ライム(トレーナー)
らいむ
「語りな バイブス! 霊・生命! 勝負するフィールド!!」
キャッチコピーは『ソウルフルビート』。
一人称は「アタイ」で、二人称は「アンタ」。威勢の良い姐さん口調で喋る。
ゴーストタイプの使い手。
本業はラッパーでバトル中も熱いラップを披露してくる。プロのラッパーとしてもファンが多く、スター団のピーニャも彼女のファンである。
「アタイの歌は死者をも蘇らせる」とは彼女の談。
アカデミーで教師をしているタイムの妹で、一年半前に姉が教育に専念したいとの理由でジムリーダーを引退したため、彼女が引き継いでいる。
ちなみにアカデミーでは彼女がラップに目覚めた理由と思われる書物が置かれている。また、この書物に「デビューから40年経っている」「10代の時の出来事が理由でラッパーになった」ことが書かれているため、年齢は50〜60代の可能性が高い。「藍の円盤」での特殊会話にてタイムが「私達りっぱなババアよ」と言っていることや、本人も孫がいると言及していることからも間違いないだろう。
ジムテストは彼女のライブを盛り上げるべく前座ポケモンバトルを行う事。
すなわち『単純明快な実力勝負』である。
バトルコートはラップバトルやライブの会場だけも兼ねており、勝利する度にスポットライトが重ねられ、きらびやかになる。挑戦者も皆ゴーストタイプで、賞金も高額。
戦闘形式は、別の地方のこの人と同じように、双子でやっているわけではないもののパルデアのジムリーダー唯一のダブルバトルである。
(文字通り)骨のある勝負を求めており、実力を認めた相手にはライブを特等席から鑑賞する権利を与えようとする粋な計いを見せる事も。
相棒はハカドッグ、DJはボチが務めており、いずれも墓地をモチーフとしているのだが、なんの因果かライムがゴーストタイプ使いなのに対して、姉のタイムはいわタイプの使い手とさながら墓石を連想させる関係性となっている。
藍の円盤にてアオキとの特殊会話が発生するが、それによると現在のジムのコートは彼との契約により改装された模様。
それまでは前任者であるタイム仕様の、いわポケモン向けな岩で覆われたゴツゴツとしたコートだったらしく、ハカドックが地中に潜りにくかったと発言している。
ジムの立地が近い関係か、グルーシャとも特殊会話が発生する。
フリッジタウンの変な寿司屋(おそらくローリングドリーマーのことだと思われる)について会話する一面が見れる。グルーシャは「話を聞く限りよほどマズいんだろうね」と言っているが、「怖い物みたさに一緒に行こう」と誘っている。
レホールとの特殊会話によれば、彼女にヤバい霊が憑いてることに驚愕する一面があり、ここまでの怨霊に呪われるとは何をしたのかと問う発言が見られる。いちおう祓っておくと言っているあたり、お祓いもできるようだ。
もちろん、姉であるタイムとの特殊会話も存在し、姉に手編みのベージュのカーディガンを送られているが、ちょっとババ臭すぎると苦言を呈している。
しかし、あら、いいじゃない。私達立派にババアよと年寄りに寒さは大敵だと諭され、オフの時に着ると約束した。
また、トップチャンピオンのオモダカとの会話もある。ストーリークリア後のジム巡りの際の会話の時点で、オモダカに対してあまり良い感情を抱いていないことが示唆されていたが、ブルーベリー学園で思いがけず顔を合わせた際には得意のラップでオモダカのことを散々ディスりまくっており、案の定オモダカのことを嫌っていたことが明らかとなった……が、言われた本人はまったく動じず、逆にライムの生のラップを聴けたことに感激してしまったため、これにはさすがのライムも「あんた大した度胸だね!気に入ったよ!」と皮肉と呆れが入り混じったような反応を返すしかなかった。
褐色肌の高齢女性だが、年齢に反してかなりスタイルが良い。
ゴールデンな装飾品と化粧がアクセントとなったゴーストタイプ使いらしい黒ずくめの衣装が特徴的。前髪の形状は前髪は腕から手の骨、後ろ髪は背骨・骨盤を模している。
感情的になると何故か白目(ガラスの仮面状態)になる。
豪胆な姉御肌であり、面倒見が良く反骨精神がある性格。
地に足ついており、この人の変な相談にも現実的な回答をしている。
強気でサバサバしており、ノリが良く負けず嫌い。
相手に舐められる事が嫌いで威圧的な態度を取ることがある。
1戦目/フリッジジム
ダブルバトル形式での対決で先鋒にミミッキュとジュペッタを出してくる。
レベル40程度の悪タイプのポケモンで攻略するのが妥当と思われるがオーロンゲやノクタス、オトシドリやドンカラスはストリンダーに弱点を突かれる羽目になるので注意。
ラウドボーンを使う場合は、こちらもゴーストタイプな上に足も遅いためテラスタルして炎単タイプにした方がいい。
マスカーニャであれば高い素早さから弱点を突きやすく攻略が容易だがやはりストリンダーに注意。
ミミッキュには悪タイプが等倍でむしろこちらの弱点を突いてくる可能性もあり、対策としてデカヌチャン(かたやぶり)がいると楽になる。キリキザンがいると全体的に楽になるがそもそもレベル的に連れて行くのは稀だろう。また(ばけのかわ)に関してはなみのり等の全体攻撃で剥がす事も可能。
ダブルバトルならではの戦法として集中攻撃をするのもあり。
最高潮になると周囲に埋まっていたハカドッグが湧き出てくる。
エクスレッグがいるならふいうちで先制を取るもよし、じごくづきを使うのも良い。
『放課後のブレス』
cv:木村昴
第4話「息をあわせて」に登場。
オレンジアカデミーの校歌を歌ってくれた。
なお、演じる木村昴は、演じた時点で高齢ではない上に男性声優である。
おそらく、木村昴氏がライムと同じく、ラップを得意とすること故のキャスティングだと思われる。
ちなみに英語版ではzuri washington氏(女性)が担当されている。
『アニポケ・第8シリーズ』
cv:斉藤貴美子
初登場は『テラスタルデビュー』第52話「カイデン、強風注意報!」
真夜中に森を散策していたロイのもとにハカドッグと共に登場。
カイデンの心情をすぐに見抜き、励ましと激励のラップを送り、
ラップを聞いたロイからカッコイイと尊敬されている。
また、カプサイジを見かけたときにはこの世ならざる者から逃げてきたんだろうと推測した。
ロイがカプサイジの動画を撮ろうとした際、ロイのホゲータをじっと見つめ(本ポケはビビリまくっていたが)、「アンタ、熱いいい思いを持ってるよ。しっかりやんな。」と笑い飛ばしたあといつの間にか幽霊のようにいなくなっていた(おそらく、ライムのエキスパートタイプの関係上、ホゲータの進化先のフラグの可能性が高い。)
- 名前の由来は、柑橘類のライムとラップ用語のライム(韻を踏む)を掛けていると思われる(姉の名前も「タイム」であるので更に韻を踏んだコンボになっている)。ちなみにラップ用語のライムは英字の綴りが植物のタイムと共通しており、ラップはRhyme、植物はThymeであるためここも韻をふんでいたりする。
- モデルはおそらく女優・歌手の「ウーピー・ゴールドバーグ」。代表作にてラップを披露する場面があり、別の代表作では霊媒師役であった事がゴーストタイプ使いの所以だと思われる。
- ラッパーかつゴーストタイプ使いということで、心霊現象のラップ現象にもかかっているだろうか。
- 本作のダブルバトルはバグか仕様か、手持ち切れで空いた枠にも技相性が表示されてしまい(相性は直前までそこにいたポケモンのタイプが参照される)、あたかもまだそこに何かがいるかのような状態になる。この現象がよりにもよってゴーストタイプのジム戦で起きるためプレイヤーに心霊現象を連想させ、「本当のゴースト」「ゆうれいの再来」などとネタにされている。
- リーグ部に特別講師として呼ばれた際のオモダカとの特殊会話では、オモダカとの地位の差に物怖じせずに普段の対応についてラップで直接文句を言っている。オモダカはそれに対して「ソウルフルビート ライムさんの生のラップを拝聴できるとは……私感激してしまいました」と珍しい反応をしている。
タイム…本編で姉妹関係が示唆されていた人物。藍の円盤の特別講師の特殊会話にて姉妹だと明確に判明する。
他のゴーストタイプの使い手
キクコ マツバ フヨウ メリッサ(トレーナー) シキミ アセロラ(ポケモン) オニオン(トレーナー)
ダブルバトル形式のジムリーダー
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特にネズとは『様々な課題を用意されている地方の中でジムチャレンジが純粋に実力勝負』という繋がりがある。
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