基礎データ
| 全国図鑑 | No.0204 |
|---|---|
| ジョウト図鑑 | No.093 |
| アローラ図鑑 | No.268 |
| パルデア図鑑 | No.258 |
| ローマ字表記 | Kunugidama |
| 分類 | みのむしポケモン |
| タイプ | むし |
| 高さ | 0.6m |
| 重さ | 7.2kg |
| 性別比率 | 50%♂・50%♀ |
| 特性 | がんじょう |
| 隠れ特性ぼうじん | |
| 落とし物 | クヌギダマのから |
| タマゴグループ | むし |
各言語版での名称と由来
| 言語 | 名称 | 由来 |
|---|---|---|
| 日本語 | クヌギダマ | クヌギ+玉 |
| 英語・スペイン語・イタリア語 | Pineco | pine cone（まつぼっくり） |
| ドイツ語 | Tannza | Tannenzapfen（まつぼっくり）+Panzer（鎧・甲冑） |
| フランス語 | Pomdepik | pomme de pin（まつぼっくり）+pic（峰） |
| 韓国語 | 피콘 | pine cone（英語でまつぼっくり） |
| 中国語 | 榛果球 | 榛果(zhēnguǒ、ヘーゼルナッツ)+球(qiú) |
| ヒンズー語 | पाईनेको | 英語名の音写 |
| ロシア語 | Пайнеко | 英語名の音写 |
| タイ語 | คุนุกิดามะ | 日本語名の音写 |
進化
クヌギダマ → フォレトス（Lv.31）
概要
初登場は『金・銀』（第2世代）。
クヌギの実、もしくは松ぼっくりのような姿をしているが、タイプと分類から分かる様に、そのような蓑を身に纏うみのむしのポケモンである。
しかし同じ分類のミノムッチと違い、蓑の無い姿は未だ明かされていない為、虫というイメージは持ちにくい。
モチーフであるミノガとは異なり肉食。自身はほとんど動かず、木にぶら下がったままじっと獲物となるアブリー等のむしポケモンが飛んで来るのを待っている。
その姿をまれに木の実と間違える人もいるらしく、同じく間違えた鳥ポケモンにつつかれてしまう事もあるようだ。
口から出る液体は接着剤のような役割を持ち、空気に触れるとすぐ乾く。この液体で木の皮をくっつけて身を守る鎧を作り上げている。
そうやって殻をぶ厚くしていく事が大好きらしく、暇さえあれば、木の皮を重ねて遊ぶ。重くなっても 気にしない為、進化せずに年老いたクヌギダマはとてつもない大きさとなるらしい。
金銀が発売される直前にその存在が明かされた当時は、名前が似ているビリリダマ系統との関係が考察されていた。
事実、彼らの様に「じばく」攻撃を得意とする2代目バクダンボールであり、レベルアップで覚えられるポケモンの中では、習得するレベルが6と最も早い。
木を揺らされて食事の邪魔をされると地面に落ちていきなり爆発する他、上記の鳥ポケモンに襲われた際も爆発して追払うかなり危ないポケモンである。
ゲーム上の特徴
図鑑説明の通り、木から現れる形で出現するポケモンで、草むら等にはほとんど出てこないのが特徴。出会い頭に直ぐ「じばく」する上「とっしん」まで使うため、ちょっと捕まえ辛くしかも結構レアなので尚更大変。
『SV』（第9世代）でも木の上におり、コライドンorミライドンで木にダッシュしてぶつかると落とすことが出来る。また、たまに地上を歩いている個体を見ることがあるが、事前に木などにぶつかってなければほぼ間違いなくゾロアの擬態である。大量発生個体も地上にいるが、ゲーム内で大量発生の表示が出ているので本物かどうかの判別は容易。
性能
種族値
| HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 50 | 65 | 90 | 35 | 35 | 15 | 290 |
進化形と共に設置技の鬼、ついでに「こうそくスピン」が使えるなど地味だが便利。
第5世代から、特性「がんじょう」にオートタスキ機能が加わったことで、「いたみわけ」「どくびし」を組合わせたレベル1戦法が生まれるようになった他、HPを削るだけならその仕様を利用すれば良くなった。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
番外作品
ポケモンスタジアム金銀
ミニゲーム『イーブイのフルーツダッシュ』で登場。触れると爆風でふっとばされる上に次の番が休みになる。
ポケナガ
ヨシモトが「ポケマリ」なる遊びでクヌギダマを蹴飛ばすらしい。……爆発しないのか?なお進化させると性能がガタ落ちするので出来れば1匹は進化前の状態で残しておくこと。
ポケモンGO
レアポケモンの1匹に数えられ、当初は10kmタマゴから孵るようになっていた。だが平地でも結構出て来るのでレア度の割に地味という意見も多く、程なくして5kmタマゴから孵化するよう変更された。なお2018年8月から開催された「ジョウトウィーク」で色違いが実装された。
2020年7月以降は、クチートと入替わる形で、GOロケット団幹部の1人・アルロの先鋒として登場している（運が良ければ戦闘終了後のゲットチャレンジで色違いも手に入る）ため、入手の手間がやや緩和された。ほのお技に滅法弱いので幹部が繰出すポケモンの中では比較的御しやすいのもありがたい点である。ただし、ほのおに有効な「がんせきふうじ」や「すなじごく」を覚えていることもあるので油断は禁物。
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
レギュラーの手持ち
- タケシのクヌギダマ
- ゴウのクヌギダマ
（CV：うえだゆうじ）
新無印32話で草が生い茂った場所でアリアドスと同じくゲットされた。3年前にゴウを襲った個体と同じであったかは不明。こちらは木にぶら下がっていることが多い。
その他
アニポケ・第8シリーズ
【テラスタルデビュー編】
- 第51話『トゲトゲニャローテ!? 不思議な花ばしら』
（CV：八代拓）
野生で登場。リコロイドットがキャンプ地とした場所の直ぐ近くに木にぶら下がっていたが、ロイとホゲータが根っ子に引っ掛かって木に激突した事で落下し爆発した。
別個体も登場し、こちらはリコからはぐれていたテラパゴスと何かあったのか爆発した模様。ひっくり返ったテラパゴスをよそに木に戻っていた。さらにそばには複数おり、テラパゴスがそちらにも向かおうとしていたが、ニャローテに抱き抱えられてその場を離れた。
- 第70話『カヌチャンのハンマーは1日にしてならず』
ドットのカヌチャンに目を付けた野生のオトシドリに連れて来られ、リコ達の所へ落とされたことで自爆した。
漫画版
ポケスペ
ジョウト・カントーポケモン協会の管理ポケモンとして2匹登場してるが、レッドのフシギバナにあっさり負けている。
余談
新京成電鉄新京成線にくぬぎ山駅という似た名前の駅が存在するが恐らく無関係であろう。
- 『ブラック★ロックシューター』のキャラ・神足ユウは、その髪型からファンにクヌギダマと呼ばれている。
関連イラスト
関連タグ
0203.キリンリキ→0204.クヌギダマ→0205.フォレトス
