神撃のバハムート
しんげきのばはむーと
概要
本作は「伝説の英雄」「神々」「魔物」が封じられたカードを用いて対戦及びイベント進行をするソーシャルカードゲーム。クエストやイベント報酬・ガチャで入手したカードを育成・進化させてデッキを強化していく。
2021年9月には10周年を迎え、さまざまなイベントが行われている。それは、ある意味でもバハムートからの客演組のいる作品(グランブルーファンタジー、Shadowverseなど)にも……。
2022年1月31日より開催の「不幸な王女と終わらない旅」をもって実質的なサービス終了を発表し、新規のシナリオやカードおよびガチャの更新も停止。
以降は、過去イベントを遊べる「回想録」のみとなり、収録内容は随時追加されている。
カード
ファンタジー要素が多い本作品はモンスター系カードの割合もそれなりにあるが、美少女・イケメンのカードも多分にある。むしろ最近はこの路線の方が強い。誰しもが知っているキャラクター(織田信長、オーディン、バハムート、etc)が多いが、オリジナルキャラクターのカードにも人気が出てきている。また、擬人化や性転換されているものも多く存在していて、織田信長は女性であり、ケルベロスも擬人化+女性である。
2013年5月以降のイベント進行役やイベント報酬カードには有名声優によるボイスが追加されている。ボイスはスマートフォン限定。
・・・ちなみに武藤敬司がバッハのヅラを着用したバッハ武藤なるカードが存在する。(公式が病気?)
2014年1月に初音ミクぐらふぃコレクションとコラボレーションキャンペーンを行い、初音ミク・鏡音リン・鏡音レン・巡音ルカがカード化された。
2017年2月には、ユーリ!!!onICEとの異色コラボが実現、勝生勇利、ヴィクトル・ニキフォロフ、ユーリ・プリセツキーの3人がカード化された。
2017年3月にはゼロの使い魔の原作完結記念コラボが復刻も合わせて2回連続で行われた。
初のぷちキャラ主体のイベントであり、ボリュームも熱が入っている。
カードとして収録された人物もルイズ、平賀才人、シエスタ、タバサ、キュルケ、アンリエッタ、ギーシュ、シルフィードと大人数である。
本作品に関わらずソーシャル系ゲームはガチャを回すか回さないかで色々と差が生まれてくるが、当然有料なので納金は計画的に行い、その上でゲームを楽しむようにしよう。
属性
属性は3種存在し、ゲーム開始時にどれか1つの属性を選択する。
史実や神話上の英雄などが含まれる。
ファイターやウィッチなど、職業系もこちら。
初期には男性が多めだったが、現在はそうでもない。
神、天使、妖精、神獣などが含まれる。
神官など神聖なイメージを持つ人間もこちら。
悪魔、ドラゴン、死霊、クリーチャーなどが含まれる。
堕天使やダークエルフ、悪魔と契約した人間など悪堕ちした人物もこちら。
淫魔なども含まれるためにやや絵面がエロい女性が多く、プレイヤー人口が3属性中最多。
系統
属性に関係なく、6つの系統に分類される。最初は一つのカードに一系統だったが、後に二系統持つカードも登場するようになった。
例:ケルベロス…ビースト/ミソロジー、相棒を連れている人物…メインの人物の系統/相棒の系統
- メイル
男性の系統。
- フィメイル
女性の系統。
- ドラゴン
ドラゴンの系統。
バハムートに代表される西洋竜、ワイバーン種、東洋の龍まで見た目は様々。
- ビースト
動物たちの系統。ただし、哺乳類と鳥類限定。
獣耳や有翼、ケンタウロスのような半人半獣も含まれる。
- ミソロジー
神話、聖書上の存在、所謂神の系統。
だったが、複数系統の実装に伴って英雄、獣、龍などもこの系統を持つようになった。
- アザーズ
上記5系統に含まれないもの。
イベント
聖戦
いわゆるギルド対抗戦。このゲームの目玉イベントであり、毎回何らかの追加要素や調整が加えられながら毎月末に開催される。
90分又は60分の間にお互いの騎士団員が相手の騎士団員とバトルを繰り返し、どちらの騎士団が多くポイントを稼いだかで勝敗が決まる。なお、騎士団に参加していなくても聖戦開始前に自動で臨時騎士団(聖戦オンリーの騎士団、聖戦終了時に自動解散)に振り分けられるので誰でも参加可能。
役職と役職スキルが存在し、これらの役職の振り分けやスキルの組み合わせで生まれる相乗効果が聖戦の勝敗に大きく影響する。
各騎士団の個性が出る戦術や、団員同士の連携からくる一体感がプレイヤーに楽しさを感じさせる作りとなっている。
ただし、上位の騎士団の戦いでは連携は出来て当たり前の事であり、そこから先はやはり「多々買わなければ生き残れない」のである・・・。
邂逅の盤界
最近追加されたぷちキャライベントの一種。アーカルムの転世のパクリと言う感想も聞こえる。ビンゴなどでの限界突破アイテムがもらえ、5つの難易度がある。後半ゲージになると、各種バハムートはカタストロフィー系を使い、例外としてアルビオンバハムートは、初っ端から(1ゲージ目の終わり、2ゲージ目の前半)カタストロフィノウムをぶつけてくる。因みにボスは10周年イベントに登場した、シャドウ・エクリプス・アルビオン・アナザー・インフェルノ、そして創生竜の各種バハムートとなっている。どの難易度でも一応はカタストロフィー系を使う。
システム
システム面が非常に充実しており、快適にゲームをプレイできるよう工夫されている。
バザー
手持ちのカード・アイテムを出品する事で画面を見ていない間でも取引が可能。名前やレアリティ、手持ちカード等から検索したり、相手の希望品で絞り込めたりと検索機能も充実。
最近の取引成立履歴から相場を調べたり、さらには規約違反(RMT等)と思わしき取引を通報する機能まである。
プレゼント
イベント報酬や課金ガチャで引いたカード等が入れられる取り出し専用のカード置き場。レアリティやコスト別で絞り込んで受取る事も出来る。
カード強化の素材にプレゼント内のカードを直接使用する事も出来、非常に便利な作りになっている。
自動強化・売却
クエストや無料ガチャで入手した低レアリティカードを、自動的に他のカードの強化に使用したり、売却したりさせる事が出来る。
倉庫
無料倉庫はほんの少し、有料倉庫は大量にカードを保管しておける。ゲーム内で入手できる倉庫チケットを利用すれば課金無しで有料倉庫が利用可能。
4コマのバハムート
アプリ内から閲覧できる4コマ漫画。実際はカラーの1コマとモノクロの4コマの計5コマ。
日曜日以外はほぼ毎日更新されており、現在すでに1000話を超えている。
ノーマルレアリティカードである「ファイター」「スケルトン」「ハンサ」の3人(2人と1羽)をメインに、各カードやイベントストーリーをネタにしている。
ゲーム内でのプレイヤーにあたる「騎士」は登場しておらず、イベント中のネタはファイターが騎士の代わりを務める。
作者は明かされていないが、絵柄の違いから、おそらく複数名いると推測されている。
初期の頃は取り立てて特徴の無い普通のギャグ漫画だったのだが、徐々に不穏な空気になり始め、300話を越えた辺りからは完全に底無しのマッドネス空間と化している。
主役なので数々の人物と戦うが所詮最低レアリティなので振り回されっ放しで死ぬ(そして説明もなく蘇る)ファイターを始め、アンデッドの特徴を活かして多くの骨ボケを披露するスケルトン、聖鳥であるはずが誰からも食材としか見られていないマスコット気取りのハンサ、こちらも最低レアリティのはずがほぼ100%の致死率を誇る手品(という名の殺戮ショー)を強制する「ルーキーマジシャン」、デフォルメされ過ぎて元のキャラと別人にしか見えない「ベビーフェルパー」、ゲームの時点でイラストが独特過ぎてホラー扱いされる「ルークノッカー」、鞭と見れば全く関係ない場面にも出張するドMメイド天使「チェレッタ」、全身から触手を伸ばし会う人全員から気味悪がられるにゅるにゅるおじさんこと「ユリウス」、ダークドラグーンなのに高い育児スキルを発揮してしまったためにファイターたちにいじられ続ける羽目になった「フォルテ」…等など、その暴力的なまでのネタには枚挙に暇がない。
テレビアニメ
2014年秋よりTOKYOMXほかにて放送。詳細はリンク先を参照。
上記のGENESISの二期。2017年4月から放送された。放送枠はGENESISと異なり、アニメイズムで放送される。
「マナリアフレンズ」
上記のGENESISとは別枠扱い。2016年春アニメとしてウルトラスーパーアニメタイム枠で放送予定だったが見合わせとなった。
その後、2018年8月末に配信されたネットラヂオ番組「ラジオ神撃のバハムート」(通称バハラジ)の最終回において、公式より続報を待てという発表がなされた。同年10月2日に2019年1月から放送予定である事が判明した。
漫画
「神撃のバハムートTWIN HEADS」
神撃のバハムートGENESISの続編。2016年8月21日より2017年8月20日まで連載された。全3巻。
「バハりMAX」
上記のGENESISのスピンオフ漫画。2016年8月28日から2017年1月29日まで連載された。
「マナリアフレンズ」
上記のGENESISとは別枠扱い。2016年5月8日から2017年11月26日まで連載された。全2巻。