子とは外見が違う。凛に理不尽なクレームを入れるアパートの隣人を締め上げるべく、スカッと連合のOGを招集してアパートに殴り込んだ。
2回目では解体業者を起業。凛が務める会社が移転する事に伴い、旧社屋を解体しており、旧社屋に無断駐車をするDQNを足止めした。
3回目では凛の結婚式に参列。凛と結婚相手を見下す凛の同僚を諫めるも聞く耳を持ってもらえなかった。
4回目ではひろし主役回で登場。『スカッと連合元総長』を騙る中年男性の前に偶然通りかかり、彼を叩き倒した。
5回目でも凛の結婚式に参列(3回目とは結婚相手が別人)。式前の浮気が露呈し、逃げようとする結婚相手の退路を塞いだ。
6回目では凛のママ友に関する悩みを聞き、慰めるために高級スイーツ店に連れて行くが、その店は凛のママ友が経営する店で客によって態度を変え、挙句残飯ケーキを押し付けるなどをしていたが杏子とママ友の夫により制裁をかけた。
7回目では屋形船「お腹すいたで丸」を経営しており、凛とそのママ友の予約を受けたが、ママ友一行は名前が紛らわしい豪華客船に乗り込んでしまい、凛から大目玉を食らった。
8回目では凛の息子の様子が急変したことを心配した凛より相談をうけ、凛を励ました。なお、この回から声優は鈴木氏に交代している。
ナンシー
CV:笹塚真以
ウェーブがかかった金髪が特徴の外国人女性。
サブカルに詳しく、関西弁とカタコト口調を合わせた話し方をする。
初登場回では医者としてアメリカに滞在していたひろしの助手を勤める。
2回目ではひろしが経営する居酒屋で働いており、ひろし達がDQNに制裁下す時に店番を引き受けた。
3回目は土地を購入しようとするが、DQN達がその土地で無断駐車や不法侵入や違法薬物等をやらかしていた。ビルや立体駐車場をDQN達の車諸とも爆破させ、DQN達を刑務所送りにしたが、治安の悪さを理由に土地を購入するのを止めた。
過去に声付きで登場していたキャラクター
声優の引退や降板などで声付きで登場しなくなったキャラ。カメオ出演したり総集編で登場することはある。
主人公
相澤凛
CV:有村蓮
この動画以降、下記の小日向凛からリニューアルされたヒロイン。
彼女が主人公の場合、シナリオは主に野良氏が担当する。
セミロングにしたピンク髪でアホ毛を前髪に垂らした髪型が特徴。何気に天然でもある。
元ヤンで『スカッと連合』という日本最大のレディースの総長だったという過去を持っている。
設定が安定してないひろしと違い、この設定は一貫している。
登場初期はひろしが「離婚の神」なら彼女は「退職の女神」だった様だが、退職の経緯がどれも恩を仇で返される様な形で不評だった為、まもなくこの路線は打ち止めとなった。
2021年5月1日付の動画ではカメオ出演ではあるが、テンマ・ムサシ・ブン太と初共演した。
また、このひろし主役回では凛の関係者である杏子が登場。ひろし主役回の為、凛自身は杏子の回想で一瞬しか登場しないものの、序盤から頻繁に『スカッと連合』の名前が挙げられており、普段から本チャンネルを視聴していれば凛の存在感が大きい回となっている。
2023年11月を最後に総集編以外に登場していない。
小日向凛
CV:有村蓮
上記の相澤凛の前身。
ひろしが主人公になって以来、久しぶりに登場した新主人公。
主人公を務めたのは4回のみで現在は相澤凛に代わられた為、登場する事はなくなった。こちらは黒髪ショートヘアの女性で、顔つきも違っていた。
この動画ではひろしとは夫婦関係になっており、大輔というひろしによく似た息子がいる。
実は本編登場前からエンディングで登場しており、テンマにプロポーズをして彼を困らせていた。
サブキャラクター
天使と悪魔
CV:ひろし
ひろしの意識下に存在する、(建前上は)善と悪の心を持つ別人格。主に「大西洋」名義のひろし氏のシナリオ担当回にて登場。
悪魔は悪役を徹底的な制裁と苦しみを味わせる事を提案してくる上に、破壊を好むサディスト。
登場すると大体主人格と入れ替わる事が多い。サディストではあるが、ひろしの良心に訴えかけた事もある。
天使は基本的に悪魔とセットで登場し、単体では登場する機会は少ない。
天使の姿だがその実態は悪魔の発言に賛同し、優しい言葉で悪役に追い討ちをかける事が殆ど。
ぶっちゃけ悪魔よりも性質の悪い、天使の皮を被った悪魔と言った方が良い。
いずれも現在は登場する頻度は減らしながらも忘れた頃に再登場していたが、2022年ごろからめっきり登場しなくなり、さらに初代ひろしが卒業したことにより出番は完全に潰えた。
ムサシ
CV:ひろし
フルネームは『宮本武蔵』。左眼の下に傷がある強面と筋骨隆々とした体躯をした偉丈夫。
日本一の剣豪になる事を目指して日々修行に邁進しており、剣術を始めとした格闘技を得意とする肉体派で、ひろし曰く「喧嘩なら最強」。
日本刀を所持しており、何でも真っ二つにできる腕前の持ち主(必殺の一撃を放つ際の掛け声は「卍解」)。
だが、銃刀法違反で逮捕された事もある。
漢気あふれるハードボイルドであり、侍の生き方に感銘を受けており、武士道を重んじる。
このためか語尾に「ござる」を付けて喋る。学生時代は名うての不良だったが根は優しい。
また栄養士の資格を有し女子力が高い上に博識である。
どうもひろしに友情以上の好意を持っている(単なる天然ボケ、自分の言っていることがどういう意味を持っているのか分かっていないだけなのかもしれないが)ような描写が散見される。
テンマ
CV:ひろし
フルネームは『財前天舞』。
並外れた財力と権力を誇る財前一族の御曹司で派手な容姿をしたイケメン。
友人想いで優しい性格。当初は無職でお菓子ばかり食べていてお腹が出ていたが、後述の金子大地とのボクシング対決のためにムサシの指導の下でトレーニングと減量に打ち込んた結果、スマートな体形になった。
その後は好奇心からひろしとムサシを巻き込んで様々な職業に挑戦するようになり、現在では様々な事業を立ち上げて青年事業家として世間から注目されるようになった。
「スカッとLINE」では不定期カメオ出演が続いていたがひろしの妻に手を出してしまい、慰謝料を請求されてしまったこともある(但しテンマとは断言されてないのでよく似た別人説もある)。
実はソムリエにもなれるほどワインにうるさく、本編でもセリフ付きで登場している。
ムサシ共々「ひろしの靴下」ではレギュラー、「スカッとLINE」では不定期カメオ出演。2020年5月〜6月に公開された特別編(1234)ではひろしと共に主役級として活躍した。
田中彼方
CV:ひろし
寝癖だらけの頭をして、いつも気の抜けたような顔をしているだらしない風貌の男性。
『ポンコツ弁護士』『天然クズ』と回ごとに不名誉な異名を持っており、やる気のなさそうな口調で無神経な発言をしては相手を不愉快にさせている。
チャンネル公認のポンコツだが悪運には恵まれており、彼方自身の命運には関係ない事柄でも勘が鋭い。
しかし登場初期は仕事に関しては損壊を起こしたり周囲の足を引っ張ったりしており、良くて役立たずと絶望的に無能だったが回を重ねるごとに特に業務に支障が出ない程度には仕事をこなしていたり、時にはDQNの制裁に大きく貢献したりと改善されていっている。
上から読んでも下から読んでも『たなかかなた』という変名の持ち主で、自己紹介の際には取り柄として自慢している。
ひろし氏降板はカメオ出演のみになっている。しかし、この動画で久し振りの声出し出演を果たした。
金子大地
CV:ひろし
「ひろしの靴下」でのみ登場するキャラクターで、「スカッとLINE」には1度カメオ出演したきり登場しない。
財前一族のライバルである金子一族の御曹司。ボクシング世界チャンピオン。
青い短髪と筋肉質な体躯をしたチャラ男。
無類の女好きで傲慢な性格をしているが、清掃員のおっちゃんとゴルフに行ったり、会社に清掃員として潜入したムサシに気さくに接する等といった敵と見做した人間以外には寛容なタイプの様である。
初登場時にはダイエット食品である「痩せ汁」をヒットさせて巨万の富を稼いでいたが、テンマとのボクシング対決で敗れた後にダイエット効果がないことがバレてしまい大量の返品の山を抱える事となり、破産して地下帝国送りとなった。
その後、ひろしの足の激臭をヒントに体臭予防薬「アシクサ」を開発して、大ヒットさせて富豪に返り咲くなど、新しい事業のアイデアを思いつく事にかけては優れている。
尚、金子一族の一人が社長役として登場したことがあるが、大地とは似ても似つかぬ無能でひろしに借金を押し付けるも最後は逆襲されホームレスに成り果てた。
声優
上記のキャラを演じる声優以外にも助演声優として才野楽太郎氏、畑耕平氏、羽柴啓人氏なども不定期出演する。最近は才野氏の出演が多い(なお、才野氏は後述する初代ひろしの交代前から事実上のレギュラー声優となっている。)。
2022年12月7日付の動画で、スターシステム導入当初からひろし役を演じてきた声優のひろし氏が機能性発声障害を発症し、今まで通りの演技が難しくなったため、声優交代が発表された。
二代目のひろし役はkame氏が演じることとなり、初代であるひろし氏は同年12月18日付の動画をもって引退した。ひろし氏は「大西洋」名義でシナリオ担当としても参加していたが、シナリオ製作からも退いた。
声優におけるひろし氏は本チャンネル専用の名義で「ひろし」「田中彼方」の他、甲高い声の男や中年・老人男性の声も担当していた。一方、ひろし氏の個人チャンネル「週末のジャックハンマー」では「時ケント」と名乗っていた。
一時期は「スカッとLINE」以外のチャンネルにも並行して出演していたが、「スカッとLINE」が有名になり過ぎてひろし氏が出演するだけで「ひろし」と弄られた為、他チャンネルの管理人からクレームが殺到したほど。
その為、表向きは別人として名義を使い分ける様になり、ひろし名義の「スカッとLINE」「ひろしの靴下」と時ケント名義の個人チャンネル「週末のジャックハンマー」「オスカーミリオン」に活動を留めており、それ以外のチャンネルの出演情報は非公表となっていた。
ちなみにひろし氏は一作品の動画に二役以上で出演する事も珍しくない中、女性キャラクターを演じた(この時は不倫嫁になりすました)こともあった。
和泉氏は幼児役から老人女性役まで幅広い役を演じる。稀に男子役も演じる。ちなみに2020年11月まで「さよよ」名義でクレジットされていた。
西川まこ氏も2021年7月まで旧芸名の「西川みそ子」でクレジットされていたが2022年2月いっぱいで当チャンネルを降板(「スカッとLINE」公式によれば出演休止となっていたが、他チャンネルでの出演状況を見る限り事実上の降板だと思われる。)した。事実上の後任は鈴木さくら氏が務めている。
笹塚氏はブン太や次男以外にもゲストで登場する成人男性を演じることもあり本チャンネルでは珍しく男性キャラクターを演じる女性声優である。
その他、太った女性や濁声の女性の役、DQNの中年女性の役が多く、若い女性の声を担当する機会は少ない。
ヤシロ氏は羽柴氏やkame氏と同じく畑氏が代表を務める株式会社Adroaigに属しており畑氏らと同じく「ヒューマンバグ大学」「バグアカデミア」「バベル裁判所」などでは善悪問わず声を担当しているが、本チャンネルでは主人公に制裁されるDQNの悪役が多い。稀に善人役も担当している。
有村氏はモナ・リザでは一人全役を務めるが、本チャンネルでは凛役専属で、ゲストキャラクターなどは一切演じていなかった。また、有村氏はモナ・リザでは頻繁にアドリブを吹き込んでいるが、本チャンネルの運営(※ひろし氏ではない)は基本的にアドリブを認めていない為、凛回でもアドリブはない。ひろし回においてもアドリブは没となり、本編公開後はNGシーンとして扱われていた。
一部の視聴者からはその声質や口調もあり有村氏はソラ(モナ・リザの戯言)、西川氏はみその(今日のLINE)や博士(モニロボ)などとコメント欄で弄られたりする傾向があったが、他チャンネルのキャラを使って弄ることを嫌う視聴者もおり凛初登場の動画ではコメント欄では他チャンネルの名は出さないようにとの注意コメントがあった。