概要
概要
白井恵理子が『小説JUNE』にて連載していた三国志を題材とした4コマ漫画。
「白井式三国志」は副題であり、実際は『STOP劉備くん』『GOGO玄徳くん』『劉備くん赤壁の戦い』などのタイトルが付属する。
不謹慎なまでの時事ネタやパロディが頻繁に入るドタバタギャグであり、10年以上の長きに渡って継続されたため、序盤と最終巻ではまるっきりキャラデザが違う。第1話は昭和62年掲載であり、平成が終わり令和に突入した今でも(何回か休載しつつ)まだ連載が続いている。
そのキャラデザのベースになったのはNHK『人形劇三国志』であり、江森備の小説『私説三国志』(通称江森三国志)もパロディのネタとして多く登場している。
作者が諸葛孔明の熱狂的なファンのため基本的に蜀を舞台に話は進み、曹操や周瑜はネタキャラ扱いされているため、このことは作中でも「なんで孔明ばっかり!」などとメタ発言が飛び交っている。
映画『レッドクリフ』公開時にはレッドクリフのレビューも兼ねた赤壁編が掲載された。
様々な雑誌を転々とした末、現在は『WEBコミックトム』で連載中。
主な登場人物
主な登場人物
本作はあまりにふざけ過ぎているため、ウィキペディアの人物紹介がアンサイクロペディアみたいになっているにもかかわらず誰も気にしないという異常現象が起きている。
蜀
- 劉備:主人公。常にニコニコ明るいアホ。草鞋作りの天才。好きな女性は綾波レイ。
- 関羽:義理人情に篤い名将。ツッコミ役担当。
- 張飛:脳筋で酒好き。
- 諸葛亮:天才軍師。作者に異常にひいきされている。ギャンブルが絡むと「哭きの龍」という第二人格が生まれる。
- 趙雲:みんなのオカン。たいてい阿斗を背負っている。
- 黄忠:顔面皺だらけのジジイ。
- 馬超:本作一のバカ。
- 姜維:孔明の弟子で電波な戦闘狂。よく馬超とつるんでいる。仮面ライダーおたく。
- 徐庶:母親に振り回されている。
- 魏延:孔明のことが大嫌い。
魏
- 曹操:ゴーマンな奸臣。手先が器用で家事全般が得意だが民衆や兵士からは人望が全くない。
- 夏侯惇:ゲゲゲの鬼太郎。
- 夏侯淵:馬超のライバル。
- 郭嘉:軍師。若干子供っぽい。
- 程昱:郭嘉を目の敵にしている。
- 司馬懿:インケン。引きこもり。
- 曹丕:オカマ。
- 曹叡:チャラ男。って言うかこの人。
- 孔融:天然ドS。かつ不遇。
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孟くん玄ちゃん
『STOP劉備くん!』などの白井式三国志キャラによるパロディ会話文の詰め合わせです。 過去のものなのでネタが色々と古いのはご容赦ください。 お正月に毎年ブログに載せておりました。(一部、他の季節物もあります) 軸はやっぱり曹劉で、孔明が苦労性。ほのぼのギャグ調(?)。色気はほぼありません。 中国が舞台なのに日本のおせちを食べていたり、その頃には亡くなっていたはずの郭嘉さんが元気で出てきたりしますが気にしないでください。(めちゃくちゃ;) わざわざ投稿するような代物ではないのですが保存用にまとめておきたかったので。お暇つぶしにでも。 最近は追いきれていませんが、大好きな白井式です。15,792文字pixiv小説作品後ろを向くのは何のため
白井式三国志の仲達さんと曹叡様の話。無駄に真面目かも。 ○作中にある通り謀反の意思を持っているので、多分色々洒落にならない。 ○曹丕の代に関して少し捏造気味。 仲達×曹叡が好きですが、この話はそこまでいってないと思います。 ちなみに私は『花より三顧』内の「正常に戻ったとぬか喜びさせやがって」という台詞が二人の登場シーンで一番好きです。 表紙はこちらからお借りしました(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=54619927)2,949文字pixiv小説作品