──もちろんです。
貴方にその刻がくるまで、私は勝ち続けます
プロフィール
真名 | ガウェイン |
---|---|
クラス | セイバー |
性別 | 男性 |
身長 | 180cm |
体重 | 78kg |
出典 | アーサー王伝説 |
地域 | ブリテン |
属性 | 秩序・善・地 |
イメージカラー | 白銀 |
特技 |
|
好きなもの | アーサー王(EXTRA)、騎士王への忠誠(FGO) |
嫌いなもの | 年上の妻 |
天敵 | ありす(EXTRA)、アルトリア(EXTELLA) |
設定担当 | 奈須きのこ |
ILLUST | 武内崇(原案)、ワダアルコ(EXTRAシリーズ、FGO) |
CV | 水島大宙 |
演 | 山口大地 |
どのような仕事でもまじめにこなす。時にそれが、仮に集金であっても。
概要
『Fate/EXTRA』に登場するセイバークラスのサーヴァント。
『Fate/EXTRA』において世界の六割を支配するハーウェイ家が、次期当主であるレオナルド・ビスタリオ・ハーウェイと共に月の聖杯戦争での必勝を誓って送り出した英霊。聖杯戦争において真名は隠すべきものだが、マスターであるレオの自負により常に真名で呼ばれている。その自負は決して油断や慢心ではなく、事実彼等は第六回戦までの戦いを当然のように勝ち抜いてきた。
当時まだ発表されていなかった『prototype』版を除けば、シリーズ初となる男性セイバーであり、なおかつ主人公のパートナーにならないセイバーも彼が初である。
真名
サー・ランスロットと並び、最も著名な円卓の騎士のひとり、『ガウェイン』。
『太陽の騎士』や『忠義の騎士』と呼ばれることもある騎士。
アーサー王の甥であり、アーサー王の影武者、そして王が倒れた場合の代理候補の一人であった。もっとも彼本人は周囲からの評価も意に介さず、あくまでアーサー王の右腕であり続けた。
そんな生前のガウェインの最も大きな失態といえるのがサー・ランスロットとの確執である。
「ランスロット卿に兄弟を殺されたばかりか、あの黒騎士は王さえ裏切った。王の妻を拐かしたのだ。許せるはずがあろうか」(なお、ランスロットが兄弟を殺害した事に関しては受け入れたが無抵抗の騎士を殺害した事に激怒したという話もある)
主君であるアーサー王は最終的にランスロットのことを許したが、彼はどうしても許すことができなかった。そのランスロット卿への憎しみが故に、彼は破門されながらもカムランの丘に馳せ参じようとするランスロット卿を拒み続け、王を戦死させる遠因を作り、自らも落命することとなった。アーサー王がカムランの丘で自戒し聖杯を求めたのと同様、ガウェインも死の淵で思った。
──「もし次があるのなら。
まだ挽回する機会が、二度目の生があるのなら、今度こそ、自らの全てを王に捧げるよう」──
英霊となり迷いから解放されたガウェインは誇り高き『太陽の騎士』としての在り方を取り戻す。そうして『完璧な騎士』として一振りの剣として徹した。彼と因縁深いサー・ランスロットが死後に苦悩から騎士道を捨て狂戦士と成り果てたのとは対照的である。
ちなみに、ガウェインに関する逸話として老婆と結婚する話がある。細かいことを省くと、アーサー王が醜い老婆に教えを請う代わりに、若く壮健な騎士を婿に出す約束をしてしまったためなのだが、悩むアーサー王に対しガウェインは自らの身を差し出す。さすがの忠義である。セリフで言及する「年上の……」とは恐らくこの妻のこと。まぁ結局若返って美女になるんですけどね?
ただ、どうも引きずってしまったらしくその反動で好みの女性は年下。おまけに巨乳好き。
人物
一人称は「私(わたし)」。
相手を軽んじる事も侮辱する事もなく、相手が力量不足であってもその戦意、覚悟をくみ取り、礼節をもって相対する。王の前では影に徹し、ひとたび号令が下れば颯爽と戦場に赴き、涼やかな笑顔で勝利する――まさに理想の騎士。主人公のサーヴァントたちからはその忠誠心から『犬』と揶揄されるが、彼の真意はより深いところにあり、決してただ主君を妄信していたわけではない。
最終的にレオは主人公に敗北するが、その最期は正しく忠義の騎士そのものだった。
そんな彼だが続編『CCC』ではレオ同様、ギャグキャラに走る。王は聖剣をぶっ放すだけの簡単な仕事だとか言い出したり、自信満々に料理と称してジャガイモを磨り潰しただけの代物を出したり、好みの女性のタイプが年下で巨乳だったり、揚句借金の取り立てに全力を出したり……本人はいたって真面目なので、逆に質が悪い。やはり円卓関係者には残念属性がついて回るようである。
能力
聖剣『ガラティーン』を武器とし、セイバーにふさわしい高いステータスと剣技、更には最高クラスの火力を持つ宝具を有する上、スキル「聖者の数字」によって太陽の出ている間は三倍に近い能力を発揮するという特殊体質まで持ち、他を圧倒する実力を誇る最強クラスの英霊。
ムーンセルでは夜間に敵と戦闘することは許されてないため、事実上の無敵状態であった。
また、『FGO』第1部6章では獅子王から受けた祝福(ギフト)「不夜」により、彼の周囲は常に陽の光で照らされているため、こちらもその力が常時発揮されている。
今作から追加されたスキル「ベルシラックの帯」のガッツ効果は緑の騎士に標的にされたにもかかわらず生還した(正確には、見逃して貰えた)ことに由来するものと思われる。
『FGO』では、ガラティーンによる炎を纏わせた剣技を披露しており、主君のような光の斬撃、地面に刃を突き立てて炎上させる、熱の勢いによるショルダータックルなども見せている。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
レオ・B・ハーウェイ | B+ | B+ | B | A | A | A+ |
藤丸立香 | B+ | B+ | B+ | A | A | A+ |
保有スキル
対魔力(B) | セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。詠唱が三節以下の魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法などを以ってしても傷付けるのは難しい。 |
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騎乗(B) | セイバーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。Bランクでは、大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種は乗りこなせない。 |
聖者の数字(EX) | ガウェイン卿の持つ特殊体質を示したスキル。午前9時から正午の3時間と、午後3時から日没の3時間だけ力が3倍になるというもの。これはケルトの聖なる数である3を示したものである。元々の戦闘力自体がトップクラスに強いのでそれが3倍の強さになった時の脅威は推して知るべし。 |
カリスマ(E) | 軍隊を指揮する天性の才能。『カリスマ』は希有な才能だが、稀に、その持ち主の人格形成に影響を及ぼす事がある。ガウェイン卿の場合、彼の裏表のない物言いが、『天然の騎士』と評される原因となった。 |
不夜のカリスマ(B) | 『FGO』にて「カリスマ(E)」から強化されたスキル。恐らく祝福(ギフト)「不夜」を限定的に再現させるものと思われる。再び「不夜」を習得した理由は…… |
ベルシラックの帯(EX) | 『FGO』で追加。ガウェイン卿の武勇伝である『緑の騎士』伝承にて、「緑の騎士」ことベルシラックからその武勇を称えられた結果、授かった物である。この帯はガウェインが騎士として品行方正である事の証であり、武勇と誠実さが備わった完璧な騎士である事を示している。 |
戦闘スキル
精霊の加護 | 3ターンの間、自身の幸運を上昇させる。 |
---|---|
円卓の刻印 | 3ターンの間、自身のGUARDにスキル封印効果を付与する。 |
忠義の剣閃 | 刀身に太陽の灼熱を纏わせ、敵を両断して、筋力ダメージを与える。 |
宝具
転輪する勝利の剣(エクスカリバー・ガラティーン)
- ランク:A+
- 種別:対軍宝具
- レンジ:20~40
- 最大捕捉:300人
「この剣は太陽の映し身。もう一振りの星の聖剣――エクスカリバー・ガラティーン!」
柄に擬似太陽が納められた日輪の剣。
アーサー王の持つエクスカリバーと同じく妖精「湖の乙女」によってもたらされた姉妹剣。
王とその剣が月の加護を受けるのに対し、彼とその剣は太陽の恩恵を受ける。
詳細は該当記事を参照。
各作品での活躍
Fate/EXTRA
七回戦の相手として登場。マスターのレオに対しては一見愚直ともいえるほどの忠義を尽くすが完璧とも思える彼に足りないものがあることを知っており、そのときが来るまで勝利を捧げていた。
Fate/EXTRA CCC
マスターであるレオ共々、前作のイケメンっぷりが嘘のように天然を炸裂させる。
とくに、借金取り立てイベントの専用ボイスは必見。
Fate/EXTRA CCC FoxTail
『CCC』と立ち位置や振る舞いは基本的に同じだが、今作では同じ太陽属性のカルナとの共闘や対決が繰り広げられる。レオ同様途中退場せず最終決戦にも同行。
Fate/EXTRA Last Encore
第七階層「太陽の頂」に登場。1000年前の聖杯戦争で『EXTRA』本編の主人公とセイバーに敗れ現在もその傷が残っている。眠りについたレオを守りながら第七階層の管理も行っていた。
ハクノとセイバーとの戦いでは前述の傷も何のその、圧倒的な強さで一度は第七階層からたたき落としたが再び戻ったセイバーとの激戦の末、ガラティーンを折られたことで敗北を認める。
「熾天の檻」ではレオと共にチャクラ・ヴァルティンの足止めを行い、最後に渾身の『転輪する勝利の剣』を放ち自身の消滅と引き替えにヴァルティンに傷をつけることに成功した。
Fate/EXTELLA
ネロ陣営に所属。主人公にはレオを成長させてくれた相手として恩義を感じている。
一方で、ネロに対しては不満がある様子だが、命令には黙々と従っている。
連続攻撃を放つ際の「ぬんぬんぬんぬん!」という掛け声がやたらと耳に残るためか、「ぬんぬんぬん」というキーワードでググるとサジェストにガウェインが出てくるように……後に『FGO』でもモーション回収後にエクストラアタックの際に発するようになった。
なお、本作における瞳のデザインは従来作(青みがかった緑色)とは異なる明るい水色となっているが、次回作の『LINK』で従来のものに近いデザインに修正された。
Fate/EXTELLA LINK
他の面々同様引き続き登場。前作のラストで修行の旅に出かけていたが再び主人公と合流し、因縁の相手である裁きを求めた果ての親友と対決する。
他作品での活躍
Garden of Avalon
卑王ヴォーティガーンとの戦いを回想。
生前におけるアーサー王への忠節と敬意、王都キャメロットの繁栄の素晴らしさを語る。
Fate/Grand Order
第1部6章『神聖円卓領域 キャメロット』にてストーリー召喚へ追加される。レアリティは☆4。
獅子王に仕える太陽の騎士。王の目的・変質を正しく理解した上で、“私情を挟まない主に忠実な一振りの剣” で在るため獣の道に身を落とす。劇場アニメ版では、同じく召喚されギフトを授かるための試練として、他の円卓の騎士の面々や偽の獅子心王諸共妹ガレスを手にかけたことが最大のトラウマとなっており、“山の翁”に覚悟を問われてもなおそのあり方を曲げることはなかった。
かつての同僚であるベディヴィエールから「外道に落ちた」と非難されているが、覚悟が足りない(というよりもガウェインと戦うことを躊躇っている)マシュに対して欠点を指摘した上で本気で向かって来るよう憎まれ役を買って出たり、自らの危険を顧みずに難民を助け出そうとしたマスターに免じ、聖伐の目的を語るなど善良さを残した一面を見せている。
敵として登場する場合は、専用ギフト(状態強化)「不夜」によって全てのクラスの攻撃に対する耐性が倍加している上に、チャージゲージの増加速度も倍加しており、弱点を突いてもほとんどダメージを奪えない化け物と化している。他の敵円卓騎士たちもそれぞれ異なる専用ギフトを持っているが、ガウェインのそれは弱点属性でさえ等倍、それ以外は全て耐性で受けるという、クラス相性のルールにかなり干渉しているため、多くのマスターが地獄を見る羽目となった。
男性特攻アーチャーであるエウリュアレやオリオンが大きく活躍したのだが、それでも一番苦戦した敵円卓騎士にガウェインを挙げるプレイヤーは多い。そのためか、『二周年記念メモリアルクエスト』(それぞれの特異点で印象深い敵とバトルするもの)でも、章ボスである獅子王を差し置いて抜擢されている。彼の存在は『FGO』のバトルの印象を大きく変えるものであり、3年以上経った今でも強敵の代名詞にされている。こいつらのような強敵が出る度に毎回比較されている。
味方としての彼は『Fate/EXTRAシリーズ』と変わらず爽やかな理想の騎士として振る舞う。所属しているサーヴァントに他の円卓の騎士や騎士王が居ると彼等に言及するセリフが聞ける。いつでも剣を真横に振り抜けるように、刀身を脇に通す独特の構えはこちらでも再現されている。
召喚時は『EXTRA』と同じく白銀の鎧姿であるが霊基再臨すると深緑の外套とマントに上衣を纏うため、『FGO』タグが付いているイラストはこの格好が一番多い。
イベントシナリオでも度々登場しているが、シナリオの内容がシリアスであろうとギャグであろうと、騎士として振る舞う姿がブレることはない。逆に言えば『CCC』の借金取りのような役回りでも至って真面目にいつもの調子でこなしてしまうことになる(マテリアルでも言及される)。
2018年水着イベントからは水着姿の立ち絵が実装されている。ゲームの都合で下半身は見えないが、海パンに肩掛けのタオル一枚という男らしいスポーティーなスタイルとなっている。
この格好は2023年水着イベントにて水着霊衣「夏の御曹司」として追加される。
ゲーム上での性能
同時実装されたランスロットと同じく☆4(SR)ランクのセイバー。事前情報で☆3(R)ランクだという誤報が流れてしまったが、その武勲に相応しい格に無事収まった。
ステータスは攻撃特化型で、同じ☆4セイバーのセイバーオルタには僅かに譲るものの、最終的にATK値は10,000を超える。実は、☆4セイバーの中で、ATK値が10,000を超えるのはガウェインとセイバーオルタのみである(聖杯転臨なし・フォウくん強化なしの場合)。さらにカード配分も《Quick:1/Arts:1/Buster:3》と、フェルグス以来となるゴリゴリのBuster偏重タイプ。お陰でそれを悪ノリに定評のある公式が絆礼装のテキストでゴリラとしてネタにしてしまい、マスターたちから「バスターゴリラ」という渾名で呼ばれることになった。これはヒドイ……
スキルは自身の攻撃力を3ターンUP&〔陽射し〕のあるフィールド限定でBusterをUPする「聖者の数字(EX)」、味方全体の攻撃力を3ターンUPさせる「カリスマ(E)」、『FGO』実装で獲得した自身のNPチャージ&スターの供給に1ターン限定でガッツ(HP0から復帰)を付与する「ベルラシックの帯(EX)」と、これまた攻撃的なものに固めている。「聖者の数字(EX)」は『FGO』初の“フィールド判定”を持つスキルで、後に登場した面々に比べると判定が判りやすいのだが、ストーリーやイベントは夜間であったりして判定外である事が多いためオマケ程度に思っておくべきか。「ベルラシックの帯(EX)」のNP供給は20%固定だが、Buster特化でNP効率の低いガウェインにはありがたい。クリティカルヒットの発生を促すスターの供給も、パーティー全体に寄与できる要素である。
宝具はもちろん『転輪する勝利の剣』で、効果は【敵全体に強力な攻撃&敵全体に1ターンのスキル封印+5ターンの「火傷」付与(1000×チャージレベルのダメージ)】の効果。
「聖者の数字」と「カリスマ」によるW攻撃力UPにより、並の全体宝具を凌ぐ威力を発揮する。〔陽射し〕判定のフィールドなら、3重で攻撃力UPとなるためその火力はさらに加速する。
スキルを積極的に使用する敵に対し、スキル封印で行動を制限させるのも心強い。
弱点はやはり防御の手薄さと、Buster偏重ゆえのNP効率の低さ。Artsカードの性能自体は悪くないのだが、3枚もあるBusterの皺寄せで1枚しかないため、パーティー編成をちゃんと練らないと、数ターンに亘って攻撃選択時に画面が赤一色になる事故が多発し、宝具解放が遠のいてしまう。
また彼の火力は「聖者の数字」のBusterバフに依存する部分が大きいのだが『FGO』で日差しのあるフィールドは意外と少なく、最大火力を出せるクエストが少ないというのも悩みのタネ。
- このゲームは陽射し判定がかなりシビアであり、曇り、夕方、海底(電脳)、屋内は陽射しじゃないという判定になる。というか、聖者の数字は15時~18時でも発動するので、夕方でも普通に発動圏内なのだが……『FGO』の夕方フィールドは18時過ぎの模様。そもそも、このスキルはケルトの聖なる数字である「3」に由来する能力なので、太陽の有無より本来は時間(数字)の方が重要なのだが……
高い火力を活かせるよう、彼を従えるマスターとして十分な下準備をしてやりたい。
初期NP獲得系やBuster性能UPも良いが、セイバーとして悪くないスター集中率を概念礼装で底上げし、Busterでクリティカルヒットを連発するというバーサーカーには出来ない戦術が講じれる。
その後、『4周年記念強化クエスト』にて「カリスマ」が「不夜のカリスマ(B)」にランクアップ。威力倍率強化に加えて【1ターンの間自身にフィールドを〔陽射し〕特性にする状態を付与】の効果が追加され、状況を選ばずに「聖者の数字」の追加効果を得られるようになったのだった。
これは時期が時期だけに「妹実装でテンションが上がった」「水着イベントが待ちきれなかった」などとネタにしつつも第1部6章のトラウマを思い出したプレイヤーは多かったとか。
オマケに同時期公開の某映画に絡めて着いたあだ名は「100%の晴れゴリラ」。これはひどい。
……
………
…………
といった具合に、色んな意味で強化クエストはネタにされていたのだが、その後の水着イベント『水着剣豪七色勝負!』開始時に『竹箒』の日記が更新された。そこでは、水着イベントや『FGO Fes.』、第1部6章・7章のアニメ等について色々と書かれているのだが、最後の方にガウェインの「不夜のカリスマ」について少しだけ言及がされていた。
それによると、
「あれは獅子王のギフトを、あの聖地で起きた事を、霊基に刻みつけた結果……とお考えください。彼は、罪を捨てなかったのです。」
折しも前述の通りカルデアが妹と縁を結んだり、『アニメ・絶対魔獣戦線 バビロニア』のゼロ話がサプライズ放映され、6章を思い出させる情景や、強化クエストに意味深な敵がボスで出てきたりといった事があっただけに、自身の強化の為だけではなく、常に自身を戒め続ける為のモノであったという真実の重さに、押し潰されるプレイヤーが続出したという。
Fate/Grand Carnival
『第一特異宴 英霊限界大祭オリンピア』に登場。フェンシング対決でデオンと対峙したが完敗し脱落となった。敗因は室内なので太陽が見えず「聖者の数字」が不発だったから。
最後の騎馬戦ではネロのことを色違いなどと煽り、最後の最後では太陽の下で裸で登場するなど、開始早々ボッシュートされた彼に負けないくらいの活躍(?)を見せた。
また、このOVAが放送される前に映画キャメロットのダイジェスト放送があったため、キャメロットのガウェインとの温度差に戸惑う人も多かったそうだ。
関連人物
生前
忠誠を誓った生前の主君。しかし、アーサー王を崇拝していたため、王の苦悩を知ることはついぞなく、また知ろうともしなかった。母方の叔父(叔母)にあたる。
実の母親。ガウェインはモルガンの姉で同一視される場合もあるモルゴースの子とされる説もあるが、Fate世界では彼女の実子ということになっている。作中においては母とはあまり関わりがなかったらしい。
『FGO』の2023年水着イベントではモルガンの事を「モルガン公」と呼んでいる事が明かされた。カルデアにいるモルガンが自分の知る汎人類史のモルガンとは違うと理解しながらも、彼女が苦手だと語っておりガレスとは違う理由であまり関わりを持たないようにしていた様子。とはいえ2人の妹と共に彼女が作ったホテルに招待されていたようで、それなりに気にかけられている様子。
生前の因縁の相手。ガウェインにとっては弟妹達の仇でもある。しかしランスロットへの私怨も、彼の不忠さえも、自らの不徳からと受け容れている。本来ならば恨みが消えずして当然の相手だが、それを自身の心の在り様が原因と捉えるガウェインの高潔な精神が見て取れる。一方のランスロットは、サーヴァントになった後は超絶気軽にチェスに誘って来たりするが向こうも向こうでガレスを手にかけてしまった事を未だに悔やんでいる。また、ガウェインはチェスの好敵手として彼の名を挙げるが、慇懃無礼な戦法については思い出したくもないと流石に口を噤んでいる。そして、『Fate/EXTELLA LINK』では遂に狂化した彼と相見えることとなった。
FGOでは夏になるとトリスタンも含め、羽目を外しまくってはっちゃけるくらいに関係は修復している。
Fate世界では異父妹。伝承によればガウェイン卿はモードレッドに討たれたという。お互いに反りが合わず、アーサー王に謀反した彼女が英霊として座にいることに強い憤りを抱いており、冷たく突き放している。ただし、種違いの妹だと知った以上は生前程敵視はできないらしく、普段は辛辣な言葉を投げかけるが、他の円卓の騎士がいないと妹をたしなめる兄になる。
2023年水着イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル2023!』ではサーフィンに挑戦しようとして失敗し、ガレスからライダークラスの方に習ってみてはどうかと進言された所、「父親違いとはいえ、妹にものを教わるなど兄として絶対にイヤだ!!(要約)」とガウェインにしては珍しくムキになっているため、彼女の前では人一倍長兄としてのプライドが前面に押し出される模様。
実の弟であり円卓の同胞。老けているが弟である。幼い頃は母モルガンによって別々に育てられたため、双方ともあまり接点がなかったらしい。『EXTELLA』では無銘のアーチャーについて、冷酷さは別なものの慇懃無礼さは生前の彼にそっくりだと評している。
実の妹であり円卓の同胞。たびたび話題にあげるなど可愛がっていたらしい。
彼女が実装されカルデアで再会した時は嬉しそうに頭を撫でているが、一方で第1部6章での一件を引きずっているかのようなそぶりが会話から見られる。後に追加されたマイルーム会話では、彼女自ら選んだとはいえ女性でありながら騎士の道を歩んだことには思うところがあった。
円卓の同胞であり良心。「形だけの円卓の騎士」という本人の言葉に反して高く評価している。
穏やかに見えて冷静に、そして時には辛辣にトリスタンの奇行を止める彼の姿には「大人しい騎士ほど怒ると怖い」と他の円卓共々背筋を凍らせたほど。
円卓の同胞。彼を気ままな詩人と認識しつつも、「円卓で最も技に真剣」と評価している。
ペレアス
同僚にしてガウェインの唯一にして最大の汚点の被害者。
彼が恋焦がれていた貴婦人とそれを知りながら騙して恋仲になった。しかし、湖の乙女であるニミュエによって貴婦人は死ぬという罰をしっかり受けている。
ラグネル
生前の妻。出会った当初は醜い老婆であったが、とても思慮深く賢い女性である。
これは悪しき魔術師によるもので、呪いが解けると元の美しい顔になった。
グリンガレット
ガウェインの愛馬。ガウェインの絆礼装のテキストの主でもある。ガウェインを「ゴリラ」呼ばわりしてから訂正したり、訂正してもガラティーン卿だのガラェイン卿だのと名前をロクに覚えていない。絆礼装のテキストはガウェインへの敬意で〆ているかのように見せて大半が文句である。
EXTRAシリーズ
契約したマスター。主と騎士の関係性として振る舞う。
彼の欠けているものを知りながらも、敗北が死に直結するムーンセルでの戦いのため、敢えて一振りの剣として振る舞う。続編では共にギャグ落ちするものの相変わらずの忠義ぶりを見せる。
『Fate/EXTRA CCC FoxTail』では共に女湯を覗きに行く。
そんな彼にボールスを思い出す。曰く、危なっかしいところがそっくりだとのこと。
Fate/Grand Order
この世界で契約したマスター。
彼/彼女を心の正しい者だと感じ、忠誠を誓う。
関係自体は良好だが、不夜ギフト持ちのガウェインとの戦いは軽くトラウマな模様。
ベルシラックの帯の逸話の元ネタとされる説話の主人公。この事からガウェインとクー・フーリンは同一起源とされているが、ジークフリートとシグルドのように顔などは全く似ていない。
異世界のアーサー王。『コハエース』にて、その最優振りから「是非、この方に仕えてみたいです」と言いのけている。あちらからは、自分の知っているガウェイン卿と似ていると評される。
敵対関係にあるはずの湖の騎士と共に「豪華な場所にはバニーガールは必須」と騙して彼女にバニー衣装を着せた。仲いいなお前ら。居眠りアーチャーと苦労人セイバーはこの件には関わっていないようだが後者は水着獅子王のもとで給仕と思われる仕事をしている。
2019年水着イベント『水着剣豪七色勝負!』にて円卓組のカジノブロックで働かせていた。
主人公側に寝返った際には「まだ契約が残っているはず。裏切りですか。」と契約違反と裏切りを糾弾するも、本人からは「故あればあっさり裏切るものさ。悪党は。」と、いともあっさり突き放され驚いていた。主を重んじる忠義の騎士である円卓組や、本人なりの大義があった生前の主な敵対者とは全く真逆の、生粋の悪党な相手であるが故に本性を見極められなかった模様。
忠義を第一とする彼や、造反したとしてもそれぞれに主に思いを抱いていたランスロットやモードレッドなどとは別次元の人間であり、ある意味天敵と言える。短いが中々に趣深いシーン。
中の人が同じ同郷の英霊。実は第六特異点やブリテン異聞帯にてニアミスしている。
またホームズは上記のモリアーティの宿敵でもある。
ブリテン異聞帯にて自分の名を名乗る者。マイルーム会話ではその立派な体格をガレスにも見習ってもらいたいとぼやいている。だが、見ている箇所と捉え方によってはサイテー極まりない発言に聞こえてしまう。余談だが、彼女の「くっころが似合いそう」な風体が原因でその手のイラストが多数ネット上にアップされた結果、何故かガウェインのくっころイラストという誰得な代物までもが投稿されるようになり、ますますイジリの対象になっている。
ブリテン異聞帯にてモルガンの養子となった者。
つまり新しく出来た兄妹の末妹という事になる。今の所、本格的に絡んではいないが弟や妹達への対応を見る限り「心配性な兄と不器用で感情表現の苦手な妹」になると思われる。
ちなみに実装されている兄妹の中ではガウェインに次ぐ長身である。
「友と同じ名前でガウェインの家族(母親と妹)を惨殺しそれを戦果として誇った」というガウェインの全ての地雷を踏みぬく行為を行った存在。仮にその場にガウェインがいたらいくら高潔な精神を持つ彼でも想像を絶する怒りを見せていた事は間違いないだろう。クラスはガウェインが有利なランサーなので第2部6章では連れて行って家族の仇打ちをさせてやるのも手である。
ガウェインがこの世で最も憎むであろう存在。
余談
肉体派の円卓の騎士の中でもかなりがっしりとした体格だが、実は菜食主義であるという一面を持つ。「大量のポテト&ビネガー&ブレッド。そしてエールさえあれば私は満足です。」とは本人の弁。しかし、知っての通りジャガイモは南米産の作物なので、当時のブリテンには存在しなかったはずである。果たして本当にジャガイモを栽培していたのか、それとも当時のブリテン島が神代だったことを考えるにジャガイモに似た何かをジャガイモだと誤認していたのか、謎は深まるばかりである。やがてこのポテト好きという設定が定着し、ファミレスチェーンCOCOSコラボでは「カリカリポテト」の紹介を担当しており、かなりお気に召した様子。
2019年8月に行われた『4周年記念強化クエスト』の際、彼の保有スキルである「不夜のカリスマ」の効果が伝説ポケモン:グラードンのとくせい「ひでり」に似ていると話題になり、Twitterでもガウェインと共に何の関係もないグラードンがトレンド入りするという珍事が発生することになった。実際には、他にも同じ特性を持つポケモンはいるし、同じ効果を持つ技もあるのだが、イルカ&サメ狂いの姉なるものの聖杯への願いと宝具演出とも関連付けられたというのもあったのだと思われる。そのため、一部では「2人が鉢合わせしたら大変なことになるな」「誰かレックウザ呼んで来い」等ともネタにされた(ちなみに、『4周年記念強化クエスト』が行われている正にその最中、『ポケモンGO』ではレックウザの復刻イベントが行われていた)。
また、グラードンほどではないが特殊型のリザードンにも例えられた。
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