概要
面積:約7,104km2
人口:約68万人(2021年9月時点)
島としての四国南部に位置し、北西方面で愛媛県、北東方面で徳島県と隣接。
県域は旧土佐国に該当し、大半が地形の険しい山林が占める。
高知平野や安芸平野などを除いて、各河川の河口部の低地も割合も少ない。
地理
北は四国山地が東西を横断し、最高峰は徳島との県境にある標高1,894mの三嶺(みうね)。
南は太平洋に広く面していて海岸線が長く、西部はリアス式海岸、東部は隆起海岸で平な砂浜が広がっている。
気候は古くから南国とも言われるほど一年を通して温暖であるが、日本有数の降雨地帯で台風の接近や上陸も多い。
市町村
略史
戦国時代は四国を統一した長宗我部氏が支配。
江戸時代に初代山内一豊を初代藩主とする外様の土佐藩が置かれた。
幕末には明治維新の実現に活躍した多くの志士を輩出する。
1871年の廃藩置県で高知県が成立。
1876年に現在の徳島県を編入するが1880年に分離し現在に至る。
経済
温暖な気候や豊富な雨水、沖合いを流れる黒潮などによる恩恵もあって農業や林業、水産業が盛んである。
米の二期作、メロン、スイカ、野菜などの施設栽培の他、日本一のシェアで知られる柚子の栽培などが行われている。
かつては沿岸捕鯨の地で、現在はカツオやマグロ漁、ハマチ養殖などが知られる。
工業では、セメント、パルプ、製紙、木材などの加工が盛んで、高知空港の再整備による物流政策によって機械や電子部品などメーカーも進出している。
県民性
地形・交通の関係事情により独自の気風を有している。行動性が大きい反面、財布の紐は緩いとみなされやすい。
男性は「いごっそう」と呼ばれ、権威への意識は薄いものの、頑固で強情かつ、熱しやすく冷めやすい傾向が多いとされる。その分、要らぬトラブルを呼び込みやすいこともある。
女性は「はちきん」と呼ばれ、気が強く短い反面、活発でたくましい傾向が多いとされる。おだてられると弱いとも。
男女ともに、権威に対しては妥協せず、酒を好む傾向が高いともされている。
交通
空港
高知空港(高知龍馬空港) (南国市)
旅客鉄道
とさでん交通線以外は全て非電化区間である。
有料道路
主なテレビ・ラジオ局
NHK高知放送局
主な有名出身者・関連人物
歴史上の偉人
学者
漫画家
芸能人
スポーツ
朝青龍(留学)
朝潮太郎(4代)
その他
主な関連作品
君のいる町(終盤辺り)