タトバコンボ
たとばこんぼ
パーソナルデータ
概要
バランス重視の基本コンボ(基本フォーム)。
タカヘッドによる視力強化、トラアームのパワー、バッタレッグの驚異的な脚力をバランスよく使いこなし、相手の手の内を探る使い方もできる。
また、他のコンボと違って体力の消耗が少ないため、長期戦も可能。
変身回数は最も多いが、他コンボへの変身などへ繋がるケースが殆どであったため、必殺技などを用いて戦闘を完遂したことは数える程しかない。
色の異なる3枚の組み合わせながらなぜかコンボ扱いとなっていたが、最終回で800年前の王が最初に変身したオーズの姿であることが判明。
タジャドルコンボやプトティラコンボなど他コンボの活躍や、唯一特徴的な武器であったメダジャリバーの空気化などで不遇な地位に甘んじていたが、最終回で、800年前の王が変身に用いたメダルによって生まれる真のタトバコンボが登場。
完全復活したウヴァをも圧倒する戦闘力を見せた。
ちなみに、通常の変身時は縦に各メダルのエフェクトが配置されてからオーラングサークルを形成するが、真のタトバコンボ変身時はメダルのエフェクトが逆三角状に配置されてからオーラングサークルを形成する(仮面ライダーポセイドンと同じ配置)仕様となっており、通常の変身とは違うことが分かる演出になっている。
また、恐竜系メダルが暴走した状態で変身した際には、クウガのアルティメットフォームのように、目が紫色に変色した暴走形態となった。
基本形態であるタトバコンボのオーラングサークルに金色の縁取りがされており、タトバを構成する部位のオーラングサークルにのみ金色の縁取りが表れるのが特徴。(亜種のみならず、ガタキリバやラトラーターなどのコンボも該当。例外的にタジャドルは元から金色の縁取りがされている。)
スペック
身長 | 194cm |
---|---|
体重 | 86kg |
パンチ力 | 4.5t |
キック力 | 12t |
ジャンプ力 | ひと跳び190m |
走力 | 100mを4.5秒 |
技
脚部をバッタのように変形させて空高くジャンプし、タカヘッドで敵を捕捉し跳び蹴りを繰り出す。破壊力は80t。
赤、黄、緑のリングが空中に展開され、通り抜ける度にそれぞれの色に対応した動物を模したエネルギーが展開される。
巨大なコンクリートをも簡単にバラバラに砕くほどの威力を持つ、強力なライダーキックだが、同時攻撃や結果的に撃破に至らなかった例が多く、TV本編ではこの技「のみ」で倒された敵は1人もいなかった。
映画「MOVIE大戦MEGAMAX」では仮面ライダーフォーゼと共にマスカレイド・ドーパント、屑ヤミー、ダスタードの大軍を蹴散らした。
映画『仮面ライダー大戦』でも戦闘員軍団を小隊ごと吹き飛ばしているが、『スーパーヒーロー大戦GP』ではスカった(2回目で同じ「王」の名を持つショッカー怪人・シオマネキングを粉砕し、初の怪人単独撃破を成し遂げた)。
- 名称不明
タカアイでヒルカメレオンの場所を探知し、バッタレッグを変形させてジャンプし、トラクローで一気に貫く技。何気に3匹の動物のコンボをしっかり使用した技だったりする。スキャニングチャージは未使用。
- タトバ・バスター・スリー
ガンバライドオリジナル技。相手の肩に乗り、相手の頭部を足で挟んで回転しながら空中に飛び出し、相手を地面に叩きつける。その後、空中からオーズが垂直落下し、トラクローで相手を突き刺す。
- タトバ・ダイナミック・スリー
ガンバライドオリジナル技。トラアームでの連続攻撃から切り裂きの後、バッタレッグで蹴り上げ相手を上空に飛ばす。自身も追って飛び上がり、タカヘッドで相手を視認した後にソバットで追撃。
- フリフリカンアワー
ガンバライドオリジナル技。必殺技コンテストで採用されたオリジナル必殺技。
ライドベンダーから購入した水色のカンドロイドが数十倍もの大きさに巨大化。オーズがそれを持って飛び上がり、アンクがふたを開けて中身(水?)を相手に発射する。
カードがタトバコンボのみなのでゲームではタトバコンボでしか使えないが、別に専用技というわけではない(と思う)。
- カンドロイドスペシャルアタック(タカ&タコ)
ガンバライドオリジナル技。
タカカンドロイドとタコカンドロイドが相手に総攻撃を仕掛けたあとに、タトバがメダジャリバーで相手を斬りつける。
- カンドロイドスペシャルアタック
ガンバライドオリジナル技。
大量のカンドロイドを呼び出し、電気ウナギ・バッタ・トリケラが地上から、タカ・クジャク・タコ・プテラが空中から突撃。
墨で画面を真っ黒にした後にオーズがカンドロイドと共にキック(普通の跳び蹴り)。
活躍
仮面ライダーWの劇場版『仮面ライダーW FOREVER A to Z/運命のガイアメモリ』 に先行登場。ルナ・ドーパントをオーズバッシュで撃破。
第1話から登場。
火野映司が「今朝からの長い付き合い」であるアンクや泉信吾達を守るため、アンクより譲り受けたメダルで変身した。
第2話では主力装備となるメダジャリバーを譲り受け、オーズバッシュでオトシブミヤミーを撃破。
第3話でネコヤミー相手にタトバキックを放つもカザリの妨害により失敗。
第14話ではシャムネコヤミー、第15話ではリクガメヤミーをそれぞれオーズバッシュで撃破。
屑ヤミーと最終話のウヴァを除けば、TV本編でタトバコンボ単独で敵を倒したのはこの15話が最後である。
第17話でカブトヤミー相手にタトバキック初成功。ただしバースのバースバスターとの同時攻撃。余談だが、この17話放送の11日後に稼働したガンバライド003弾でタトバキックが登場し、もう少し遅かったらゲームがタトバキック初成功となっていた。
『レッツゴー仮面ライダー』ではショッカー大幹部・ヒルカメレオンを索敵・跳躍・裁断の見事なコンボで粉砕。
第43話でタカメダルを失った(アンクに持ち逃げされた)ため変身不可能になったが、
第46話で真木博士により恐竜メダルを投入され、暴走した状態でアンクからタカメダルを奪い変身。このときは複眼が紫色になっており、「タトバコンボ パープルアイ」と呼ばれる。
最終話にて、赤・黄・緑それぞれの10枚目のメダルにより変身(この形態はファンからは「真のタトバコンボ」「真のオーズ」などと呼ばれている)。
メダジャリバーとメダガブリューを両手に持ちウヴァを圧倒し、タトバキックで倒すも、直後に復活されてしまい撃破には至らず。
変身に使用したメダルは直後に破壊された(紫メダルの影響という説と、無数のセルメダルの力に耐えられなかったためという説とがある)。
後日談を描いた小説版では、映司が戦争を止めるために変身。キャンプに打ち込まれた銃弾を全てトラクローで叩き落とし、敵兵の持つ銃火器を斬り裂いて破壊した。
『MOVIE大戦MEGAMAX』では、財団Xの戦闘員軍団をタトバキックで次々粉砕。そして…。
『スーパーヒーロー大戦』ではダブルバースの砲撃を受けて崖から転落してきた冥府神ダゴン、ゴースター、さそり男、イソギンジャガーをメダジャリバーで次々に斬り伏せ討伐。
『仮面ライダー大戦』では平成ライダー軍団の一員として昭和ライダー軍団をタトバキックで迎えうつが、ライダーマンのロープアームで絡め取られて敗北。最終決戦時にはバダンの戦闘員軍団をタトバキックで一掃した。
そして『スーパーヒーロー大戦GP』にて、遂にタトバキックだけでショッカーのシオマネキングを粉砕!! 素晴らしい!!!
『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』では財団X製のコアメダルで変身。最上魁星が解き放ったダミーグリード達を相手にトラクローで無双してみせた。
余談
ネットムービーでは視力検査をしていた伊達さんに信号機と呼ばれてしまった。当時ファンや子供たちから信号機呼ばわりされていたが、まさか公式が信号機と呼ぶ日が来ようとは…。「とりあえずタトバ」の初出もこのネットムービーであり、タトバコンボの汎用性の高さを行きつけの居酒屋で「オヤジ!いつもの!」と頼む事に例えた事から来たネタである。
アンクは同じ種類3枚でコンボになるというような事しか言っておらず、劇中ではアンクや映司にはコンボ扱いされてなかった可能性がある。
最終話では鴻上会長がタトバコンボの名前を出している。
また、音声の汎用性が高い為か、公式でもコンボソングの替え歌が多数存在する。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダーOOO 仮面ライダーオーズ タトバキック メダジャリバー 歌は気にするな 800年前の王 先代オーズ
関連・類似項目
- スーパータトバコンボ:『MOVIE大戦MEGAMAX』で登場したオーズの究極フォーム。未来のメダルで変身したタトバコンボの強化版。
- ラトラバ、ガタトラバ:頭部のコアメダルのみが違う亜種形態。
- タカキリバ、タカジャバ、タカウバ、タカゴリバ、タカガルバ、タカヤドバ、タカパンバ:腕のコアメダルのみが違う亜種形態。
- タカトラーター、タカトラドル、タカトラタ、タカトラゾ:脚部のコアメダルのみ違う亜種形態。
- 仮面ライダーポセイドン:同じく『MOVIE大戦MEGAMAX』で登場した劇場版限定ライダー。そのデザインコンセプトはネガタトバ。
- 仮面ライダーゴーダ:スーツがベース。
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