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概要

国際統治機関世界政府直属の海上治安維持組織。軍隊として『絶対的正義』を掲げて世界中の海の治安維持を行っている。

主な職務は海賊を始めとする犯罪者を相手にした警察行為(言うなれば、現代の海上保安庁のようなもの)だが、政府に不都合なものを隠すため非情な行いをする時もある。

少尉以上海兵海軍将校と呼ばれ、背中に『正義』の文字を刻んだコートを着用する事が許される(ただ、普通に見たら羽織ってるだけである。しかもスナップ止めもしていないのにも拘らず戦闘中はなぜか落ちない。これに関しては61巻SBSによると、作者曰く「あれは『正義』を背中に刻むコート。なぜ落ちないのかと言うと、彼らにとって『正義』は、不落の物だからです!! その心意気ある限り、コートは落ちません!!!」とコメントしている)。テーマカラーは白。

偉大なる航路を管轄する海軍本部とその他の海域を管轄する海軍支部では

戦力のレベルが大幅に異なっており、階級システムも差別化(支部の階級-3=本部の階級)されている。

例えば、支部で大佐の地位にある者が本部に来た場合は大尉の扱いを受ける。

なお、海軍支部に関しては現在准将(アニメでは少将)までしか確認されておらず、

支部元帥(本部少将レベル)、支部大将(本部准将レベル)などのポストがあるかは不明である。

なお、偉大なる航路を管轄する海軍本部の分所のような存在としてもG-○支部(『G-2支部』『G1』等)という呼称が使われるが、この場合は本部との階級に差は無い。

三大勢力の一角として

世界中を活動範囲とする海軍の内、偉大なる航路をメインに活動する海軍本部は、世界の均衡を守る、偉大なる航路(グランドライン)を航海する海賊達の行く手を阻む三大勢力と呼ばれる括りの一角を占めている。

残りの2勢力とは、新世界を拠点とする4人の超強豪海賊『四皇』と、世界政府公認の7人の公認海賊『王下七武海』の事を指しており、勢力図的には四皇の暴走を海軍本部と王下七武海が抑えているという関係である。

実際、マリンフォード頂上戦争では白ひげ海賊団とその傘下を海軍本部・七武海で迎え撃つ形を取った。

元帥交代による新体制への移行

マリンフォード頂上戦争が終結し、四皇“白ひげ”の死去で時代の変化を感じ取った当時のセンゴク元帥は、盟友のガープ中将と共に退任を決意し、元帥の座を当時の大将の1人青雉に譲ろうとした。

しかし、政府上層部の意向により、後任は青雉と同じ大将であった赤犬が元帥就任の方向に。

しかし、青雉は狂気じみた強硬姿勢の赤犬の元帥就任に珍しく強く反発し、決闘にまで発展。

パンクハザードでの10日間にも及ぶ決闘の末に青雉は敗れ、海軍を去った。

赤犬は元帥就任後、海賊殲滅のため本部の場所を新世界の支部G1と入れ替えた。

そして世界政府は、立場上前線に出張りにくくなった赤犬、ガープや青雉ら退役組の抜けた穴を補てんするため、「世界徴兵」を行い、藤虎緑牛をはじめとする強大な戦力を世界政府加盟国から海軍に編入、より強力な正義の軍隊となった。

組織

階級は元帥から雑用まで18段階あり、定員が決まっているのは順位第1位の元帥(1人)だけである。

第2位の大将は海軍の最高戦力と呼ばれており、現在は黄猿、藤虎、緑牛の3人がその地位を持つ。

第3位の中将は主に偉大なる航路の各支部の司令官などをしている。

なお、中将以上は例外なく覇気を習得しており、中将未満の将校も悪魔の実六式の一部、覇気を習得している者がいるなど実力は高い。

昇格の基準は実力第一であり、名のある海賊の捕縛など手柄のある者は比較的短期間で昇格できる。

例として、コビーは2年間で雑用から大佐まで13階級昇格した。

ただし、実力が伴っている場合でも、規律違反者や命令に従わない者に対しては、大幅な降格処分や昇格速度の減速などのペナルティが発生する。

例として、本来なら裁判に於いて縛り首にする筈だった海賊を擁護し無罪にしたフルボディは大尉から三等兵に9階級降格された他、命令に不実だったスモーカーも本部将官クラスの実力があったにも拘わらず、長い間大佐止まりだった。

巨大な組織故、ネズミラーテル(ONEPIECE)等、末端では腐敗した者もいる。本部レベルでは腐敗は少ないが、海賊討伐や体制維持の為に過激な考えを持つ者は一定数いる。(例:赤犬や緑牛、一部の中将)このような汚職や暴挙を働く海兵は、アニメオリジナルキャラクターに特に多い。これは、短い話数や時間で一つの話を作る際、敵対組織の海軍が作り手にとって使い勝手が良い存在だからだと思われる。

世界政府未加盟地域への態度はこれまで明らかになっていなかった。しかし、未加盟国が舞台となったワノ国編以降海賊捕縛や海賊の財宝を没収する目的で地域の一般人に対して威圧や武力行使を行う蛮行が散見されている。全ての海兵がそうではないだろうが、今のところ未加盟地域では海賊と大差ない存在である。

基本的に市民の味方であり、海賊を追い捕まえる立場であるが、この組織の台頭により逆に守るべき市民や捕らえるべき海賊に追われるケースも発生している。現時点で分かっているだけでも多くの市民に愛されていたある将校が犠牲になってしまった。

主要人物(階級順)

海軍本部

元帥(海軍総大将)

過去の元帥

大将(総督)

過去の大将

中将

過去の中将

少将准将

かつての少将・准将

  • シューゾ(1年前(准将)/海賊遊撃隊/アニメ『Zの野望』編)

大佐中佐少佐

かつての大佐・中佐・少佐

大尉中尉少尉

  • イスカ(2年以上前の時点で少尉)
  • アント・デ・ボナム(中尉/G-F支部/アニメ『海軍超新星(ルーキー)』編)
  • シモイ・ザッパ(中尉/G-F支部/アニメ『海軍超新星(ルーキー)』編)

曹長軍曹伍長

該当者無し

一等兵二等兵・三等兵(新兵)

該当者無し

雑用

該当者無し

階級不詳

  • テンセイ(将校/海軍犯罪捜査局 局長/通称黒馬)
  • X・ドレーク(将校(元海軍少将)/海軍本部機密特殊部隊“SWORD”隊長)
  • 戦桃丸(将校/海軍本部科学部隊隊長)
  • カンショウ(将校/アニメ『アドベンチャーオブネブランディア』)
  • ドウジャク(将校/アニメ『アドベンチャーオブネブランディア』)

過去の階級不詳

階級外

海軍支部

階級不詳

余談

キャラクターのモデル

海軍や海軍関係機関の特に上層部は日本の名俳優達をモデルとしており、作者の尾田栄一郎氏もSBSのコーナーで度々読者の質問に答える形でモデルについて明確に言及している。(任侠映画・時代劇を自身のバイブルと称しているため、それらに出演した俳優が特に多い。)

異名

海兵の異名はナヅ・ケタガーリ中将が付けているらしい。