入れ替わり(戦隊)
いれかわり
概要
スーパー戦隊における入れ替わり回の初出は「高速戦隊ターボレンジャー」の第33話「奪え!洋平の顔」における浜洋平/ブルーターボと高校の学園祭にやって来た一般人・桑田の入れ替わり。しかしこの回は厳密には「顔の交換」にとどまっており、実際に「精神まで交換される」事例は「地球戦隊ファイブマン」の第36話「双子大作戦」が最初となる。初めて兄弟戦隊となったことと、メンバーの星川レミ/ファイブイエローと星川文矢/ファイブブラックが二卵生双生児であったことから入れ替わり回が実現した。
これ以降は兄弟にとどまらず、血の繋がらない戦隊メンバー同士あるいは戦隊メンバーと戦隊怪人の入れ替わりも「戦隊のお約束」「王道展開」として実現している。
また、主な視聴者である子供が混乱しないようにするためという理由からなのか、『獣電戦隊キョウリュウジャー』以降の作品では声も人格と一緒に入れ替わるというケースが多く、他の登場人物達は人格どころか声すらも入れ替わっている事に気づいていない(あるいは視聴者向けの演出)たいうケースが殆どだったが、『機界戦隊ゼンカイジャー』では視聴者だけでなく登場人物達にも声が入れ替わって聞こえていた。(作中では、ゾックスと入れ替わったフリントの声がいつもと違う事にジュランが気づいている)
入れ替わりが起こった場合の変身可否については作品によって異なっており、敵怪人であっても変身可能になるケースもある。
入れ替わり一覧
地球戦隊ファイブマン
第36話「双子大作戦」
声の入れ替わり:あり
- 『スーパー戦隊シリーズの精神が入れ替わるエピソード第一号』ということもあり視聴者の混乱を避けるためか、このケースではレミと文矢の声が人格とセットで入れ替わっている。
特命戦隊ゴーバスターズ
第28話「ニワトリに注意せよ!」
声の入れ替わり:あり
※厳密には「相手の外見を塗り替える」というもの。ターボレンジャーのケースに近い。
劇中ではブルーバスターがエンター、バグラー達が変身後のゴーバスターズ、スプレーロイド2が桜田リカ、チダ・ニックがヒロムに変化している。
獣電戦隊キョウリュウジャー
ブレイブ37「リベンジ!ゆうれいデーボスぐん」
声の入れ替わり:あり
- 桐生ダイゴ↔アミィ結月
- イアン・ヨークランド↔有働ノブハル
- 立風館ソウジ↔空蝉丸
- 中身がアミィ結月の桐生ダイゴ↔中身が立風館ソウジの空蝉丸
- 中身がイアン・ヨークランドの有働ノブハル↔中身が空蝉丸の立風館ソウジ
- 賢神トリン↔デーボ・キビシーデス