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中川翔子の編集履歴2022/06/03 14:14:06 版
編集者:たん
編集内容:記事を若干追記

人物

中川翔子1985年5月5日 - )は、日本の女性アイドル、マルチタレント。 T155、B84-W58-H84。

東京都中野区出身。左利き。通称「しょこたん」。

座右の銘は「貪欲」。戸籍上の本名は「中川しようこ」(後述)。

元々はセントラル子供タレントに所属し、子役として活動した。その後グラビアアイドル、タレントに転向し、2002年のミスマガジンにおけるミス週刊少年マガジン受賞をきっかけに一躍有名になった。

なお、これと前後して香港ジャッキー・チェンの経営するレストランを訪問し、ジャッキーとたまたま会ったことをきっかけに、ジャッキー・チェン事務所日本支部に所属していた時期がある。支部の閉鎖に伴い、現在のワタナベエンターテイメントに移籍。

女優歌手声優司会グラビアなど多岐にわたって活動している。

後述する趣味嗜好から、「アキバ系」タレントとして、オタクサブカルチャー関連の分野をアピールポイントとすることで知られる。

父親は、かつて歌手俳優声優として活動し、1994年9月17日、白血病により、32歳という若さで他界した中川勝彦

母親の桂子は強烈な個性の持ち主で、本人のライブなどにもよくコスプレ姿で顔を出し、ファンからもよく知られる存在である。「母親であり、親友」と公言するほど仲が良い。

親子共々芸能人だが、勝彦や彼が所属していた事務所は(いわゆるできちゃった婚であったこともあり)結婚していることや子供がいることを伏せており、翔子本人も本格的に活動をスタートしてからしばらくして関係を公表したため、二世タレント扱いをされる事は少ない。さらに言えば、父の逝去から自身のデビューまでに間があった事もあって親の七光りともほぼ無縁である。

会話やブログにおいては、2ちゃんねる用語の一種であるVIP語からさらに派生した「しょこたん語」と呼ばれる特異な語彙を用いる。例えば「かわいい」→「かわゆすカワユス)」、さらにそれを強調して「超」に相当する「ギザ」を付けた「ギザカワユス」や、「ギザ」よりさらに上の表現として「ギガント」を付けた「ギガントカワユス」などの表現が知られている。

嗜好

亡父・勝彦が怪獣映画や漫画好きで、幼少時より漫画本を読ませられる等の薫陶を受け、自身も全く自重しないヲタに育った。特に、1980~90年代のアニメ戦隊(メタルヒーロー含め)物やブルース・リー松田聖子等を好む。

尊敬する漫画家(本人は「崇拝」と表現)に楳図かずおを挙げている。

好きな声優さんは森川智之氏で、特に島耕作風がお気に入りらしく、2022年3月19日放送のバラエティクイズ番組99人の壁でジャニ界のアニオタ双璧・さっくんこと佐久間大介と対戦し、優勝賞品として森川智之氏によるこの世に1つしかないオリジナルボイスの目覚まし時計を作って貰い、大歓迎と悶絶と尊さのあまり嬌声を上げながら自分の頭をひたすら叩きまくっていた

週刊少年ジャンプを長年購読し、「ドラゴンボール」を好きな漫画であると語っている。

黒子のバスケ」では黄瀬涼太がお気に入りである。

空条承太郎の大ファンで、「承太郎さんとしか結婚したくない」などの潔い名言を残している。

…が、三十路に突入したことで「加山雄三さん、ささきいさおさん、真田広之さんと結婚したいです。」と、現実的に結婚対象として実在の著名人の名を挙げるようになった。

以前は「永遠の16歳」として、年齢を「16歳と○ヶ月」と自傷…もとい自称していたが、29歳になってからは、ゲームにおける「レベル」に準え「レベル29」のように実年齢を名乗るようになった。

2017年には32歳になり、亡父・勝彦の享年を越えた。それまでには「何か子孫に繋がることが出来たらいい」とのことだったが、2020年現在特にそういう話は無い。

かなりの猫好きで、10匹以上の猫を飼育している。その多くは保護猫であり、中には撮影中に見つけた捨て猫や、母のプロデュースする保護猫カフェから里親として譲り受けた猫もいる。

ポケモンにおいても一番好きなポケモンはマニューラ猫型のポケモン)とのことで、これが縁となったのか、最近のポケモンシリーズではマニューラを手持ちに加えている“ショウコ”というトレーナーが毎作必ず登場している。

また、父方の祖父(勝彦の実父)の影響から海洋生物好きでもあり、ウニの一種である「スカシカシパン」をモチーフにしたコンビニ向け菓子パンをプロデュースしたり、クリオネの捕食の様子から取った「バッカルコーン」などの海洋生物を元ネタとした語録も生み出しており、自然科学系番組の仕事も多い。

過去に出演した『どうぶつ奇想天外』や『飛び出せ!科学くん』等、海洋生物を扱う機会の多い番組で見せた、生き生きした表情の印象が強いファンも多い事だろう。

なおその番組内で、「水中にいる生き物とダイビングしながら触れ合う」企画において、「真希波・マリ・イラストリアスプラグスーツのようなウェットスーツ」を作っている。

山田五郎とのラジオ番組「山田五郎と中川翔子のリミックスZ」では、…動物ネタが出る時に、しょこたんの端末を見た山田さんからよく「お前動物を検索するとすぐ交尾の画像が出るじゃないか」とツッコミをかまされていたけど、そういう仕様らしい(しょこたんそのものが、らしい)。

母方の高祖父は、北海道庁初代水産課長を務め、サケマス孵化事業を推進・導入した伊藤一隆である。この縁でサケのふるさと 千歳水族館に、自身の飼育していたスッポンや亀計10匹を寄贈し、「中川水族館」というコーナーで飼育されている。

かつては真剣に漫画家を志しており、(それを専業としていない)芸能人としてはかなり高いレベルで漫画イラストを描くことができる。

自身の愛好する楳図かずお風や鳥山明風のタッチで描く等のテクニックも持っており、『アメトーーク』等TV番組でも度々披露する他、pixiv内でも多くの投稿作品が見られる。

これらの経緯から、ついにはアニメ作品『ポケットモンスター サン&ムーン』最終話の原画を一部担当する事と相成った(が、担当者から駄目出し修正リテイクの洗礼を受けた)。

アニメ好きが高じてコスプレ好きでもあり、自身のブログを中心にいくつも披露している。

2014年10月にはナランチャのコスプレをし、座りポーズの写真を撮ろうとしたところ勢い余って尾骨を骨折するハプニングに見舞われ、彼女らしいと話題になった。

かなりのゲーマーで、ゲームのCMにも出演しておりポケモン好き(一部ではポケモン廃人)としても知られる。

ポケモンサンデー』から10年以上にわたってポケモンの番組の看板MCを務める(ちなみに番組内では専ら「しょこたん」を名乗っている)だけでなく、何度かポケモンの主題歌を担当し、自叙伝『ポケモンが生きる意味を教えてくれた』も刊行された。

当初は番組内最強のトレーナーとして君臨していた(小学生相手に「ねむり」戦術を容赦なく展開して勝利するなどしていた)が、最近は強力なライバルの出現で立ち位置が危うい。

こうした縁もあってか、ポケモンの夏の劇場版作品には2007年以降毎作と言っていいほど出演しており、第1作からの皆勤賞である山寺宏一と並ぶ常連声優の1人となっている(直接出演しなかった場合でも主題歌を担当したりと別の形で関わっていることも多いため、実質毎回何かしらの形で参加していると言ってよい)。

人生で初めて買った雑誌は『ぴょんぴょん』(小学館)。また、人生で初めて名前が活字になったのも同誌での懸賞当選だったと語る。

その事もあり『ぴょんぴょん』には強い思い入れがあり、掲載・連載された全ての作品を「名作ぞろい」だと評し、それら全ての電子書籍化(※復刊および新規単行本化。『ぴょんぴょん』の連載掲載作品は単行本化された作品が片手で数えられるレベルで、雑誌規模から考えると異常に少ない部類に入る)を熱望していたりする。(→honto・中川翔子のポップカルチャー・ラボ(第2回後編)

Pixivユーザーである。彼女自身が描かれたイラストのみならず、彼女が投稿した作品にも「中川翔子」タグが付けられていることが多い。

その他

冒頭にも書かれているとおり、戸籍上の本名は「中川しうこ」ではなく、「中川しうこ」である。

これは、入院中であった母に代わり伯母(母の姉)が代理で出生届けを提出した際、名前の欄に「薔子」(読みはそのまま「しょうこ」)と記入して提出しようとしたが、「薔」の字が常用漢字及び人名用漢字でなかったため受理されず憤慨。その場でひらがなで「しょうこ」と書き殴って提出したところ、「ょ」と「よ」の判別が付かなかったため、戸籍には「しようこ」と誤って登録されたという経緯がある。

この事実に気付いたのは成人になって戸籍を見直した時であり、家族も翔子本人に指摘され、問い詰められるまで気付かなかったらしい。

なお、「薔子」の名前は子役時代の芸名として用いられていた。

中学生の頃に「オタクで暗いから」という理由で、かなり深刻ないじめに遭ったことを明かしている。その経験からか、最近ではいじめや自殺防止に関する番組でコメンテーターとして出演することも多くなっている。

縁戚関係

  • 伊藤一隆 … 母方の祖母の祖父。日本におけるサケ・マス人工ふ化事業導入・推進の責任者。
  • 野尻抱影 … その義理の甥。天文・民俗学者。翔子が子供時代、遠い親戚とは知らずに著書を愛読していたとの事。
  • 大佛次郎 … 野尻の弟。『鞍馬天狗』など時代小説からノンフィクションまで幅広く手掛けた作家。

主な出演作

ラジオパーソナリティー

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